JP2527193Y2 - カラーブラウン管のインナシールド - Google Patents
カラーブラウン管のインナシールドInfo
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- JP2527193Y2 JP2527193Y2 JP1992045921U JP4592192U JP2527193Y2 JP 2527193 Y2 JP2527193 Y2 JP 2527193Y2 JP 1992045921 U JP1992045921 U JP 1992045921U JP 4592192 U JP4592192 U JP 4592192U JP 2527193 Y2 JP2527193 Y2 JP 2527193Y2
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- JP
- Japan
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- inner shield
- ray tube
- color cathode
- getter
- cathode ray
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/94—Selection of substances for gas fillings; Means for obtaining or maintaining the desired pressure within the tube, e.g. by gettering
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電子ビームの偏向に悪影
響を及ぼす外部磁界(すなわち、地磁界等)を遮蔽させ
るためにカラーブラウン管の内部に設けられたカラーブ
ラウン管のインナシールド(Inner Shiel
d)に関するものであり、特に、カラーブラウン管の内
部を高真空状態に保持するため、ブラウン管の内側へ設
けたゲッタ(Getter)が高周波により加熱される
場合、ゲッタのバリウム(Barium)がインナシー
ルドの内部へ容易に飛散され、カラーブラウン管の内部
を高真空状態に保持することのできるカラーブラウン管
のインナシールドに関するものである。
響を及ぼす外部磁界(すなわち、地磁界等)を遮蔽させ
るためにカラーブラウン管の内部に設けられたカラーブ
ラウン管のインナシールド(Inner Shiel
d)に関するものであり、特に、カラーブラウン管の内
部を高真空状態に保持するため、ブラウン管の内側へ設
けたゲッタ(Getter)が高周波により加熱される
場合、ゲッタのバリウム(Barium)がインナシー
ルドの内部へ容易に飛散され、カラーブラウン管の内部
を高真空状態に保持することのできるカラーブラウン管
のインナシールドに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】一般に、インナシールド
5′の一面には、図1および図2で示した如くゲッタ
6′が高周波により加熱される場合、ゲッタ6′のバリ
ウムがカラーブラウン管内に設けられたインナシールド
5′の内部へ飛散するように開口8′が形成されてい
た。また、前記ゲッタ6′が高周波により加熱される場
合、バリウムの飛散する飛散角は図1で示した角度αで
飛散されるようになっている。つまり、前記ゲッタ6′
が高周波により加熱される場合、バリウムの全部が前記
インナシールド5′の開口8′を通り、飛散されずに一
部のバリウムが前記インナシールド5′の開口8′の外
側の周囲に被着された。これに因って、バリウムがカラ
ーブラウン管の内部に存在するより多くの浮遊物、酸素
およびガスを吸収できないことにより、カラーブラウン
管の内部の真空状態が低下し、カラーブラウン管の品質
が低下するという問題点があった。また、前記インナシ
ールドの開口の外側の周囲に被着したバリウムが外部の
衝撃等で前記インナシールドの表面から脱落されて電子
ビームによりアーク(Arc)が発生する場合、シャド
ウマスクの孔等が閉塞して、カラーブラウン管が爆発す
るおそれがあるという等の種々の問題点などがあった。
