JP2527750B2 - 炭化水素特にエチレンのオキシクロリネ−シヨン方法およびそれに使用する触媒組成物 - Google Patents
炭化水素特にエチレンのオキシクロリネ−シヨン方法およびそれに使用する触媒組成物Info
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、改善された収率が得られ、しかも同時に、
特に触媒粒子の粘着および塊状化の減少によつてステン
レス鋼反応器腐食効果を減少させる触媒組成物を使用す
るエチレンのオキシクロリネーシヨン方法に関する。
特に触媒粒子の粘着および塊状化の減少によつてステン
レス鋼反応器腐食効果を減少させる触媒組成物を使用す
るエチレンのオキシクロリネーシヨン方法に関する。
塩化水素および空気または酸素の使用による気体炭化
水素のオキシクロリネーシヨンは、長い間公知の方法で
ある。この塩素化は、不活性支持体上に付着させた金属
塩類から成る触媒の存在下で行なわれる。一般的に使用
される金属塩は塩化第二銅のようなハライドであり、こ
れらはそれ自体で使用されたときは比較的揮発性である
欠点があり、そのため、この化合物を工業プラントにお
ける流動床において使用したとき工業的に許容できない
触媒活性およびオキシクロリネーシヨン収率の低下が起
こる。
水素のオキシクロリネーシヨンは、長い間公知の方法で
ある。この塩素化は、不活性支持体上に付着させた金属
塩類から成る触媒の存在下で行なわれる。一般的に使用
される金属塩は塩化第二銅のようなハライドであり、こ
れらはそれ自体で使用されたときは比較的揮発性である
欠点があり、そのため、この化合物を工業プラントにお
ける流動床において使用したとき工業的に許容できない
触媒活性およびオキシクロリネーシヨン収率の低下が起
こる。
この欠点を克服するために、触媒組成物中にアルカリ
およびアルカリ土類金属塩化物および希土類またはラン
タニドからの他の金属塩化物の配合が提案されている
(B.P.GB-969,937.ベルギー国特許BE-741,055)。
およびアルカリ土類金属塩化物および希土類またはラン
タニドからの他の金属塩化物の配合が提案されている
(B.P.GB-969,937.ベルギー国特許BE-741,055)。
これらの各種の触媒組成物は、使用される炭化水素の
性質並びに塩化第二銅の揮発効果を減少させるのに添加
される金属塩または金属塩類の性質に特に依存する。さ
らにこれら各種の触媒組成物はまた、特に触媒粒子が反
応器壁への粘着または塊状化による工業用反応器の鋼に
腐食を起こす。現在判明しているところでは、使用され
る塩に関連する技術データからは定性的にも定量的にも
引出すことができない影響であり、関連する各触媒組成
物について実験的に研究しなければならない問題であ
る。
性質並びに塩化第二銅の揮発効果を減少させるのに添加
される金属塩または金属塩類の性質に特に依存する。さ
らにこれら各種の触媒組成物はまた、特に触媒粒子が反
応器壁への粘着または塊状化による工業用反応器の鋼に
腐食を起こす。現在判明しているところでは、使用され
る塩に関連する技術データからは定性的にも定量的にも
引出すことができない影響であり、関連する各触媒組成
物について実験的に研究しなければならない問題であ
る。
銅およびマグネシウムの2種の金属を含有する組成物
を使用して今まで工業的に達成されたことがない活性度
および収率でエチレンのオキシクロリネーシヨンによつ
て1,2−ジクロロエタンを製造することが可能な銅−お
よびマグネシウム−基剤の触媒組成物を見出した。同時
にこれらの組成物では触媒粒子の粘着および塊状化並び
に工業用反応器の腐食を最小にすることができる。
を使用して今まで工業的に達成されたことがない活性度
および収率でエチレンのオキシクロリネーシヨンによつ
て1,2−ジクロロエタンを製造することが可能な銅−お
よびマグネシウム−基剤の触媒組成物を見出した。同時
にこれらの組成物では触媒粒子の粘着および塊状化並び
に工業用反応器の腐食を最小にすることができる。
従つて、本発明は、アルミナ支持体上に付着させた塩
化第二銅、塩化マグネシウムおよび塩化ナトリウム並び
に塩化リチウムから選ばれるアルカリ金属塩化物から成
る触媒組成物の触媒作用によるエチレンの1,2−ジクロ
ロエタンへのオキシクロリネーシヨン方法に関する。
化第二銅、塩化マグネシウムおよび塩化ナトリウム並び
に塩化リチウムから選ばれるアルカリ金属塩化物から成
る触媒組成物の触媒作用によるエチレンの1,2−ジクロ
ロエタンへのオキシクロリネーシヨン方法に関する。
アルカリ金属を使用するときは、操作は銅塩:ナトリ
ウム塩の原子比1:0.01〜0.2で行う。実際に、ナトリウ
ム塩の場合には、ステンレス鋼反応器の腐食が観測さ
