JP2528363Y2 - ガス供給システム - Google Patents

ガス供給システム

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JP2528363Y2
JP2528363Y2 JP62193U JP62193U JP2528363Y2 JP 2528363 Y2 JP2528363 Y2 JP 2528363Y2 JP 62193 U JP62193 U JP 62193U JP 62193 U JP62193 U JP 62193U JP 2528363 Y2 JP2528363 Y2 JP 2528363Y2
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pressure
gas supply
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control
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正人 平田
明道 居村
孝 多原
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大陽東洋酸素株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として窒素ガス等の
工業ガスを供給させるためのシステムであって、常用ガ
ス供給装置に何らかの異常が発生した場合に、ガス供給
源が常用ガス供給装置から予備ガス供給装置に自動的に
切替わるように構成されたガス供給システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のガス供給システムとし
ては、図3に示す如く、ガス供給ライン1に、常用ガス
供給装置2及び予備ガス供給装置3のガス出口部2a,
3aを分岐接続し、常用ガス供給装置2の出口部2a
に、常用ガス供給装置2に異常が生じたときに発せられ
る異常発生信号Sにより閉制御される遮断弁4を配設す
ると共に、予備ガス供給装置3のガス出口部3aに、圧
力調節計6から入力される圧力信号により制御される他
力式の自動圧力調節弁5を配設したものがよく知られて
いる。
【0003】而して、かかるガス供給システムにあって
は、常用ガス供給装置2に何らかの異常が発生すると、
遮断弁4により常用ガス供給装置2からのガス供給が緊
急停止され、爾後、ガス供給ライン1のライン圧力Pが
低下していく。そして、ライン圧力Pが圧力調節計6に
おける設定圧力P0 より低下するようになると、これを
圧力調節計6が検知して、圧力調節計6から入力される
圧力信号によって自動圧力調節弁5が徐々に開動されて
いき、予備ガス供給装置3からのガス供給が開始される
ことになる。ところで、圧力調節計6の圧力設定値P0
はライン圧力Pより低く設定されていることから、圧力
調節計6の圧力信号は常時は全閉信号に一致しない極限
状態にあり、全閉信号に至るまでに或る程度の時間が必
要となる。一方、圧力調節弁5の開動は、かかる全閉信
号に至った後に開始される。したがって、遮断弁4によ
る常用ガスの供給停止から自動圧力調節弁5による予備
ガスの供給開始までにタイムラグを生じるのは止むを得
ないところである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このようなタ
イムラグが生じると、一時的にガス流れが停止すること
になる。このため、常用ガス供給装置から予備ガス供給
装置への切替時において大幅な圧力低下が生じて、ガス
供給ラインの末端側装置でトリップする等の問題があ
る。なお、ガス供給ライン1に圧力低下緩衝用のサージ
タンク31を配設しておくことも試みられてはいるが、
切替時にガス供給が一時的に停止するため、圧力低下を
効果的に防止するには大容量のサージタンク31が必要
となり、設置スペースや設備費等の面での不利は避け難
い。
【0005】本考案は、このような点に鑑みてなされた
もので、常用ガス装置から予備ガス装置への切替時にお
ける圧力低下を効果的に防止して、安定したガス供給を
行い得るガス供給システムを提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本考
案のガス供給システムにあっては、ガス供給ライン1
に、常用ガス供給装置2及び予備ガス供給装置3のガス
出口部2a,3aを分岐接続すると共にガス供給ライン
1のライン圧力Pに応じて制御ガスによる圧力信号を出
