JP2528553Y2 - ベルブロック用栓部材 - Google Patents

ベルブロック用栓部材

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は,電線や電話線などのケーブルを地中に埋
設するに際し、点検保守等のためのマンホール構築用ベ
ルブロックに使用するための栓部材に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
地中に敷設される電力・通信ケーブルは,合成樹脂か
らなる複数の保護用地中埋設管(以下ダクトと称する)
を使用して地中に敷設されるが,敷設の効率化や保守点
検のため,通常25mに1ケ所づつ電力・通信ケーブルが
直接露出するマンホールを設けている。
しかして,このマンホールの構築に際しては,所定の
間隔(通常1m)を存して対峙する側壁の一部にベルブロ
ックと称される部材を使用して構築するものである。
このベルブロックは,第6図に示すように合成樹脂若
しくはレジンコンクリート等で外形が立方体状のブロッ
ク体1に,単数若しくは複数のケーブル挿通孔21…2n
形成すると共に,該ケーブル挿通孔21…2nの一端部がケ
ーブル3を収容したダクト4の挿入孔となるよう大径に
開口されている。
かゝるベルブロックは,通常1mの間隔を存して形成さ
れるマンホールの側壁の一部にそれぞれ組み込まれて使
用されるもので,ブロック体1のケーブル挿通孔21…2n
の一端開口部にそれぞれダクト4の一端部を挿入固定し
たのち,各ダクト4内に電力若しくは通信用のケーブル
3を挿通し,前記ケーブル挿通孔21…2nの他端開口部か
ら引き出し,マンホール内を通過させたのち,所要の間
隔を存して対峙する他のブロック体に形成されたケーブ
ル挿通孔を通して,該ケーブル挿通孔に嵌合保持された
ダクト内に送り込まれて配線して行くものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記ベルブロックは,マンホールの構築に際してケー
ブルを収納した複数のダクトを所定の間隔で集束結合す
ることができるので,ケーブルの敷設作業がきわめて簡
単となる点において優れたものであるが,何らかの原因
で火災が発生した場合には,ケーブルを内蔵した各ダク
トが熱や炎,さらには煙などの通路となって延焼を一層
拡大させることになる。
そこで,従来は例えば実公昭64−3907号公報に開示さ
れるように,ダクトの外周に,基材上に熱によって分解
し,窒素ガス,水,低級脂肪酸,炭酸ガス,有機溶剤等
の気体を放出する発泡性物質をガスや水分に対して非透
過性の保護フィルムで被覆してなる管路閉塞材を捲き付
け,火災時などの高熱によって発泡性物質が発泡し,そ
の発泡力を利用して管路を閉塞して火災の延焼を防止す
ることが行われている。
しかしながら,前記公報に開示される管路閉塞材は,
高熱によって発泡性物質が発泡する際,その圧力を全て
ダクトに向けて掛ける必要上,発泡性物質を硬性を有す
る金属や金属繊維,さらには有機あるいは無機質からな
る板状体からなる基板上に配したのち,これを保護フィ
ルムで被覆して形成しているので,管路閉塞材の製造そ
のものがきわめて大変であると共に,これを全てのダク
トの外周に捲き付けることによって装着する必要がある
ため,その作業が膨大で,ケーブルの地中埋設のための
工期に遅れが生じ,かつ閉塞されたダクトは以後再使用
ができないなど実用上解決すべき多くの課題を有してい
た。
この考案はかゝる現状に鑑み,きわめて簡単かつ容易
な操作で取付けができ,火災が発生した場合には確実に
ダクトへの延焼を防止し、さらにダクトによる炎や熱等
による延焼を防ぐと共に,復旧作業がきわめて容易なベ
ルブロック用栓部材を提供することを目的としたもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため,この考案のベルブロック用
