JP2528167B2 - 視線一致画像通信方式 - Google Patents

視線一致画像通信方式

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JP2528167B2
JP2528167B2 JP63201065A JP20106588A JP2528167B2 JP 2528167 B2 JP2528167 B2 JP 2528167B2 JP 63201065 A JP63201065 A JP 63201065A JP 20106588 A JP20106588 A JP 20106588A JP 2528167 B2 JP2528167 B2 JP 2528167B2
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英範 奥田
和典 島村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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【発明の詳細な説明】 (1)発明の属する技術分野 本発明は複数対地との双方向画像通信方式における視
線一致画像通信方式に関するものである。
(2)従来の技術 多地点間のテレビ会議システムに関して,複数対地か
らの通信相手の顔画像を相異なる位置に表示することに
よってそれらの画像信号を同時信号できる受像機を用い
る双方向画像通信方式が知られている(出願手続中)。
この方式において従来は,ある1人の通信者に着目す
ると,該通信者の顔は受像機の周辺に配置されたある一
つのビデオカメラで撮影され,複数対地に対して同一の
画像信号が送信されていた。
第3図及び第4図は従来の双方向画像通信方式におけ
る受信機やビデオカメラと通信者との関係を説明する図
であり,第3図は1つの画面を複数の小画面に分割して
各小画面に各対地からの通信相手の顔画像を表示する場
合の例であり,第4図は画面を複数用いて各画面に各対
地からの通信相手の顔画像を表示する場合の例である。
ところがこれら従来のシステムでは,通信相手の顔画
像であってビデオカメラから離れたところに位置するも
のを通信者が注視している場合に,該通信相手の対地に
対して視線の一致した通信者顔画像を送信することがで
きない。また通信相手の顔画像であってビデオカメラの
近くに位置するものを通信者が注視している場合には,
該通信相手の対地に対して視線の一致した通信者顔画像
を送信するだけでなく,他の対地に対しても視線の一致
した同一の通信者顔画像を送信する。
例えば第3図及び第4図図示において通信者が顔画像
Xを注視している場合には,顔画像Xに対応する対地と
顔画像Yに対応する対地との双方に,視線の一致した同
一の通信者顔画像が送信される。また,通信者が顔画像
Yを注視している場合には,顔画像Xに対応する対地と
顔画像Yに対応する対地との双方に,視線をはずした通
信者顔画像が送信される。このため通信者がどの通信相
手の顔画像を見ているのかが通信相手に伝わらず,意志
の疎通をはかる上での障害になっていた。
(3)発明の目的 本発明の目的は複数対地との双方向画像通信方式にお
いて自然な視線一致を実現する視線一致画像通信方式を
提供することにある。
(4)発明の構成 (4−1)発明の特徴と従来の技術との差異 本発明では、複数対地からの通信相手の顔画像を相異
なる位置に表示することによってそれらの画像信号を同
時受信できる受像機を用いる双方向画像通信方式におい
て,複数のビデオカメラを受像機周辺に配置し,各ビデ
オカメラで通信者の顔を撮影し,受像機の画面における
一つの対地の通信相手の顔画像の位置に対して最も距離
が近い位置に配置されたビデオカメラで撮影した画像信
号を選択して該対地に送信するカメラ選択を行うことに
よって,通信者が注視している顔画像に対応する対地に
対しては視線の一致した通信者顔画像を送信し,通信者
が注視していない顔画像に対応する対地に対しては視線
をはずした通信者顔画像を送信することを特徴とする視
線一致画像通信方式を実現することができる。
第1図は本発明の原理説明図である。従来の技術との
相違点は通信者の顔を複数のビデオカメラで撮影し,送
信に用いるビデオカメラを対地毎に設定する点にある。
例えば第1図で通信者が顔画像Xを注視している場合
には,顔画像Xに対応する対地にはカメラAで撮影した
通信者顔画像を送信し,顔画像Yに対応する対地にはカ
メラBで撮影した通信者顔画像を送信する。これにより
通信者が注視している顔画像に対応する対地に対しては
視線の一致した通信者顔画像を送信し,通信者が注視し
ていない顔画像に対応する対地に対しては視線をはずし
た通信者顔画像を送信できる点が従来と異なる。
(4−2)実施例 第2図は本発明の実施例における受像機とビデオカメ
ラと通信者との位置関係を説明する図である。本発明の
実施例は一つの画面を複数の小画面に分割して各小画面
に各対地からの通信相手の顔画像を表示する場合の例で
あり,第2図ではカメラA,カメラB,カメラC,カメラDの
4台のビデオカメラが受像機の周辺に配置されて通信者
を撮影し,顔画像X,顔画像Y,顔画像Zの3対地の顔画像
が3つの小画面に表示されている。
第5図は本発明の実施例の構成を示す。各対地の通信
相手の顔画像は画像信号受信部11Pないし11Rで受信さ
れ,画面合成編集部13で一つの画面に合成される。
このとき画面上での各対地から送られてきた各顔画像
の表示位置・大きさは操作装置18を用い設定される。具
体的には対地の番号、各顔画像の縮小率、各小画面の重
心位置が操作位置18からそれぞれ入力される。
画像表示位置管理部19では以下の2つの処理を行う。
該操作装置18で入力された対地の番号、各顔画像縮
小率、各小画面の重心位置の各情報を画面合成編集部13
に送出する。
対地の番号と後述する分割領域a、b、c、dとが
対応付けられたデータテーブル1を作成する。小画面の
重心位置を与えれば該重心位置が含まれる分割領域の番
号が明らかになるため、上記データテーブル1は容易に
作成される。
画像合成編集部13では、各対地画面の縮小率に基づき
各対地からの画像信号を縮小し、さらに各対地の表示位
置情報に基づき各対地画面を受像機14に同時に表示す
る。
カメラ位置記憶部では、各分割領域と受像機14の周辺
に配置されたビデオカメラ15Aないし15Dの番号を対応づ
けたデータテーブル2を作成し、記憶する。
ビデオカメラ選択部20では、対地の番号と各対地を表
示する分割領域とを対応付けたデータテーブル1とビデ
オカメラの位置に関わるデータテーブル2に基づき、各
対地へ送信するビデオカメラを決定し、画像信号交換部
16での切替を制御する。画像信号交換部16ではビデオカ
メラ選択部20からの制御信号に基づいて各対地にビデオ
カメラ15Aないし15Dを対応づけ,画像信号送信部12Pな
いし12Rから各対地に画像信号が送信される。
第6図は複数の対地の画面の同時表示とビデオカメラ
の配置を説明する図である。受像機14の画面は点線で示
すように4つの四角形の領域に区分けされる。第6図の
場合、領域aは4つのビデオカメラのうちビデオカメラ
15Aとの距離が最短となる領域であり、領域bは4つの
ビデオカメラのうちビデオカメラ15Bとの距離が最短と
なる領域であり、領域cは4つのビデオカメラのうちビ
デオカメラ15Cとの距離が最短となる領域であり、領域
dは4つのビデオカメラのうちビデオカメラ15Dとの距
離が最短となる領域である。即ち画像表示位置管理部19
において領域a→ビデオカメラA、領域b→ビデオカメ
ラB、領域c→ビデオカメラC、領域d→ビデオカメラ
Dが対応付けられたデータテーブル2が作成されてい
る。
また、第6図の場合、対地Pを表示している小画面x
の重心は領域aに含まれており、対地Qを表示している
小画面yの重心は領域bに含まれており、対地Rを表示
している小画面zの重心は領域cに含まれている。従っ
て、画像表示位置管理部19において、対地P→領域a、
対地Q→領域b、対地R→領域cのデータテーブル1が
作成される。従って、ビデオカメラ選択部20においては
前記データテーブル1とデータテーブル2に基づき、デ
ータテーブル1を用いて、対地P→領域aと対応付け、
データテーブル2においてさらに領域a→ビデオカメラ
Aと対応付けることにより対地P→ビデオカメラAとい
うビデオカメラ選択情報が得られる。同様の方法により
顔画像Yに対応する対地Q→ビデオカメラBというビデ
オカメラ選択情報が得られ、顔画像Zに対応する対地R
→ビデオカメラCというビデオカメラ選択情報が得られ
る。この結果、各対地に対して該対地の顔画像画面に最
も近くに設置されたビデオカメラがそれぞれ選択され