れ、Cu:Na原子比が1:0.2を超えるとこの腐食は著しくな
り、または許容できない程度になることが判明してい
る。
ウム塩の原子比1:0.01〜0.2で行う。実際に、ナトリウ
ム塩の場合には、ステンレス鋼反応器の腐食が観測さ
れ、Cu:Na原子比が1:0.2を超えるとこの腐食は著しくな
り、または許容できない程度になることが判明してい
る。
これに対して、アルカリ金属がリチウムであるとき
は、Cu:Liの原子比は重大ではなく、そして、1:0.0001
〜1:2の範囲のCu:Li比で実施できる。
は、Cu:Liの原子比は重大ではなく、そして、1:0.0001
〜1:2の範囲のCu:Li比で実施できる。
本発明はまた、 (i)アルミナ上に付着させた1:0.1〜1.5:0.01〜0.2の
間の原子比の塩化第二銅、塩化マグネシウムおよびNaC
l、または、 (ii)アルミナ上に付着させた塩化第二銅、塩化マグネ
シウムおよびLiCl。この場合には各種塩の比は、通常、
1:0.1〜1.5:0.0001〜1.5の間、そして、好ましくは1:0.
3〜1:0.001〜1の間であるのいずれかから成るエチレン
のオキシクロリネーシヨン用触媒組成物に関する。
間の原子比の塩化第二銅、塩化マグネシウムおよびNaC
l、または、 (ii)アルミナ上に付着させた塩化第二銅、塩化マグネ
シウムおよびLiCl。この場合には各種塩の比は、通常、
1:0.1〜1.5:0.0001〜1.5の間、そして、好ましくは1:0.
3〜1:0.001〜1の間であるのいずれかから成るエチレン
のオキシクロリネーシヨン用触媒組成物に関する。
本発明の触媒組成物において使用されるアルミナは、
任意の起源および任意の公知の方法によつて製造された
ものでよく、イーターおよびガンマ型が通常使用され
る。ガンマ型アルミナを使用して良結果が得られてい
る。
任意の起源および任意の公知の方法によつて製造された
ものでよく、イーターおよびガンマ型が通常使用され
る。ガンマ型アルミナを使用して良結果が得られてい
る。
本発明の触媒組成物に使用されるアルミナは、20〜10
0μmの間、好ましくは25〜75μmの間の平均粒子直径
を有する。
0μmの間、好ましくは25〜75μmの間の平均粒子直径
を有する。
B.E.T.法によつて測定したアルミナの比表面積は、一
般に50〜250m2/gである。100〜210m2/gの間の比表面積
のアルミナを使用し良結果が得られている。
般に50〜250m2/gである。100〜210m2/gの間の比表面積
のアルミナを使用し良結果が得られている。
最後に、アルミナの細孔容積が、0.1〜1cm3/gのもの
が通常使用される。細孔容積は、好ましくは0.2〜0.8cm
3/gの間であり、細孔容積が0.3〜0.6cm3/gの間にあるア
ルミナの使用によつて良結果が得られている。
が通常使用される。細孔容積は、好ましくは0.2〜0.8cm
3/gの間であり、細孔容積が0.3〜0.6cm3/gの間にあるア
ルミナの使用によつて良結果が得られている。
アルミナは、結晶格子に一体化されているか、任意の
化学的形態で結合している多少の量のナトリウム原子を
天然に含有していることに留意すべきである。さらに便
宜上「非可洗性(unwashable)ナトリウム原子」と記述
できるこれらのナトリウム原子の存在は、「可洗性アル
カリ金属」と考えられている塩形態でアルカリ金属を含
有する触媒組成物のみに関係のある本発明にとつて何等
の重要性はない。本発明のアルカリ金属塩はアルミナ支
持体に化学的に結合しておらず、問題の塩でアルミナを
含浸することによつて一般に触媒組成物中に導入され
る。必要とするアルカリ金属によるこの含浸は、他の塩
による含浸と同時または他の塩の含浸の前または後のい
ずれかで実施できる。
化学的形態で結合している多少の量のナトリウム原子を
天然に含有していることに留意すべきである。さらに便
宜上「非可洗性(unwashable)ナトリウム原子」と記述
できるこれらのナトリウム原子の存在は、「可洗性アル
カリ金属」と考えられている塩形態でアルカリ金属を含
有する触媒組成物のみに関係のある本発明にとつて何等
の重要性はない。本発明のアルカリ金属塩はアルミナ支
持体に化学的に結合しておらず、問題の塩でアルミナを
含浸することによつて一般に触媒組成物中に導入され
る。必要とするアルカリ金属によるこの含浸は、他の塩
による含浸と同時または他の塩の含浸の前または後のい
ずれかで実施できる。
上記したような特性を有する触媒組成物が最終的に得
られるならば、本発明の触媒組成物を製造する方法自体
は必須のことではない。良結果が得られる製造方法は次
の特性を有するγ−アルミナを含浸することから成る: 約50μmの平均粒子寸法、170〜190m2/gの間のB.E.T.
