JP2529118Y2 - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JP2529118Y2 JP2529118Y2 JP1990075439U JP7543990U JP2529118Y2 JP 2529118 Y2 JP2529118 Y2 JP 2529118Y2 JP 1990075439 U JP1990075439 U JP 1990075439U JP 7543990 U JP7543990 U JP 7543990U JP 2529118 Y2 JP2529118 Y2 JP 2529118Y2
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- crystal display
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は衝撃や落下などのメカニカルショックに対す
る衝撃吸収機能と、撓みや変形に対する補強機能を兼ね
備えた液晶表示素子に関する。
る衝撃吸収機能と、撓みや変形に対する補強機能を兼ね
備えた液晶表示素子に関する。
「従来の技術」 液晶セル、特に強誘電液晶セルにおいてはセルの前面
から衝撃が印加された時や、セルを組み込んだユニット
ごと落下して衝撃が加えられると液晶セル内の液晶分子
の配列状態が変化し、駆動電圧を外部回路から印加して
も動作不良となることがあり、配向劣化現象として知ら
れている。このような配向劣化は一度ひき起こされると
液晶相の転移温度以上に加熱しないと元の状態には回復
せず、液晶表示素子としては致命的な欠陥となる。
から衝撃が印加された時や、セルを組み込んだユニット
ごと落下して衝撃が加えられると液晶セル内の液晶分子
の配列状態が変化し、駆動電圧を外部回路から印加して
も動作不良となることがあり、配向劣化現象として知ら
れている。このような配向劣化は一度ひき起こされると
液晶相の転移温度以上に加熱しないと元の状態には回復
せず、液晶表示素子としては致命的な欠陥となる。
従来、このような衝撃対策として第４図に示すような
防振構造の備わった液晶表示素子が用いられている。
防振構造の備わった液晶表示素子が用いられている。
これは液晶表示素子を回路基盤18に取り付ける際に液
晶セル23の表示面側のガラス基板２を例えば断面コの字
型の金枠４の一端に取り付け、金枠４の他端を回路基盤
18に固定し、前記ガラス基板２と回路基盤18の間にゴム
コネクター３もしくはヒートシールコネクターのような
ものを介在したものでる。
晶セル23の表示面側のガラス基板２を例えば断面コの字
型の金枠４の一端に取り付け、金枠４の他端を回路基盤
18に固定し、前記ガラス基板２と回路基盤18の間にゴム
コネクター３もしくはヒートシールコネクターのような
ものを介在したものでる。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上記の液晶表示素子の防振構造では液
晶セルの前面から衝撃が加わった時の緩衝作用は必ずし
も十分ではない。
晶セルの前面から衝撃が加わった時の緩衝作用は必ずし
も十分ではない。
また、衝撃や振動が加えられたときには液晶セル全体
が湾曲したりうねることもある。さらにまた、液晶セル
に撓みや変形が生じると液晶分子が流動し、液晶の配向
が変わり不具合なものとなるおそれがあった。
が湾曲したりうねることもある。さらにまた、液晶セル
に撓みや変形が生じると液晶分子が流動し、液晶の配向
が変わり不具合なものとなるおそれがあった。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、前面から
の衝撃に対して緩衝作用を示す衝撃吸収機能と液晶セル
の撓みや変形を防止する補強機能を兼ね備えた液晶表示
素子の提供を目的とする。
の衝撃に対して緩衝作用を示す衝撃吸収機能と液晶セル
の撓みや変形を防止する補強機能を兼ね備えた液晶表示
素子の提供を目的とする。
「課題を解決するための手段」 本願考案は前記事情に鑑みてなされたもので、液晶の
表示面側と非表示面側に各々ガラス基板が設けられると
共に、衝撃等に対する防振構造が備えられた液晶表示素
子において、表示面側のガラス基板上に衝撃を吸収する
透明な粘性液を介して該粘性液への衝撃を防止するとと
もに液晶表示素子全体の剛性を高める透明な拘束板を前
記ガラス基板に沿って設け、前記粘性液を前記表示面側
のガラス基板と前記拘束板との間に設けたシール部材で
封止したものである。
表示面側と非表示面側に各々ガラス基板が設けられると
共に、衝撃等に対する防振構造が備えられた液晶表示素
子において、表示面側のガラス基板上に衝撃を吸収する
透明な粘性液を介して該粘性液への衝撃を防止するとと
もに液晶表示素子全体の剛性を高める透明な拘束板を前
記ガラス基板に沿って設け、前記粘性液を前記表示面側
のガラス基板と前記拘束板との間に設けたシール部材で
封止したものである。
前記の基本構成において前記粘性液がシリコンオイル
であることが好ましい。
であることが好ましい。
また、前記の基本構成において前記拘束板がガラス基
板またはプラスチック板であることが望ましい。