力する圧力調節計6を配設し、常用ガス供給装置2の出
口部2aに、常用ガス供給装置2に異常が生じたときに
発せられる異常発生信号Sにより閉制御される遮断弁4
を配設し、予備ガス供給装置3のガス出口部3aに、圧
力調節計6から入力される圧力信号により制御される他
力式の自動圧力調節弁5を配設し、圧力調節計6から自
動圧力調節弁5に至る圧力信号路7に切替時圧力低下防
止装置8を介設してあり、特に、自動圧力調節弁5,圧
力調節計6,切替時圧力低下防止装置8を次のように構
成しておくことを提案する。
【0007】すなわち、請求項1のガス供給システムで
は、自動圧力調節弁5は、これに入力される圧力信号が
上限設定圧たる全開圧力Q1 以上である場合に全開され
且つ下限設定圧たる全閉圧力Q2 以下である場合に全閉
されるシグナルレス・クローズ形のものである。また、
圧力調節計6は、前記ライン圧力Pが設定圧力P0 以下
に低下したときにおいて両圧力P,P0 の差に対して出
力信号の圧力を増大させるものである。さらに、切換時
圧力低下防止装置8は、一次側に供給された制御ガスの
うち、より高圧の制御ガスのみを二次側へと通過させる
ハイセレクタ10と、ハイセレクタ10の二次側から自
動圧力調節弁5に至る、前記圧力信号路7の入力側部分
で構成される制御ガス供給路7aと、圧力調節計6から
ハイセレクタ10の一次側に至る、前記圧力信号路7の
出力側部分で構成される第1制御ガス供給路7bと、制
御ガス供給源9からハイセレクタ10の一次側に至る第
2制御ガス供給路11と、第2制御ガス供給路11に介
設されたバッファタンク12と、第2制御ガス供給路1
1におけるバッファタンク12の二次側部分11aに配
設された常閉形の電磁弁であって、前記異常発生信号S
により開制御される第1開閉弁13と、第2制御ガス供
給路11におけるバッファタンク12の一次側部分11
bに配設された常開形の電磁弁であって、前記異常発生
信号Sにより閉制御される第2開閉弁14と、バッファ
タンク12の排気部12aに配設された常閉形の電磁弁
であって、前記異常発生信号Sにより開制御される第3
開閉弁15と、バッファタンク12の排気部12aに配
設されており、第3開閉弁15が開動されたときにおい
てバッファタンク12からの急激なガス流出を防止する
ニードル弁等の流量制限器16と、各開閉弁13,1
4,15が常態にあるときにおけるバッファタンク12
内の圧力を前記全開圧力Q1 以上の所定圧力に保持する
圧力保持器17と、を具備するものである。
【0008】また、請求項2のガス供給システムでは、
自動圧力調節弁5は、これに入力される圧力信号が下限
設定圧たる全開圧力Q´1 以下である場合に全開され且
つ上限設定圧たる全閉圧力Q´2 以上である場合に全閉
されるシグナルレス・オープン形のものである。また、
圧力調節計6は、前記ライン圧力Pが設定圧力P以上で
ある場合において前記全閉圧力Q´2 の圧力信号を出力
しており、ライン圧力Pが設定圧力P0 以下に低下した
ときにおいて両圧力P,P0 の差に対して出力信号の圧
力を減少させるものである。さらに、切換時圧力低下防
止装置8は、一次側に供給された制御ガスのうち、より
低圧の制御ガスのみを二次側へと通過させるローセレク
タ20と、ローセレクタ20の二次側から自動圧力調節
弁5に至る、前記圧力信号路7の入力側部分で構成され
る制御ガス供給路7aと、圧力調節計6からローセレク
タ20の一次側に至る、前記圧力信号路7の出力側部分
で構成される第1制御ガス供給路7bと、制御ガス供給
源9からローセレクタ20の一次側に至る第2制御ガス
供給路21と、第2制御ガス供給路21に配設された常
開形の電磁弁であって、前記異常発生信号Sにより閉制
御される第1開閉弁23と、第2制御ガス供給路21に
おける第1開閉弁23の一次側部分と二次側部分とを接
続する迂回路30と、迂回路30に介設されたバッファ
タンク12と、迂回路30におけるバッファタンク12
の両側に配設された常閉形の電磁弁であって、前記異常
発生信号Sにより開制御される一対の第2開閉弁24
と、迂回路30におけるバッファタンク12の一次側部
分である補給路30aに配設されており、第2開閉弁2
4が開動されたときにおいて補給路30aからバッファ
タンク12への急激なガス流入を防止するニードル弁等
の流量制限器16と、バッファタンク12の排気部12
aに配設された常開形の電磁弁であって、前記異常発生
信号Sにより閉制御される第3開閉弁25と、各開閉弁
23,24,25が常態にあるときにおける第2制御ガ
ス供給路21からローセレクタ20に流入するガス圧力
及び第3開閉弁25が閉状態にあるときにおけるバッフ
ァタンク12内の圧力を前記全閉圧力Q´2 以上の所定
圧力に保持する圧力保持器17と、を具備するものであ
る。なお、以下の説明においては、便宜上、圧力信号な
いしガス圧力についての単位は省略する。
【0009】
【作用】請求項1のガス供給システムにあって、異常発
生信号Sが発せられない常態においては、第1及び第2
制御ガス供給路7b,11からハイセレクタ10に入力
される圧力信号は0であり、自動圧力調節弁5は全閉状
態にある。したがって、ガス供給ライン1へのガス供給
は常用ガス供給装置2のみによって行われる。このと
き、第1及び第3開閉弁13,15が閉状態にあり且つ
第2開閉弁14が開状態にあるから、圧力保持器17に
よりバッファタンク12内の圧力は全開圧力Q1 以上に
保持される。
【0010】かかる状態から異常発生信号Sが発せられ
ると、遮断弁4が閉動作されて常用ガス供給装置2によ
るガス供給は停止され、これと同時に、第1開閉弁13
が開動作されて、ハイセレクタ10にはバッファタンク
12から全開圧力Q1 以上の圧力信号が入力される。一
方、圧力調節計6からハイセレクタ10に入力される圧
力信号は0のままである。
【0011】したがって、ハイセレクタ10による選択
により、自動圧力調節弁5にバッファタンク12からの
圧力信号が入力されて、該弁5が全開されることにな
る。すなわち、遮断弁4による常用ガスの供給停止と自
動圧力調整弁5による予備ガスの供給開始とが同時に行
われる。その結果、ガス供給ライン1におけるガス流れ
が停止せず、従来システムにおけるようなタイムラグに
よる圧力低下はこれが殆ど生じない。
【0012】予備ガスへの切替が終了した後において
は、第2開閉弁14が閉状態にあり且つ第3開閉弁15
が開状態にあることから、バッファタンク12内の圧力
は流量制限器16により徐々に減圧されていき、したが
ってバッファタンク12からハイセレクタ10を経て自
動圧力調節弁5に入力される信号圧力は除々に低下して
いき、自動圧力調節弁5の開度は小さくなっていく。こ
れに伴って、ライン圧力Pが低下していき、圧力調節計
6から出力される信号圧力が上昇していく。そして、バ
ッファタンク12からの信号圧力が圧力調節計6からの
信号圧力を下回る状態となると、圧力調節計6からの出
力信号がハイセレクタ10により選択されて、自動圧力
調節弁5に入力される。
【0013】爾後、バッファタンク12内の圧力は0と
なり、自動圧力調節弁5は専ら圧力調節計6からの出力
信号により制御されることになる。つまり、図3に示す
従来システムと同様の制御が行われることになる。
【0014】また、請求項2のガス供給システムにあっ
て、異常発生信号Sが発せられない常態においては、第
1及び第2制御ガス供給路7b,21からローセレクタ
20への入力信号は全閉圧力Q´2 以上であるから、自
動圧力調節弁5は全閉状態にあり、ガス供給ライン1へ
のガス供給は常用ガス供給装置2のみによって行われ
る。このとき、第2開閉弁24,24が閉状態にあり且
つ第3開閉弁25が開状態にあるから、バッファタンク
12内の圧力は0である。
【0015】異常発生信号Sが発せられて、遮断弁4が
閉動作されて常用ガス供給装置2によるガス供給が停止
されると、これと同時に、常開弁23,25が閉動作さ
れると共に常閉弁24,24が開動作されて、ローセレ
クタ20には、バッファタンク12からの圧力信号と圧
力調節計6からの圧力信号が入力されるが、前者の圧力
は0であり、後者の圧力はQ´2 以上であるから、ロー
セレクタ20により前者が選択されて、自動圧力調節弁
5に入力される。
【0016】したがって、異常発生信号Sが発せられる
と、自動圧力調節弁5はバッファタンク12からの圧力
信号により全開されることになり、遮断弁4による常用
ガスの供給停止と自動圧力調整弁5による予備ガスの供
給開始とが同時に行われる。
【0017】しかる後、流量制限器16により、補給路
30aからバッファタンク12に徐々に制御ガスが供給
されていき、バッファタンク12からローセレクタ20
に入力される信号圧力は漸次上昇していく。一方、圧力
調節計6から出力される信号圧力は漸次低下していき、
バッファタンク12からの信号圧力が圧力調節計6から
の信号圧力を上回る状態となると、圧力調節計6からの
出力信号がローセレクタ20により選択されて、自動圧
力調節弁5に入力される。
【0018】爾後、バッファタンク12からの信号圧力
はQ´2 以上となり、そのまま圧力保持器17により保
持されるから、ローセレクタ20の選択により、自動圧
力調節弁5には専ら圧力調節計6からの圧力信号が入力
されることになる。すなわち、圧力調節計6によりライ
ン圧力Pに基づいて自動圧力調節弁5が制御されること
になる。
【0019】
【実施例】以下、本考案の構成を図1及び図2に示す各
実施例に基づいて具体的に説明する。
【0020】図1は本考案に係るガス供給システムの第
1実施例を示しており、この実施例のガス供給システム
にあっては、ガス供給ライン1に、常用ガス供給装置2
及び予備ガス供給装置3のガス出口部2a,3aを分岐
接続し、常用ガス供給装置2の出口部2aに遮断弁4を
配設し、予備ガス供給装置3のガス出口部3aに、圧力
調節計6から入力された圧力信号により開度制御される
他力式の自動圧力調節弁5を配設し、更に圧力調節計6
から自動圧力調節弁5に至る圧力信号路7に切替時圧力
低下防止装置8を介設してある。
【0021】遮断弁4は、常用ガス供給装置2に何らか
の異常が生じたときに発せられる異常発生信号Sにより
閉動作されるものである。なお、異常発生信号Sはプラ
ント停止信号等であり、停電による断電も含む。
【0022】自動圧力調節弁5は、これに入力される圧
力信号が上限設定圧たる全開圧力Q1 以上である場合に
全開され且つ下限設定圧たる全閉圧力Q2 以下である場
合に全閉されるシグナルレス・クローズ形のものであ
る。
【0023】圧力調節計6は、ガス供給ライン1のライ
ン圧力Pを検出し、これに基づいて、制御ガス供給源9
からの制御ガスを圧力信号として出力するものであり、
ライン圧力Pが設定圧力P0 以下に低下したときにおい
て両圧力P,P0 の差に対して出力信号の圧力を増大さ
せるものである。すなわち、圧力調節計6から出力され
る圧力信号(制御ガスの圧力)は、ライン圧力Pが設定
圧力P0 以上の常態では0に保持されているが、ライン
圧力Pが設定圧力P0 以下に低下するようになると、爾
後、両圧力P,P0 の差に対して増大され、その圧力差
を減少させるのであり、圧力差を0とする圧力で一定と
なるのである。なお、設定圧力P0 は、常用ガス供給装
置2による供給圧力より若干低圧とされている。
【0024】切替時圧力低下防止装置8は、図1に示す
如く、圧力信号路7に介設されたハイセレクタ10と、
ハイセレクタ10の二次側から自動圧力調節弁5に至
る、圧力信号路7の入力側部分で構成される制御ガス供
給路7aと、圧力調節計6からハイセレクタ10の一次
側に至る、圧力信号路7の出力側部分で構成される第1
制御ガス供給路7bと、前記制御ガス供給源9からハイ
セレクタ10の一次側に至る第2制御ガス供給路11
と、第2制御ガス供給路11に配設されたバッファタン
ク12と、第2制御ガス供給路11及びバッファタンク
12の排気部12aに配設された第1〜第3開閉弁1
3,14,15、流量制限器16及び圧力保持器17と
を具備する。
【0025】ハイセレクタ10は公知のものであるか
ら、その詳細な構造は省略するが、第1及び第2制御ガ
ス供給路7b,11から供給される制御ガスのうち、よ
り高圧のもののみを、制御ガス供給路7aから自動圧力
調節弁9に圧力信号として入力させるものである。
【0026】第1開閉弁13は、第2制御ガス供給路1
1におけるバッファタンク12の二次側部分12aに配
設されており、また第3開閉弁15は、バッファタンク
12の排気部12aに配設されている。これらの開閉弁
13,15は、何れも、通電された常態において閉状態
にある常閉形の電磁弁であり、前記異常発生信号Sによ
り開動作されるものである。
【0027】第2開閉弁14は、第2制御ガス供給路1
1におけるバッファタンク12の二次側部分12bに配
設されている。この開閉弁14は、通電された常態にお
いて開状態にある常開形の電磁弁であり、前記異常発生
信号Sにより閉動作されるものである。
【0028】流量制限器16は、バッファタンク12の
排気部12aに配設されたニードル弁であり、第3開閉
弁15が開動されたときにおいてバッファタンク12か
らの急激なガス流出を防止するものである。すなわち、
第3開閉弁15が開動されたときに、排気部12からの
排気によるバッファタンク12内の圧力降下を徐々に行
わしめるべく機能するものである。かかる機能を有する
限りにおいて、ニードル弁以外のもの(オリフィス等)
を使用することも可能である。なお、18は圧力計であ
る。
【0029】圧力保持器17は、第2制御ガス供給路1
1における第2開閉弁14の二次側部分に配設された減
圧弁であり、開閉弁14,15,16が常態にあるとき
