JP2527422B2 - 歯科用修復物ならびにその製造方法 - Google Patents

歯科用修復物ならびにその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシェードおよび/または着色された歯科修復
物あるいは補綴物およびその形成方法、特により自然
に、美しく見える歯科修復物に関するものである。
(従来技術) 歯科補綴の審美性は義歯の目に見える部分の色相、ク
ロマおよび明度によって大体決定されるということは、
歯科医業においては既知のことである。これらの特質
は、昼光反射で規定される3つの知覚的に一定不変のス
ケール(マンセル色相、マンセル明度、マンセルクロ
マ)を使用する色表示のためのマンセルカラーシステム
に従う。(マツクグロウヒル科学技術用語辞典第3
版)。深さの認識を与える半透明性あるいは透過光およ
び拡散光の特質もまた重要なパラメーターである。
知られている限りでは、これまで、歯科修復物の光が
通過する、あるいは半透明部全部にわたり陶歯の色を着
色することがクラウン前装を含めた陶歯の性質をもつ審
美的に申し分ない人工歯修復物を作る際に必要であると
考えられてきた。すべての半透明部分なる語は、それを
通して光が観察者の目に達する歯牙補綴物の全体の深さ
を意味する。歯科修復物の該深さ全体に着色するという
ことは、天然歯がその深さ全体に色がついているという
見地から明らかに当然である。
しかしながら天然歯外観の光学イルージョンとでも言
われるものが、義歯陶歯を、その光が通る深み全体にわ
たり着色するのではなく、特定の色相およびクロマの不
透明層を適用し、その上に半透明であるが実質的に色
相、クロマのない半透明築造層をかぶせ、この非着色層
の上にジェーダーを適用して最終的な審美効果を得るこ
とにより達成できることが見出された。外見的に優れて
いるだけでなく天然歯の独特のバリエーションに合致さ
せるために必要な築造材料数も約40から1つに減らさ
れ、それによって実質的にすべての適応要件を満たすこ
とができる。下地不透明層とシェーダー外層の間にはシ
ェーディングは不必要である。
外見が優れているというだけでなく、独特のバリエー
ションを持つ天然歯にマッチさせることが要求される付
着材料変化の数は実質的にすべての適応条件を満たすこ
とを要求される付着材料を約40から1つに減らすことが
できる。シェーデングは下地不透明と、シェーダー外層
の間には要求されない。
(発明が解決しようとする問題点) 外観が審美的に優れた歯科修復物を提供することが本
発明の一目的である。審美的に優れた歯科修復物のより
簡単な製造方法を提供することも本発明の目的とすると
ころである。更に誤って作られた色相、クロマ及び明度
を安価で修正できる歯科修復物製造方法を提供すること
も本発明の一目的である。
(問題点を解決するための手段) 本発明の一具体例に於ては、シェーダー外層、少なく
とも実質的に非着色半透明中間層、不透明下地をもつ歯
科修復陶歯が提供される。
本発明の一つの好ましい具体例においては、中間層は
均質単一のキャストマイカガラス、セラミッククラウン
部材であり、シェーダー外層はシェード歯科用ポーセレ
ンである。外シェーダー層は前記クラウン部材に適用さ
れ、他方該クラウン部材は色調見本に合致する如くシェ
ード歯科用ポーセレンに合わせた不透明歯科用セメント
色につりあった不透明歯用マウントに取りはずし自在に
取りつけられる。
もう一つの好ましい具体例においては、不透明下地は
表面不透明化剤のある金属裏であり、表面不透明化剤は
歯科用不透明ポーセレンである。中間層は歯科用ポーセ
レンの均質単一層であり、シェーダー外層はシェード歯
科用ポーセレンである。
その他の本発明の具体例に於ては、本発明の歯科修復
物の有利な製造方法が提供される。
好ましい具体例における本発明は、シェーダー外層、
少なくとも実質的に非着色の半透明中間層、不透明層お
よび土台をもつ修復物である。各々の層は多数の単層も
しくはプライで作られることができる。本発明はまた実
質的に色相、彩度のない半透明層およびシェーダー層を
不透明歯科用下地に適用することによる歯科修復物の製
造方法を提供する。
本発明の好ましい具体例は天然の歯に前装冠あるいは
クラウンとしてあるいは歯科補綴パーツに直接取り付け
られる義歯陶歯である。この義歯陶歯はシェード外層、
少なくとも実質的に非着色で半透明の中間層および不透
明層と下部層を有し、この基体はシェードガイドとマッ
チするようシェーダー層にあった色なっている。各層は
多数の貼合わせあるいは積層から構成せしめられる。本
発明はまた不透明歯科用基体に実質的に色相およびクロ