板またはプラスチック板であることが望ましい。
更に、前記の基本構成において非表示面側のガラス基
板下方に剛性板を該非表示面側のガラス基板に沿って設
けたものが望ましい。
板下方に剛性板を該非表示面側のガラス基板に沿って設
けたものが望ましい。
更にまた、前記の基本構成において、前記表示面側の
ガラス基板または非表示面側のガラス基板の少なくとも
一方のガラス基板の端末を防振部材を介して保持体に保
持し、更に前記保持体を別の防振部材を介して基台に取
り付けたものであっても良い。
ガラス基板または非表示面側のガラス基板の少なくとも
一方のガラス基板の端末を防振部材を介して保持体に保
持し、更に前記保持体を別の防振部材を介して基台に取
り付けたものであっても良い。
［作用］ 本考案の液晶表示素子では、前面（表示面側）から衝
撃が加えられた際にガラス基板上に設けられた粘性液が
緩衝作用を示して衝撃を吸収し、液晶セルを保護する。
さらに粘性液上の拘束板は粘性液への直接の衝撃を防止
することにより粘弾性体に加わる力を分散し、また粘性
液の自由振動を抑えることにより粘性液の減衰作用を高
めるものである。さらにまた拘束板は液晶表示素子全体
の剛性を高め、湾曲やうねりを防止する。
撃が加えられた際にガラス基板上に設けられた粘性液が
緩衝作用を示して衝撃を吸収し、液晶セルを保護する。
さらに粘性液上の拘束板は粘性液への直接の衝撃を防止
することにより粘弾性体に加わる力を分散し、また粘性
液の自由振動を抑えることにより粘性液の減衰作用を高
めるものである。さらにまた拘束板は液晶表示素子全体
の剛性を高め、湾曲やうねりを防止する。
また、非表示面側のガラス基板下方に剛性板を設けた
液晶表示素子では、拘束板と、非表示面側のガラス基板
下方に設けた剛性板とは液晶表示素子全体の剛性をより
高めるもので、湾曲やうねりを防止する。
液晶表示素子では、拘束板と、非表示面側のガラス基板
下方に設けた剛性板とは液晶表示素子全体の剛性をより
高めるもので、湾曲やうねりを防止する。
更にまた、防振部材を設けた本考案の液晶素子では、
防振部材を介して保持体に保持し、さらに前記保持体を
別の防振部材を介して基台に固定されていることで液晶
表示素子全体にかかる衝撃は緩和され、より安定な液晶
表示素子となる。
防振部材を介して保持体に保持し、さらに前記保持体を
別の防振部材を介して基台に固定されていることで液晶
表示素子全体にかかる衝撃は緩和され、より安定な液晶
表示素子となる。
（実施例１） 第１図は、実施例１を示す図である。
液晶セル23はガラス基板２と、透明電極の設けられて
いるガラス基板９、それら両ガラス基板2,9の間に封入
されている液晶１、および前記両ガラス基板2,9の周辺
に設けられて液晶を封止するシール材（ポリエステル，
ガラス，エポキシ樹脂等）21から概略構成される。
いるガラス基板９、それら両ガラス基板2,9の間に封入
されている液晶１、および前記両ガラス基板2,9の周辺
に設けられて液晶を封止するシール材（ポリエステル，
ガラス，エポキシ樹脂等）21から概略構成される。
本実施例の液晶表示素子では、液晶セル23の表示面側
のガラス基板２の四方を断面コの字型の金枠４の一端に
取り付け、金枠４の他端を回路基盤18に取り付け、前記
ガラス基板２と回路基盤18の間にゴムコネクター３を介
在して液晶表示素子を回路基盤18に設置した。さらに前
記ガラス基板２上にシリコンオイル等からなる透明粘性
液６を介してガラス基板５を設けた。ここで、透明粘性
液６はシール材21で封止した。
のガラス基板２の四方を断面コの字型の金枠４の一端に
取り付け、金枠４の他端を回路基盤18に取り付け、前記
ガラス基板２と回路基盤18の間にゴムコネクター３を介
在して液晶表示素子を回路基盤18に設置した。さらに前
記ガラス基板２上にシリコンオイル等からなる透明粘性
液６を介してガラス基板５を設けた。ここで、透明粘性
液６はシール材21で封止した。
この液晶表示素子では、前面（表示面側）から衝撃が
加えられた際にガラス基板２上に設けられた透明粘性液
６が緩衝作用を示し衝撃を吸収し液晶セル23を保護す
る。さらに透明粘性液６上のガラス基板５は透明粘性液
６への直接の衝撃を防止することにより透明粘性液６に
加わる力を分散し、また透明粘性液６の自由振動を抑え
ることにより透明粘性液６の減衰作用を高めるものであ
る。さらにまたガラス基板５は液晶表示素子全体の剛性
を高め、湾曲やうねりを防止する。
加えられた際にガラス基板２上に設けられた透明粘性液
６が緩衝作用を示し衝撃を吸収し液晶セル23を保護す
る。さらに透明粘性液６上のガラス基板５は透明粘性液
６への直接の衝撃を防止することにより透明粘性液６に
加わる力を分散し、また透明粘性液６の自由振動を抑え
ることにより透明粘性液６の減衰作用を高めるものであ
る。さらにまたガラス基板５は液晶表示素子全体の剛性
を高め、湾曲やうねりを防止する。
（実施例２） 第２図は、実施例２を示す図である。
液晶セル23の表示面側のガラス基板２の四方をコの字
型の金枠４の一端に取り付け、金枠４の他端を回路基盤
18に取り付け、前記ガラス基板２と回路基盤18の間にゴ
ムコネクター３を介在して液晶表示素子を回路基盤18に
設置した。さらに前記ガラス基板２上に透明粘性液６を