におけるバッファタンク12内の圧力を前記全開圧力Q
1 以上の所定圧力に保持する。圧力保持器17は、上記
機能を発揮するものであればよく、減圧弁に限定されな
い。なお、19は圧力計である。
【0030】以上のように構成されたガス供給システム
にあって、異常発生信号Sが発せられない常態において
は、第1及び第2制御ガス供給路7b,11からハイセ
レクタ10に供給されるガス圧力は0であるから、ハイ
セレクタ10の選択によって制御ガス供給路7aから自
動圧力調節弁5に入力される信号圧力も0(全閉圧力Q
2 以下)である。したがって、自動圧力調節弁5は全閉
状態にあり、ガス供給ライン1へのガス供給は常用ガス
供給装置2のみによって行われる。
【0031】このとき、第1及び第3開閉弁13,15
が閉状態にあり且つ第2開閉弁14が開状態にあるか
ら、バッファタンク12内には制御ガスが充満して、タ
ンク12内は減圧弁17により全開圧力Q1 以上に保持
される。
【0032】かかる状態から異常発生信号Sが発せられ
ると、遮断弁4が閉動作されて常用ガス供給装置2によ
るガス供給は停止されるが、圧力調節計6の制御ガス圧
は0から徐々に上昇するため、全閉圧力Q2 以上となる
までに時間を必要とする。しかし、異常発生信号Sによ
り第1開閉弁13が開動作されることから、ハイセレク
タ10にはバッファタンク12からQ1 以上の圧力が供
給される。
【0033】したがって、ハイセレクタ10の選択によ
り、バッファタンク12からの圧力信号が自動圧力調節
弁5に入力されて、該弁5が全開されることになり、遮
断弁4による常用ガスの供給停止と自動圧力調整弁5に
よる予備ガスの供給開始とが同時に行われる。その結
果、ガス供給ライン1におけるガス流れが停止せず、従
来システムにおけるようなタイムラグによる圧力低下は
これが殆ど生じない。
【0034】予備ガスへの切替が終了した後において
は、第2開閉弁14が閉状態にあり且つ第3開閉弁15
が開状態にあることから、バッファタンク12内の圧力
はニードル弁16により徐々に減圧されていき、したが
ってバッファタンク12からハイセレクタ10を経て自
動圧力調節弁5に入力される信号圧力は除々に低下して
いき、自動圧力調節弁5の開度は小さくなっていく。こ
れに伴って、ライン圧力Pが低下していき、圧力調節計
6から出力される信号圧力が上昇していく。そして、バ
ッファタンク12からの信号圧力が圧力調節計6からの
信号圧力を下回る状態となると、圧力調節計6からの出
力信号がハイセレクタ10により選択されて、自動圧力
調節弁5に入力される。
【0035】爾後、バッファタンク12内の圧力は0と
なり、自動圧力調節弁5は専ら圧力調節計6からの出力
信号により制御されることになる。つまり、図3に示す
従来システムと同様の制御が行われることになる。
【0036】また、図2は本考案に係るガス供給システ
ムの第2実施例を示したもので、この実施例のもので
は、自動圧力調節弁5として、これに入力される圧力信
号が下限設定圧たる全開圧力Q´1 以下である場合に全
開され且つ上限設定圧たる全閉圧力Q´2 以上である場
合に全閉されるシグナルレス・オープン形のものを使用
している。そして、シグナルレス・オープン形の自動圧
力調節弁5によるガス供給系統の切り替えを上記したと
同様に行わしめるべく、圧力調節計6を、ライン圧力P
が設定圧力P0 以上である場合において前記全閉圧力Q
´2 の圧力信号を出力しており、ライン圧力Pが設定圧
力P0 以下に低下したときにおいて両圧力P,P0 の差
に対して出力信号の圧力を減少させるものとし、更に圧
力調節計6から自動圧力調節弁5に至る圧力信号路7に
介設した切換時圧力低下防止装置8を、一次側に供給さ
れた制御ガスのうち、より低圧の制御ガスのみを二次側
へと通過させるローセレクタ20を具備するものに構成
してある。
【0037】すなわち、切換時圧力低下防止装置8は、
図2に示す如く、上記した機能を有する公知のローセレ
クタ20と、ローセレクタ20の二次側から自動圧力調
節弁5に至る、前記圧力信号路7の入力側部分で構成さ
れる制御ガス供給路7aと、圧力調節計6からローセレ
クタ20の一次側に至る、前記圧力信号路7の出力側部
分で構成される第1制御ガス供給路7bと、制御ガス供
給源9からローセレクタ20の一次側に至る第2制御ガ
ス供給路21と、第2制御ガス供給路21に配設された
常開形の電磁弁であって、前記異常発生信号Sにより閉
制御される第1開閉弁23と、第2制御ガス供給路21
における第1開閉弁23の一次側部分と二次側部分とを
