JP2529430B2 - クロス触媒 - Google Patents
クロス触媒Info
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- JP2529430B2 JP2529430B2 JP1340630A JP34063089A JP2529430B2 JP 2529430 B2 JP2529430 B2 JP 2529430B2 JP 1340630 A JP1340630 A JP 1340630A JP 34063089 A JP34063089 A JP 34063089A JP 2529430 B2 JP2529430 B2 JP 2529430B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
- F01N3/10—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
- F01N3/24—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by constructional aspects of converting apparatus
- F01N3/28—Construction of catalytic reactors
- F01N3/2803—Construction of catalytic reactors characterised by structure, by material or by manufacturing of catalyst support
- F01N3/2835—Construction of catalytic reactors characterised by structure, by material or by manufacturing of catalyst support fibrous
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は石油系（天然ガス系を含む）燃焼排ガスの浄
化フィルター用触媒および触媒燃料用触媒に利用される
クロス触媒に関するものである。
化フィルター用触媒および触媒燃料用触媒に利用される
クロス触媒に関するものである。
従来の技術 従来のクロス触媒は、単一の無機繊維を撚糸とし、撚
糸を縦糸横糸として織った布を基材にし、布の表面に担
体担持、触媒担持することを通常としていた。まれには
縦糸用撚糸と横糸用撚糸の素材を変更し、布の強度を上
げることもあったが布を織る時に使用される単位撚糸は
必ず単一素材で作られるか、熱収縮率の同一の素材で出
来ていた。これらは触媒に使用される基材を生産しやす
いこと、触媒の表面仕上りがなめらかなこと、触媒加工
温度を高温度にできることにより高性能触媒の製作が可
能なる為であった。
糸を縦糸横糸として織った布を基材にし、布の表面に担
体担持、触媒担持することを通常としていた。まれには
縦糸用撚糸と横糸用撚糸の素材を変更し、布の強度を上
げることもあったが布を織る時に使用される単位撚糸は
必ず単一素材で作られるか、熱収縮率の同一の素材で出
来ていた。これらは触媒に使用される基材を生産しやす
いこと、触媒の表面仕上りがなめらかなこと、触媒加工
温度を高温度にできることにより高性能触媒の製作が可
能なる為であった。
発明が解決しようとする課題 一方、基材を織布で保つ場合には織布の厚みに限界が
あり、浄化ガスの触媒との接触面積が小さい為に浄化ガ
ス流量浄化能力等に問題があった。
あり、浄化ガスの触媒との接触面積が小さい為に浄化ガ
ス流量浄化能力等に問題があった。
また、従来の接触面積を増加させる方法は、織布を作
る撚糸を相互に近ずけることにより単位面積当りの撚糸
数を増加させる方法や、基材である無機繊維布の表面に
高表面積を持つ担体を担持させる方法等が普通である
が、表面積を増加させるには限度があり、いかに表面積
を増加させるかがクロス触媒の未解決課題となってい
た。
る撚糸を相互に近ずけることにより単位面積当りの撚糸
数を増加させる方法や、基材である無機繊維布の表面に
高表面積を持つ担体を担持させる方法等が普通である
が、表面積を増加させるには限度があり、いかに表面積
を増加させるかがクロス触媒の未解決課題となってい
た。
課題を解決するための手段 本発明のクロス触媒は上記課題を解決するため、熱収
縮率の異なる無機繊維を組み合わせた撚糸を再度組み合
せた撚糸を縦糸もしくは横糸のいずれか一方、または両
方に用いて織られた布を基材とし、その表面に担体、触
媒材料を設けたものである。
縮率の異なる無機繊維を組み合わせた撚糸を再度組み合
せた撚糸を縦糸もしくは横糸のいずれか一方、または両
方に用いて織られた布を基材とし、その表面に担体、触
媒材料を設けたものである。
または、熱収縮率の異なる無機繊維を組み合わせた撚
糸と、前記無機繊維の内、熱収縮率の同一なる無機繊維
のみの撚糸を再度組み合せた撚糸を縦糸もしくは横糸の
いずれか一方、または両方に用いて織られた布を基材と
し、その表面に担体、触媒材料を設けたものである。
糸と、前記無機繊維の内、熱収縮率の同一なる無機繊維
のみの撚糸を再度組み合せた撚糸を縦糸もしくは横糸の
いずれか一方、または両方に用いて織られた布を基材と
し、その表面に担体、触媒材料を設けたものである。
または、熱収縮率の同一なる無機繊維のみの撚糸と前
記無機繊維と異なる熱収縮率を持った同一なる無機繊維
のみの撚糸とを再度組み合せて撚糸を縦糸もしくは横糸
のいずれか一方または両方に用いて織られた布を基材と
し、その表面に担体、触媒材料を設けたものである。
記無機繊維と異なる熱収縮率を持った同一なる無機繊維
のみの撚糸とを再度組み合せて撚糸を縦糸もしくは横糸
のいずれか一方または両方に用いて織られた布を基材と
し、その表面に担体、触媒材料を設けたものである。
作用 上記構成により、各撚糸内に隙間ができ、触媒機材の
表面積が増加する。
表面積が増加する。
実施例 以下、本発明の実施例について説明する。
第１図において１および２は無機繊維であり、熱収縮
率が異なる無機繊維により、織布状とした後に、熱を加
えることにより、各撚糸内に隙間ができている。即ち、
収縮率の小さい無機繊維が撚糸の外径を広げる方向とな
り、多くの隙間が撚糸内にできている。第２図は第１図
の撚糸を使用した織布機材を示している。
率が異なる無機繊維により、織布状とした後に、熱を加
えることにより、各撚糸内に隙間ができている。即ち、
収縮率の小さい無機繊維が撚糸の外径を広げる方向とな
り、多くの隙間が撚糸内にできている。第２図は第１図
の撚糸を使用した織布機材を示している。
なお、第３図は全てが同一素材の無機繊維１で撚糸を
作った従来例であり、全ての無機繊維が同一収縮率であ
るため、単純な幾何学的な形を示し、隙間が少ないこと
がわかる。また、第４図は、従来の撚糸を使用した織布
機材を示している。