介してガラス基板５を設けた。また非表示面側のガラス
基板９の下面には反射板10とゴムなどからなる弾性部材
11と金属板12を順に設けた。前記弾性部材11は透明であ
る必要はない。
型の金枠４の一端に取り付け、金枠４の他端を回路基盤
18に取り付け、前記ガラス基板２と回路基盤18の間にゴ
ムコネクター３を介在して液晶表示素子を回路基盤18に
設置した。さらに前記ガラス基板２上に透明粘性液６を
介してガラス基板５を設けた。また非表示面側のガラス
基板９の下面には反射板10とゴムなどからなる弾性部材
11と金属板12を順に設けた。前記弾性部材11は透明であ
る必要はない。
また透明粘性液６はシリコンオイルなどの透明で軟質
な材料からなるものなら構わない。
な材料からなるものなら構わない。
この液晶表示素子では、前面（表示面側）から衝撃が
加えられた際にガラス基板２上に設けられた透明粘性液
６が緩衝作用を示し衝撃を吸収し液晶セル23を保護す
る。さらに透明粘性液６上のガラス基板５は透明粘性液
６への直接の衝撃を防止することにより透明粘性液６に
加わる力を分散し、また透明粘性液６の自由振動を抑え
ることにより透明粘性液６の減衰作用を高めるものであ
る。さらにまたガラス基板５と、金属板12は液晶表示素
子全体の剛性をより高め、湾曲やうねりを防止する。
加えられた際にガラス基板２上に設けられた透明粘性液
６が緩衝作用を示し衝撃を吸収し液晶セル23を保護す
る。さらに透明粘性液６上のガラス基板５は透明粘性液
６への直接の衝撃を防止することにより透明粘性液６に
加わる力を分散し、また透明粘性液６の自由振動を抑え
ることにより透明粘性液６の減衰作用を高めるものであ
る。さらにまたガラス基板５と、金属板12は液晶表示素
子全体の剛性をより高め、湾曲やうねりを防止する。
（実施例３） 第３図は実施例３を示す図である。
液晶セル23の表示面側のガラス基板２上に透明粘性液
６を介してガラス基板５を設けた。またガラス基板２の
四方はゴム等からなる防振部材15を介して保持体13に取
り付けた。保持体13は防振部材17を介して基台24に固定
されている固定脚16に固定した。
６を介してガラス基板５を設けた。またガラス基板２の
四方はゴム等からなる防振部材15を介して保持体13に取
り付けた。保持体13は防振部材17を介して基台24に固定
されている固定脚16に固定した。
さらにこの液晶表示素子にはFPC（フレキシブルプリ
ント配線基板）14が接続されている。
ント配線基板）14が接続されている。
また透明粘性液６はシリコンオイルなど透明で軟質な
材料からなるものなら構わない。
材料からなるものなら構わない。
この液晶表示素子では、前面（表示面側）から衝撃が
加えられた際にガラス基板２上に設けられた透明粘性液
６が緩衝作用を示し衝撃を吸収し液晶セル23を保護す
る。さらに透明粘性液６上のガラス基板５は透明粘性液
６への直接の衝撃を防止することにより透明粘性液６に
加わる力を分散し、また透明粘性液６の自由振動を抑え
ることにより透明粘性液６の減衰作用を高めるものであ
る。さらにまたガラス基板５は液晶表示素子全体の剛性
をより高めるもので、湾曲やうねりを防止する。さらに
液晶表示素子と固定脚16は防振部材15を有した保持体13
と防振部材17を介して固定されることにより、液晶表示
素子全体にかかる衝撃は緩和され、より安定な液晶表示
素子となる。
加えられた際にガラス基板２上に設けられた透明粘性液
６が緩衝作用を示し衝撃を吸収し液晶セル23を保護す
る。さらに透明粘性液６上のガラス基板５は透明粘性液
６への直接の衝撃を防止することにより透明粘性液６に
加わる力を分散し、また透明粘性液６の自由振動を抑え
ることにより透明粘性液６の減衰作用を高めるものであ
る。さらにまたガラス基板５は液晶表示素子全体の剛性
をより高めるもので、湾曲やうねりを防止する。さらに
液晶表示素子と固定脚16は防振部材15を有した保持体13
と防振部材17を介して固定されることにより、液晶表示
素子全体にかかる衝撃は緩和され、より安定な液晶表示
素子となる。
本実施例では表示面側のガラス基板２を保持体13に保
持したが、非表示面側のガラス基板９を保持体13に保持
しても差し障りない。
持したが、非表示面側のガラス基板９を保持体13に保持
しても差し障りない。
尚、実施例１〜３において、剛性がある拘束版として
ガラス基板を用いたが、剛性があり透明なものであれば
何でも良く、アクリル樹脂等からなるプラスチックプレ
ートも好適に用いられる。
ガラス基板を用いたが、剛性があり透明なものであれば
何でも良く、アクリル樹脂等からなるプラスチックプレ
ートも好適に用いられる。
「考案の効果」 以上説明したように本願考案は、表示面側のガラス基
板上に透明な粘性液を介して透明な拘束板を設けたの
で、前面から衝撃が加えられた際にガラス基板上に設け
られた粘性液が緩衝作用を示して衝撃を吸収し、液晶セ
ルを保護する。
板上に透明な粘性液を介して透明な拘束板を設けたの
で、前面から衝撃が加えられた際にガラス基板上に設け
られた粘性液が緩衝作用を示して衝撃を吸収し、液晶セ
ルを保護する。
また、粘性液上の拘束板は、粘性液への直接の衝撃を
防止することにより、粘性液に加わる力を分散し、また