栓部材は,不燃性材料をもって前記ケーブル挿通孔の一
端開口部の内径と同径の筒状体を形成すると共に,該筒
状体の基端部に中心部にケーブル保持孔を設けた蓋体を
一体的に形成し,前記筒状体の内周部に熱によって発泡
する発泡性物質をガスや水分に対して非透過性の保護フ
ィルムで被覆した延焼防止材を担持させたことを特徴と
するものである。
この考案において,前記栓部材は,不燃性の素材で形
成するものであるが,具体的には金属や,陶器,磁器,
ガラス,珪藻土等を素材としたもので,その中でも熱伝
導率の低い陶器や磁器類で形成したものが好ましい。
前記栓部材は,基本的には中心部にケーブル保持孔を
形成した蓋体の一面に,前記ケーブル保持孔を囲繞して
ベルブロックに形成されたケーブル挿通孔の内径とほゞ
同径の外径を有する筒状体を一体的に設けて形成するも
のであるが,かゝる栓部材を複数の分割体で構成しても
よい。
すなわち,中心部にケーブル保持孔を有する蓋体と,
該蓋体の一面に前記ケーブル保持孔を囲繞して設ける筒
状体とを,例えば中心部を軸方向に沿って切断して得ら
れる形状の左右同形の2つの分割体で構成し,ベルブロ
ックのケーブル挿通孔への嵌合に際し,各分割体の接合
面を適宜手段,例えば一方の分割体の接合面に係合用の
凸部を,他方の分割体の接合面に係合用の凹部をそれぞ
れ設け,該凹部に前記凸部を係合させるか,一方の分割
体の接合面に接着剤を塗布するなど,で一体化させて,
あるいは一体化させることなくケーブル挿通孔に嵌合さ
せることによって最終的に一つの栓部材となるよう構成
してもよい。
この場合,各分割体の内周部には,それぞれ延焼防止
材を担持させる。
また,延焼防止材は,熱によって発泡する発泡性物質
をガスや水分に対して非透過性の保護フィルムで被覆し
たもので,具体的には,珪酸塩(水ガラス),硼酸塩,
燐酸塩,クロム酸塩などの結晶水を有する無機化合物,
さらにはアゾジカルボンアミドなどの有機化合物からな
る発泡剤に,所望によって結着剤や充填剤,その他老化
防止剤,紫外線吸収剤,難燃剤等を配合したものを,水
分やガスに対して非透過性の保護フィルムで被覆したも
のであるが,好ましくは火災発生による発泡に際してな
んらの有害ガスを発生しない無機化合物からなる発泡性
物質を使用するのがよい。
また,前記保護フィルムは,具体的には,ポリ塩化ビ
ニルやポリ塩化ビニリデンなどの合成樹脂製フィルム
で,ガスや水分に対して非透過性を有するものである。
なお,この栓部材に担持させる延焼防止材は,ベルブ
ロックに形成されたケーブル挿通孔と密嵌する筒状体の
内周部に設けるものであるが,筒状体の外径をケーブル
挿通孔の内径よりも小径となし,筒状体の外周部とケー
ブル挿通孔との内周部との間に空隙を形成し,該空隙に
延焼防止材が装着されるよう前記筒状体の外周部にも延
焼防止材を担持させれば,延焼防止の効果を一層向上さ
せることができ好都合である。
〔作用〕
この考案のベルブロック用栓部材は,マンホールの側
壁の一部として対峙して配設された一方のベルブロック
から他方のベルブロックにケーブルを配線するに際し,
ベルブロックに形成されたケーブル挿通孔の一端開口部
に,蓋体の中心部にケーブル保持孔を有すると共に,蓋
体に連設された筒状体の内周部に延焼防止材を担持させ
た栓部材を装着しているので,該栓部材に形成したケー
ブル保持孔を介してケーブルを引出し,その先端を再び
対峙するベルブロックに装着された栓部材のケーブル保
持孔を通して配線するので,一方のベルブロック側のダ
クトを通じて高熱が当該ベルブロックの栓部材に及ぶ
と,該高熱によって栓部材内に装着された延焼防止材が
発泡し,ベルブロック内のケーブル挿通孔が延焼防止材
から出る発泡物質によって閉塞され,炎や煙,さらには
高温気体が他方のベルブロック側に及ぶことがない。
〔実施例〕
以下,この考案のベルブロック用栓部材の実施例を添
付の図面に基づいて説明する。
第1図において,10は保守点検等のために構築される