作った従来例であり、全ての無機繊維が同一収縮率であ
るため、単純な幾何学的な形を示し、隙間が少ないこと
がわかる。また、第４図は、従来の撚糸を使用した織布
機材を示している。
なお、第２図、第４図において、３は同一無機繊維を
撚糸とした縦糸であり、４は同一無機繊維を撚糸とした
横糸である。５は異なる熱収縮率を有する無機繊維を撚
糸とした横糸である。
撚糸とした縦糸であり、４は同一無機繊維を撚糸とした
横糸である。５は異なる熱収縮率を有する無機繊維を撚
糸とした横糸である。
第２図と第４図の織布基材を使用した触媒の能力を比
較すると第１表の如くなる。
較すると第１表の如くなる。
即ち、無機繊維素材をうまく組みあわせることにより
本発明実施例は従来例に比較して約30％の能力アップが
可能である。もし第２図の縦糸３を横糸５と同様の撚糸
を用いた場合にはより能力アップがはかられる。
本発明実施例は従来例に比較して約30％の能力アップが
可能である。もし第２図の縦糸３を横糸５と同様の撚糸
を用いた場合にはより能力アップがはかられる。
（具体例１） シリカ純度80％の繊維とアルミナ純度90％の繊維を各
50％占有率で撚糸を作り、布を織り、1100℃の熱処理を
行なった織布基材を使用した触媒能力を比較すると第２
表の如くなる。
50％占有率で撚糸を作り、布を織り、1100℃の熱処理を
行なった織布基材を使用した触媒能力を比較すると第２
表の如くなる。
（具体例２） シリカ純度80％の繊維とアルミナ純度70％の繊維を4
0:60の比率で撚糸を作り布を織り1100℃の熱処理を行な
った織布基材を使用した触媒能力を比較すると第３表の
如くなる。
0:60の比率で撚糸を作り布を織り1100℃の熱処理を行な
った織布基材を使用した触媒能力を比較すると第３表の
如くなる。
なお、実施例ではいずれも重量を同一に合わせている
が、重量を変化させることも可能であり、担体を変化さ
せることにより浄化能をアップさせることは可能であ
る。
が、重量を変化させることも可能であり、担体を変化さ
せることにより浄化能をアップさせることは可能であ
る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、隙間の多い撚糸により
織布機材を構成してなるので高い浄化能を有するクロス
触媒を提供することができる。
織布機材を構成してなるので高い浄化能を有するクロス
触媒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示すクロス触媒に用いられ
る撚糸の側面図、第２図は同クロス触媒の織布機材の平
面図である。第３図は従来のクロス触媒に用いられた撚
糸の側面図、第４図は同クロス触媒の織布機材の平面図
である。 1,2……無機繊維、３……縦糸、５……横糸。
る撚糸の側面図、第２図は同クロス触媒の織布機材の平
面図である。第３図は従来のクロス触媒に用いられた撚
糸の側面図、第４図は同クロス触媒の織布機材の平面図
である。 1,2……無機繊維、３……縦糸、５……横糸。
Claims (3)
- 【請求項１】熱収縮率の異なる無機繊維を組み合わせた
撚糸を再度組み合せた撚糸を縦糸もしくは横糸のいずれ
か一方、または両方に用いて織られた布を基材とし、そ
の表面に担体、触媒材料を設けたクロス触媒。 - 【請求項２】熱収縮率の異なる無機繊維を組み合わせた
撚糸と、前記無機繊維の内、熱収縮率の同一なる無機繊
維のみの撚糸を再度組み合せた撚糸を縦糸もしくは横糸
のいずれか一方、または両方に用いて織られた布を基材
とし、その表面に担体、触媒材料を設けたクロス触媒。 - 【請求項３】熱収縮率の同一なる無機繊維のみの撚糸と
前記無機繊維と異なる熱収縮率を持った同一なる無機繊
維のみの撚糸とを再度組み合せて撚糸を縦糸もしくは横
糸のいずれか一方または両方に用いて織られた布を基材
とし、その表面に担体、触媒材料を設けたクロス触媒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1340630A JP2529430B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | クロス触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1340630A JP2529430B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | クロス触媒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03207453A JPH03207453A (ja) | 1991-09-10 |
| JP2529430B2 true JP2529430B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=18338815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1340630A Expired - Fee Related JP2529430B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | クロス触媒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529430B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4303850C1 (de) * | 1993-02-10 | 1994-10-13 | Alfred Buck | Vorrichtung zur katalytischen Reinigung von strömenden Gasen, insbesondere von Abgasen von Verbrennungsmotoren |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56102943A (en) * | 1980-01-18 | 1981-08-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Catalyst |
| JPH0661463B2 (ja) * | 1986-12-01 | 1994-08-17 | 松下電器産業株式会社 | 担体および触媒体 |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1340630A patent/JP2529430B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03207453A (ja) | 1991-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |