JP3061810U - 蒸溜水冷却装置 - Google Patents

蒸溜水冷却装置

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JP3061810U
JP3061810U JP1999001141U JP114199U JP3061810U JP 3061810 U JP3061810 U JP 3061810U JP 1999001141 U JP1999001141 U JP 1999001141U JP 114199 U JP114199 U JP 114199U JP 3061810 U JP3061810 U JP 3061810U
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water
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pipe
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JP1999001141U
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誠一 丹
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誠一 丹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、製薬及び食品製造の分野、又は病
院等に設備されて純粋蒸溜水を用水として使用するサニ
タリー配管中に配備されて高温の蒸溜水を適温に冷却す
る装置に関するもので、冷却装置全体を小さくコンパク
トに構成して、簡単安価に提供し且つ効率よく蒸溜水を
適温に冷却することを可能とする。 【解決手段】 密閉された外筒に対してその中空内部に
中小の内筒を多重に備え、外筒内の中小内外筒間の空隙
を経て一端より流入して他端側へ流出するように冷却水
入口及び冷却水出口を設けてなる冷却缶に、冷却すべき
蒸溜水を端部の蒸溜水入口より他端の蒸溜水出口へ送出
されるように構成されたストレート管往復型の第1.第
2…の水管群を組込んでなり、前記第1の水管は小内筒
の内部の通路に、第2の水管は中小の内筒間の空隙から
なる通路に、また第3の水管は外筒と中内筒の間の空隙
からなる通路に、夫々軸心と平行に設けることにより、
設置場所の問題、配管接続の問題を解消し簡単な構成で
効率のよい冷却装置を提供するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、製薬及び食品製造の分野、又は病院等に設備されて純粋蒸溜水を用 水として使用するサニタリー配管中に配備されて高温の蒸溜水を適温に冷却する 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サニタリーの分野で使用される高純度の純粋蒸気または、蒸溜水は供給水を蒸 気発生装置の蒸発缶から分離器を経て製造される為得られた純粋蒸気は摂氏85 〜90度の高温であり、従ってこれを常温程度に下げるために冷却器が使用され ている。従来、このような冷却器としては図5に示す装置が一般的である。この 図5に示す従来の冷却器は、夫々に独立した円筒状の複数の外套51.52.5 3と、その中心内部に一端から他端に向けて貫通するように水管54.55.5 6を設けたものを直列に接続し、入口側の外套51に冷却水入口57に冷却水を 供給して出口側の外套53の冷却水出口58より送出させ、他方蒸溜水は各外套 51.52.53を貫通した水管54.55.56を1本に接続してその一端か ら他端に向けて送水することにより各外套内において順次冷却水と接触して段階 的に冷却されるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の装置では夫々に独立した複数の外套を直列に接続する ために、広大な設置スペースが必要で、また個々に独立したものを複数製作する ため製作費も割高となり、且つ各外套間及び水管等の接続の手間及び接続後の管 理等に面倒が伴う等の問題点を有していた。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、小さくコンパクトにまとめたものを、簡単安価に提 供できて、而も効率よく蒸溜水を適温に冷却することが可能にして前述の問題点 を解消しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案における蒸溜水冷却装置は、蒸溜水を供給 する蒸溜水供給系路の一部に配備されて蒸溜水を適温に冷却する装置であって、 密閉された外筒11に対してその中空内部に中小の内筒12.13を多重に備え 、外筒11内の中小内外筒11.12.13間の空隙を経て一端より流入して他 端側へ流出するように冷却水入口14及び冷却水出口15を設けてなる冷却缶1 0に、冷却すべき蒸溜水を端部の蒸溜水入口5より他端の蒸溜水出口6へ送出さ れるように構成されたストレート管往復型の第1.第2…の水管2.3.4群を 組込んでなり、前記第1の水管2は小内筒13の内部の通路aに、第2の水管3 は中小の内筒12.13間の空隙からなる通路bに、また第3の水管4は外筒1 1と中内筒12の間の空隙からなる通路cに、夫々軸心とに設けられてなるもの である。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図2乃至図4に基づいて説明する。
【0007】 図4は純粋蒸気発生装置のフローシートである。同図中のA1,A2が夫々本 考案の対象となる冷却装置を示している。
【0008】 以下、この冷却装置について説明する。
【0009】 図1乃至図3において、10は本体となる冷却缶であり、該冷却缶10は横置 式の中空円筒状の外筒11に対して、その中空内部に中小の内筒12.13を同 心多重に備えたものからなる。外筒11の両端部は端板16.17により密閉さ れていて、その中空内部に一端の冷却水入口14から冷媒としての冷却水が送入 され他端の冷却水出口15へ送出される。
【0010】 内筒12.13の内の小内筒13は右側の端板16を貫通して同側の端部18 が外部へ突出し、その突出した部位に蒸溜水入口5を設けている。また、この小 内筒13の他方の端部19は全体が開口し、その開口部が端板17の内面に間隔 を隔てて対向している。また中内筒12は、右側の端部20が開口しその開口部 が同側の端板16の内面に間隔を隔てて対向するように、他端部を端板17の内 面に閉塞した状態に固設されている。
【0011】 水管2.3.4は、蒸溜水入口5から送入した蒸溜水がスリーパスで他端側の 蒸溜水出口6より送出すようにストレート管往復型に形成され、第1の水管2は 小内筒13の内部の通路aに、また、第2の水管3は中小の内筒12.13の間 の空隙からなる環状の通路bに、さらに第3の水管4は外筒11と中内筒12の 間の空隙からなる環状の通路cに、夫々軸心と平行に貫通して設けられる。各水 管2.3.4は、外筒11の左右の端板16.17を貫通した形で夫々の両端口 が分離板21.22内の第1.第2の分離室23.24.25.26に開口する ように左右の端板27.28に固定されている。
【0012】 図4に示す純粋蒸気製造装置で発生した純粋蒸気は蒸溜水として本考案の冷却 装置に蒸溜水入口5より供給される。
【0013】 一方冷媒としての冷却水は、外筒11の外端部の冷却水入口14より外筒内に 流入して通路a.b.cを経て冷却水出口15より流出する。通路a.b.cに は夫々第1.第2.第3の水管2.3.4が占有している為各水管は各通路a. b.cを流通する冷却水によって冷却されるので、各水管中を流通する蒸溜水は 、その流通の間に所定の温度(例えば常温程度)に冷却される。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の蒸溜水冷却装置は、密閉された外筒に対してその 中空内部に中小の内筒を多重に備え、外筒内の中小内外筒間の空隙を経て一端よ り流入して他端側へ流出するように冷却水入口及び冷却水出口を設けてなる冷却 缶に、冷却すべき蒸溜水を端部の蒸溜水入口より他端の蒸溜水出口へ送出される ように構成されたストレート管往復型の第1.第2…の水管群を組込んでなり、 前記第1の水管は小内筒の内部の通路に、第2の水管は中小の内筒間の空隙から なる通路に、また第3の水管は外筒の間の空隙からなる通路に、夫々軸心と平行 に貫通するように構成されたものであるから、冷却缶を構成する外筒及び中小の 内筒は外筒の中空内部に多重に組込れて一体に構成され、また第1.第2…の水 管も多重に構成された内外筒の中空内部及び内外筒間の環状の通路に組込まれて いる為に、全体として小型、コンパクトに形成されて設置場所も最低限必要な小 スペースで、簡易に挟い場所での設置が可能であり、而もは配管、接続の為の手 間が省け、製作管理も簡単となるため、コストを大巾に低減することが可能であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案蒸溜水冷却装置全体の側面図である。
【図2】同上の縦断側面図である。
【図3】図1におけるAーA線の拡大断面図である。
【図4】純粋蒸気発生装置のフローシートである。
【図5】従来の冷却装置の側面図である。
【符号の説明】
2.3.4 水管 5 蒸溜水入口 6 蒸溜水出口 10 冷却缶 11 外筒 12.13 内筒 14 冷却水入口 15 冷却水出口 a.b.c 通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸溜水を供給する蒸溜水供給系路の一部
    に配備されて蒸溜水を適温に冷却する装置であって、密
    閉された外筒(11)に対してその中空内部に中小の内
    筒(12.13)を多重に備え、外筒(11)内の中小
    内外筒(11.12.13)間の空隙を経て一端より流
    入して他端側へ流出するように冷却水入口(14)及び
    冷却水出口(15)を設けてなる冷却缶(10)に、冷
    却すべき蒸溜水を端部の蒸溜水入口(5)より他端の蒸
    溜水出口(6)へ送出されるように構成されたストレート
    管往復型の第1.第2…の水管(2.3.4)群を組込
    んでなり、前記第1の水管(2)は小内筒(13)の内
    部の通路(a)に、第2の水管(3)は中小の内筒(1
    2.13)間の空隙からなる通路(b)に、また第3の
    水管(4)は外筒(11)と中内筒(12)の間の空隙
    からなる通路(c)に、夫々軸心と平行に設けられてな
    ることを特徴とする蒸溜水冷却装置。
JP1999001141U 1999-03-03 1999-03-03 蒸溜水冷却装置 Expired - Lifetime JP3061810U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3524437B2 (ja) 1998-07-17 2004-05-10 アトラス・コプコ・エネルガス・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング 機械駆動式ターボ圧縮機設備
JP2010078233A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Regal Joint Co Ltd 多管式熱交換器
JP2012207913A (ja) * 1999-10-26 2012-10-25 Tetra Laval Holdings & Finance Sa チューブ形熱交換器内の構成

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