マンホールで,対向する側壁10a,10bの一部にはベルブ
ロック11,11がそれぞれ使用されている。
このベルブロック11は,耐火性を有すると共に,強度
が大きく,かつ軽量なレジンコンクリートを使用して立
方体状に成形したもので,一方の側壁から他方の側壁に
貫通する複数のケーブル挿通孔12a……12nが形成されて
いる。
このケーブル挿通孔12a……12nは,いづれもその一端
部は第2図に示すように拡径してケーブル13を収容する
ダクト14,あるいは将来のケーブルの増設に備えて敷設
される空のダクト15等のダクトの一端をOリング16を介
して嵌合保持することができるよう構成されている。
しかして,これらベルブッロク11に形成されたケーブ
ル挿通孔12a……12nの一端開口部に装着する栓部材17
は,不燃性の陶器をもって一体成形したもので,第2図
に示すようにケーブル挿通孔12aの開口部を閉塞する蓋
対向17aの中心部にケーブル保持孔17bを形成すると共
に,一方の側面にケーブル挿通孔12aの内径とほゞ同径
の外径を有する筒状体17cを突設し,該筒状体17cの内周
部に延焼防止材18を担持させたものである。
この延焼防止材18は,熱によって発泡する発泡性物質
をガスや水分に対して非透過性を有するフィルムで被覆
してなるもので,この実施例においては,無機発泡剤で
ある水ガラス粉末100重量部に結着剤としてアクリルエ
マルジョン10重量部と,充填剤として水酸化アルミニウ
ム100重量部および固形分40重量%の水ガラス水溶液15
重量部を配合して発泡性物質を構成し,この発泡性物質
をポリ塩化ビニル製の保護フィルム内に充填したのち,
保護フィルムの一方の面に接着剤を塗布し,もって接着
剤塗布面を栓部材17の筒状体17cの内周部に接着して固
定したものである。
かゝる延焼防止剤18は,火災の発生によって少なくと
も100℃の温度に晒されると,保護フィルム内の発泡性
物質が発泡し,その発泡体が栓部材17の筒状体17c内お
よび該筒状体17cと連通するケーブル挿通孔12a内を閉塞
し,もって炎や煙,さらには高温気体がダクト内外に及
ぶのを確実に防止するものである。
なお,図中10cは前記マンホール10の上端開口部を覆
う鉄製の蓋体,19はケーブル挿通孔12a内に栓部材17を密
嵌するために使用するパッキンを示す。
しかして,この栓部材17の使用方法についてより具体
的に説明すると,例えば20m間隔毎に予めベルブロック1
1,11を側壁の一部に使用したマンホール10を構築したの
ち,前後のマンホール間に所要の数のダクトを適宜連設
して配管すると共に,各ダクトの両端部を第1図に示す
ようにベルブロック11のケーブル挿通孔に形成された大
径部に挿入固定したのち,ダクト内に必要なケーブル13
を配線し,これらケーブル13の先端部を一旦集束してマ
ンホール10内に引き出し,その先端部を栓部材17の筒状
体17cの開口部から挿入すると共に,さらにその先端を
栓部材17を構成する蓋体17aに設けたケーブル保持孔17b
を貫通させ,その後栓部材17をベルブロック11のケーブ
ル挿通孔の一端開口部に装着し,さらに,ケーブル13を
配線したベルブロック11と対峙するベルブロック11に使
用する栓部材のケーブル保持孔を貫通させて,同様の方
法によってケーブルを順次配線するが,ケーブルの配線
方法はこの例にのみ限定されるものではない。
しかるのち各ダトクの上部から覆土し,その表面をコ
ンクリート等で固めるものであるが,マンホール10内を
通過するケーブル13は,ケーブルが剥き出しで,ダクト
によるカバーは行われていない。
なお,ベルブロック11に配設されるケーブル挿通孔12
a……12nには,基本的にはケーブル13を配線するダクト
のみを嵌合保持するものであるが,従来のケーブルの増
設を考慮してケーブルを配線しない空のダクト15を設け
ることもしばしばある。
この場合には,第1図に示すように,空のダクト15を