る。本発明の実施例ではこのようにして、対地Pに対し
てはカメラAの画像信号を送信し,対地Qに対してはカ
メラBの画像信号を送信し,対地Rに対してはカメラC
の画像信号を送信することによって,自然に視線の一致
した通信者顔画像を各対地に送信する。各対地へどのビ
デオカメラを選択して送出するかは操作装置18によって
各対地からの画像の表示位置が変更されて最も近いビデ
オカメラが変わらない限り不変である。
次にこのような構成を用いた場合に、各対地における
他の対地の顔画像表示について第2図に即して説明す
る。まず、通信者が対地Pの顔画像Xを注視していると
する。通信者が対地Pの顔画像Xを注視することによ
り、対地Pに画像を送出するビデオカメラAは通信者の
顔をほぼ正面から撮影するので、対地Pでは顔がほぼ正
面を向いた視線一致度の高い通信者画像が受像機上に得
られる。従って、対地Pの人は該通信者に注視されてい
ることがわかる。一方、対地Qに画像を送出するビデオ
カメラBは、通信者の顔を少し斜めから撮影することに
なるので、対地Qでは顔が少し横を向いた視線一致度の
低い通信者画像が受像機上に得られる。従って、対地Q
の人は該通信者に注視されていないことがわかる。
通信者が対地Pを注視するのをやめて対地Qを注視し
たとすると、通信者の顔はビデオカメラBと正面向きと
なるので対地Qではほぼ正面を向いた視線一致の高い通
信者画像が得られ、一方、対地Pでは顔が横を向いた視
線一致度の低い通信者画像が得られる。このように、通
信者が受像機上で注視する対地を替えるに伴い、通信者
の顔のほぼ正面を撮影するビデオカメラは該注視した対
地画面に近いビデオカメラとなるので、各対地では通信
者がどの対地を注視しているかを検知する機器は不要で
ある。
(5)発明の効果 以上説明したように本発明によれば,受像機周辺に配
置された複数のビデオカメラのうち通信者顔画像の送信
に用いるビデオカメラを対地毎に設定するようにしてい
る。したがって通信者が注視している顔画像に対応する
対地に対しては視線の一致した通信者顔画像を送信し,
通信者が注視していない顔画像に対応する対地に対して
は視線をはずした通信者顔画像を送信することができ,
通信会議において他の参加者が自分を見ているか否かが
容易に判断できるようになり,参加者間の意志の疎通が
向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図,第2図は本発明の実施例
における受像機とビデオカメラと通信者との位置関係を
示す図,第3図は1画面を複数の小画面に区切って通信
相手の顔画像を表示する場合における従来のシステムを
説明する図,第4図は複数の画面を用いて複数の通信相
手の顔画像を表示する場合における従来のシステムを説
明する図,第5図は本発明の実施例の構成を示す図,第
6図は第5図に示すビデオカメラ選択部の動作を説明す
る図である。 図中,13は画面合成編集部,14は受像機,15はビデオカメ
ラ,16は画像信号交換部,17はカメラ位置記憶部,19は画
像表示位置管理部,20はビデオカメラ選択部を表わす。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の対地から受信した通信相手の顔画像
    を受像機画面の相異なる位置に同時に表示する双方向画
    像通信方式において、 各対地においては、通信相手の各顔画像表示に対応し
    て、ビデオカメラを該通信相手の顔画像の表示位置周辺
    にそれぞれ配置して、複数台のビデオカメラが話者の顔
    を撮影するように構成すると共に、 通信相手の顔画像の表示位置を管理する画像表示位置管
    理部と、 該ビデオカメラの配置位置を記憶するカメラ位置記憶部
    と、 前記画像表示位置管理部の情報と前記カメラ位置記憶部
    の記憶している情報とに基づき、前記顔画像の表示位置
    に対して最も近くに配置されたビデオカメラを選択する
    ビデオカメラ選択部と、 該ビデオカメラ選択部からの情報に基づき、前記複数ビ
    デオカメラ出力と複数画像信号送信部入力との間の接続
    を行う画像信号交換部とを有することを特徴とする視線
    一致画像通信方式。
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