比表面積、0.43cm3/gの細孔容積および0.75kg/dm3の自
由流動充填密度。
られるならば、本発明の触媒組成物を製造する方法自体
は必須のことではない。良結果が得られる製造方法は次
の特性を有するγ−アルミナを含浸することから成る: 約50μmの平均粒子寸法、170〜190m2/gの間のB.E.T.
比表面積、0.43cm3/gの細孔容積および0.75kg/dm3の自
由流動充填密度。
この含浸は、必要量の銅、マグネシウムおよびアルカ
リ金属クロライドを含有する水性溶液を使用し、75℃の
温度で1工程で行う。使用するアルミナ量の細孔容積の
70〜100%に含浸用溶液の容積を制限することによつて
固体によつて吸収されない液相のできるのを避けるべき
である。この含浸させたアルミナをオキシクロリネーシ
ヨン反応器にそのまま導入する前に乾燥させる。
リ金属クロライドを含有する水性溶液を使用し、75℃の
温度で1工程で行う。使用するアルミナ量の細孔容積の
70〜100%に含浸用溶液の容積を制限することによつて
固体によつて吸収されない液相のできるのを避けるべき
である。この含浸させたアルミナをオキシクロリネーシ
ヨン反応器にそのまま導入する前に乾燥させる。
最終的にオキシクロリネーシヨン工程において使用さ
れる触媒組成物は、一般に、金属として計算して30〜90
g/kgの銅含量を有する。この量が50〜75g/kgの間にある
のが好ましく、最も好ましい触媒組成物は銅含量が60〜
70g/kgの間にある触媒である。
れる触媒組成物は、一般に、金属として計算して30〜90
g/kgの銅含量を有する。この量が50〜75g/kgの間にある
のが好ましく、最も好ましい触媒組成物は銅含量が60〜
70g/kgの間にある触媒である。
触媒組成物中の他の塩の含量は、前記に既に詳述した
原子比と共にこのような方法で特定した銅含量から容易
に決定できる。
原子比と共にこのような方法で特定した銅含量から容易
に決定できる。
最終の触媒組成物は、一般に25〜200m2/gの間、好ま
しくは50〜150m2/gの間の比表面積を有する。100〜140m
2/gの間にあるB.E.T.比表面積を有する触媒組成物を使
用して良好な結果が得られている。
しくは50〜150m2/gの間の比表面積を有する。100〜140m
2/gの間にあるB.E.T.比表面積を有する触媒組成物を使
用して良好な結果が得られている。
この触媒組成物は、触媒を固定床または流動床に配置
する任意のオキシクロリネーシヨン工程において使用で
きる。これらは収率が改善され、かつ、ステンレス鋼反
応器における腐食が無いために触媒が流動床形態にある
方法において特に有利である。
する任意のオキシクロリネーシヨン工程において使用で
きる。これらは収率が改善され、かつ、ステンレス鋼反
応器における腐食が無いために触媒が流動床形態にある
方法において特に有利である。
流動床中に配置された触媒を使用して操作を行うとき
は、オキシクロリネーシヨン反応が行なわれる温度は、
通常200〜300℃の間である。好ましくはこの温度は220
〜280℃の間である。最後に240〜270℃の範囲の温度で
良好な結果が得られている。
は、オキシクロリネーシヨン反応が行なわれる温度は、
通常200〜300℃の間である。好ましくはこの温度は220
〜280℃の間である。最後に240〜270℃の範囲の温度で
良好な結果が得られている。
オキシクロリネーシヨン反応を行う圧力は、それ自体
必須のものではない。通常1〜10atmの間、好ましくは
1〜8atmの間の圧力で操作される。
必須のものではない。通常1〜10atmの間、好ましくは
1〜8atmの間の圧力で操作される。
触媒組成物の流動化速度自体は必須のものではなく、
本質的には触媒の粒度分布および装置の寸法によつて決
まる。一般に、操作は5〜100cm/秒の間、好ましくは10
〜50cm/秒の間の速度で行なわれる。
本質的には触媒の粒度分布および装置の寸法によつて決
まる。一般に、操作は5〜100cm/秒の間、好ましくは10
〜50cm/秒の間の速度で行なわれる。
最後に、使用される反応体比は、一般的に従来法にお
いて使用されているのと同じ比である。操作は習慣的に
使用されるHClに関してわずかに過剰のエチレンを使用
して行なわれる。しかし、本発明の触媒組成物では、化
学量論近くまたはHCl過剰でも作業が可能である。
いて使用されているのと同じ比である。操作は習慣的に
使用されるHClに関してわずかに過剰のエチレンを使用
して行なわれる。しかし、本発明の触媒組成物では、化
学量論近くまたはHCl過剰でも作業が可能である。
本発明を次の実施例によつてさらに完全に説明する。
実施例1 平均比表面積190m2/gを有し、銅、マグネシウムおよ
びナトリウム塩化物の水性溶液で含浸したγ−型アルミ
ナから成る225cm3の触媒組成物を、乾燥後AISI型316Lオ
ーステナイトステンレス合金製の小さいプレートを備
え、エチレンの1,2−ジクロロエタンへの流動床オキシ
クロリネシヨン用のインコネル(Inconel)600製の反応
器中に配置する。
びナトリウム塩化物の水性溶液で含浸したγ−型アルミ
ナから成る225cm3の触媒組成物を、乾燥後AISI型316Lオ
ーステナイトステンレス合金製の小さいプレートを備
え、エチレンの1,2−ジクロロエタンへの流動床オキシ
クロリネシヨン用のインコネル(Inconel)600製の反応
器中に配置する。
この反応器中に反応体ガスを焼結金属フイルターを通
して底部から導入する。反応生成物は、反応器圧力制御
バルブによつて大気圧に脱圧される。次いで、反応生成
物は−20℃に維持されているトラツプ中において冷却さ
れ、そして、非凝縮性ガスはサンプリングバルブ上に吹
込まれる前に水スクラバー中において洗浄する形成され
た生成物の収支は、集められた液体および気体のクロマ
トグラフ−分析およびスクラバーの脚部から集められた
水性溶液の酸滴定分析によつて行う。
して底部から導入する。反応生成物は、反応器圧力制御
バルブによつて大気圧に脱圧される。次いで、反応生成
物は−20℃に維持されているトラツプ中において冷却さ
れ、そして、非凝縮性ガスはサンプリングバルブ上に吹
込まれる前に水スクラバー中において洗浄する形成され
た生成物の収支は、集められた液体および気体のクロマ
トグラフ−分析およびスクラバーの脚部から集められた
水性溶液の酸滴定分析によつて行う。
下記の第1表に示すような異なる量のナトリウムを含
有する触媒組成物を使用して4種の試験を行う。この第
1表には、反応器操作条件並びに得られた結果も含まれ
る。
有する触媒組成物を使用して4種の試験を行う。この第
1表には、反応器操作条件並びに得られた結果も含まれ
る。
これらの実験室実験によつて得られた収量は、5秒に
制限された保持によつて限定された。C2H4への転化率は
従つて全実験で限定された(工業用反応器の操作条件で
は、これより良好なエチレン転化率を確保するためには
るかに長い保持時間;10〜80秒、そして、大部分の場合2
0〜50秒を得ることが可能である)。
制限された保持によつて限定された。C2H4への転化率は
従つて全実験で限定された(工業用反応器の操作条件で
は、これより良好なエチレン転化率を確保するためには
るかに長い保持時間;10〜80秒、そして、大部分の場合2
0〜50秒を得ることが可能である)。
各種の試験結果の比較から、次のことが結論として云
える: 本発明のナトリウム限界以下(試験1)で操作したと
きは、1,2−ジクロロエタンの収率は本発明の触媒組成
物(試験2および3)で得られた収率より低い。しか
し、鋼の腐食は弱く、許容できる; 本発明のナトリウム限界以上(試験4)で操作したと
きは、1,2−ジクロロエタンの収率はすぐれており、本
発明(試験2および3)で得られた収率に匹敵する。し
かし、鋼のの腐食が強く、工業的見地から失格である; 本発明のナトリウム限界内(試験2.および3)で操作
したときは、1,2−ジクロロエタンの収率はすぐれてお
り、同時に鋼腐食も合格であることが観察される。
える: 本発明のナトリウム限界以下(試験1)で操作したと
きは、1,2−ジクロロエタンの収率は本発明の触媒組成
物(試験2および3)で得られた収率より低い。しか
し、鋼の腐食は弱く、許容できる; 本発明のナトリウム限界以上(試験4)で操作したと
きは、1,2−ジクロロエタンの収率はすぐれており、本
発明(試験2および3)で得られた収率に匹敵する。し
かし、鋼のの腐食が強く、工業的見地から失格である; 本発明のナトリウム限界内(試験2.および3)で操作
したときは、1,2−ジクロロエタンの収率はすぐれてお
り、同時に鋼腐食も合格であることが観察される。
実施例2 銅、マグネシウムおよびリチウム塩化物の水性溶液で
含浸し、180〜190cm2/gの平均比表面積を有するγ−ア
ルミナから成る225cm3の触媒組成物を乾燥後、エチレン
の1,2−ジクロロエタンへの流動床オキシクロリネーシ
ヨンのために、AISI型316Lオステナイトステンレス鋼合
金製の小さいプレートを備えたインコネル600製の反応
器内に配置する。
含浸し、180〜190cm2/gの平均比表面積を有するγ−ア
ルミナから成る225cm3の触媒組成物を乾燥後、エチレン
の1,2−ジクロロエタンへの流動床オキシクロリネーシ
ヨンのために、AISI型316Lオステナイトステンレス鋼合
金製の小さいプレートを備えたインコネル600製の反応
器内に配置する。
この反応器中に、底部の燃結金属フイルターを通して
反応体ガスを導入した。次いで、反応生成物は反応器圧
力制御バルブによつて大気圧に脱圧した。次いで、反応
生成物を−20℃に維持されているトラツプ中において冷
却し、非凝縮ガスをサンプリングバルブ上に流す前に水
スクラバーで洗浄する。形成された生成物の収支は、集
めた液体および気体生成物のクロマトグラフ分析および
スクラバー脚部で集めた水性溶液の酸滴定分析によつて
確定する。
反応体ガスを導入した。次いで、反応生成物は反応器圧
力制御バルブによつて大気圧に脱圧した。次いで、反応
生成物を−20℃に維持されているトラツプ中において冷
却し、非凝縮ガスをサンプリングバルブ上に流す前に水
スクラバーで洗浄する。形成された生成物の収支は、集
めた液体および気体生成物のクロマトグラフ分析および
スクラバー脚部で集めた水性溶液の酸滴定分析によつて
確定する。
下記の第2表に示すようなリチウムの各種の量を含有
する触媒組成物で6種の試験を行う。この第2表には、
反応器操作条件および得られた結果も含む。
する触媒組成物で6種の試験を行う。この第2表には、
反応器操作条件および得られた結果も含む。
これらの実験室実験で得られた収率は5秒に制限され
た保持時間のため限定される。従って、C2H4の転化率は
全実験で限定される(工業用反応器での操業条件では、
さらに良好なエチレン転化率を確保するために保持時間
を顕著に長くできる:10〜80秒、そして大部分の場合20
〜50秒)。
た保持時間のため限定される。従って、C2H4の転化率は
全実験で限定される(工業用反応器での操業条件では、
さらに良好なエチレン転化率を確保するために保持時間
を顕著に長くできる:10〜80秒、そして大部分の場合20
〜50秒)。
各種の試験結果の比較から、リチウムのある限界以上
の操作のときは、1,2−ジクロロエタンの収率は急速に
低下する(試験8および9)が、鋼の腐食は弱いが触媒
粒子の粘着および塊状化(Fig9)のため不合格になる。
各種の試験の結果から、リチウムが本発明による限界を
超えたとき、触媒粒子の高い粘着および塊状化のため触
媒は実用性がなくなる(Fig10およびFig12)、かつ腐食
計による腐食測定も不可能になる(Fig11およびFig1
3)。
の操作のときは、1,2−ジクロロエタンの収率は急速に
低下する(試験8および9)が、鋼の腐食は弱いが触媒
粒子の粘着および塊状化(Fig9)のため不合格になる。
各種の試験の結果から、リチウムが本発明による限界を
超えたとき、触媒粒子の高い粘着および塊状化のため触
媒は実用性がなくなる(Fig10およびFig12)、かつ腐食
計による腐食測定も不可能になる(Fig11およびFig1
3)。
第1図は本発明のナトリウム限界より低いナトリウム量
の触媒組成物でエチレンを1,2−ジクロロエタンにオキ
シクロリネーシヨンしたときの鋼の腐食が弱いことを示
す金属組織の写真である。 第2〜3図は本発明の触媒組成物による鋼の腐食が弱い
ことを示す金属組織の写真である。 第4図は、本発明組成物のナトリウム限界より高い場合
の鋼の腐食が強いことを示す金属組織の写真である。 第5〜7図は触媒組成物中のリチウム含量が本発明の限
界内またはそれ以下であると鋼の腐食が弱いことを示す
金属組織の写真である。 第8〜9図はリチウムが限界以上であると腐食は弱い
が、触媒粒子の粘着、塊状化が大くなることを示す金属
組織の写真である。 第10〜13図もリチウムが限界以上であると触媒粒子の粘
着および塊状化が甚だしくなることを示す金属組織の写
真である。
の触媒組成物でエチレンを1,2−ジクロロエタンにオキ
シクロリネーシヨンしたときの鋼の腐食が弱いことを示
す金属組織の写真である。 第2〜3図は本発明の触媒組成物による鋼の腐食が弱い
ことを示す金属組織の写真である。 第4図は、本発明組成物のナトリウム限界より高い場合
の鋼の腐食が強いことを示す金属組織の写真である。 第5〜7図は触媒組成物中のリチウム含量が本発明の限
界内またはそれ以下であると鋼の腐食が弱いことを示す
金属組織の写真である。 第8〜9図はリチウムが限界以上であると腐食は弱い
が、触媒粒子の粘着、塊状化が大くなることを示す金属
組織の写真である。 第10〜13図もリチウムが限界以上であると触媒粒子の粘
着および塊状化が甚だしくなることを示す金属組織の写
真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミシェル ストレベレ ベルギー国 ブリッセル,リュ ソムブ レ,84 (56)参考文献 特公 昭45−31443(JP,B1)
Claims (6)
- 【請求項1】エチレンの1,2−ジクロロエタンへのオキ
シクロリネーション方法において、塩化第二銅、塩化マ
グネシウム、および塩化ナトリウム並びに塩化リチウム
から選ばれるアルカリ金属塩化物を付着させたアルミナ
支持体から成る触媒組成物によって前記のオキシクロリ
ネーション反応の触媒作用をさせることを特徴とする前
記の方法。 - 【請求項2】前記の触媒組成物におけるアルカリ金属
が、0.01〜0.2:1の間のナトリウム:銅の原子比で使用
されるナトリウムであることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載のオキシクロリネーション方法。 - 【請求項3】前記の触媒組成物において使用されるアル
カリ金属が、リチウムであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載のオキシクロリネーション方法。 - 【請求項4】1:0.1〜1.5:0.01〜0.2の間の原子比でアル
ミナ上に付着させた塩化第二銅、塩化マグネシウムおよ
び塩化ナトリウムから成ることを特徴とするエチレンの
オキシクロリネーション用の触媒組成物。 - 【請求項5】アルミナ上に付着させた塩化第二銅、塩化
マグネシウムおよび塩化リチウムから成るエチレンのオ
キシクロリネーション用の触媒組成物。 - 【請求項6】塩化第二銅、塩化マグネシウムおよび塩化
リチウムを、1:0.1〜1.5:0.0001〜1.5の間の原子比で使
用することを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の
触媒組成物。
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