JP2527859B2 - 多層床面よりなる駐車場における昇降用路面 - Google Patents

多層床面よりなる駐車場における昇降用路面

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層階の駐車場建造物
において、各階へ連結する昇降用路面の占めるスペース
を最小限とし、最短距離で所定階に到達することができ
る多層床面よりなる駐車場における昇降用路面に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、多層の駐車場床面を有する、ビル
状の駐車場が建設されており、狭い土地であっても多数
の自動車を効率良く収容することができるようにしてい
る。
【0003】その上下方向に隣接する駐車場床面間には
昇降用路面が設けられているが、自動車の登板能力を考
慮して、図9,図10に示すように、急激な傾斜を有す
る傾斜路面とならないように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各階に向か
う傾斜路面を急傾斜にしないで、自動車が容易に登坂で
きる範囲内の角度となる傾斜路にて昇降用路面を構成す
ると、所定階に向かうまでの傾斜路面の距離が長くな
り、広いスペースが必要となる。
【0005】また、直線状傾斜路面を方形螺旋状に構成
して昇降用路面としたものでは、急傾斜とならないよう
にするために、各傾斜路面同士の直交箇所に平坦状の踊
り場等が存在するために、すぐ真上の階に到達するのに
も、直線状傾斜路面にて構成する多くの方形状螺旋を経
なければならなず、所定階に到達するのに時間がかかる
等の不都合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、積
層する上下の駐車場面において、昇降方向に傾斜する複
数の直線状傾斜路面相互を接続して螺旋状に構成しつつ
上下方向に昇降可能とし、昇降路の隅角箇所の又は隅角
箇所を含む直線状傾斜路面を捩じれ無し路面とし、該捩
じれ無し路面と階上側の駐車場面又は該捩じれ無し路面
に隣接する捩じれ無し路面とをそれぞれ連続させる前記
直線状傾斜路面を捩じれ路面としてなり、前記螺旋状の
構成部となる捩じれ路面の内側の傾斜角を外側の傾斜角
よりも大きくしてなる多層床面よりなる駐車場における
昇降用路面等としたことにより、極めて狭いスペースで
も自動車の登坂又は降坂が可能で、省スペース化した多
層階の駐車場における昇降路を構成することができ、且
つ所定階に最短距離で到達することができ、前記課題を
解決し、その目的を達成したものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】本発明における駐車場は、駐車場面1,
1,…が複数階備わった、多層階よりなり、図示のもの
では地上駐車場面1a及び駐車場床面1b,1bを含め
て3層の構造物となっており、さらに、図1に示すよう
に、各駐車場面1,1,1に到達するための昇降路Aが
その多層の駐車場面1,1,…に隣接して設けられてい
る。
【0009】その昇降路Aは、複数の直線状傾斜路面A
,A,…よりなり、その複数の直線状傾斜路面
,A,…が略方形状且つ螺旋状を構成して、略直
角の折れ曲がり箇所を形成しつつ、所定の駐車場面1に
到達するものとなっている。
【0010】各直線状傾斜路面A,A,…は、その
傾斜が極めて緩くなっており、自動車が容易に登坂する
ことができる程度の角度に設定されている。
【0011】その昇降路Aは、上下方向に隣接する駐車
場面1,1を、図2,図3等に示すように、二本以上の
直線状傾斜路面A,Aが隣接し、傾斜下方側の直線
状傾斜路面Aの上端箇所と、傾斜上方側の直線状傾斜
路面Aの下端とが直接連結し、且つ直角(略直角でも
