JP2529381B2 - 超電導回転電機の冷媒給排装置 - Google Patents
超電導回転電機の冷媒給排装置Info
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- JP2529381B2 JP2529381B2 JP1073901A JP7390189A JP2529381B2 JP 2529381 B2 JP2529381 B2 JP 2529381B2 JP 1073901 A JP1073901 A JP 1073901A JP 7390189 A JP7390189 A JP 7390189A JP 2529381 B2 JP2529381 B2 JP 2529381B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Superconductive Dynamoelectric Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、超電導回転電機の冷媒給排装置に関する
ものであり、さらに詳しくいうと、超電導コイルを備え
た回転子の軸端開口部および軸端近くの軸外周部にそれ
ぞれ極低温冷媒の供給部と排出部を備え、固定側フレー
ムが前記の供給，排出部を包囲してなる超電導回転電機
の冷媒給排装置に関するものである。
ものであり、さらに詳しくいうと、超電導コイルを備え
た回転子の軸端開口部および軸端近くの軸外周部にそれ
ぞれ極低温冷媒の供給部と排出部を備え、固定側フレー
ムが前記の供給，排出部を包囲してなる超電導回転電機
の冷媒給排装置に関するものである。
［従来の技術］ 超電導回転電機においては、回転子に内蔵された超電
導コイル液体He等の冷媒で極低温に保持する必要があ
る。このため固定側の冷凍機より回転子に極低温冷媒と
しての液体Heを供給し、超電導コイルから吸熱して気化
したHeガスを回収するための冷媒給排装置が回転子の一
端に設けられる。
導コイル液体He等の冷媒で極低温に保持する必要があ
る。このため固定側の冷凍機より回転子に極低温冷媒と
しての液体Heを供給し、超電導コイルから吸熱して気化
したHeガスを回収するための冷媒給排装置が回転子の一
端に設けられる。
第３図，第４図は特開昭59−53080号公報に示された
従来の超電導回転電機の冷媒給排装置を示し、図におい
て、真空層（２）を有する低温冷媒供給管（３）をギャ
ップ（12）を介して囲む真空層（５）を有する中空回転
軸（20）は、その外周側に冷媒の排出通路（6A）と排出
口（7A）を備えている。この冷媒供給、排出部は固定側
フレーム（９）で囲まれ、冷媒供給側と排出側を隔てる
軸シール（10A）および冷媒排出部を大気を隔てる軸シ
ール（10B）が設けられている。（４）は回転子軸（2
0）の中心孔配管、（８）はフレーム（９）に設けた冷
媒排出口、（11）は軸受である。
従来の超電導回転電機の冷媒給排装置を示し、図におい
て、真空層（２）を有する低温冷媒供給管（３）をギャ
ップ（12）を介して囲む真空層（５）を有する中空回転
軸（20）は、その外周側に冷媒の排出通路（6A）と排出
口（7A）を備えている。この冷媒供給、排出部は固定側
フレーム（９）で囲まれ、冷媒供給側と排出側を隔てる
軸シール（10A）および冷媒排出部を大気を隔てる軸シ
ール（10B）が設けられている。（４）は回転子軸（2
0）の中心孔配管、（８）はフレーム（９）に設けた冷
媒排出口、（11）は軸受である。
以上の構成により、冷凍機からの冷媒（１）は冷媒供
給管（３）を介して回転子側に供給され、回転子（20）
の中心孔配管（４）を通り、図示しない超電導界磁コイ
ルを内蔵するコイル取付軸へと送られる。一方、吸熱気
化した冷媒は冷媒給排装置へ導かれ、円心円筒間の隙間
である排出通路（6A）を取り、排出口（7A）から固定側
に排出され、冷凍機へと送られる。
給管（３）を介して回転子側に供給され、回転子（20）
の中心孔配管（４）を通り、図示しない超電導界磁コイ
ルを内蔵するコイル取付軸へと送られる。一方、吸熱気
化した冷媒は冷媒給排装置へ導かれ、円心円筒間の隙間
である排出通路（6A）を取り、排出口（7A）から固定側
に排出され、冷凍機へと送られる。
［発明が解決しようとする課題］ 従来の超電導回転電機の冷媒給排装置は、以上のよう
に冷媒排出路を同心円筒間の隙間で形成していたため、
回転軸部が多重円筒構造となっており、製作が容易でな
かった。また、軸受とシールが、一体の軸部に対して取
付けれているため、シールの損傷時の取替えやメインテ
ナンスが容易でなかった。
に冷媒排出路を同心円筒間の隙間で形成していたため、
