JP2528779Y2 - 光学部品 - Google Patents

光学部品

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JP2528779Y2
JP2528779Y2 JP1988102953U JP10295388U JP2528779Y2 JP 2528779 Y2 JP2528779 Y2 JP 2528779Y2 JP 1988102953 U JP1988102953 U JP 1988102953U JP 10295388 U JP10295388 U JP 10295388U JP 2528779 Y2 JP2528779 Y2 JP 2528779Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば光結合器に適用される光学部品に
関する。
(ロ)従来の技術 光ファイバを用いる装置、例えば光結合器は、光ファ
イバ内の光信号を光電変換素子により電気信号に変換し
て処理する機能及び電気信号を光電変換素子により光信
号に変換し前記光ファイバ内へ送り込む機能を有してい
る。この光結合器に適用される光ファイバ固定構造とし
ては、第5図及び第6図に示すものが知られている。
22は、ケースである。このケース22には、光電変換素
子保持部25及びこの光電変換素子保持部25に連通する挿
入孔26が設けられている。この光電変換素子保持部25に
は、下方より光電変換素子29が圧入されて保持されてい
る。この光電変換素子29には送信側の場合には発光ダイ
オード、受光側の場合にはホトダイオード等が適用され
る。ケース22の下面よりは光電変換素子29のリード29b
及びハンダポスト23が垂下している。ハンダポスト23
は、ケース22下面に圧入して設けられているものであ
る。このリード29b及びハンダポスト23を、印刷回路基
板31のスルーホール31b、31aにそれぞれ挿通させ、この
印刷回路基板31上の導体パターンにそれぞれはんだ付け
して、ケース22が印刷回路基板31に固定されると共に、
光電変換素子29が印刷回路基板31上の信号処理回路に電
気的に接続される。
一方、前記挿入孔26には、スリーブ28が挿入される。
スリーブ28は、光ファイバ30端部に装着され、かしめる
ことにより光ファイバ30端部に固定されている。このス
リーブ28には、ケース22の係合爪27と係合する係合部28
aが設けられている。スリーブ28を挿入孔26に挿入して
いくと、係合爪27と係合部28aが係合し、スリーブ28が
ケース22に固定される(いわゆるスナップフィット)。
この時、光ファイバ30の芯線30a先端が光電変換素子29
の光電変換部29aに臨み、光電変換素子29と光ファイバ3
0とが光学的に接続する。光ファイバ30をケース22より
取外す場合には、スリーブ28を強く引けば、係合爪27と
係合部28aとの係合が外れ、スリーブ28を挿入孔26より
抜くことができる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記従来の光ファイバ固定構造においては、スリーブ
28をケース22に脱着自在とするため、振動等の外力が加
わった場合に、光電変換部29aの光軸と、光ファイバ30
との光軸がずれたり、両者の距離が変化する等、光学系
に狂いが生じ信号が大きく歪むという問題点があった。
この問題点は、スリーブ28をケース22に強固に固定す
ることにより解消するものの、スリーブ28の脱着性が低
下するという新たな問題点が生じてしまう。
この考案は上記に鑑みなされたものであり、光学系に
狂いが生じにくく、脱着の容易な光ファイバの固定構造
として有効な光学部品の提供を目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案の光学部品を、実施例に対応する第1図及び
第2図を用いて説明すると、ケース2と、光電変換部9a
とリード9bとからなり前記ケース2に収納される光電変
換素子9とを具備する光学部品であって、前記ケース2
は、光電変換素子9の光電変換部9aを保持する素子保持
部5と、平面部15を持つ底部16と、底部16の一部が開放
されて素子保持部5と連通するように設けられた素子挿
入部17と、ケース両側部に連なってケース底部16位置よ
りも下方に延びてなる一対の係合部18と、素子保持部5
に連通しケース前面2aから突出する開口部6とを備え、
前記ケース2の係合部18は、ケース2の前後方向に幅を
持つ板状の部材からなりケース2の側方向に弾性力を持
つ弾性部3と、弾性部3の端部に形状された爪部4とを
有し、前記光電変換素子9は、ケース2の素子挿入部17