よい)に折れ曲がり状態となって組合わさっているもの
であり、さらに三本以上の直線状傾斜路面A,A
…よりなる昇降路Aにおいては、図7に示すように、こ
れら直線状傾斜路面A,A,…が方形の螺旋状をな
している。
【0012】その上下方向に隣接する直線状傾斜路面A
,Aが直角をなして連結する箇所では、実際には、
図6,図8等に示すように、下方側の直線状傾斜路面A
の上端箇所の幅方向一端側辺に、上方側に隣接する直
線状傾斜路面Aの下端箇所が幅方向にわたって直接接
続されている。
【0013】即ち、図6に示すように、上方側の直線状
傾斜路面Aは昇降方向に傾斜を有するとともに、その
下端辺箇所の幅方向においては、下方側の直線状傾斜路
面Aの昇降方向の傾斜と同一なる傾斜を有しており、
その上方側の直線状傾斜路面Aの上方部分では、次第
に幅方向においては傾斜が消滅し、昇降方向のみの傾斜
となって、さらに上方側の直線状傾斜路面A、或いは
駐車場面1に連続するものであり、そのために上方側の
直線状傾斜路面Aには平面となるようにする。ここ
で、「捩じれあり」とは、直線状傾斜路面Aにおい
て、昇降方向に向かって、左右側辺の傾斜角θ,θがそ
れぞれ異なっていることをいい、「捩じれありの路面」
を「捩じれ路面」という。また、「捩じれ無し」とは、
直線状傾斜路面Aにおいて、昇降方向に向かって、左
右側辺の傾斜角θ,θがそれぞが略同一になっているこ
とをいい、その「捩じれ無しの路面」を「捩じれ無し路
面」という。
【0014】前記昇降路Aを構成する直線状傾斜路面A
は、捩じれ無し路面2と捩じれ路面3から形成されて
いる。即ち、捩じれ無し路面2は、駐車場面1の隅角箇
所の直線状傾斜路面Aを指し、捩じれ路面3は、前記
捩じれ無し路面2と駐車場面1又は隣接する捩じれ無し
路面2とをそれぞれ連続する前記直線状傾斜路面A
指すものである。
【0015】上記昇降路Aの具体的実施例としては、ま
ず、一階と二階との昇降路Aでは、傾斜上方側及び傾斜
下方側の二本の直線状傾斜路面A,Aより構成され
ており、その二本の直線状傾斜路面A,Aが、直角
に折れ曲がる箇所を有し、L形状をなしており、まず地
上側の直線状傾斜路面Aが昇降方向にのみ傾斜を有す
る捩じれ無し路面2にて構成されている。該捩じれ無し
路面2は、特に、駐車場面1の隣接する隅角箇所を連続
させた直線状傾斜路面Aを指すものである。
【0016】また、地上側の下方側の直線状傾斜路面A
(捩じれ無し路面2)と直角をなして連結する二階部
分の駐車場面1側の傾斜上方側の直線状傾斜路面A
は、捩じれ路面3として構成されている。
【0017】さらに、詳述すると、図2乃至図5に示す
ように、地上の駐車場面1は地上駐車場面1aであり、
また二階の駐車場面1は駐車場床面1bとし、その二階
の駐車場床面1bに到達する昇降路Aでは、図6におい
て、下方側の直線状傾斜路面A(捩じれ無し路面2)
の進行方向をY−Y方向、傾斜上方側の直線状傾斜路面
(捩じれ路面3)をX−X方向とすると、下方側の
直線状傾斜路面A(捩じれ無し路面2)では、Y−Y
方向にθ傾斜している。
【0018】さらに、傾斜上方側の直線状傾斜路面A
(捩じれ路面3)はX−X方向において傾斜しているも
のであるが、ここで傾斜上方側の直線状傾斜路面A
幅方向下端が下方側の直線状傾斜路面AのY−Y方向
の傾斜角θに沿って形成されている。
【0019】これに伴って、傾斜上方側の直線状傾斜路
面A(捩じれ路面3)の下端の幅方向における傾斜角
はθであるが、その上端は二階の駐車場面1に連結さ
れているので、該箇所でのY−Y方向は水平をなしてい
る。
【0020】従って、傾斜上方側の直線状傾斜路面A
(捩じれ路面3)の昇降方向では、幅方向両側縁の傾斜
角が異なり、図6に示すように、X−X方向において各