5′の一面には、図1および図2で示した如くゲッタ
6′が高周波により加熱される場合、ゲッタ6′のバリ
ウムがカラーブラウン管内に設けられたインナシールド
5′の内部へ飛散するように開口8′が形成されてい
た。また、前記ゲッタ6′が高周波により加熱される場
合、バリウムの飛散する飛散角は図1で示した角度αで
飛散されるようになっている。つまり、前記ゲッタ6′
が高周波により加熱される場合、バリウムの全部が前記
インナシールド5′の開口8′を通り、飛散されずに一
部のバリウムが前記インナシールド5′の開口8′の外
側の周囲に被着された。これに因って、バリウムがカラ
ーブラウン管の内部に存在するより多くの浮遊物、酸素
およびガスを吸収できないことにより、カラーブラウン
管の内部の真空状態が低下し、カラーブラウン管の品質
が低下するという問題点があった。また、前記インナシ
ールドの開口の外側の周囲に被着したバリウムが外部の
衝撃等で前記インナシールドの表面から脱落されて電子
ビームによりアーク(Arc)が発生する場合、シャド
ウマスクの孔等が閉塞して、カラーブラウン管が爆発す
るおそれがあるという等の種々の問題点などがあった。
【0003】
【考案の目的】本考案は、上述の種々の問題点等を勘案
してなるものであって、本考案の目的はバリウムが飛散
する場合、バリウムがインナシールドの開口の外側の周
囲に被着することなく、インナシールドの開口を通して
カラーブラウン管内に設けられたインナシールドの内部
へ容易に飛散されカラーブラウン管の内部の真空状態を
向上させることのできるカラーブラウン管のインナシー
ルドを提供することである。
してなるものであって、本考案の目的はバリウムが飛散
する場合、バリウムがインナシールドの開口の外側の周
囲に被着することなく、インナシールドの開口を通して
カラーブラウン管内に設けられたインナシールドの内部
へ容易に飛散されカラーブラウン管の内部の真空状態を
向上させることのできるカラーブラウン管のインナシー
ルドを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本考案によるカラーブラウン管のインナシー
ルドは、ゲッタが高周波により加熱される場合、バリウ
ムがカラーブラウン管内に設けられたインナシールドの
内部へ飛散するように開口が形成されたカラーブラウン
管のインナシールドにおいて、前記開口が前記ゲッタの
位置する方向に概ねラッパ状に突設されて、開口とゲッ
タとの間の距離が短くなるので、ゲッタの飛散領域を規
定する頂角βが充分な大きさを有するから、バリウムが
前記開口の外側の周囲に被着することなく前記開口を通
して前記カラーブラウン管内に設けたインナシールドの
内部へ飛散することを特徴とする。
るために、本考案によるカラーブラウン管のインナシー
ルドは、ゲッタが高周波により加熱される場合、バリウ
ムがカラーブラウン管内に設けられたインナシールドの
内部へ飛散するように開口が形成されたカラーブラウン
管のインナシールドにおいて、前記開口が前記ゲッタの
位置する方向に概ねラッパ状に突設されて、開口とゲッ
タとの間の距離が短くなるので、ゲッタの飛散領域を規
定する頂角βが充分な大きさを有するから、バリウムが
前記開口の外側の周囲に被着することなく前記開口を通
して前記カラーブラウン管内に設けたインナシールドの
内部へ飛散することを特徴とする。
【0005】このような構成によると、ゲッタが高周波
により加熱されてバリウムが飛散される場合、バリウム
がインナシールドの開口の外側周囲に被着することなく
開口を通してカラーブラウン管内に配設されたインナシ
ールドの内部に飛散され、カラーブラウン管の内部に存
在するより多くの浮遊物、酸素およびガスを吸収し、ブ
ラウン管内壁に付着することにより、電子の流れをスム
ーズにして、カラーブラウン管の内部の真空状態を向上
させることができるのである。更に、インナシールドの
開口の周囲にバリウムが被着する場合が発生されないこ
とにより、電子ビームのアーク発生に因るカラーブラウ
ン管の爆発を防止することができるのである。また、ゲ
ッタと開口との間の距離を短くすることで、開口の大き
さを比較的小さくすることができるので、インナシール