嵌合保持したケーブル挿通孔12nの開口端部に,該開口
部を閉止する蓋体の一面にケーブル挿通孔12nの内壁に
密嵌する筒状体を形成すると共に,該筒状体内部に前記
延焼防止材18を担持させた栓部材17を装着しておけば,
万一火災が発生しても,前記延焼防止材18が火災による
熱によって発泡し,ケーブル挿通孔内を確実に閉塞し,
炎や煙等が空のダクト15を通過して火炎の拡大や煙害の
拡大等のおそれがない。
第3図はこの考案のベルブロック用栓部材の他実施例
を示すもので,ケーブル挿通孔の一端開口部を閉止する
蓋体17aの中心部にケーブル保持孔17bを設けると共に,
該蓋体17aの一方の面に前記ケーブル保持孔17bを囲繞し
てケーブル挿通孔の内径よりも小径の外径を有する筒状
体17cを一体的に陶器をもって形成し,前記筒状体17cの
内周部および外周部にそれぞれ延焼防止材18を適宜手段
によって担持させたもので,この栓部材17の使用法も前
記第1の実施例における栓部材と全く同じである。
第4図はさらにこの考案のベルブロック用栓部材の他
の実施例を示すもので,栓部材27を左右同形の2つの分
割体で構成するものである。
すなわち,底面の中心部に半円状の切欠き27bを形成
した半円状の板部材27aの一面に,前記切欠き27bを囲繞
して半円筒体27cを一体的に取付けて左右同形の2つの
分割体X,Yをそれぞれ不燃性の材料で形成したもので,
一方の分割体Xの接合面には係合用の凸部27dが,他方
の分割体Yの接合面には,前記凸部27dとそれぞれ対応
する位置に係合用の凹部27eを設け,各分割体X,Yの内周
部にはそれぞれ延焼防止材28を適宜手段によって担持さ
せている。
しかして,かゝる左右同形の2つの分割体X,Yからな
る栓部材27は,第5図に示すようにケーブル挿通孔にケ
ーブル13を配線したのち,集束結合したケーブル13の上
下若しくは左右にそれぞれ分割体XおよびYを配し,両
者を矢印方向に押圧して一方の分割体Xの接合面に設け
た係合用の凸部27dを,他方の分割体Yの接合面に形成
した係合用の凹部に嵌合して両者を一体的にしたのち,
これをケーブル挿通孔に嵌合するものである。
かゝる2つの分割体X,Yから構成される栓部材27は,
前記実施例1や実施例2に示す栓部材17を使用したケー
ブルの敷設に比し,より簡単にケーブルの敷設を行うこ
とができる点できわめて有利である。
なお,分割体の形成に際し,上記実施例は左右対称の
2つの分割体となしたが,2つの分割体から構成する場
合,一方の分割体の円弧を大きく,他方の分割体の円弧
が小さなものでもよく,さらには3つの分割体で一つの
栓部材を形成してもよいもので,一つの栓部材を構成す
る分割体の数は特に限定されるものではない。
〔考案の効果〕
この考案のベルブロック用栓部材,地中に敷設される
ケーブルを保護するダクトの端部を嵌合保持する単数若
しくは複数のケーブル挿通孔を設けたベルブロックにお
いて,ダクトの一端部を嵌合保持してなるケーブル挿通
孔の開口端部に,不燃性の素材で形成されると共に,ケ
ーブル挿通孔の内周部と係合する筒状体の内部に延焼防
止材を担持させた栓部材を装着し,ダクト内に配線され
たケーブルの先端部を前記延焼防止材で被覆した状態で
マンホール内に引き出し,これを更に別のベルブロック
に装着した栓部材に挿通し,その栓部材内においてケー
ブルの外周部を延焼防止材にて被覆することができるの
で,火災等が発生してダクト内を炎や煙等が通過して来
ても,マンホールのベルブロックにおいて延焼防止材が
高熱に晒されると自動的に発泡し,ケーブル挿通孔内を
発泡性物質によって閉塞するため,マンホール間に敷設
された一区間のダクトやケーブルに損傷を受けたとして
も,他の区間のケーブルやダクトに被害が拡大するおそ
れは全くないものである。
しかも,この考案の栓部材は,その構造がきわめて簡
単であるので,使用に際してはケーブルを栓部材に形成
したケーブル保持孔に挿通するのみで災害時における延
