JP2527827Y2 - コンバイン機枠へのカッター機枠取付構造 - Google Patents

コンバイン機枠へのカッター機枠取付構造

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JP2527827Y2 JP1990024697U JP2469790U JP2527827Y2 JP 2527827 Y2 JP2527827 Y2 JP 2527827Y2 JP 1990024697 U JP1990024697 U JP 1990024697U JP 2469790 U JP2469790 U JP 2469790U JP 2527827 Y2 JP2527827 Y2 JP 2527827Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンバインの排藁排出側機枠に取り付ける
カッター機枠の取付構造に関する。
(従来技術) 例えば、特開昭62−214号公報に記載の如く、カッタ
ー機枠の穂先側をコンバイン機体へ枢支連結し株元側を
係止具で着脱自在にして、カッター機枠内に排藁が詰っ
たり、切断刃を交換したりする場合には、株元側の係止
具を外して穂先側の枢支部を中心にカッター機枠を外側
方へ大きく回動してカッター機枠の内側から作業が行え
るようにするカッター機枠の取付構造がある。
(考案が解決しようとする課題) 前記の取付構造では、カッター機枠の株元側にコンバ
イン機体側から動力伝動を行うベルトが張架されている
ため、カッター機枠を外方へ回動するためには、このベ
ルトの取り外しを行った後に係止具を外してカッター機
枠を外方へ回動させることになるため、操作が面倒であ
る。
そこで、本考案では、次の如く構成することで、この
課題を解決した。
(課題を解決するための手段) コンバインの排藁排出側機枠1へ横長のカッター機枠
2を装着するに、左右一側端を枢支連結し他側端を係止
具4で着脱自在にしてなるコンバイン機枠へのカッター
機枠取付構造において、コンバイン側からカッター機枠
2へ動力を伝動するベルト5を張架する側を枢支連結
し、この枢支側の伝動機構の近傍に前記係止具4の係脱
を操作する着脱レバー7を設け、係止具4を係合状態に
保持した着脱レバー7とベルト伝動機構を一緒に覆うカ
バー6を設け、このカバー6を着脱レバー7が係止具4
を非係止にした状態では取り付け不可能になるように構
成した。
(考案の作用及び効果) この構成によれば、カッター機枠2を外方へ回動する
場合には、コンバインの機枠1へカッター機枠2を枢支
した枢支側でカバー6を開き着脱レバー7でカッター機
枠2の係止具4がコンバインの機枠1から外れるよう操
作した後に、カッター機枠2が外方へ回動可能になる。
この場合に、枢支側にベルト5を張架しているので、カ
ッター機枠2を外方へ回動するにベルト5の取り外しを
行う必要が無い。
また、カバー6を開いた後にカッター機枠2を回動す
るのでカバー6が回動の邪魔になったりカバー6自体を
破損することもない。
さらに、カッター機枠2の内部を修理点検した後にカ
ッター機枠2をコンバインの排藁排出側機枠1に固定し
て作業を開始する場合に、カバー6が完全に閉じている
かどうかで取付が確実に行なわれているかを確認できる
ことになり、安全である。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
コンバインの排藁排出側機枠1には、平面視で後方に
向けて株元側から穂先側に傾斜させて排藁排出装置11を
設け、脱穀部で脱穀した排藁を穂先側へ移行させながら
後方へ移送して排出させるようにしている。
この排藁搬出装置11の下方において、横長のカッター
機枠2を、その株元側をコンバイン機枠1へ垂直の枢支
軸3で枢支連結し、穂先側には上下一対のフック12,13
からなる係止具4をカッター機枠2側に設け、コンバイ
ン機枠1に突設したピン14,15に係脱するようにしてい
る。
カッター機枠2内には、機枠2の長手方向に沿って高
速回転軸16と低速回転軸17とを横架軸支し、それぞれの
軸16,17に円盤刃18と掻込盤19を軸方向所定間隔で配設
して、いわゆるディスクカッターを構成している。
カッター機枠2の上方には、排藁搬出装置11から落下
する排藁を内部へ受け入れる供給口8を開口し、この供
給口8を開閉するよう排藁搬出装置11を挾んで株元側と
穂先側に蓋板9を、カッター機枠2に横架した支軸20に
固着して該供給口8を開閉するようにしている。
カッター機枠2の株元側部には、高速回転軸16と低速
回転軸17へ駆動力をコンバイン機体1側から伝動するベ
ルト5を張架している。又、このカッター機枠2の株元
側部には、高速回転軸16と低速回転軸17とを逆回転させ
る機構(図示省略)と、前記係止具4と蓋板9とを操作
する着脱レバー7と開閉レバー10とをカッター機枠2に
突設したブラケット21へ互に接近して設けている。
開閉レバー10は、ピン22でブラケット21に枢支し、そ
の基部に開閉蓋9の枢支軸20に連結するワイヤー31を連
結している。この開閉レバー10には、着脱レバー7から
突設したピン23に対応して係合片24を突設している。
着脱レバー7の基部はL字状に屈曲させてブラケット
21を貫通し、その端部に固着した回動アーム25に、係止
具4に連結するワイヤー26を連結している。又、この着
脱レバー7から開閉レバー10に向けてピン23を交差する
よう突設している。
これら開閉レバー10と着脱レバー7の回動方向は、同
一方向で、開閉レバー10を蓋板9が閉じるように操作し
なければ、着脱レバー7はピン23が開閉レバー10の係止
具24に係合して係止具4を外すよう操作出来ないことに
なる。
このカッター機枠2の株元側部の伝動機構と着脱レバ
ー7と開閉レバー10とを覆うようカバー6をヒンジ27で
取り付け、このカバー6を開いてから開閉レバー10で蓋
板9を閉じ、最後に着脱レバー7を係止具4が外れるよ
うにすることで、カッター機枠2が枢支軸3を中心にし
て外方へ回動することになる。
着脱レバー7と開閉レバー10は、図2に示すように操
作時にはカッター機枠2から大きく突出するため、カバ
ー6を閉じることができない。
カッター機枠2の穂先側部には、係止具4を構成する
上下のフック12,13をそれぞれ支軸28,29で枢支すると共
に両フック12,13を連結杆30で連結し、下方のフック13
の端部に着脱レバー7に連結するワイヤー26を連結して
いる。又、蓋板9を取り付けた支軸20の軸端にアーム32
を固着し、このアーム30に開閉レバー10に連結するワイ
ヤー31を連結している。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は一部の拡
大左側面図、第2図は一部の拡大断面図、第3図は平面
図、第4図は右側面図である。 1……コンバイン機枠、2……カッター機枠 3……枢支軸、4……係止具 5……ベルト、6……カバー 7……着脱レバー、8……供給口 9……蓋板、10……開閉レバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンバインの排藁排出側機枠(1)へ横長
    のカッター機枠(2)を装着するに、左右一側端を枢支
    連結し他側端を係止具(4)で着脱自在にしてなるコン
    バイン機枠へのカッター機枠取付構造において、コンバ
    イン側からカッター機枠(2)へ動力を伝動するベルト
    (5)を張架する側を枢支連結し、この枢支側の伝動機
    構の近傍に前記係止具(4)の係脱を操作する着脱レバ
    ー(7)を設け、係止具(4)を係合状態に保持した着
    脱レバー(7)とベルト伝動機構を一緒に覆うカバー
    (6)を設け、このカバー(6)を着脱レバー(7)が
    係止具(4)を非係止にした状態では取り付け不可能に
    したことを特徴とするコンバイン機枠へのカッター機枠
    取付構造。
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JPS5357199A (en) * 1976-11-04 1978-05-24 Showa Denko Kk Regenerating method for cation exchange membrane
JPS54160669U (ja) * 1978-04-28 1979-11-09
JPH01117716A (ja) * 1987-10-28 1989-05-10 Iseki & Co Ltd 排稈カッターの伝動装置
JPH01320931A (ja) * 1988-06-20 1989-12-27 Iseki & Co Ltd コンバインの排稈処理装置

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