JP2528172Y2 - 携帯用方向探知装置 - Google Patents

携帯用方向探知装置

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JP2528172Y2
JP2528172Y2 JP1994011641U JP1164194U JP2528172Y2 JP 2528172 Y2 JP2528172 Y2 JP 2528172Y2 JP 1994011641 U JP1994011641 U JP 1994011641U JP 1164194 U JP1164194 U JP 1164194U JP 2528172 Y2 JP2528172 Y2 JP 2528172Y2
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JP
Japan
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housing
portable
receiver
antenna
receiver housing
Prior art date
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JP1994011641U
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English (en)
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JPH0744830U (ja
Inventor
静男 栗村
勝二 三輪
修 三重野
武彦 大久保
信雄 佐藤
Original Assignee
株式会社光電製作所
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電波の到来方向の検出
に利用される携帯用方向探知装置に関するものであり、
特に、違法電波の発射源を相手方に気付かれないように
探索する場合に必要なカムフラージュに適した携帯用方
向探知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】違法電波の発信源の探索などは、探知し
ようとする電波の発射時間が短いことが多いため、疑わ
しい箇所の近辺を何回かにわたって歩き廻りながら発信
源を特定する場合が多い。従って、この種の探知に使用
する方向探知装置は、軽量・小型なだけでなく把手など
を有する携帯に適した形状が必要になる。またこの種の
携帯用方向探知装置は、相手方に気付かれないようにす
るために、カムフラージュを施すことも必要になる。
【0003】従来、この種の携帯用方向探知装置は、実
開昭56−119583号公報や実開昭56−1211
78号公報、あるいは実開昭58−112980号公報
などに開示されているように、携帯とカムフラージュと
の便宜を図るために、アタッシュケースやトランクなど
の携帯用の収納体内に組立てていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の携帯用方向
探知装置では、これをアタッシュケースやトランクなど
の携帯用の収納体内に組立てているので、その外観は製
造業者から利用者に引き渡される段階で決まってしま
う。このため、外観の変化の幅が小さくなり、カモフラ
ージュの点で不利になるという問題がある。また、上記
従来の携帯用方向探知装置では、受信機本体の収納体と
アンテナとの間で形状や寸法の統一が図られていないた
め、全体的に大型になったり、アタッシュケースなどの
携帯用収納体への組立作業に労力と時間がかかるという
問題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の携帯用方向探知
装置は、操作部分を上方に露出させながら概略直方体の
形状を有する受信機収納体内に収納された受信機本体部
分と、この受信機収納体の各側面のうち最大面積を有す
るものの一つの上にこの側面と平行にかつこの側面の輪
郭内に納まるように配置される平面状のアンテナと、前
記受信機収納体と前記アンテナとを収納するための上部
に開口を有する概略箱状の収納体であって把手、吊り紐
その他の携帯用具を持たないものとを備えている。
【0006】
【作用】本考案の携帯用方向探知装置は、その外観を決
める収納体が把手や吊り紐等の携帯用具を含まないあり
ふれた矩形の箱状であるため、それ自体では外形上の特
徴がほとんどなくなると共に、適宜な種々の収納体に収
容可能となる。しかも、収納体から携帯用具が意図的に
除去されているため、その使用に際してはこれを把手や
吊り紐などの携帯用器具を備えた布製や革製の袋など他
の適宜な収納体に収納することが必要になる。この結
果、使用状態においては、装置の外形が外部に現われな
くなり、カムフラージュの点では最適の形態となる。
た、本考案の方向探知装置では、受信機収納体とアンテ
ナとの間で、概略直方体と平面状という形状の統一と、
受信機収納体の側面の輪郭内に納まるようなアンテナの
寸法という寸法上の統一が図られているため、全体的と
して小型になると共に、箱状の収納体への組立作業が不
要になる。
【0007】
【実施例】図1は、本考案の一実施例の携帯用方向探知
装置の構成を示す斜視図、図2は収納体に収納する前の
外観を示す斜視図である。この実施例の携帯用方向探知
装置は、各種の操作部分を上方に露出させながら矩形状
の受信機収納体105の内部に収納された受信機本体部
分と、この受信機収納体105の一つの側面上に配置さ
れる平面状のアンテナ106と、受信機収納体105と
アンテナ106とを収納する電気絶縁性の矩形状の収納
体204とを備えている。
【0008】平面状のアンテナ106は、図2に示すよ
うに、受信機収納体105の面積最大の側面に形成され
た同一長さの4個の絶縁腕103のそれぞれの先端にネ
ジ止めによって固定されることによりこの側面に平行に
配置される絶縁板101と、この絶縁板101の裏面に
形成された2個のダブレットアンテナ1A,1Bとから
構成されている。絶縁板101の裏面には、アンテナの
付属回路として、アンテナ出力取出用変成器102A,
102Bと、切替え操作回路2と、受信機収納体105