粘性液の自由振動を抑えることにより粘性液の減水作用
を高める。
防止することにより、粘性液に加わる力を分散し、また
粘性液の自由振動を抑えることにより粘性液の減水作用
を高める。
更に拘束板は、液晶表示素子全体の剛性を高め、湾曲
やうねりを防止する。従って本願考案によれば、衝撃や
振動に対して丈夫で故障しにくい液晶表示素子を提供で
きる。
やうねりを防止する。従って本願考案によれば、衝撃や
振動に対して丈夫で故障しにくい液晶表示素子を提供で
きる。
また、本考案の液晶表示素子は、非表示面側のガラス
基板下方に剛性板を設けたことにより、粘性液が衝撃を
吸収しつつ拘束板と剛性板が液晶表示素子の変形をより
防ぐもので、衝撃や振動に対して丈夫で故障しにくいも
のである。
基板下方に剛性板を設けたことにより、粘性液が衝撃を
吸収しつつ拘束板と剛性板が液晶表示素子の変形をより
防ぐもので、衝撃や振動に対して丈夫で故障しにくいも
のである。
更にまた本考案の液晶表示素子は、液晶表示素子全体
が防振部材を有した保持体を介して基台に取り付けられ
ていることで、より振動の影響を排除したものとなる。
が防振部材を有した保持体を介して基台に取り付けられ
ていることで、より振動の影響を排除したものとなる。
第１図は実施例１の液晶表示素子の断面図、第２図は実
施例２の断面図、第３図は実施例３の断面図、第４図は
従来例の液晶表示素子の断面図である。 １……液晶セル、2,5,9……ガラス基板、３……ゴムコ
ネクター、４……金枠、６……透明粘性液、10……反射
板、11……弾性部材、12……金属板、14……FPC、13…
…保持体、15,17……防振ゴム、16……固定脚、18……
回路基盤、20……ライトガイドプラスチックプレート、
21……シール材、22……光源、23……液晶セル、24……
基台。
施例２の断面図、第３図は実施例３の断面図、第４図は
従来例の液晶表示素子の断面図である。 １……液晶セル、2,5,9……ガラス基板、３……ゴムコ
ネクター、４……金枠、６……透明粘性液、10……反射
板、11……弾性部材、12……金属板、14……FPC、13…
…保持体、15,17……防振ゴム、16……固定脚、18……
回路基盤、20……ライトガイドプラスチックプレート、
21……シール材、22……光源、23……液晶セル、24……
基台。
Claims (5)
- 【請求項１】液晶の表示面側と非表示面側に各々ガラス
基板が設けられると共に、衝撃等に対する防振構造が備
えられた液晶表示素子において、表示面側のガラス基板
上に衝撃を吸収する透明な粘性液を介して該粘性液への
衝撃を防止するとともに液晶表示素子全体の剛性を高め
る透明な拘束板を前記ガラス基板に沿って設け、前記粘
性液を前記表示面側のガラス基板と前記拘束板との間に
設けたシール部材で封止したことを特徴とする液晶表示
素子。 - 【請求項２】前記粘性液がシリコンオイルであることを
特徴とする請求項１記載の液晶表示素子。 - 【請求項３】前記拘束板がガラス基板またはプラスチッ
ク板であることを特徴とする請求項１記載の液晶表示素
子。 - 【請求項４】前記非表示面側のガラス基板下方に剛性板
を該非表示面側のガラス基板に沿って設けたことを特徴
とする請求項１記載の液晶表示素子。 - 【請求項５】前記表示面側のガラス基板または非表示面
側のガラス基板の少なくとも一方のガラス基板の端末を
防振部材を介して保持体に保持し、更に前記保持体を別
の防振部材を介して基台に取り付けたことを特徴とする
請求項１記載の液晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990075439U JP2529118Y2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990075439U JP2529118Y2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 液晶表示素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0433019U JPH0433019U (ja) | 1992-03-18 |
| JP2529118Y2 true JP2529118Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31616019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990075439U Expired - Lifetime JP2529118Y2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529118Y2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7961281B2 (en) | 2007-09-28 | 2011-06-14 | Casio Computer Co., Ltd. | Display device integral with protection plate, and display apparatus using the same |