接続する迂回路30と、迂回路30に介設されたバッフ
ァタンク12と、迂回路30におけるバッファタンク1
2の両側に配設された常閉形の電磁弁であって、前記異
常発生信号Sにより開制御される一対の第2開閉弁2
4,24と、迂回路30におけるバッファタンク12の
一次側部分である補給路30aに配設されており、第2
開閉弁24が開動されたときにおいて補給路30aから
バッファタンク12への急激なガス流入を防止する流量
制限器たるニードル弁16と、バッファタンク12の排
気部12aに配設された常開形の電磁弁であって、前記
異常発生信号Sにより閉制御される第3開閉弁25と、
各開閉弁23,24,25が常態にあるときにおける第
2制御ガス供給路21からローセレクタ20に流入する
ガス圧力及び第3開閉弁25が閉状態にあるときにおけ
るバッファタンク12内の圧力を前記全閉圧力Q´2
上の所定圧力に保持する圧力保持器たる減圧弁17と、
を具備する。
【0038】以上のように構成されたガス供給システム
によれば、第1及び第2制御ガス供給路7b,11から
入力される圧力信号のうち、より低圧のものをローセレ
クタ20で選択して自動圧力調節弁5に入力させること
によって、ガス供給系統の切り替えを、第1実施例のも
のと同様にして、タイムラグを生じることなく良好に行
うことができる。
【0039】すなわち、異常発生信号Sが発せられない
常態においては、第1及び第2制御ガス供給路7b,2
1からローセレクタ20に入力される信号圧力は全閉圧
力Q´2 以上であるから、自動圧力調節弁5は全閉状態
にあり、ガス供給ライン1へのガス供給は常用ガス供給
装置2のみによって行われる。このとき、第2開閉弁2
4,24が閉状態にあり且つ第3開閉弁25が開状態に
あるから、バッファタンク12内の圧力は0である。
【0040】異常発生信号Sが発せられて、遮断弁4に
より常用ガスの供給が停止されると、これと同時に、常
開弁23,25が閉動作されると共に常閉弁24,24
が開動作されて、ローセレクタ20には、バッファタン
ク12からの圧力信号と圧力調節計6からの圧力信号が
入力される。このとき、前者の圧力は0(全開圧力Q´
1 以下)であり、後者の圧力はQ´2 以上であるから、
ローセレクタ20により前者が選択されて自動圧力調節
弁5に入力される。
【0041】したがって、異常発生信号Sが発せられる
と、自動圧力調節弁5はバッファタンク12からの圧力
信号により全開されることになり、遮断弁4による常用
ガスの供給停止と自動圧力調節弁5による予備ガスの供
給開始とが同時に行われる。
【0042】しかる後、補給路30aからニードル弁1
6を経てバッファタンク12に徐々に制御ガスが供給さ
れていき、バッファタンク12からローセレクタ20に
入力される信号圧力は漸次上昇していく。一方、圧力調
節計6から出力される信号圧力はライン圧力Pに基づい
て漸次低下していき、この信号圧力がバッファタンク1
2からの信号圧力を下回る状態となると、圧力調節計6
からの出力信号がローセレクタ20により選択されて、
自動圧力調節弁5に入力される。
【0043】爾後、バッファタンク12からの信号圧力
はQ´2 以上となり、減圧弁17によりそのまま保持さ
れるから、ローセレクタ20の選択により、自動圧力調
節弁5には専ら圧力調節計6からの圧力信号が入力され
ることになる。すなわち、圧力調節計6によりライン圧
力Pに基づいて自動圧力調節弁5が制御されることにな
る。
【0044】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、本考案の基本原理を逸脱しない範囲におい
て適宜に改良・変更することができる。
【0045】例えば、上記各実施例では、制御ガス供給
源9を、圧力調節計6用のものと第2制御ガス供給経路
11,21用のものとに共用したが、各別に設けるよう
にしてもよい。また、制御ガス供給源9は格別に設け
ず、例えばガス供給ライン1のガス又は予備ガス供給装
置3のガスを利用するようにしてもよい。この場合、ラ
イン1の末端側又は予備ガス供給ライン3aからガスを
圧力調節計6又は第2制御ガス供給経路11,21に導
くようにすることが望ましい。
【0046】また上記実施例では、停電時においても対
応できるような、異常発生信号S及び各電磁弁の通電時
の動作を選定したが、これらは任意である。例えば、停
電で切り替わらないシステムを選択する場合には、異常
発生信号Sを通電とし、且つ各電磁弁の通電時の動作を
上記したと逆にすればよい。
【0047】また、本考案に係るガス供給システムにあ