内の受信機本体部分に連なるケーブル104とが形成さ
れている。
【0009】受信機収納体105の側面に平行に固定さ
れた絶縁板101の横幅は対向する側面の横幅以下であ
り、その高さH2は対向する側面の高さH1以下である
ため、絶縁板101は対向する側面の輪郭内に納まって
いる。しかも、アンテナや周辺回路が全て絶縁板の裏面
に取付けられている。このため、受信機収納体105
と、アンテナ106とから成る構造を、矩形状というご
くありふれた形状の収納体204内に収納することがで
きる。この収納体204は、受信機収納体105から露
出されたアンテナ106を覆うことにより、その機械的
な損傷を防止する機能を果たす。
【0010】受信機収納体105の上面23上には、受
信や方位判定などの操作に必要な各種のスイッチ、メー
ター、押ボタン、ツマミなどが露出している。収納体2
04は、上記スイッチやメータなどの構成要素が形成さ
れている受信機収納体105の上面23のみを露出させ
た状態で、受信機収納体204とアンテナ106とを収
納する。
【0011】収納体204は、把手、吊り紐その他の携
帯用具を敢えて備えていない。このため、この収納体2
04を含む本実施例の携帯用方向探知装置の利用者は、
把手や吊り紐、下げ紐など適宜な携帯用具を有する雑多
な収納体を自分で調達し、それにこの実施例の方向探知
装置を収納して使用することになる。このため、十分な
カムフラージュが実現される。
【0012】なお、受信機本体部分の構成と動作は、本
願の基礎となった実願昭61−50932号と同時に出
願された実願昭61−50931号(実公平3−172
629号公報)の明細書に記載されたものを同一である
から、必要に応じてそれを参照されたい。
【0013】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案の携
帯用方向探知装置は、受信機収納体とアンテナとを把手
などの携帯用器具を持たないありふれた形状の矩形状の
収納体に収納する構成であるから、その使用に際しては
これを把手や吊り紐などの携帯用器具を備えた布製や革
製の袋など他の適宜な収納体に収納することが必要にな
る。この結果、使用状態においては、装置の外形が外部
に現われなくなり、カムフラージュの点では最適の形態
となる。
【0014】また、本考案の方向探知装置では、受信機
収納体とアンテナとの間で形状と寸法の統一が図られて
いるため、全体的として小型になると共に、箱状の収納
体への組立作業が不要になり、そのぶん組立時の労力と
時間を低減できるという効果も奏される。さらに、本考
案の方向探知装置では、平面状のアンテナを受信機収納
体の各側面のうち最大面積を有するものの一つの上に配
置する構成であるから、高いアンテナ利得や方位分解能
を実現するのに必要な空間を全体の大型化を来すことな
く確保できるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の携帯用方向探知装置の外観
を示す斜視図である。
【図2】収納体への収納前の上記実施例の携帯用方向探
知装置の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
105 受信機本体部分を収納する受信機収納体 106 アンテナ 204 収納体 17〜22 受信機収納体の上面に形成された操作・監視部 101 絶縁板 1A,1B ダブレットアンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 信雄 埼玉県大宮市下町2−39 (56)参考文献 実開 昭56−119583(JP,U) 実開 昭56−121178(JP,U) 実公 昭28−9307(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部分を上方に露出させながら概略直
    方体の形状を有する受信機収納体内に収納された受信機
    本体部分と、 前記受信機収納体の各側面のうち最大面積を有するもの
    の一つの上にこの側面と平行にかつこの側面の輪郭内に
    納まるように配置される平面状のアンテナと、前記受信
    機収納体と前記アンテナとを収納するための上部に開口
    を有する概略箱状の収納体であって把手、吊り紐その他
    の携帯用具を持たないものとを備えたことを特徴とする
    携帯用方向探知装置。
JP1994011641U 1994-08-25 1994-08-25 携帯用方向探知装置 Expired - Lifetime JP2528172Y2 (ja)

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JP1994011641U JP2528172Y2 (ja) 1994-08-25 1994-08-25 携帯用方向探知装置

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JP1994011641U JP2528172Y2 (ja) 1994-08-25 1994-08-25 携帯用方向探知装置

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Publication Number Publication Date
JPH0744830U JPH0744830U (ja) 1995-11-28
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ID=11783584

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JP4764089B2 (ja) * 2005-07-29 2011-08-31 株式会社東芝 可搬式方探装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH031829Y2 (ja) * 1980-02-14 1991-01-18
JPH02705Y2 (ja) * 1980-02-16 1990-01-09

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