々θ及びθとなっている。ここで、θ>θとな
り、傾斜上方側の直線状傾斜路面A(捩じれ路面3)
には捩じれが生じている。
【0021】次に、二階の駐車場面1と三階の駐車場面
1との間の昇降路Aにおいては、図7に示すように、二
階及び三階とも駐車場床面1b,1bであり、図8に示
すように、駐車場床面1bより、該駐車場床面1bと同
一面(略同一面も含む)で水平且つ平坦状の通行路1c
が形成されている。
【0022】該通行路1cは、直線状傾斜路面Aと同
一路面幅(略同一を含む)に形成され、方形螺旋状に構
成された直線状傾斜路面A,A,…による昇降路A
がその通行路1cに連続している。
【0023】二階の駐車場床面1bから三階の駐車場床
面1bに到る直線状傾斜路面Aは、図8に示すよう
に、4本の直線状傾斜路面A,A,…より構成さ
れ、通行路1cに連続形成された直線状傾斜路面A
は、捩じれ無し路面2として、これと三階の駐車場床
面1bに達するまでに三本の直線状傾斜路面A
,…が存在し、曲がり角箇所は捩じれ無し路面2と
なり、その他の箇所は捩じれ路面3となっている。
【0024】上記における二階の通行路1cより形成さ
れた直線状傾斜路面Aは、捩じれ無し路面2のみから
構成されており、X−X方向に角度θで傾斜してい
る。
【0025】また、中間の直線状傾斜路面Aは、捩じ
れ路面3から構成され、前記二階の駐車場面1より形成
された直線状傾斜路面A(捩じれ無し路面2)のX−
X方向の傾斜角θが幅方向の傾斜角となり、且つY−
Y方向においては、路面の幅方向の両側縁でことなる傾
斜角θ及びθを有しθ>θとなっている。
【0026】上記中間の直線状傾斜路面A(捩じれ路
面3)の上端の曲がり角に存在する直線状傾斜路面A
は、捩じれ無し路面2として形成され、路面幅方向の両
側縁ともY−Y方向に、傾斜角がθで傾斜形成されて
いる。
【0027】さらに、三階の駐車場床面1bに達する直
線状傾斜路面A(捩じれ路面3)は、その下端の路面
幅方向において前記中間の直線状傾斜路面A(捩じれ
無し路面2)上端箇所のY−Y方向傾斜角θと等しく
なりながら、X−X方向に傾斜角θ及びθを有し、
θ>θとなり、路面が捩じれて形成されている(図
8参照)。
【0028】昇降路Aにおいて、これを構成する複数の
直線状傾斜路面A,A,…のうち捩じれ路面3を有
するものでは、前記螺旋状の構成部となる捩じれ路面3
の内側の傾斜角θを外側の傾斜角θよりも大きくなるよ
うに構成されている。即ち、捩じれ路面3の内側縁が、
外角側縁より低くなっている。
【0029】上記については、上下に隣接する直線状傾
斜路面A,Aにおいて、傾斜上方側の直線状傾斜路
面A(捩じれ路面3)の下端が幅方向にわたって、傾
斜下方側の直線状傾斜路面A(捩じれ無し路面2)の
幅方向一側縁に連結しており、且つ傾斜上方側の直線状
傾斜路面A(捩じれ路面3)の下端幅方向が傾斜下方
側の直線状傾斜路面A(捩じれ無し路面2)の昇降方
向の傾斜に沿って形成されているので、上下方向に隣接
する直線状傾斜路面A,A(捩じれ路面3と捩じれ
無し路面2)がなす直角に折れ曲がっている箇所の傾斜
上方側の直線状傾斜路面A(捩じれ路面3)下端部分
では必然的に内角側が低くなる傾斜となる。
【0030】多層駐車用建造物の三階以上の駐車場床面
1b,1b,…では、二階と三階における駐車場面1,
1との間に設けられた昇降路Aと同一構成である。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明においては、積層する上
下の駐車場面1,1において、昇降方向に傾斜する複数
の直線状傾斜路面A,A相互を接続して螺旋状に構
成しつつ上下方向に昇降可能とし、昇降路Aの隅角箇所
の又は隅角箇所を含む直線状傾斜路面Aを捩じれ無し
路面2とし、該捩じれ無し路面2と階上側の駐車場面1