っても、従来システムにおけると同様の理由から、ガス
供給ライン1にサージタンクを設けておくことは可能で
あり、また望ましい場合がある。但し、上記した如く切
替時におけるタイムラグを生じないことから、大容量の
サージタンクを設けておく必要はなく、極く小さなもの
で足りる。
【0048】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、常用ガス供給装置2に異常が生じて、遮断弁
4により常用ガスの供給が緊急停止された場合にも、こ
れと同時に予備ガス供給装置3からのガス供給を開始さ
せ、圧力調節計6による自動圧力調節弁5の制御が開始
されるまで間における圧力低下を有効に防止することが
できる。したがって、停電等の不測の事態が発生した場
合にも、システムを安定して継続運転させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るガス供給システムの第1実施例を
示す系統図である。
【図2】同システムの第2実施例を示す系統図である。
【図3】従来システムを示す系統図である。
【符号の説明】
1…ガス供給ライン、2…常用ガス供給装置、3…予備
ガス供給装置、2a,3b…ガス出口部、4…遮断弁、
5…自動圧力調節弁、6…圧力調節計、7…圧力信号
路、7a…制御ガス供給路、7b…第1制御ガス供給
路、8…切替時圧力低下防止装置、9…制御ガス供給
源、10…ハイセレクタ、11,21…第2制御ガス供
給路、12…バッファタンク、12a…排気部、13,
15,24…常閉形の電磁弁、14,23,25…常開
形の電磁弁、16…ニードル弁(流量制限器)、17…
減圧弁(圧力保持器)、20…ローセレクタ、30…迂
回路、30a…補給路、S…異常発生信号。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給ライン(1)に、常用ガス供給
    装置(2)及び予備ガス供給装置(3)のガス出口部
    (2a,3a)を分岐接続すると共にガス供給ライン
    (1)のライン圧力(P)に応じて制御ガスによる圧力
    信号を出力する圧力調節計(6)を配設し、常用ガス供
    給装置(2)の出口部(2a)に、常用ガス供給装置
    (2)に異常が生じたときに発せられる異常発生信号
    (S)により閉制御される遮断弁(4)を配設し、予備
    ガス供給装置(3)のガス出口部(3a)に、圧力調節
    計(6)から入力される圧力信号により制御される他力
    式の自動圧力調節弁(5)を配設してあるガス供給シス
    テムにおいて、 自動圧力調節弁(5)が、これに入力される圧力信号が
    上限設定圧たる全開圧力(Q1 )以上である場合に全開
    され且つ下限設定圧たる全閉圧力(Q2 )以下である場
    合に全閉されるシグナルレス・クローズ形のものであ
    り、 圧力調節計(6)が、前記ライン圧力(P)が設定圧力
    (P0 )以下に低下したときにおいて両圧力(P,
    0 )の差に対して出力信号の圧力を増大させるもので
    あり、 圧力調節計(6)から自動圧力調節弁(5)に至る圧力
    信号路(7)に切替時圧力低下防止装置(8)が介設さ
    れており、 この切換時圧力低下防止装置(8)が、一次側に供給さ
    れた制御ガスのうち、より高圧の制御ガスのみを二次側
    へと通過させるハイセレクタ(10)と、ハイセレクタ
    (10)の二次側から自動圧力調節弁(5)に至る、前
    記圧力信号路(7)の入力側部分で構成される制御ガス
    供給路(7a)と、圧力調節計(6)からハイセレクタ
    (10)の一次側に至る、前記圧力信号路(7)の出力
    側部分で構成される第1制御ガス供給路(7b)と、制
    御ガス供給源(9)からハイセレクタ(10)の一次側
    に至る第2制御ガス供給路(11)と、第2制御ガス供
    給路(11)に介設されたバッファタンク(12)と、
    第2制御ガス供給路(11)におけるバッファタンク
    (12)の二次側部分(11a)に配設された常閉形の
    電磁弁であって、前記異常発生信号(S)により開制御
    される第1開閉弁(13)と、第2制御ガス供給路(1
    1)におけるバッファタンク(12)の一次側部分(1
    1b)に配設された常開形の電磁弁であって、前記異常
    発生信号(S)により閉制御される第2開閉弁(14)
    と、バッファタンク(12)の排気部(12a)に配設