を通じて素子保持部5に挿入され、光電変換部9aがケー
ス2の素子保持部5と開口部6との連通部分に臨む位置
で且つリード9bがケース底部16から外出した状態で垂下
する位置でケース2の素子保持部5に保持されるもので
ある。
(ホ)作用 この考案の光学部品を光結合器に適用した場合では、
ケース2を基板11に対して脱着可能とし、光電変換素子
9が基板11よりケース2ごと分離可能な構成としてい
る。このため、光ファイバ10端部をケース2に脱着可能
としなくてもよいから、固定手段7・8により光ファイ
バ10端部をケース2に強固に固定することができ、外力
が加わった際に、光学系に生じる狂いを低減することが
可能となる。
一方、光電変換素子のリード9bと基板11の電気的接続
にはソケット12を用いているため、ケース2に外力が加
わって、ケース2が基板11に対し動いたとしても、リー
ド9bとソケット12間の導通には、ほとんど影響はない。
このため、ケース2の基板11への取付は、比較的強固で
なくともよく、ケース2の脱着性が損なわれにくい。
(ヘ)実施例 この考案の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて以
下に説明する。
この実施例は光結合基板にこの考案を適用したもので
あり、第1図は実施例固定構造の縦断面図、第4図は、
その分解斜視図を示している。2は、ケースである。ケ
ース2内には、光電変換素子9を保持する素子保持部5
が設けられている(第1図参照)。この素子保持部5
は、底部が開放されており、下方より光電変換素子9が
圧入されると共に、そのリード9bが下方に垂下可能とさ
れる。なお、5aは光電変換素子9に係合する突起であ
り、光電変換素子9を素子保持部5内にしっかり保持す
る。
ケース2の前面2aには、割りスリーブ7が突出してい
る(第1図、第4図参照)。このスリーブ7内は、ケー
ス2の前面側に開口する開口(挿入孔)6に連通してい
る。光ファイバ10の端部が挿入される割りスリーブ7に
は、挿入孔6に光ファイバ10端部を挿入した状態で、リ
ング8が嵌付けられ、光ファイバ10端部がケース2に強
固に固定される(第2図、第3図も参照)。
又、ケース2は、平面部15を持つ底部16と、この底部
16の一部が開放されて素子保持部5と連通するように設
けられた素子挿入部17と、ケース両側部に連なってケー
ス底部16よりも下方に延びる一対の係合部18とを有す
る。係合部18は、ケース2の前後方向(矢印方向)に幅
を持つ板状の部材からなりケース2の側方向に弾性力を
持つ弾性力(係合片)3と、弾性部3の端部に形成され
た爪部(爪)4とを有する。
従って、光電変換素子9は、その上面部が素子保持部
5の上方に設けられた当接部19に当接するまでケース2
の素子挿入部17の開放から素子保持部5に挿入され、光
電変換部9aが開口6に臨む位置で且つリード9bがケース
底部16から外出した状態で垂下する位置で、ケース2の
素子保持部5に圧入保持される。これにより、挿入孔6
に光ファイバ10の端部を挿入・固定した時に、光ファイ
バ10の芯線10aと光電変換部9aが光学的に接続される
(第1図参照)。
印刷回路基板11上には、光結合器の信号処理回路が設
けられている(回路素子は図表せず)。この印刷回路基
板11上には、さらにソケット12が実装される。すなわ
ち、ソケット12のピン12bがスルーホール11bに挿入さ
れ、印刷回路基板11の図示しない導体パターンにはんだ
付けされる。
第2図は、印刷回路基板11にケース2を取付ける前の
状態を示す斜視図である。ケース2を印刷回路基板11に
取付けるには、爪4が角孔11aに挿入されるように、ケ
ース2を印刷回路基板11に押し付ける。この時、爪4・
4間の幅が狭まるように、係合片3がそれぞれ弾性変形
し、爪4が角孔11aに挿入されていく。爪4が印刷回路
基板11下面に出ると、爪4・4間の幅が元に戻り、爪4
が印刷回路基板11下面と係合し、ケース2が印刷回路基
板11取付けられる(第3図参照)。この時に、光電変換
素子9のリード9bが、ソケット12の挿入部12aへ挿入さ
れて、光電変換素子9がソケット12を介して印刷回路基
板11上の回路と電気的に接続される。
ケース2を印刷回路基板11より取外すには、印刷回路
基板11下面に突出している爪4・4間の幅を狭め、印刷
回路基板11下面と爪4との係合を解き、同時にケース2
を上方に引抜く。
第3図に示す取付け状態で、振動等の外力が加わった
場合、光電変換素子9と光ファイバ10端部は、ケース2
に強固に取付けられているから、光学系の狂いはほとん
どない。これに対して、外力が加わることにより、ケー