又は該捩じれ無し路面に隣接する捩じれ無し路面2とを
それぞれ連続させる前記直線状傾斜路面Aを捩じれ路
面3としてなり、前記螺旋状の構成部となる捩じれ路面
3の内側の傾斜角θを外側の傾斜角θよりも大きくして
なる多層床面よりなる駐車場における昇降用路面とした
ことにより、第1に極めてコンパクトなスペースで多層
階用の駐車場面1,1,…よりなる駐車場建造物の各駐
車場面1に到達する昇降路Aとすることができるし、第
2に最短距離にて所望の階の駐車場面1に到達すること
ができるし、第3に昇降中の車両の安全を確保すること
ができる昇降路Aとすることができる等の種々の効果を
奏する。
【0032】これらの効果について詳述すると、昇降路
Aは、昇降方向に傾斜を有する複数の直線状傾斜路面A
,A,…の捩じれ無し路面2と捩じれ路面3のみに
よって構成されたものであり、本発明では、全ての箇所
が登り又は下り勾配となっており、通常の踊り場のよう
な平坦面は存在せず、最短距離にて登り降りが可能であ
る。
【0033】従来の昇降用の路面では、傾斜の勾配がき
つくならないようにするために、一般では、傾斜路間に
水平状の踊り場として平坦路面を設けており、このため
に昇降用の路面が平面的に占める面積が大きくなりがち
であった。
【0034】これに対して、本発明においては、上記の
ように水平状なる平坦路面(踊り場)が存在しないこと
から、直線状傾斜路面A,A,…のみからなる昇降
路Aの平面的に占める面積を極めて小さくすることがで
き、省スペース化を実現することができる。
【0035】次に、昇降路Aは、昇降方向に傾斜を有す
る直線状傾斜路面A,A,…のみから構成され、こ
れらが方形状且つ螺旋状を構成しているので、上下に隣
接する直線状傾斜路面A,Aの直交して折れ曲がる
箇所においても、常に傾斜を有しているものであるか
ら、自動車の昇降路Aを走行することについて、距離的
な無駄が全く無く、効率的に駐車場面1の所定の階に到
達することができるものである。
【0036】次に、請求項1の発明では、捩じれ無し路
面2と捩じれ路面3とで構成されており、特に、該捩じ
れ路面3では、略直角をなす折れ曲がり箇所の内角側縁
が外角側縁より低くなるように構成されるものであっ
て、自動車がその直角なる折曲箇所を通過するときに
は、直線状傾斜路面Aの幅方向が内角側に傾斜してい
ることにより、自動車の円周方向の走行時に生じる慣性
力に抗し、該慣性力を打ち消す向心力が生じて自動車の
安全走行を確保することができる。
【0037】次に、請求項2の発明においては、積層す
る上下の駐車場面1,1,…において、地上駐車場面1
aと二階の駐車場床面1bとは二本の直線状傾斜路面A
,Aを有し、これらを略L形螺旋状に構成し、前記
地上駐車場面1aに接続し、且つ昇降路Aの隣接する隅
角箇所を連続させた直線状傾斜路面Aを捩じれ無し路
面2とし、該捩じれ無し路面2と前記二階の駐車場床面
1bとを連結した前記直線状傾斜路面Aを捩じれ路面
3としてなり、前記略L形螺旋状の構成部となる捩じれ
路面3の内側の傾斜角θを外側の傾斜角θよりも大きく
してなる多層床面よりなる駐車場における昇降用路面と
したことにより、特に、地上と二階の場合には、単に二
本の直線状傾斜路面A,Aなる捩じれ無し路面2と
捩じれ路面3にて昇降路Aを構成することができ、昇降
路Aを極めて簡単な構造にすることができ、さらに省ス
ペース化が図れる昇降路Aにできる。
【0038】次に、請求項3の発明においては、積層す
る上下の駐車場面1,1,…において、二階以上で上下
の階上側と階下側とに積層する駐車場床面では、階下側
より階上側に昇降方向に傾斜する複数の直線状傾斜路面
,A相互を接続して螺旋状に構成しつつ上下方向
に昇降可能とし、昇降路Aの隅角箇所の直線状傾斜路面
を捩じれ無し路面2とし、該捩じれ無し路面2と階
上側の駐車場床面1b又は該捩じれ無し路面2に隣接す
る捩じれ無し路面2とをそれぞれ連続させる前記直線状
傾斜路面Aを捩じれ路面3としてなり、前記螺旋状の
構成部となる捩じれ路面3の内側の傾斜角θを外側の傾
斜角θよりも大きくしてなる多層床面よりなる駐車場に
おける昇降用路面としたことにより、二階以上の階下と
階上側でも、捩じれ無し路面2と捩じれ路面3とを交互
に連続させることで、極めて簡単な構成で、省スペース
の昇降路Aを有した発明を提供できる。さらには、二階
以上の上下でも最短距離で到達することができる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における昇降路及び駐車場の要部斜視図
【図2】本発明の要部の平面斜視図
【図3】本発明の地上及び二階の駐車場床面箇所を示す
要部斜視図
【図4】本発明の要部側面図
【図5】本発明の要部側面図
【図6】本発明の地上及び二階の間の昇降路を構成する
直線状傾斜路面の要部斜視図
【図7】本発明の一階乃至三階の駐車場床面箇所におけ
る昇降路の要部斜視図
【図8】本発明の二階及び三階の間の昇降路を構成する
直線状傾斜路面の要部斜視図
【図9】従来の昇降路を示す斜視図
【図10】従来の昇降路を直線状に示した概念図
【符号の説明】
1…駐車場面 A…昇降路 A…直線状傾斜路面 1a…地上駐車場面 1b…駐車場床面 2…捩じれ無し路面 3…捩じれ路面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層する上下の駐車場面において、昇降
    方向に傾斜する複数の直線状傾斜路面相互を接続して螺
    旋状に構成しつつ上下方向に昇降可能とし、昇降路の隅
    角箇所の又は隅角箇所を含む直線状傾斜路面を捩じれ
    し路面とし、該捩じれし路面と階上側の駐車場面又は
    該捩じれし路面に隣接する捩じれし路面とをそれぞ
    れ連続させる前記直線状傾斜路面を捩じれ路面としてな
    り、前記螺旋状の構成部となる捩じれ路面の内側の傾斜
    角を外側の傾斜角よりも大きくしてなることを特徴とし
    た多層床面よりなる駐車場における昇降用路面。
  2. 【請求項2】 積層する上下の駐車場面において、地上
    駐車場面と二階の駐車場床面とは二本の直線状傾斜路面
    を有し、これらを略L形螺旋状に構成し、前記地上駐車
    場面に接続し、且つ昇降路の隣接する隅角箇所を連続さ
    せた直線状傾斜路面を捩じれし路面とし、該捩じれ
    し路面と前記二階の駐車場床面とを連続させる前記直線
    状傾斜路面を捩じれ路面としてなり、前記略L形螺旋状
    の構成部となる捩じれ路面の内側の傾斜角を外側の傾斜
    角よりも大きくしてなることを特徴とした多層床面より
    なる駐車場における昇降用路面。
  3. 【請求項3】 積層する上下の駐車場面において、二階
    以上で上下の階上側と階下側とに積層する駐車場床面で
    は、階下側より階上側に昇降方向に傾斜する複数の直線
    状傾斜路面相互を接続して螺旋状に構成しつつ上下方向
    に昇降可能とし、昇降路の隅角箇所の直線状傾斜路面を
    捩じれし路面とし、該捩じれし路面と階上側の駐車
    場床面又は該捩じれし路面に隣接する捩じれし路面
    とをそれぞれ連続させる前記直線状傾斜路面を捩じれ路
    面としてなり、前記螺旋状の構成部となる捩じれ路面の
    内側の傾斜角を外側の傾斜角よりも大きくしてなること
    を特徴とした多層床面よりなる駐車場における昇降用路
    面。
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