JP2529239B2 - 電圧安定化装置 - Google Patents

電圧安定化装置

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JP2529239B2
JP2529239B2 JP62045552A JP4555287A JP2529239B2 JP 2529239 B2 JP2529239 B2 JP 2529239B2 JP 62045552 A JP62045552 A JP 62045552A JP 4555287 A JP4555287 A JP 4555287A JP 2529239 B2 JP2529239 B2 JP 2529239B2
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JP
Japan
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transistor
voltage
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current
collector
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JPS63211413A (ja
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良隆 藤田
雅春 池田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子機器等の電源部に使用される電圧安定化
装置に関する。
従来の技術 第3図は従来の電圧安定化装置の構成を示している。
第3図において、3は負荷に電流を供給するパワートラ
ンジスタ、4,10は負荷電流調節用のトランジスタ、1は
装置立ち上り時の起動用抵抗、9,12はトランジスタ10の
ベース電圧設定用抵抗、7と8はともにトランジスタ10
のエミッタ電圧を設定するツェナーダイオードと抵抗、
15は出力側の交流出力抵抗を低減させるためのコンデン
サ、16は出力側の負荷抵抗である。2は、トランジスタ
3のICBOを減らすための抵抗、5は同じくトランジスタ
4のコレクタしゃ断電流ICBOを減らすための抵抗、6は
入力側電圧が下がった時にトランジスタ4に過電流が流
れて破壊されるのを防ぐための保護抵抗である。
次に従来装置の動作を説明する。装置の立ち上り時に
は抵抗1より装置起動用の電流が流れ、抵抗9、抵抗12
によってトランジスタ10のベース電圧が第2図のV10B
ように与えられ、トランジスタ10のベース・エミッタ間
電圧が第2図のV10BEのように約0.65Vになった時点でト
ランジスタ10のコレクタ電流が流れはじめる。そしてト
ランジスタ1のベース電流が流れ、トランジスタ4のコ
レクタ電流はトランジスタ3のベース電流になり、入力
側から出力側に負荷電流が流れて出力電圧は速やかに上
昇する。出力電圧は抵抗9と抵抗12によって分圧されト
ランジスタの10のベースに与えられるベース電圧と、ツ
ェナーダイオード7と抵抗8によってトランジスタ10の
エミッタに与えられるエミッタ電圧とによって定められ
る。すなわち第2図のV10BとV10Eとの関係であり、トラ
ンジスタ10のベース電圧V10Bから約0.65V低い点と、ト
ランジスタ10のエミッタ電圧V10Eとの交わるところ(第
2図のAの点)が出力電圧となり、出力電圧がその設定
電圧よりも高くなると、トランジスタ10のベース・エミ
ッタ間電圧V10BEが0.65Vよりも低くなり、トランジスタ
10のコレクタ電流が少くなる。そうすると、トランジス
タ10のコレクタにベースを接続しているトランジスタ4
のコレクタ電流も少くなり、同様にトランジスタ4のコ
レクタにベースを接続しているトランジスタ3のコレク
タ電流も少くなって、最終的に出力電圧を下げる方向に
回路は動く。逆に出力電圧が設定電圧よりも低くなる
と、トランジスタ10のベース・エミッタ間電圧V10BE
0.65Vよりも高くなり、トランジスタ10のコレクタ電流
が多くなる。そうすると、トランジスタ4のコレクタ電
流も増加し、トランジスタ3のコレクタ電流も増え、最
終的に出力電圧を上げる方向に回路は動く。このように
して、この回路は設定された出力電圧を維持するように
動体する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の電圧安定化装置では、起動
時に抵抗1を通しわずかな電流を出力端子に流さなけれ
ばならないが、交流出力抵抗を低減させるためにコンデ
ンサ15の容量を大きくしなければならないため、抵抗1
とコンデンサ15による時定数が大きくなってトランジス
タ10のベース・エミッタ間電圧が約0.65Vまで上昇して
回路が働きはじめるまでに時間がかかってしまう欠点が
あった。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであ
り、装置の立ち上がりを早めることのできる優れた電圧
安定化装置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、装置の立ち上げ時
に速やかにトランジスタにコレクタ電流を流させるため
の起動用トランジスタと、前記トランジスタにベース電
圧を与える電流供給素子と、定電圧ダイオードを備えた
ものである。
作用 本発明は上記のような構成により次のような作用を有
する。すなわち、装置の立ち上がり時には、定電圧ダイ
オードのツェナ電流が少いため、トランジスタのベース
電圧には出力電圧が、ほぼそのまま与えられ、トランジ
スタのベース・エミッタ間電圧は速やかに0.65Vに立ち
上がりコレクタ電流を増加させ、他のトランジスタのベ
ース電流を流し、最終的に別トランジスタにより出力側
に負荷電流を流し、装置は速やかに安定動作に入る事が
できる。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例の構成を示すものである。
第1図において、3は負荷に電流を供給するパワートラ
ンジスタ、4,10は負荷電流調節用のトランジスタ、11は
装置立ち上り時の起動用のトランジスタ、1は装置立ち
上り時の起動用抵抗、9,12はトランジスタ10のベース電
圧設定用抵抗、7,8はトランジスタ10のエミッタ電圧を
設定するツェナーダイオードと抵抗、14,13はトランジ
スタ11のベース電圧を設定するツェナーダイオードと抵
