JP2527898B2 - 編機用クリ―ル集塵装置 - Google Patents
編機用クリ―ル集塵装置Info
- Publication number
- JP2527898B2 JP2527898B2 JP5074428A JP7442893A JP2527898B2 JP 2527898 B2 JP2527898 B2 JP 2527898B2 JP 5074428 A JP5074428 A JP 5074428A JP 7442893 A JP7442893 A JP 7442893A JP 2527898 B2 JP2527898 B2 JP 2527898B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- creel
- knitting machine
- housing
- dust collector
- dust collecting
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は編機用クリール集塵装置
に関する。より詳しくは、編機に供給されることになる
糸の供給源である複数の糸パッケージを着脱可能に保持
する編機用クリールの集塵装置に関する。
に関する。より詳しくは、編機に供給されることになる
糸の供給源である複数の糸パッケージを着脱可能に保持
する編機用クリールの集塵装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の丸編機では編成に供せられる複数
の糸パッケージは丸編機の機台上方に同心円状に配置さ
れている。編機の生産性向上のために、編機の多給糸化
が進み、そのために所要の糸パッケージの個数が増大す
る傾向がある。一方糸パッケージのラージパッケージが
進み、重量のある糸パッケージを機台上方に配置する作
業が困難になってきている。そこで製織工場の整経機用
のクリールのようなクリールを丸編機の糸パッケージ供
給手段に用いることが行われている。
の糸パッケージは丸編機の機台上方に同心円状に配置さ
れている。編機の生産性向上のために、編機の多給糸化
が進み、そのために所要の糸パッケージの個数が増大す
る傾向がある。一方糸パッケージのラージパッケージが
進み、重量のある糸パッケージを機台上方に配置する作
業が困難になってきている。そこで製織工場の整経機用
のクリールのようなクリールを丸編機の糸パッケージ供
給手段に用いることが行われている。
【０００３】これら複数の糸パッケージが装架されたク
リールでは空気中に浮遊する風綿がクリールやクリール
中の糸パッケージに堆積し、そのまゝ放置すると糸パッ
ケージから巻戻されて編機に向けて走行する糸に前記風
綿が付着して編物中に編込まれ、編物欠点となる。そこ
でクリールに対して各種の風綿除去装置が用いられてい
る。例えば天井に扇風機を配置したり、トラベラーリン
グファンを用いる方法が知られている。しかしこれらの
方法では風綿の除去が不充分であったり、編機に向けて
走行する糸に搖れを与えたりするという問題点を有す
る。一方クリールの周囲を板状パネルで囲むハウジング
を設け、その中で上方から吹出し空気をクリール及び糸
パッケージに与え、下方に配置した集塵機で吹払れた風
綿を除去する方法が提案されている。この方法ではハウ
ジングが板状パネルで形成されているのでクリール上の
糸パッケージが費消されて空ボビンになった時に行う満
管糸パッケージの交換作業中に糸パッケージ前面のパネ
ルを外す作業が必要となる。したがって編成作業時に糸
パッケージの交換作業に余分の人手を要するという問題
を有する。
リールでは空気中に浮遊する風綿がクリールやクリール
中の糸パッケージに堆積し、そのまゝ放置すると糸パッ
ケージから巻戻されて編機に向けて走行する糸に前記風
綿が付着して編物中に編込まれ、編物欠点となる。そこ
でクリールに対して各種の風綿除去装置が用いられてい
る。例えば天井に扇風機を配置したり、トラベラーリン
グファンを用いる方法が知られている。しかしこれらの
方法では風綿の除去が不充分であったり、編機に向けて
走行する糸に搖れを与えたりするという問題点を有す
る。一方クリールの周囲を板状パネルで囲むハウジング
を設け、その中で上方から吹出し空気をクリール及び糸
パッケージに与え、下方に配置した集塵機で吹払れた風
綿を除去する方法が提案されている。この方法ではハウ
ジングが板状パネルで形成されているのでクリール上の
糸パッケージが費消されて空ボビンになった時に行う満
管糸パッケージの交換作業中に糸パッケージ前面のパネ
ルを外す作業が必要となる。したがって編成作業時に糸
パッケージの交換作業に余分の人手を要するという問題
を有する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来公知の編
機用クリール集塵装置の有する問題点を解消して、クリ
ール及びクリール上の糸パッケージの風綿を確実に吹払
うことができると共に、糸パッケージの交換を簡単に行
うことができる編機用クリール集塵装置を提供すること
を目的とする。
機用クリール集塵装置の有する問題点を解消して、クリ
ール及びクリール上の糸パッケージの風綿を確実に吹払
うことができると共に、糸パッケージの交換を簡単に行
うことができる編機用クリール集塵装置を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による編機用クリ
ール集塵装置はクリールの周囲を囲むハウジングと、該
ハウジング内の上方に配置した吹払い装置と、ハウジン
グ内の下方に配置し、且つファンを内蔵した集塵機から
成り、且つ前記ハウジングの少くともクリールから糸パ
ッケージを着脱する面を可撓性カーテンで構成し、該可
撓性カーテンが巻上げ可能に前記糸パッケージ着脱面の
上方から吊下げられていることを特徴とする。前記可撓