| US8284344B2 (en) | 2009-03-27 | 2012-10-09 | Casio Computer Co., Ltd. | Protection plate integrated display apparatus |
| US8405792B2 (en) | 2009-03-13 | 2013-03-26 | Casio Computer Co., Ltd. | Protective plate integrated display apparatus |
| US8411223B2 (en) | 2009-03-13 | 2013-04-02 | Casio Computer Co., Ltd. | Protective plate integrated display apparatus |
| US8755001B2 (en) | 2008-12-11 | 2014-06-17 | Casio Computer Co., Ltd. | Liquid crystal display apparatus including a resin layer in a region enclosed by a spacer between an optical sheet and a protective plate |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101589330B (zh) * | 2007-01-31 | 2011-06-22 | 精工电子有限公司 | 显示装置 |
| JP5164814B2 (ja) * | 2008-12-04 | 2013-03-21 | 三洋電機株式会社 | 画像表示システム |
| JP2013020105A (ja) * | 2011-07-12 | 2013-01-31 | Japan Display East Co Ltd | 表示装置 |
| WO2023149169A1 (ja) * | 2022-02-07 | 2023-08-10 | コニカミノルタ株式会社 | 光学積層体 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6194819U (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-18 | ||
| JPS6364022A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-22 | Seiko Epson Corp | 液晶表示装置 |
-
1990
- 1990-07-16 JP JP1990075439U patent/JP2529118Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7961281B2 (en) | 2007-09-28 | 2011-06-14 | Casio Computer Co., Ltd. | Display device integral with protection plate, and display apparatus using the same |
| US8334953B2 (en) | 2007-09-28 | 2012-12-18 | Casio Computer Co., Ltd. | Display device integral with protection plate, and display apparatus using the same |
| US8755001B2 (en) | 2008-12-11 | 2014-06-17 | Casio Computer Co., Ltd. | Liquid crystal display apparatus including a resin layer in a region enclosed by a spacer between an optical sheet and a protective plate |
| US8405792B2 (en) | 2009-03-13 | 2013-03-26 | Casio Computer Co., Ltd. | Protective plate integrated display apparatus |
| US8411223B2 (en) | 2009-03-13 | 2013-04-02 | Casio Computer Co., Ltd. | Protective plate integrated display apparatus |
| US8284344B2 (en) | 2009-03-27 | 2012-10-09 | Casio Computer Co., Ltd. | Protection plate integrated display apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0433019U (ja) | 1992-03-18 |
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