抗、15は出力側の交流出力抵抗を低減させるためのコン
デンサ、16は出力側の負荷抵抗、2はトランジスタ4の
ICBOを減らすための抵抗、5はトランジスタ4のコレク
タしゃ断電流ICBOを減らすための抵抗、6は入力側電圧
が下がった時にトランジスタ4に過電流が流れて破壊さ
れるのを防ぐための保護抵抗である。
次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例
において装置立ち上り時には起動用抵抗1を通ってわず
かな電流が流れ、負荷抵抗16によって出力電圧が発生す
る。発生した出力電圧はツェナーダイオード14のツェナ
ー電圧に比べて小さいので、ツェナー電流はほとんど流
れず、負荷抵抗16の両端に発生した出力電圧にほぼ等し
い電圧が、ツェナーダイオード14の両端にあらわれトラ
ンジスタ11のベース電圧となり、ベース・エミッタ間電
圧V11BEが約0.65Vになった時点(第2図のV11BE)でト
ランジスタ11はエレクタ電流を流しはじめ、トランジス
タ4のベース電流となる。そうするとトランジスタ4の
クレクタ電流が流れ、トランジスタ3のベース電流とな
ってトランジスタ3のコレクタ電流が負荷抵抗16に供給
され出力電圧は速やかに上昇をはじめる。出力電圧は抵
抗9と抵抗12によって分圧され、トランジスタ10のベー
スに与えられるベース電圧と、ツェナーダイオード7と
抵抗8によってトランジスタ10のエミッタに与えられる
エミッタ電圧とによって定められる。すなわち第2図の
V10BとV10Eとの関係であり、トランジスタ10のベース電
圧V10Bから約0.65V低い点と、トランジスタ10のエミッ
タ電圧V10Eとの交わるところ第2図のAの点が出力電圧
となり、出力電圧がその設定電圧よりも高くなると、ト
ランジスタ10のベース・エミッタ間電圧V10BEが0.65Vよ
りも低くなり、トランジスタ10のコレクタ電流が少くな
る。そうすると、トランジスタ10のコレクタにベースを
接続しているトランジスタ4のコレクタ電流も少くな
り、同様にトランジスタ4のエミッタにベースを接続し
ているトランジスタ3のコレクタ電流も少なくなって、
最終的に出力電圧を上げる方向に回路は動く。逆に出力
電圧が設定電圧よりも低くなると、トランジスタ10のベ
ース・エミッタ間電圧V10BEが0.65Vよりも高くなり、ト
ランジスタ10のコレクタ電流が多くなる。そうすると、
トランジスタ4のコレクタ電流も増加し、トランジスタ
3のコレクタ電流も増え、最終的に出力電圧を上げる方
向に回路は働く。このようにして、この回路は設定され
た出力電圧を維持するように動作する。この時にトラン
ジスタ11のベース電圧はツェナーダイオード14で固定さ
れているため、あらかじめ出力電圧が設定電圧に達した
時のトランジスタ10のベース電圧よりも若干低い電圧、
にツェナーダイオード14のツェナー電圧VZ14を設定して
おけば、トランジスタ10のベース電圧が、ツェナー電圧
VZ14を超えた時(第2図のB点)にトランジスタ11はオ
フになる。
このように上記実施例によれば、装置の立ち上り時に
のみ、トランジスタ11のコレクタ電流が流れて、装置の
立ち上りを早めるという効果を有する。
発明の効果 本発明は、入力端子がエミッタに、出力端子がコレク
タに接続された第1のトランジスタと、この第1のトラ
ンジスタのベースにコレクタが接続された第2のトラン
ジスタ及び第3のトランジスタと、一端が出力端子に、
他端が前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジ
スタのエミッタに接続された定電圧素子と、この定電圧
素子に逆方向バイアス電流を供給する第1の電流供給素
子と、出力端子電圧を分割したものを前記第2のトラン
ジスタのベースに加える電圧分圧回路と、一端が前記第
3のトランジスタのベースに、他端を接地した定電圧ダ
イオードと、この定電圧ダイオードに逆方向バイアス電
流を供給する第2の電流供給素子と、前記入力端子に電
圧が加えられたときに前記出力端子に電流を供給し装置
を起動させるスタート回路を備えるので、非常に簡易な
構成で電圧安定化装置の立ち上りを早めることができ、
きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電圧安定化装置の回
路図、第2図はその回路における各部の電圧の変化図、
第3図は従来の電圧安定化装置の回路図である。 3,4,10,11……トランジスタ、7,14……ツェナーダイオ
ード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子がエミッタに、出力端子がコレク
    タに接続された第1のトランジスタと、この第1のトラ
    ンジスタのベースにコレクタが接続された第2のトラン
    ジスタ及び第3のトランジスタと、一端が出力端子に、
    他端が前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジ
    スタのエミッタに接続された定電圧素子と、この定電圧
    素子に逆方向バイアス電流を供給する第1の電流供給素
    子と、出力端子電圧を分割したものを前記第2のトラン
    ジスタのベースに加える電圧分圧回路と、一端が前記第
    3のトランジスタのベースに、他端を接地した定電圧ダ
    イオードと、この定電圧ダイオードに逆方向バイアス電
    流を供給する第2の電流供給素子と、前記入力端子に電
    圧が加えられたときに前記出力端子に電流を供給し装置
    を起動させるスタート回路を備えた電圧安定化装置。
JP62045552A 1987-02-27 1987-02-27 電圧安定化装置 Expired - Lifetime JP2529239B2 (ja)

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JPS63211413A JPS63211413A (ja) 1988-09-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53158846U (ja) * 1977-05-19 1978-12-13
JPS553339U (ja) * 1978-06-21 1980-01-10

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