性カーテンとしては各種の素材のシート状物を用いるこ
とができるが、透明なフィルムシートであればより好ま
しい。この可撓性カーテンを一枚のフィルムシートで作
ってもよく、数枚に分割したフィルムシートでもよい。
何れの場合にも可撓性カーテンを上方に巻上げて、その
状態で上方にとゞめ、それによって糸パッケージの着脱
面を露出可能にする。ハウジングのその他の面は木製そ
の他のプレート又はフィルム等任意の材料で形成すれば
良く、必要に応じて金属製アングル材でハウジングの枠
を組立て、その枠に木製その他のプレート又はフィルム
を貼着けてもよい。なおハウジングには糸パッケージの
数に相当する数の糸取出口が設けられる。
ール集塵装置はクリールの周囲を囲むハウジングと、該
ハウジング内の上方に配置した吹払い装置と、ハウジン
グ内の下方に配置し、且つファンを内蔵した集塵機から
成り、且つ前記ハウジングの少くともクリールから糸パ
ッケージを着脱する面を可撓性カーテンで構成し、該可
撓性カーテンが巻上げ可能に前記糸パッケージ着脱面の
上方から吊下げられていることを特徴とする。前記可撓
性カーテンとしては各種の素材のシート状物を用いるこ
とができるが、透明なフィルムシートであればより好ま
しい。この可撓性カーテンを一枚のフィルムシートで作
ってもよく、数枚に分割したフィルムシートでもよい。
何れの場合にも可撓性カーテンを上方に巻上げて、その
状態で上方にとゞめ、それによって糸パッケージの着脱
面を露出可能にする。ハウジングのその他の面は木製そ
の他のプレート又はフィルム等任意の材料で形成すれば
良く、必要に応じて金属製アングル材でハウジングの枠
を組立て、その枠に木製その他のプレート又はフィルム
を貼着けてもよい。なおハウジングには糸パッケージの
数に相当する数の糸取出口が設けられる。
【０００６】
【実施例】本発明の編機用クリール集塵装置の好ましい
例を示す添付図面を参照して本発明を以下詳述する。図
１は本発明の編機用クリール集塵装置の一例を示す略示
斜視図であり、図２はその側面図である。図１および図
２に示すクリール集塵装置１では複数の糸パッケージ３
が装着されているクリールが２ａ，２ｂで示すように２
組、ハウジング４の中に配置されている。このハウジン
グ４の糸パッケージ着脱面５ａ，５ｂには可撓性カーテ
ンが上方から吊下げられて用いられる。ハウジング４の
上方にはレール７が配置されそのレール７に沿って黒矢
印ｘ1 ，ｘ2 方向にファン６が左右動する。一方ハウジ
ング４の下方にはファンを内蔵した集塵機８が配置され
ている。
例を示す添付図面を参照して本発明を以下詳述する。図
１は本発明の編機用クリール集塵装置の一例を示す略示
斜視図であり、図２はその側面図である。図１および図
２に示すクリール集塵装置１では複数の糸パッケージ３
が装着されているクリールが２ａ，２ｂで示すように２
組、ハウジング４の中に配置されている。このハウジン
グ４の糸パッケージ着脱面５ａ，５ｂには可撓性カーテ
ンが上方から吊下げられて用いられる。ハウジング４の
上方にはレール７が配置されそのレール７に沿って黒矢
印ｘ1 ，ｘ2 方向にファン６が左右動する。一方ハウジ
ング４の下方にはファンを内蔵した集塵機８が配置され
ている。
【０００７】編機が作動している時には、ファン６及び
集塵機８が作動される。左右動するファン６からの風綿
吹払い空気流ｙ1 はクリール２ａ，２ｂ上および糸パッ
ケージ３上の風綿を吹払いながら矢印ｙ2 の方向で下方
へ流れ、集塵機８に達し、こゝで空気中の風綿が除去さ
れて、清浄な空気のみ矢印ｙ3 の方向で編機室の中に流
れる。ハウジング中の糸パッケージ３が空になった時に
は、新しい満管糸パッケージに交換する必要がある。そ
の際には可撓性カーテン５ａ，５ｂを上方に巻上げて糸
パッケージ３の着脱面を露出すればよい。
集塵機８が作動される。左右動するファン６からの風綿
吹払い空気流ｙ1 はクリール２ａ，２ｂ上および糸パッ
ケージ３上の風綿を吹払いながら矢印ｙ2 の方向で下方
へ流れ、集塵機８に達し、こゝで空気中の風綿が除去さ
れて、清浄な空気のみ矢印ｙ3 の方向で編機室の中に流
れる。ハウジング中の糸パッケージ３が空になった時に
は、新しい満管糸パッケージに交換する必要がある。そ
の際には可撓性カーテン５ａ，５ｂを上方に巻上げて糸
パッケージ３の着脱面を露出すればよい。
【０００８】図３は本発明の編機用クリール集塵装置の
他の一例を示す略示斜視図であり、図４はその側面図で
ある。図３および図４に示したクリール集塵装置１０で
は上方のファンとしてクロスフローファン１１を用いる
点のみ図１および図２に示したクリール集塵装置１とは
異り、その他の構成は同一である。クロスフローファン
１０を用いることによりハウジング４の幅方向全体に風
綿吹払い空気流を流すことができると共にレール７を省
くことができるので好ましい。
他の一例を示す略示斜視図であり、図４はその側面図で
ある。図３および図４に示したクリール集塵装置１０で
は上方のファンとしてクロスフローファン１１を用いる
点のみ図１および図２に示したクリール集塵装置１とは
異り、その他の構成は同一である。クロスフローファン
１０を用いることによりハウジング４の幅方向全体に風
綿吹払い空気流を流すことができると共にレール７を省
くことができるので好ましい。
【０００９】
【発明の効果】本発明の編機用クリール集塵装置はクリ
ール全体を囲むハウジング内で風綿の吹払いと風綿の除
去が行われているので、編機への風綿付着を無くすこと
ができ、且つ、クリール内の糸パッケージの着脱面が可
撓性カーテンで形成されているので、作業員は可撓性カ
ーテンを巻上げる操作だけでクリールに接近することが
でき、したがって糸パッケージの交換を短時間に且つ容
易に実施することができる。
ール全体を囲むハウジング内で風綿の吹払いと風綿の除