ス2が印刷回路基板11に対して微動することとなって
も、この微動により、リード9bとソケット12との電気的
接触はほとんど影響をうけないから、信号が歪んだり、
ノイズが混入するおそれは少ない。従って、ケース2を
印刷回路基板11に、それほど強固に取付ける必要はない
ので、ケース2の脱着性が損なわれることはない。
又、ケース2の係合部18で回路基板11に固定している
ので、回路基板11に対する着脱が簡単である。しかも、
係合部18がケース2の両側部に連なっているため、回路
基板11に取付けるのに部品点数はそのままでよく、光学
部品のスペースが少なくて済む。更には、係合部18の弾
性部3がケース2の前後方向に幅を持つ板状の部材から
なりケース2の側方向に弾性力を持つため、振動等の外
力に対して弾性力が安定しているだけでなく、例えば光
ファイバ10を通じてケース2の前面から外力が加わって
も、弾性部3がケース2の幅方向(前後方向に垂直な方
向)に幅を持つ場合に比べて、外力に対する強度が十分
である。因みに、弾性部3がケース2の幅方向に幅を持
つ場合、ケース2の前面から外力が加わると、係合部18
がずれて、回路基板11の角孔11aに係合していた爪4が
外れたり、係合部18が折れたりする可能性が高くなる。
なお、この実施例では本考案を光結合器に適用した場
合を示したが、この考案の適用範囲はこれに限定される
ものではない。
(ト)考案の効果 以上説明したように、この考案の光学部品を光結合器
に適用した場合、振動等の外力が加わった際に光学系の
狂いが少なく、信号が歪み難い利点を有している。その
上、これがために、脱着性が損なわれることもない。
又、この考案の光学部品では、ケースの係合部で基板
に固定するので、基板に対する着脱が簡単である。しか
も、係合部はケースの両側部に連なっているので、部品
点数はそのままでよく、光学部品のスペースが少なくて
済む。更には、係合部の弾性部がケースの前後方向に幅
を持つ板状の部材からなりケースの側方向に弾性力を持
つため、基板に取付けた状態において、振動等の外力に
対して弾性力が安定しているだけでなく、例えばケース
の前面から外力が加わっても、外力に対する強度が十分
であり、爪部の外れや係合部の折損等の不具合は起こら
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の光学部品を光結合器に適用した場
合の一実施例に係る光ファイバの固定構造の縦断面図、
第2図は、同光ファイバの固定構造において印刷回路基
板よりケースを取外した状態を示す斜視図、第3図は、
同光ファイバの固定構造において印刷回路基板にケース
を取付けた状態を示す斜視図、第4図は、同光ファイバ
の固定構造の分解斜視図、第5図は、従来の光ファイバ
の固定構造の分解斜視図、第6図は、同従来の光ファイ
バの固定構造の縦断面図である。 2:ケース、3:係合片、5:素子保持部、6:挿入孔、7:割り
スリーブ、8:リング、9:光電変換素子、10:光ファイ
バ、11:印刷回路基板、12:ソケット。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース(2)と、光電変換部(9a)とリー
    ド(9b)とからなり前記ケース(2)に収納される光電
    変換素子(9)とを具備する光学部品であって、 前記ケース(2)は、光電変換素子(9)の光電変換部
    (9a)を保持する素子保持部(5)と、平面部(15)を
    持つ底部(16)と、底部(16)の一部が開放されて素子
    保持部(5)と連通するように設けられた素子挿入部
    (17)と、ケース両側部に連なってケース底部(16)位
    置よりも下方に延びてなる一対の係合部(18)と、素子
    保持部(5)に連通しケース前面(2a)から突出する開
    口部(6)とを備え、 前記ケース(2)の係合部(18)は、ケース(2)の前
    後方向に幅を持つ板状の部材からなりケース(2)の側
    方向に弾性力を持つ弾性部(3)と、弾性部(3)の端
    部に形状された爪部(4)とを有し、 前記光電変換素子(9)は、ケース(2)の素子挿入部
    (17)を通じて素子保持部(5)に挿入され、光電変換
    部(9a)がケース(2)の素子保持部(5)と開口部
    (6)との連通部分に臨む位置で且つリード(9b)がケ
    ース底部(16)から外出した状態で垂下する位置でケー
    ス(2)の素子保持部(5)に保持されることを特徴と
    する光学部品。
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