焼防止を確実に実行することができ,ケーブル敷設に伴
う作業の能率を大幅に向上させることができるなど実用
上多大の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のベルブロック用栓部材を使用したベ
ルブロックの一実施例を示す一部切欠き断面図,第2図
はこの考案のベルブロック用栓部材をベルブロックに装
着する前の状態を示す要部の断面図,第3図はこの考案
のベルブロック用栓部材の他の実施例を示す断面図,第
4図はさらに他の実施例を示すもので,(a)は分離さ
れている状態の栓部材を示す断面図,(b)は同正面図
を示す。 第5図は第4図に示す栓部材の使用法を説明するための
斜視図,第6図は従前のベルブロックを説明するための
分解斜視図である。 10…マンホール 11…ベルブロック 12a……12n…ケーブル挿通孔 13…ケーブル、14…ダクト 15…空のダクト、17…栓部材 17a…蓋体 17b…ケーブル保持孔 17c…筒状体 18,28…延焼防止材 27…栓部材 X,Y…栓部材27を構成する分割体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−142815(JP,A) 特開 平4−21307(JP,A) 実開 平4−133(JP,U) 実開 昭63−124033(JP,U) 実開 平4−2930(JP,U) 実開 昭64−30630(JP,U) 実公 昭64−3907(JP,Y2)

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルブロックに形成されたケーブル挿通孔
    に装着するための栓部材で,不燃性材料をもって前記ケ
    ーブル挿通孔の一端開口部の内径とほゞ同径の筒状体を
    形成すると共に,該筒状体の基端部に中心部にケーブル
    保持孔を設けた蓋体を一体的に形成し,前記筒状体の内
    周部に熱によって発泡する発泡性物質をガスや水分に対
    して非透過性の保護フィルムで被覆した延焼防止材を担
    持させたことを特徴とするベルブロック用栓部材。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のベルブロック用栓部材に
    おいて,栓部材は,中心部にケーブル保持孔を有する蓋
    体と,該蓋体の一面にケーブル保持孔を囲繞して設けら
    れる筒状体とを,複数の分割体で構成すると共に,各分
    割体の内周部にそれぞれ延焼防止材を担持させて使用時
    に一体化するよう構成したものであることを特徴とする
    ベルブロック用栓部材。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のベルブロック用栓部材に
    おいて,栓部材は,中心部にケーブル保持孔を有する蓋
    体と,該蓋体の一面にケーブル保持孔を囲繞して設けら
    れる筒状体とを,複数の分割体で構成すると共に,各分
    割体の内周部にそれぞれ延焼防止材を担持させると共
    に,いづれか一方の分割体の係合面に設けた係合用の凸
    部を,他方の分割体の係合面に設けた係合用の凹部に嵌
    合し,もって使用時に一体化するよう構成したものであ
    ることを特徴とするベルブロック用栓部材。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のベルブロック用栓部材に
    おいて,栓部材は,ケーブル挿通孔に挿通する筒状体
    が,前記ケーブル挿通孔の内径よりも小さな外径であっ
    て,内周部に前記延焼防止材が担持されると共に,外周
    部にも延焼防止材が担持されていることを特徴とするベ
    ルブロック用栓部材。
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