去が行われているので、編機への風綿付着を無くすこと
ができ、且つ、クリール内の糸パッケージの着脱面が可
撓性カーテンで形成されているので、作業員は可撓性カ
ーテンを巻上げる操作だけでクリールに接近することが
でき、したがって糸パッケージの交換を短時間に且つ容
易に実施することができる。
【図１】本発明の編機用クリール集塵装置の一例を示す
略示斜視図
略示斜視図
【図２】図１に示した集塵装置の側面図
【図３】本発明の編機用クリール集塵装置の他の一例を
示す略示斜視図
示す略示斜視図
【図４】図３に示した集塵装置の側面図
１，１０…編機用クリール集塵装置 ２ａ，２ｂ…クリール ３…糸パッケージ ４…ハウジング ５ａ，５ｂ…可撓性カーテン ６…ファン ７…レール ８…集塵装置 ９…床 １１…軸流ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｄ０４Ｂ 15/42 Ｄ０４Ｂ 15/42
Claims (1)
- 【請求項１】 編機に供給されることになる糸の供給源
である複数の糸パッケージを着脱可能に保持する編機用
クリールの集塵装置であって、該集塵装置がクリールの
周囲を囲むハウジングと、該ハウジング内の上方に配置
した吹払い装置と、ハウジング内の下方に配置し、且つ
ファンを内蔵した集塵機から成り、且つ前記ハウジング
の少くともクリールから糸パッケージを着脱する面を可
撓性カーテンで構成し、該可撓性カーテンが巻上げ可能
に前記糸パッケージ着脱面の上方から吊下げられている
ことを特徴とする編機用クリール集塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5074428A JP2527898B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 編機用クリ―ル集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5074428A JP2527898B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 編機用クリ―ル集塵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06287843A JPH06287843A (ja) | 1994-10-11 |
| JP2527898B2 true JP2527898B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=13546936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5074428A Expired - Lifetime JP2527898B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 編機用クリ―ル集塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527898B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07133563A (ja) * | 1993-11-09 | 1995-05-23 | Japan Le-Wa Kk | 丸編機及び編物製造装置における集塵・除去装置 |
| US9051151B2 (en) | 2011-11-04 | 2015-06-09 | The Procter & Gamble Company | Splicing apparatus for unwinding strands of material |
| US9132987B2 (en) | 2011-11-04 | 2015-09-15 | The Procter & Gamble Plaza | Apparatus with rotatable arm for unwinding strands of material |
| JP2015504831A (ja) * | 2011-12-22 | 2015-02-16 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー | 材料の複数のストランドを巻き戻すための小型機械 |
| US10016314B2 (en) | 2014-03-17 | 2018-07-10 | The Procter & Gamble Company | Apparatus and method for manufacturing absorbent articles |
| CN105063879A (zh) * | 2015-07-28 | 2015-11-18 | 广东溢达纺织有限公司 | 防飞花纱锭架 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57112441A (en) * | 1980-11-19 | 1982-07-13 | Shelton Alan Ltd | Enclosure apparatus for knitting machine |
| JPH0464582A (ja) * | 1990-07-02 | 1992-02-28 | Toshiba Corp | エレベータ連動自動照明装置 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5074428A patent/JP2527898B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06287843A (ja) | 1994-10-11 |
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