回転軸部が多重円筒構造となっており、製作が容易でな
かった。また、軸受とシールが、一体の軸部に対して取
付けれているため、シールの損傷時の取替えやメインテ
ナンスが容易でなかった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、製作が容易で工作精度の向上を図ることが
できるとともに、シールだけの交換が容易にできる超電
導回転電機の冷媒給排装置を得ることを目的とする。
れたもので、製作が容易で工作精度の向上を図ることが
できるとともに、シールだけの交換が容易にできる超電
導回転電機の冷媒給排装置を得ることを目的とする。
［課題を解決するための手段］ この発明に係る超電導回転電機の冷媒給排装置は、冷
媒排出部の軸部が回転軸部本体と分離可能な円筒になっ
ており、冷媒排出通路は前記円筒に設けた軸方向孔と径
方向孔とを連通させて形成されている。
媒排出部の軸部が回転軸部本体と分離可能な円筒になっ
ており、冷媒排出通路は前記円筒に設けた軸方向孔と径
方向孔とを連通させて形成されている。
［作 用］ この発明においては、冷媒排出部の軸部としての円筒
に軸方向孔と径方向孔とをあけ連通させることにより形
成した流路を通して、冷媒を固定側に排出する。また、
シールの損傷時等には、冷媒排出部の軸部を回転軸部本
体から取外し、シールを交換する。
に軸方向孔と径方向孔とをあけ連通させることにより形
成した流路を通して、冷媒を固定側に排出する。また、
シールの損傷時等には、冷媒排出部の軸部を回転軸部本
体から取外し、シールを交換する。
［実施例］ 第１図，第２図はこの発明の一実施例を示し、図にお
いて、回転軸側冷媒排出部（21）は回転軸（20）とボル
ト（22）によって結合されている。冷媒排出部（21）に
設けられた冷媒排出通路（６）は軸方向にあけた孔であ
り、径方向の孔である排出口（７）と連通しており、さ
らに冷媒排出用パイプ（23）に接続されている。
いて、回転軸側冷媒排出部（21）は回転軸（20）とボル
ト（22）によって結合されている。冷媒排出部（21）に
設けられた冷媒排出通路（６）は軸方向にあけた孔であ
り、径方向の孔である排出口（７）と連通しており、さ
らに冷媒排出用パイプ（23）に接続されている。
冷媒排出部（21）は、低温脆性のない磁性鋼、例えば
９％Ni鋼で作られており、シールが磁性流体シールの場
合、磁気回路の形成が容易である。
９％Ni鋼で作られており、シールが磁性流体シールの場
合、磁気回路の形成が容易である。
その他、第３図、第４図におけると同一符号は同一な
いし相当部分である。
いし相当部分である。
以上の構成により、冷凍機からの冷媒（１）は静止側
冷媒供給管（３）介して回転子側に供給され、回転子軸
（20）の中心孔配管（４）を通り、図示しない超電導体
界磁コイルを内蔵するコイル取付軸へと送られる。一
方、超電導界磁コイルを冷却し気化た冷媒は、排出用パ
イプ（23）を経て、冷媒排出部（21）に導かれ、排出用
通路（６）を通って固定側へ排出される。
冷媒供給管（３）介して回転子側に供給され、回転子軸
（20）の中心孔配管（４）を通り、図示しない超電導体
界磁コイルを内蔵するコイル取付軸へと送られる。一
方、超電導界磁コイルを冷却し気化た冷媒は、排出用パ
イプ（23）を経て、冷媒排出部（21）に導かれ、排出用
通路（６）を通って固定側へ排出される。
また、シールの損傷時等には、ボルト（22）によって
締結されている冷媒排出部（21）を回転子軸（20）から
取外し、シールを、また場合によっては冷媒排出部（2
1）をも容易に取替えることができる。
締結されている冷媒排出部（21）を回転子軸（20）から
取外し、シールを、また場合によっては冷媒排出部（2
1）をも容易に取替えることができる。
［発明の効果） 以上のように、この発明によれば冷媒排出通路（６）
は、軸方向に孔をあけることによって容易に形成できる
ため、装置の製作が容易になり、また加工精度も向上す
る。また、シールは冷媒排出部に対して取付けられてお
り、冷媒排出部は回転子軸にボルト結合されているた
め、シールの損傷時の取替えやメインテナンスが容易に
なる。
は、軸方向に孔をあけることによって容易に形成できる
ため、装置の製作が容易になり、また加工精度も向上す
る。また、シールは冷媒排出部に対して取付けられてお
り、冷媒排出部は回転子軸にボルト結合されているた
め、シールの損傷時の取替えやメインテナンスが容易に
なる。
第１図はこの発明の一実施例の要部縦断面図、第２図は
第１図のII−II線に沿う平面での断面図、第３図は従来
の超電導回転電機の冷媒給排装置の要部縦断面図、第４