    された常閉形の電磁弁であって、前記異常発生信号
    (S)により開制御される第3開閉弁(15)と、バッ
    ファタンク(12)の排気部(12a)に配設されてお
    り、第3開閉弁(15)が開動されたときにおいてバッ
    ファタンク(12)からの急激なガス流出を防止するニ
    ードル弁等の流量制限器(16)と、各開閉弁(13,
    14,15)が常態にあるときにおけるバッファタンク
    (12)内の圧力を前記全開圧力(Q1 )以上の所定圧
    力に保持する圧力保持器(17)と、を具備するもので
    あることを特徴とするガス供給システム。
  2. 【請求項2】 ガス供給ライン(1)に、常用ガス供給
    装置(2)及び予備ガス供給装置(3)のガス出口部
    (2a,3a)を分岐接続すると共にガス供給ライン
    (1)のライン圧力(P)に応じて制御ガスによる圧力
    信号を出力する圧力調節計(6)を配設し、常用ガス供
    給装置(2)の出口部(2a)に、常用ガス供給装置
    (2)に異常が生じたときに発せられる異常発生信号
    (S)により閉制御される遮断弁(4)を配設し、予備
    ガス供給装置(3)のガス出口部(3a)に、圧力調節
    計(6)から入力される圧力信号により制御される他力
    式の自動圧力調節弁(5)を配設してあるガス供給シス
    テムにおいて、 自動圧力調節弁(5)が、これに入力される圧力信号が
    下限設定圧たる全開圧力(Q´1 )以下である場合に全
    開され且つ上限設定圧たる全閉圧力(Q´2 )以上であ
    る場合に全閉されるシグナルレス・オープン形のもので
    あり、 圧力調節計(6)が、前記ライン圧力(P)が設定圧力
    (P)以上である場合において前記全閉圧力(Q´2
    の圧力信号を出力しており、ライン圧力(P)が設定圧
    力(P0 )以下に低下したときにおいて両圧力(P,P
    0 )の差に対して出力信号の圧力を減少させるものであ
    り、 圧力調節計(6)から自動圧力調節弁(5)に至る圧力
    信号路(7)に切替時圧力低下防止装置(8)が介設さ
    れており、 この切換時圧力低下防止装置(8)が、一次側に供給さ
    れた制御ガスのうち、より低圧の制御ガスのみを二次側
    へと通過させるローセレクタ(20)と、ローセレクタ
    (20)の二次側から自動圧力調節弁(5)に至る、前
    記圧力信号路(7)の入力側部分で構成される制御ガス
    供給路(7a)と、圧力調節計(6)からローセレクタ
    (20)の一次側に至る、前記圧力信号路(7)の出力
    側部分で構成される第1制御ガス供給路(7b)と、制
    御ガス供給源(9)からローセレクタ(20)の一次側
    に至る第2制御ガス供給路(21)と、第2制御ガス供
    給路(21)に配設された常開形の電磁弁であって、前
    記異常発生信号(S)により閉制御される第1開閉弁
    (23)と、第2制御ガス供給路(21)における第1
    開閉弁(23)の一次側部分と二次側部分とを接続する
    迂回路(30)と、迂回路(30)に介設されたバッフ
    ァタンク(12)と、迂回路(30)におけるバッファ
    タンク(12)の両側に配設された常閉形の電磁弁であ
    って、前記異常発生信号(S)により開制御される一対
    の第2開閉弁(24)と、迂回路(30)におけるバッ
    ファタンク(12)の一次側部分である補給路(30
    a)に配設されており、第2開閉弁(24)が開動され
    たときにおいて補給路(30a)からバッファタンク
    (12)への急激なガス流入を防止するニードル弁等の
    流量制限器(16)と、バッファタンク(12)の排気
    部(12a)に配設された常開形の電磁弁であって、前
    記異常発生信号(S)により閉制御される第3開閉弁
    (25)と、各開閉弁(23,24,25)が常態にあ
    るときにおける第2制御ガス供給路(21)からローセ
    レクタ(20)に流入するガス圧力及び第3開閉弁(2
    5)が閉状態にあるときにおけるバッファタンク(1
    2)内の圧力を前記全閉圧力(Q´2 )以上の所定圧力
    に保持する圧力保持器(17)と、を具備するものであ
    ることを特徴とするガス供給システム。
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