マのない半透明層とシェーダー層を適用し、基体とシェ
ーダー層の色合わせによりシェードガイドにマッチさせ
る歯科修復物の製法を提供する。本発明のクラウンにお
いては、常法で患者の口腔内に位置せしめた場合、実質
的に非着色の半透明層が直接さらされるとか露光される
ことはない。これは実質的に非着色半透明層の露出端の
全てが義歯あるいは義歯パーツに向き合った位置で歯科
用セメント(接着剤)と接しているからである。
本願明細書で使用する「シェーダー」なる語は、シェ
ーディングポーセレン、染色、グレイズ、それらの組合
わせならびにそれらの均等物を包含する。
「不透明」なる語は周囲光の下で、下層材料の色相、
クロマあるいは明度いづれかが所定位置において下部層
に対し視覚的に影響を及ぼすことが完全にない不透明の
度合いあるいは量は意味する。「所定位置」とは構造体
が患者の口腔内に位置せしめられた時を意味し、また
「周囲光」なる語は人が通常の生活をする場合に遭遇す
るあらゆる周囲光条件を意味する。
好ましい具体例において、実質的に非着色の半透明層
の内部、即ち後方あるいは唇側には不透明層以外には色
相を有する層がない。こうすることにより本発明の簡単
な構造体が提供せられる。
本発明は歯科用修復物であって、以下の3種からな
る。その1種は天然歯牙残根形成物の上に用いられる金
属を含まぬ歯科クラウンおよび/またはブリッジであ
る。もう1種は金属土台のあるブリッジもしくはクラウ
ンのような歯科修復物である。さらにもう1種の天然色
あるいは義歯支持パーツに適用される前装である。シェ
ーダー層が各々の例においては、下層不透明歯科土台と
合わされるということは理解されるであろう。該不透明
歯科土台は最初から築造歯科修復物の永久部分である仮
部材もしくは下地のいずれかであってもよい。
まず、歯科クラウンの製造方法を第1図につき説明す
る。第1図には不透明歯用マウント10が示されている。
この不透明歯用マウントは従来の方法で患者の口腔の印
象に基いて作られた形成された歯科残根形成の模型であ
ってもよい。歯用マウントは従来の方法で流しこまれた
不透明材料から作られてもよく、もしくは適当な注型適
性材料から注型されてもよい。そしてそれからクラウン
のその次の固定に使用される歯科セメントと同一の不透
明歯科セメントの層か、もしくはその他の多くの分離部
材もしくは材料からなる不透明材料のいずれかの適用に
よって適当な不透明化で提供される。
不透明材料は患者の口腔内にクラウンをセットする際
に、次に使用される歯科用セメントと同じ色相、クロマ
であるべきである。もちろん混合効果がどちらの例にお
いても実質的に同じ色相、同じクロマである限りは、患
者の口腔内の歯用マウントおよび歯科残根形成物に不透
明化材料およびセメントの混合物を使用することが可能
である。クラウン(マイカガラスセラミックから成るの
が好ましい)は、既知の注型方法によっで作られる。
(1983年6月6日付ピータージェーアデアによるコーニ
ング グラス ワークス社のカナダ国特許第1148306号
参照)。
図1に歯用マウント10に示されている。歯用マウント
10はクラウン鋳造の際に用いられる歯型またはユニバー
サルマウントであってもよい。一般に理解されているよ
うに該マウントはクラウン内に適合していなくてもよ
い。すなわち患者の口腔内の歯科残根形成物の正確なレ
プリカでなくてもよい。実際に、歯用マウント10がクラ
ウンの広い範囲内に広く用いられ得る弾性もしくは変形
性材料でできているということは本発明の範囲内であ
る。しかしながら歯科マウント10は成分が本特許出願で
述べられているような要求される色相およびクロマに不
透明化されなければならない。従来の方法では歯用マウ
ントは現在従来の実験室実務に商業的に受け入れられ、
やがて使用される商業的な歯型スペーサーもしくはそれ
らの同等物の使用が考慮されるような患者の口腔内での
歯科残根形成物にほとんど近いレプリカであることが予
想される。
クラウン11は実質的に全体が被着色、半透明であるの
が好ましい。該クラウンは内側オペーク及び外側シェー
ダを装着しない状態で見た場合、肉眼には白く、そして
実質的に色相及びクロマがないように見える。非着色と
いうのは実質的に色相のないことを意味する。非着色に
は結晶構造のため、あるいは空気が内部にトラップされ
るため光が散乱あるいは屈折する結果の白色及び白色に
着色した場合を含む。この着色は均等な白色明度を得る
上で有用である。
白の純度はその明度である。クラウンは内側オペーク
を装着して見た場合、歯用マウントは色相を通り、実質
的に内側オペークのクロマを下げる材料でできているの
が好ましい。言い換えれは、クラウン本体、すなわち非
着色半透明層は内側クロマを薄くする間、それから色相
が見られるようにすべきである。
クラウン11が不透明歯用マウント10に装着された後、
シェーダー12がクラウンに塗られ、好ましくはクラウン
を患者の口腔内その他の歯牙もしくは肌の色、そして患
者に提供されるべき普通の意図された美しさに、意図さ
れた歯科科装着であらかじめ合わせられる市販のシェー
ドガイドの一つで合わせられる。
好ましいシェーダーは歯科用ポーセレン類であり、自
己グレイズ性歯科用ポーセレンであるのがより好まし
い。シェーダーは非着色半透明クラウンを通して不透明
歯用マウントを見る時、適当な既知の技術でクラウンに
塗られる。シェーダー12は従来の方法、例えばブラシ13
で塗られる。該シェーダーは、歯科技工士によって修復
物の外観が天然歯に完全に合うようにオペークの色相、
明度、クロマに合わせられ、また好ましくはそれらにイ
ンデックスされる。
所望であれば、シェーダーがシェーダーなどの中にス
ポッティングやライニングを含むいくつかの塗布もしく
は層で硬化されうるので、歯科クラウンは着色中歯用マ
ウントから取りはずされてもよいということは明らかに
予想される。
さらに、これが所望の方法である場合には、クラウン
自体が数層から築造されることができるということは明
らかである。
このようなシェード形成クラウンは最終的には不透明
歯用マウントから取りはずされ、必要に応じてシェーダ
ー層を安定させるための処理をしたりしなかったりし
て、患者の口腔内での人工歯配列のための歯科診療部に
移されるか、もしそれがユニット築造ブリッジとして知
られているものにされるような支持土台に成形されるべ
きであれば、それらが接合される装着部に移される。ク
ラウンが歯科残根形成物に配列される場合、不透明歯用
マウントの色相、クロマと実質的に同じ色相、クロマを
もつ不透明材料がジェードクラウンと土台の間に供給さ
れる。
例えば歯科残根形成物と接着される時、不透明度およ
び所望の色相、クロマの歯科セメントが用いられる。
図2には、歯ブリッジが示されている。該ブリッジは
次の金属土台で築造されている。すなわち金属支台歯部
材17、ブリッジ架工歯部材18、および金属支台歯部材19
である。該ブリッジは一般型のものであり、卑金属もし
くは貴金属とその合金のいずれかで造形されてもよい。
上面金属20は不透明でなくてはならず、不透明層21で不
透明化されていることを示す。不透明性材料は既知のど
のような不透明性ポーセレン粉、もしくはその同様物で
あってもよい。
もちろん該不透明化は1つずつ塗布された材料の均一
な層によるものと同様に多層化層であってもよく、また
は金属支持ベース土台がそれ自体所望の色相およびクロ
マをもつ適当な不透明材料によって造形もしくは塗装さ
れていてもよい。
次に、少なくとも実質的に色相がない、半透明材料に
よって造形もしくは塗装されていてもよい。
次に、少なくとも実質的に色相がない、半透明材料で
できた層22は、少なくとも不透明化ベース土台の一部に
適合され、使用を認められた電流を用いて実質的に色相
のないまたは非着色の半透明材料が図2に示されるよう
に、不透明上面を完全に被覆する。実質的に色相のない
または非着色の半透明材料はマイカセラミックガラスの
ような材料もしくはより好ましくは、一般の金属土台の
場合には蛍光の明るく色付けもしくは着色され、天然歯
エナメルと同じくらいに不透明にされたポーセレンのい
ずれであってもよい。明るい色は一般に歯科ポーセレン
が一般に作られる天然材料、特に長石に固有のものであ
る。特別な場合には天然色は、例えばバッチからバッチ
へと、またある一定のバッチの材料を通じて均一でばら
つきのない色相およびクロマを提供するために顔料を少
し加えることで変えられることができる。そしてそれは
歯科ポーセレンを作るのに代表的に用いられる天然長石
の変化のために別な方法で変えられてもよい。
実質的に色相のない半透明層22は、完全な解剖歯形を
築造するために単一層として築造もしくは成形されるこ
とができ、従来の方法で典型的に空気および/もしくは
真空焼成され、クラウンもしくはブリッジの適合のため
のどんな必要な削合もなされる。
最後にシェーダー層23は、不透明化ベース下地表面20
から離れた半透明層22に塗布される。言い換えれば、該
シェーダーは下地表面20の反対側の層22の表面に塗布さ
れる。このシェーダー23は歯科修復を完全にするのに必
要な色適合を提供する。該シェーダー層23は、歯科ポー
セレンと本体もしくは別の歯科ポーセレンである頸部の
1シェードである切歯部分をもつことができる。該切歯
部分は色相、彩度において半透明層22に非常によく似た
切歯部分に成形されたエナメル歯部分をもっていてもよ
い。
完全なシェードクラウンもしくは装置はそれから歯科
残根形成時に患者の口腔内に配列されることができ、適
合テストの後、不透明化歯科模型によって適合された色
相、クロマのある不透明化セメントが代表的には歯科残
根形成物およびそれらのまわりのクラウンのしっかりし
た座に対するセメントの塗布によってシェードクラウン
と残根形成物の間に入れられることができる。セメント
が固まる前に、クラウンの色相、クロマおよび明度の審
美的な適当さが判断されることができ、もし望ましくな
ければ、該クラウンは取りはずされ、クラウンをこわさ
ないで変えられることができる。
次に第3図を参照すると、図には天然歯に装着される
前装が図示されている。この前装は歯科用ポーセレンか
ら、歯科用セメントとで、常法によりつくられる。前装
25はシェーダー外層26、少なくとも実質的に非着色の半
透明中間層27およびシェードガイドにマッチするようシ
ェーダー層と調和された色の不透明下部セメント28をも
つ。非着色半透明歯科ポーセレン層27は処置するべき歯
から作られた印象より注型された型で作られる。同様
に、層27はマイカガラスセラミックの如き適当な材料の
キャスチングであってもかまわない。この非着色半透明
シェルは次にカラーの合ったものとするよう適当に選択
された適当な形の歯科マウント上にとりつけられシェー
ダー層26が適用される。このあと、シェードされたシェ
ルが歯科マウントの色相、クロマおよび明度とマッチし
た歯科セメント下地に適用され歯30あるいは義歯パーツ
に適用せられる。
第3図のものとはことなる別の好ましい前装に於い
て、層27の外にむいている全ての部分は完全にシェード
層でカバーされる。こうすると層27のエッジで周囲光に
直接さらされる部分はなくなる。従って、周囲光は直接
層27の表面に透光することはない。患者の天然歯との最
終的な色合せのための外側のシェード合わせに於いて本
発明の方法で技工所がまちがって処方されたシェードを
適合しそこなった場合に、歯科診療室もしくは技工室で
シェードの簡単な修整ができる。着色剤の追加塗布によ
って、もしくはシェードグレイズ外面の全部もしくは1
部の除去と所望の修整シェードおよび/もしくは、グレ
イズシェーダーの再塗布によって完全なクラウンの修整
は、所望の審美的な結果を達成することをシェード本体
とエナメルポーセレンの数層を当てにした金属修復物に
融着された従来のポーセレンに要求された完全な再築造
にかかる時間に比べて、ほとんどの場合15分以内でなさ
れることができる。
上記の本発明の方法は、従来のセラミック築造技術よ
りもはるかに短い時間で自然な美しい色合せができ、天
然生歯に見られる様々なシェードに合わせるために適用
方法に現在提供される非常に様々の色を合わせることを
必然的に加えられる40以上の別々の本体、およびエナメ
ルポーセレンを1つの築造ポーセレンに減らす。
本方法の極めて実質的な有効な点は、単に成形の段階
でシェーダーが意図された審美的に優れた適合を得るた
めに要求される技工士の進んだ技術であるということで
ある。
本方法のもう一つの実質的な有効な点は、シェーダー
が外層だけでなり、もし最終的にできたものが完全に満
足できるものでなければ、それから外面が実質的にシェ
ーダー層を取り除くように損なわれる従来の歯科技工取
付ストーン、ホイールもしくはポイントもしくは粗粒で
研磨されることができるために、極めて簡単であるとい
うことである。どんなシェーダー除去も必要としない
で、シェーダーの付加によって修整を行なうこともしば
しば可能である。
本発明は以下の例によってさらに詳しく説明される。
実施例 I. 実際の歯科技工歯配列において次のような方法が行な
われた。不透明歯用マウントが従来の方法で提供された
患者の残根形成物の模型を用い、従来の方法で注型硬石
膏歯形を形造することによって提供された。石膏注型模
型は患者の口腔内の歯科残根形成物にクラウンをセメン
ト固定する際に用いられるべき着色永久セメントに合致
するように調整された着色ラッカーで全体に塗装される
ことにより不透明化された。該ラッカーはコークR液体
不透明剤のセラミックピンク(デンツプライ インター
ナショナル インコーポレーテッドのLDコーク支社の製
品)と、歯型もしくは模型を全体的に被うのに十分な薄
さで正式な、もしくは普通のイエローグリーン不透明剤
の色相、クロマに達するように添加された追加着色剤で
あった。
マイカガラスセラミッククラウンが歯型として不透明
歯科マウントを用いることを前記のカナダ国特許第1148
306号に示されているように提供された。クラウンは患
者の口腔内配列のための歯科残根形成物を受けるために
幅45mm深さ約8mmの内部中腔寸法であった。該クラウン
は唇側の薄さ約1.5mm、長さ10.0mmであった。
マイカガラスセラミッククラウンは、図1に示される
ように不透明歯科土台に配列されシェーダー歯科ポーセ
レンが適合された。シェーダー層12は熟練した歯科技工
士の方法を用いることによって塗布され、以下に述べら
れる新色付け歯科ポーセレンを用いる。本質的に従来の
操作技術を用いて、バイオフォルムRシェードガイドの
B69に色合せせられた。
本体シェーダーポーセレンのための歯科ポーセレンマ
トリックスは視覚的に均質になるまで下記の成分をタン
ブルブレンドすることによって提供された。
デンツプライステインはガラスキャリヤーに触解され
た金属オキシド顔料の歯科セラミック着色剤である。
次にグレイズマトリックスのための液体分散媒が下記
成分を記載順にミキサーに装入し、1分間高シアーで混
合し、2パッダーされる側面からブラッシングしそれか
らもう1分間高シアーで混合することによって作られ
た。
該分散媒およびシェーダーマトリックスはそれから小
皿内での混合による塗布の前に混合された。
ポーセレンスパチュラで薄ペースト粘度まで混合され
た。
第1シェーダーポーセレンは歯牙の唇側で始まり、歯
牙のまわりに広がる本体ポーセレンの普通の領域に塗布
される。ただし、切端から約2mmの間の切点は除く。着
色グレイズは焼成後01mm以内の薄さになるように塗布さ
れた。
第2グレイズマトリックスは下記の配合以外は、上記
のように提供された。
第2着色グレイズは、第2グレイズマトリックスの使
用以外は、上記第1着色グレイズと同様に作られた。
第2着色グレイズはエナメルポーセレンであり、2mm
幅の歯牙の切点および歯牙の外切端を形成するために形
造されている歯牙の切端の先に横切って塗布される。該
エナメルポーセレンは、本体シェーダーポーセレンと混
合されないか、または従来のようにそれをオーバーラッ
プしたが、本体シェードポーセレンもしくは第1着色ポ
ーセレンと隣接するように切端から簡単にみがかれた。
塗布の薄さは、焼成後も01mm以下であった。
第1本体着色ポーセレンおよび第2着色グレイズを含
む上記のような歯科ポーセレンシェーダー塗層の塗布
後、該塗層は乾燥せられた。オーブンは1450゜Fに加熱
され、シェードクラウンは該オーブン内に2秒間入れら
れ、4秒間出された。
そしてこの方法が付加蒸気が見えなくなるまで、すな
わち歯科ポーセレンシェーダー塗層の表面から放出さ
れ、該シェーダー塗装の表面が乾燥したように見えるま
で繰り返された。この方法は気泡のふくれ若しくは形成
を防ぐ。該乾燥シェーダー被覆クラウンは毎分100゜F
の割合で1450゜Fから1700゜Fまで、1450゜Fから1700
゜Fのオーブン中で焼成された。
次に、二つのシェーダーポーセレンの第二シェーダ
が、第一塗膜に関して述べられたのと同様に第一塗膜に
塗布され、同様に乾燥、硬化された。これは完全な伸び
とシュード適合度を保証するためである。
それから各々歯科シェーダー本体ポーセレン及び歯科
シェーダエナメルポーセレンで作られたシェーダーの二
つの塗膜から作られたシェーダー層のある完成された着
色クラウンは歯用マウントに再配列され、バイオフォル
ムRシェードガイド B−69に合わせられる。
次に、ラッカーカラーに合うように着色された歯科セ
メントか患者の口腔内の歯科形成物に塗布され、クラウ
ンが患者の口腔内に配列され、優れた審美的な明度であ
るか目視検査される。歯科セメントはリン酸亜鉛セメン
ト−モダンテナシンRスノワイト−コークR−621417
(デンツプライ インターナショナル インコーポレー
テッドのLDコーク支社の製品)であった。
実施例 II. 本発明の別な具体例が支持金属ベース土台を用いて提
供された。該土台は中央歯、側歯、および犬歯を除き、
図2に示された一般的なタイウの3ユニットブリッジで
あった。該ブリッジ架工歯部19からなっている。該ブリ
ッジは従来の方法で、バイオボンドR IIポーセレン前装
合金−デンツプライインターナショナル インコーポレ
ーテッドの製品であるニッケル、クロム、ベリリウム合
金から鋳造された。
金属の上面20は、不透明層21で不透明化された。この
不透明材料は不透明ポーセレン(デンツプライ インタ
ーナショナル インコーポレーテッドの製品であるシェ
ードメイトR不透明ポーセレン0 A2)であった。該不透
明ポーセレンは、従来の方法で刷毛塗りされ、薄さ約0.
2mmの不透明層を生じるように真空状態で1825゜F以下
で焼成された。
次に、非着色半透明歯科ポーセレン(シェードメイト
Rに同じ)中性希釈剤の単一均一層が、最終生成物の中
間若しくは築造層を形造するように図2に示されたごと
く、不透明歯科土台に塗布された。この層は図2のよう
に意図された歯牙の従来の解剖的構造に対する技巧方法
を用いてブラシ及びスパチュラによって輪郭をつけられ
た。この中間層はオーブン内で毎分100゜上がり最終的
に1分間保持される、真空状態で1100゜Fから1750゜F
で焼成された。凝固収縮によるポーセレンの追加を含む
パッチベークが普通の方法で行なわれた。最後に、中間
層は研削され、輪郭がつけられた。中間層となるべきこ
の非着色半透明付着層の薄さは、焼成後約0.5〜1.5mmに
変化した。
シェーダーは実施例Iの方法に実質的に同じく適用さ
れ、シェーダーポーセレンは下記以外は、実施例Iに述
べられたのと同じ方法で配合された。
第1シェーダーポーセレンマトリックスは下記の配合
を用いて作られた。
第2シェーダーポーセレンマトリックスは下記の配合
の使用以外は、上記のように作られた。
完成製品は検査されて美しいと認められた。
本発明は主に色相、クロマをもち、歯科修復物を作る
際に用いられる代表的な歯科ポーセレンからできている
シェーダー層の使用に関して述べられたが、それは特定
の場合には他の組成物からできていてもよく、例えばク
リヤグレイズで重ね塗りされた歯科着色剤の混合物が使
用されても良い。いくつかの場合には、シェーダー層と
して役立つ代表的な歯科ポーセレンを重ね塗りすること
も望まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一具体例にかかる歯科マウント上に設
けられた義歯の説明図。 第2図はさらに別の具体例にかかるブリッジ義歯の側断
面図。 第3図は歯の上に設けられた本発明の前装の略図的断面
図。 第4図は従来の義歯の断面図 第5図は第4図の義歯から画線5−5の部分で切断され
た前装で金属義歯部に取り付けられた元の断面図。

Claims (37)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シェーダー外層、少なくとも実質的に非着
    色で半透明の中間層、およびシェードガイドにマッチす
    るように前記シェーダー外層とカラー合わせされた不透
    明の下部層からなる歯科用修復物。
  2. 【請求項2】前記不透明の下部層が表面不透明化剤の施
    された金属支持体である特許請求の範囲第1項記載の歯
    科用修復物。
  3. 【請求項3】前記中間非着色半透明層がマウントからな
    る前記不透明下部層に、着脱自在に取り付けられる特許
    請求の範囲第1項記載の歯科用修復物。
  4. 【請求項4】前記下部層が前記中間非着色半透明層に直
    接接合する不透明セメントからなる特許請求の範囲第1
    項記載の歯科用修復物。
  5. 【請求項5】前記セメントが前記中間非着色半透明層と
    の前記接合部から離れている位置で金属支持体と接合さ
    れている特許請求の範囲第4項記載の歯科用修復物。
  6. 【請求項6】前記セメントが前記中間非着色半透明層と
    の接合部から離れている位置で歯残根形成物と接合され
    る特許請求の範囲第4項記載の歯科用修復物。
  7. 【請求項7】前記中間層が均質で単一の鋳造マイカガラ
    スセラミック製クラウン部であり、前記シェーダー外層
    がシェードポーセレンからなる特許請求の範囲第1項記
    載の歯科用修復物。
  8. 【請求項8】前記表面の不透明化剤が不透明ポーセレン
    であって、前記中間層がポーセレンの均質単一の層であ
    り、前記シェード外層がシェードポーセレンからなる特
    許請求の範囲第2項記載の歯科用修復物。
  9. 【請求項9】装着された場合に、内部の少なくとも実質
    的に非着色の半透明層が患者の所定位置で周囲光に直接
    曝されることがないように構成されている特許請求の範
    囲第1項記載の歯科用修復物。
  10. 【請求項10】前記歯科用修復物がクラウンからなる特
    許請求の範囲第1項記載の歯科用修復物。
  11. 【請求項11】患者に装着した場合、前記中間非着色半
    透明層が直接周囲光に曝されることがない位置にある前
    記クラウンからなる特許請求の範囲第10項記載の歯科用
    修復物。
  12. 【請求項12】前記不透明下地層が表面不透明化剤を施
    した金属支持体である前記クラウンからなる特許請求の
    範囲第10項記載の歯科用修復物。
  13. 【請求項13】前記中間非着色半透明層が前記不透明下
    部層上に取外し自在に設けられ、前記下部層がマウント
    を有する前記クラウンからなる特許請求の範囲第10項記
    載の歯科用修復物。
  14. 【請求項14】前記下部層が前記中間非着色半透明層に
    直接的に接合する不透明セメントを有する前記クラウン
    からなる特許請求の範囲第10項記載の歯科用修復物。
  15. 【請求項15】前記歯科セメントが前記中間非着色半透
    明層と接合される部分から離れた位置にある金属支持体
    と接合される前記クラウンからなる特許請求の範囲第14
    項記載の歯科用修復物。
  16. 【請求項16】前記セメントが前記中間非着色半透明層
    と接合する部分から離れた位置にある歯残根形成物と接
    合される前記クラウンからなる特許請求の範囲第10項記
    載の歯科用修復物。
  17. 【請求項17】前記中間層が均質な単一キャストのマイ
    カガラスセラミック製クラウン部材であって、前記シェ
    ーダー外層がシェードポーセレンであるクラウンからな
    る特許請求の範囲第10項記載の歯科用修復物。
  18. 【請求項18】前記下地層がシェードガイドにマッチす
    るように前記シェード歯科ポーセレンと色合わせされた
    不透明歯科セメントであるクラウンからなる特許請求の
    範囲第17項記載の歯科用修復物。
  19. 【請求項19】前記表面不透明化剤が不透明ポーセレン
    であって、前記中間層が歯科ポーセレンの均質単一層で
    あり、前記シェーダー外層がシェードポーセレンである
    クラウンからなる特許請求の範囲第10項記載の歯科用修
    復物。
  20. 【請求項20】歯科用修復物を口腔外で作成するための
    方法であって、予めシェードガイドにマッチするように
    色合わせされた不透明な材料を土台へ施すことにより不
    透明土台を作成し、 前記不透明土台へ、少なくとも実質的に色相あるいはク
    ロマとは無関係である半透明層を施し、さらに 前記半透明層へシェーダー層を施す歯科用修復物製造方
    法。
  21. 【請求項21】前記不透明歯科用土台が色相および実質
    的にクロマを有する不透明セメントからなる特許請求の
    範囲第20項記載の歯科用修復物製造方法。
  22. 【請求項22】前記半透明層が、内部オペークあるいは
    シェーダーを取り付けずに見た場合、肉眼では白く、そ
    して実質的に色調、クロマがないように見え、内部オペ
    ークを取り付けて見た場合には、そのオペークの色相を
    通り、内部オペークのクロマを実質的に下げる特許請求
    の範囲第20項記載の歯科用修復物製造方法。
  23. 【請求項23】前記不透明歯科用土台が直接その上に半
    透明層と接合する半透明セメントを施した金属支持体で
    ある特許請求の範囲第20項記載の歯科用修復物製造方
    法。
  24. 【請求項24】前記不透明歯科用土台が不透明ポーセレ
    ンが施されている金属支持体ユニットであって、前記半
    透明層が均質単一のポーセレンであり、前記シェーダー
    層がシェードポーセレンからなる特許請求の範囲第20項
    記載の歯科用修復物製造方法。
  25. 【請求項25】歯科用修復物を口腔外で製造するための
    方法であって、 前記半透明層が不透明歯科用土台上に着脱可能に取り付
    けられており、 前記土台が実質的な色相およびクロマを持つ歯用マウン
    トからなり、 前記製造方法において、前記半透明層を前記歯用マウン
    トから取り外され、 および前記半透明層とセメントが接合され、このことに
    よって該セメントは不透明歯科用土台の色相およびクロ
    マに合致しつつ歯残根形成物を接合することによりなる
    特許請求の範囲第20項記載の歯科用修復物製造方法。
  26. 【請求項26】前記半透明層がマウント上にあって、同
    時に前記半透明層が前記シェーダー層を形成するよう処
    理されている特許請求の範囲第25項記載の歯科用修復物
    製造方法。
  27. 【請求項27】前記シェード半透明層は、不透明歯用マ
    ウントから取り出されたときのシェーダー層以外は、少
    なくとも実質的に非着色あるいは全く不透明である特許
    請求の範囲第26項記載の歯科用修復物製造方法。
  28. 【請求項28】前記半透明層は、内部オペークあるいは
    シェーダーを取り付けずに見た場合、肉眼では白色ある
    いは実質的に色相およびクロマがないように見え、一
    方、前記半透明層は、内部オペークを取り付けて見た場
    合には、その色相を通り実質的に内部オペークのクロマ
    を減ずる特許請求の範囲第27項記載の歯科用修復物製造
    方法。
  29. 【請求項29】前記半透明層が低い色相およびクロマを
    有する特許請求の範囲第20項記載の歯科用修復物製造方
    法。
  30. 【請求項30】歯科用修復物を口腔外で製造するための
    方法であって、 予めシェードガイドにマッチするように色合わせされた
    不透明な材料を土台へ施すことにより不透明なマウント
    を作成し、 前記マウント上に、少なくとも非着色であって半透明な
    クラウンを配置し、 シェーダーを前記クラウンに施し、前記シェーダーを施
    してシェードクラウンを作成する間に前記不透明なマウ
    ントを視覚的に検査する歯科用修復物製造方法。
  31. 【請求項31】前記シェーダーが前記クラウンの外層に
    施されてシェードクラウンを形成し、前記シェードクラ
    ウンがシェーダーの外層が不透明歯用マウントから取り
    外された場合の外層以外は、少なくとも実質的に非着色
    あるいは全く半透明である特許請求の範囲第30項記載の
    歯科用修復物製造方法。
  32. 【請求項32】前記不透明用マウントが色相および実質
    的にクロマを有しており、前記製造方法が、前記シェー
    ドクラウンと前記作成された歯残根の間の前記不透明な
    マウントと色相およびクロマが実質的に等しい不透明セ
    メントを施すことにより歯残根が作成され、前記歯残根
    に前記シェードクラウンを取り付けることからなる特許
    請求の範囲第31項記載の歯科用修復物製造方法。
  33. 【請求項33】前記クラウンが内部オペークあるいはシ
    ェーダーを取り付けずに見た場合、肉眼には白色あるい
    は実質的に色相およびクロマがなく、前記クラウンが内
    部オペークを取り付けて見た場合には、その色相を通
    り、実質的に内部オペークのクロマを減ずる特許請求の
    範囲第32項記載の歯科用修復物製造方法。
  34. 【請求項34】マウントが前記作成された歯残根の原型
    模型である特許請求の範囲第32項記載の歯科用修復物製
    造方法。
  35. 【請求項35】前記クラウンがマイカガラスセラミック
    からなる特許請求の範囲第30項記載の歯科用修復物製造
    方法。
  36. 【請求項36】前記不透明マウントが色相および実質的
    なクロマを持ち、また前記シェードクラウンと金属ベー
    ス部の間の前記不透明歯用マウントと実質的に同じ色相
    およびクロマを持つ不透明剤を適用しながら金属ベース
    上に前記シェードクラウンを取り付けることからなる特
    許請求の範囲第31項記載の歯科用修復物製造方法。
  37. 【請求項37】歯科用修復物を口腔外で製造するための
    方法であって 支持ベース土台を作成し、 シェードガイドにマッチするようにカラー合わせされた
    前記ベース土台の少なくとも一部分を不透明化し、 少なくとも実質的に色相のない半透明である層を前記不
    透明ベース土台の少なくとも一部分に施し、 シェーダーを前記不透明ベース土台から離れている位置
    で前記半透明である層に施すことからなる歯科用修復物
    製造方法。
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