図は第３図のIV−IV線に沿う平面での断面図である。 （１）は供給冷媒、（２）は真空断熱層、（３）は静止
側冷媒供給管、（６）は冷媒排出通路、（７）は冷媒排
出口、（20）は回転子軸、（21）は回転子軸側冷媒排出
部。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
第１図のII−II線に沿う平面での断面図、第３図は従来
の超電導回転電機の冷媒給排装置の要部縦断面図、第４
図は第３図のIV−IV線に沿う平面での断面図である。 （１）は供給冷媒、（２）は真空断熱層、（３）は静止
側冷媒供給管、（６）は冷媒排出通路、（７）は冷媒排
出口、（20）は回転子軸、（21）は回転子軸側冷媒排出
部。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】超電導コイルを備えた回転子軸の軸端の開
口部に設けられた極低温冷媒の供給部と、前記軸端近く
の軸外周部に設けられた前記極低温冷媒の排出部と、こ
の排出部および前記供給部を包囲する固定側フレームを
備えてなる超電導回転電機の冷媒給排装置において、前
記冷媒排出部の円筒でなる軸部が前記回転子軸の軸部本
体と分離可能になっており、かつ、冷媒排出通路が前記
円筒に設けた軸方向孔と径方向孔とを連通して形成され
ていることを特徴とする超電導回転電機の冷媒給排装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1073901A JP2529381B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 超電導回転電機の冷媒給排装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1073901A JP2529381B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 超電導回転電機の冷媒給排装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02254962A JPH02254962A (ja) | 1990-10-15 |
| JP2529381B2 true JP2529381B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=13531564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1073901A Expired - Fee Related JP2529381B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 超電導回転電機の冷媒給排装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529381B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10050371A1 (de) * | 2000-10-11 | 2002-05-02 | Siemens Ag | Vorrichtung mit im kryogenen Temperaturbereich ferromagnetischem und mechanisch belastbarem Bauteil |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5426411A (en) * | 1977-07-30 | 1979-02-28 | Fuji Electric Co Ltd | Ultralow temperature refrigeratnt in-out device for super-conductive rotary machine |
| JPS5976149A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-01 | Hitachi Ltd | 超電導回転子のヘリウム給排装置 |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP1073901A patent/JP2529381B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02254962A (ja) | 1990-10-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |