JP2529290B2 - 分電盤ボックス - Google Patents

分電盤ボックス

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JP2529290B2
JP2529290B2 JP62211759A JP21175987A JP2529290B2 JP 2529290 B2 JP2529290 B2 JP 2529290B2 JP 62211759 A JP62211759 A JP 62211759A JP 21175987 A JP21175987 A JP 21175987A JP 2529290 B2 JP2529290 B2 JP 2529290B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ブレーカ等の開閉器を内蔵した分電盤ボッ
クスに関するものである。
[背景技術] 分電盤の金属製のボックス本体1は、第9図乃至第12
図に示すように枠状の周側板2と、この周側板2の背面
側開口面に溶接等により固着される背板3と、周側板2
の前面開口面に開閉自在に取着される扉4とで構成され
ている。周側板2は前後縁より折曲片2a,2b(第13図)
が夫々一体に折曲形成されて断面がコ字型に形成されて
おり、第11図に示すように、背面側の折曲片2bを背板3
の周縁部と重ね合わせ、この重合部5を溶接し、また、
蝶番6を介して扉4を周側板2に開閉自在に取着するこ
とでボックス本体1が形成される。背板3の下端部に
は、第11図に示すように、重合部5を穿孔するように水
抜孔7が形成してあり、この水抜孔7には合成樹脂成形
品からなる蓋板8が背面から被着されるようになってい
る。
また、重合部5において、背面から重合されている背
板3の透孔の幅l1を内側に重合されている周側板2の折
曲片2bの透孔の幅l2よりも広くすることによって凹段部
9が形成され、この凹段部9に蓋板8のフランジ部8aが
収まって蓋板8の背面が背板3の背面と面一となってい
る。蓋板8の内面には水抜孔7の内縁に係合する突起8b
が突設され、突起8bの先端に形成された爪部8cとフラン
ジ部8aとで水抜孔7の内縁部を挾持することにより、蓋
板8が水抜孔7に係合保持されるようになっている。蓋
板8には水抜孔7に挿入する際のガイド片8d,8eが設け
てある。更に、蓋板8の内面には電線留め具10が突設さ
れており、ボックス本体1内に引き込まれた電線を1箇
所にまとめて保持するようにしている。
第13図は動作状態を示し、ボックス本体1の下部の袋
状部に溜まる塗装液などの液11は、水抜孔7から速やか
に排出されるので、処理溶液や洗浄水の排出に時間がか
かって塗装工程に支障を来す恐れがなく、また、塗装後
には水抜孔7に蓋板8が被着されるので、壁面施工時に
外部から水抜孔7を通してコンクリートが流れ込む恐れ
はない。
ところで、第14図(a)は第12図のA−A断面図を示
し、第14図(b)は第12図のB−B断面図を示し、ま
た、第14図(c)は第14図(b)のX部分の拡大断面図
を示すものである。周側板2の折曲片2bは曲成している
ため、その曲げ部は曲面となっているが、水抜孔7の下
縁の周側板2の端部13は、水抜孔7を形成したままの矩
形状となっている。従って、この部分により第10図に示
すように、凹凸部12が発生して外観を損ねたり、また、
運搬時や施工時に引っ掛かって危険であるという問題が
あった。また、この凹凸部12により壁に取り付けの際
に、スキマ処理(目地)がやりにくいという問題があ
る。更に、第15図に示すように、図中の矢印方向を塗装
液等の水抜き方向とすると、突出している端部13側に塗
装液等の塗装タレ14が生じ、この塗装タレ14が外側に出
て、塗装の剥がれが生じるという問題があった。尚、塗
装液の排出だけであれば水抜孔7はボックス本体1の下
部でも上部でも良く、設置後の水の排出をも兼ねる場合
は、水抜孔7は下部に設けるようになる。
[発明の目的] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
外観、施工性を向上させ、塗装品質を向上させることを
目的とした分電盤ボックスを提供するものである。
[発明の開示] (構成) 本発明は、枠状で背面側に折曲片を折曲形成した周側
板と、この周側板の背面の開口面に取着される背板と、
周側板の前面に開閉自在に取着される扉とからなる分電
盤ボックスにおいて、周側板の底面に沿って背面側に水
抜孔を穿設し、この水抜孔の下縁の周側板の端部を折曲
片の曲げ形状に合わせて曲成することにより、周側板の
端部を背面側に突出させず、水抜孔の下縁の周側板の端
部を折曲片の曲げ形状に合わせるようにしたことを特徴
とするものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により説明する。尚、本
発明は水抜孔の下縁部分の形状を要旨とするものであ
り、他の構成は従来と同じであるので、同じ部分の説明
は省略し、要旨の部分について詳述する。すなわち、第
1図に示すように、水抜孔7の両側の折曲片2bの曲げ形
状に合わせて周側板2の端部13を曲成したものである。
従って、この端部13はその端縁が従来のように突出せ
ず、第1図(b)〜(d)に示すように、折曲片2bの曲
げ形状と同じとなっている。第2図はこの端部13の曲げ
加工を示すものであり、同図(a)に示すように図中の
矢印方向に型で抜き加工し、その後、同図(b)のよう
に周側板2の端部13をプレス成形により曲げ加工を行な
う。さらに、同図(c)に示すように、折曲片2bの曲げ
加工を行ない周側板2を形成する。従って、第3図に示
すように、周側板2の端部13を折曲片2bの曲げ形状に合
わせているので、図中の矢印方向を水抜き方向とした場
合、塗装タレ14は水抜孔7側に垂れて、塗装タレ14が周
側板2の外側に突出することはないものである。
第4図は曲げ加工の具体例を示し、周側板2の下面か
ら部材15を矢印方向に押し、部材16により打ち抜いて水
抜孔7を形成する。そして、同図(b)に示すように、
部材17,18にて両側から端部13と折曲片2bの両方を直接
曲げ加工を行なう。また、同図(a)から(c)に示す
ように、部材17を周側板2の上面に当て、部材19により
周側板2の端部13を曲げ加工し、次いで、折曲片2bを曲
げ加工するようにしても良い。また、第5図(a)に示
すように、先に折曲片2bを部材20,21により曲げ加工
し、次いで、同図(b)に示すように、折曲片2bを曲げ
てから部材22,23により水抜孔7を形成するようにして
も良い。
ところで、周側板2の端部13の曲げの態様は第6図に
示すように形成するのが好ましい。すなわち、第6図
(a)は周側板2の内面(ハ)を面一に延長した延長線
L上に周側板2の端部13の外側の端縁(イ′)と内側の
端縁(ロ′)が位置するように、端部13を曲げ加工した
ものであり、これが理想形状である。しかし端部13をこ
のように加工することは現実には非常に難しい。そこで
実際は、第6図(b)に示す角度αの範囲内に周側板2
の端部13の外側の端縁(イ)と内側の端縁(ロ)が位置
するよう、端部13を曲げ加工するようにしている。ここ
で角度αは、周側板2の外面の延長線L1が周側板2の外
面と接する点を通り周側板2の外面に対して垂直な垂線
m1と、折曲片2bの外面の延長線L2が折曲片2bの外面と接
する点を通り折曲片2bの外面に対して垂直な垂線m2との
間になす角度であり、この角度αの範囲内に周側板2の
端部13の外側の端縁(イ)と内側の端縁(ロ)が位置す
るように曲げ加工すると、この端部13の外面に塗装タレ
が膨れることを防ぐことができるものである。これは、
周側板2の端部13の外側の端縁(イ)が角度αの範囲に
あれば、この端縁(イ)に塗装のはみ出しがあっても塗
装タレは第7図の斜線のP部分内に収まり、塗装タレが
周側板2の外方へ突出することがなくなって塗装剥がれ
を少なくすることができるからである。一方、このよう
に周側板2の端部13に曲げ加工がなされないと、第7図
の斜線のQ部分に塗装タレがはみ出して塗装タレが周側
板2の外方へ突出し、塗装剥がれが多くなるものであ
る。
但し、ボックス本体1を傾けて水抜孔7から塗装液や
洗浄水を排出する点からみれば、第8図のように、塗装
液や洗浄水を排出するためにボックス本体1を傾けた際
に、折曲片2bの曲げ部の内面と水平線nとの交点よりも
周側板2の側に端部13の内側の端縁(ロ)が位置するよ
うにするのが好ましい(第8図の例では端縁(ロ)は折
曲部2bの曲げ部の内面と水平線nとの交点に位置してい
る)。このように端部13の内側の端縁(ロ)が位置する
ように端部13を形成すると、第8図のようにボックス本
体1を傾けて水抜孔7から塗装液や洗浄水を排出する際
に、塗装液や洗浄水が端部13にせき止められて排出残り
が生じるようなことがなくなるものである。第8図にお
いて端部13の先端面は実線の(ニ)で示すように形成し
てもよく、鎖線の(ニ′)で示すように形成してもよ
い。
[発明の効果] 本発明は上述のように、枠状で背面側に折曲片を折曲
形成した周側板と、この周側板の背面の開口面に取着さ
れる背板と、周側板の前面に開閉自在に取着される扉と
からなる分電盤ボックスにおいて、周側板の底面に沿っ
て背面側に水抜孔を穿設し、この水抜孔の下縁の周側板
の端部を折曲片の曲げ形状に合わせて曲成するようにし
たものであるから、周側板の端部を背面側に突出させ
ず、水抜孔の下縁の周側板の端部を折曲片の曲げ形状に
合わせることで、外観が向上し、また、従来のように周
側板の端部の端縁が突出しないので、壁に取り付ける場
合でも施工が容易となって施工性が向上し、更には、塗
装のタレが生じても、外面に塗装タレが膨れることがな
く、そのため、外観が良く、施工工事で塗装の剥がれが
生じにくいという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の実施例の要部断面図、第1図
(b)は同上の第1図(a)のA−A断面図、第1図
(c)は同上の第1図(a)のB−B断面図、第1図
(d)は同上の第1図(c)のX部分の拡大断面図、第
2図(a)〜(c)は同上の曲げ加工の説明図、第3図
は同上の説明図、第4図(a)〜(c)は同上の他の曲
げ加工の説明図、第5図(a)(b)は同上の更に他の
曲げ加工の説明図、第6図乃至第8図は夫々同上の説明
図、第9図は分電盤の扉を開けた状態を示す斜視図、第
10図は従来例の斜視図、第11図は従来例の要部拡大分解
斜視図、第12図は同上の要部拡大断面図、第13図は同上
の動作説明図、第14図(a)は同上の第12図のA−A断
面図、第14図(b)は同上の第12図のB−B断面図、第
14図(c)は同上の第14図(b)のX部分の拡大断面
図、第15図は同上の説明図である。 2は周側板、2a,2bは折曲片、3は背板、4は扉、7は
水抜孔である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠状で背面側に折曲片を折曲形成した周側
    板と、この周側板の背面の開口面に取着される背板と、
    周側板の前面に開閉自在に取着される扉とからなる分電
    盤ボックスにおいて、周側板の底面に沿って背面側に水
    抜孔を穿設し、この水抜孔の下縁の周側板の端部を折曲
    片の曲げ形状に合わせて曲成して成ることを特徴とする
    分電盤ボックス。
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