ドのシールド効果を上げられる。
により加熱されてバリウムが飛散される場合、バリウム
がインナシールドの開口の外側周囲に被着することなく
開口を通してカラーブラウン管内に配設されたインナシ
ールドの内部に飛散され、カラーブラウン管の内部に存
在するより多くの浮遊物、酸素およびガスを吸収し、ブ
ラウン管内壁に付着することにより、電子の流れをスム
ーズにして、カラーブラウン管の内部の真空状態を向上
させることができるのである。更に、インナシールドの
開口の周囲にバリウムが被着する場合が発生されないこ
とにより、電子ビームのアーク発生に因るカラーブラウ
ン管の爆発を防止することができるのである。また、ゲ
ッタと開口との間の距離を短くすることで、開口の大き
さを比較的小さくすることができるので、インナシール
ドのシールド効果を上げられる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図3は本考案に適用されるインナシ
ールドが配設されたカラーブラウン管の内部を概略に示
したカラーブラウン管の内部構造図であり、図4は図3
の“A”部分を拡大して示した拡大断面図であり、図5
は本考案に適用されるインナシールドの一部分を示した
斜視図である。
て詳細に説明する。図3は本考案に適用されるインナシ
ールドが配設されたカラーブラウン管の内部を概略に示
したカラーブラウン管の内部構造図であり、図4は図3
の“A”部分を拡大して示した拡大断面図であり、図5
は本考案に適用されるインナシールドの一部分を示した
斜視図である。
【0007】図3乃至図5において、1はパネル(pa
nnel)部1a、フォンネル(funnel)部1
b、そしてネック(neck)部1cでなるカラーブラ
ウン管であって、パネル部1aの内側には断面が概ね
“L”形態に形成されたフレーム部材2が図示しない補
強フレームによって固着されており、ネック部1cには
電子ビームを発射する電子ガン3が設けられている。
nnel)部1a、フォンネル(funnel)部1
b、そしてネック(neck)部1cでなるカラーブラ
ウン管であって、パネル部1aの内側には断面が概ね
“L”形態に形成されたフレーム部材2が図示しない補
強フレームによって固着されており、ネック部1cには
電子ビームを発射する電子ガン3が設けられている。
【0008】さらに、前記フレーム部材2の一面には、
前記電子ガン3から発射される電子ビームを通す数10
萬個の孔が形成されたシャドウマスク4が固着されてい
る。なお、前記フレーム部材2の後側の下部所定の位置
には薄板の材質であって、概ね“L”状に形成されたゲ
ッタアンテナ7の一端に固着されており、前記ゲッタア
ンテナ7の他端にはバリウムの含むゲッタ6が固着され
ている。
前記電子ガン3から発射される電子ビームを通す数10
萬個の孔が形成されたシャドウマスク4が固着されてい
る。なお、前記フレーム部材2の後側の下部所定の位置
には薄板の材質であって、概ね“L”状に形成されたゲ
ッタアンテナ7の一端に固着されており、前記ゲッタア
ンテナ7の他端にはバリウムの含むゲッタ6が固着され
ている。
【0009】さらに、前記フレーム部材2の後側の下面
(すなわち、前記ゲッタアンテナ7が固着された面)に
は前記電子ガン3から発射されて前記シャドウマスク4
を貫通する電子ビームの進路が外部磁界によって偏向さ
れないように外部磁界を遮蔽させるインナシールド5が
固着されている。
(すなわち、前記ゲッタアンテナ7が固着された面)に
は前記電子ガン3から発射されて前記シャドウマスク4
を貫通する電子ビームの進路が外部磁界によって偏向さ
れないように外部磁界を遮蔽させるインナシールド5が
固着されている。
【0010】また、前記開口8の大きさは、外部磁界の
遮蔽効果を勘案して前記開口8が形成される面積はイン
ナシールド5の面積の20%以内の範囲に形成される。
つまり、前記開口8は、前記ゲッタ6が高周波により加
熱されてバリウムが一定の角度(β)に飛散される場
合、バリウムが前記インナシールド5の外側周囲に被着
されることなく前記開口8を通すように図4に示す如く
前記ゲッタ6からL程のへだたりを置いて突設されてい
るのである。ここで、Lの値は20〜100mm範囲で
あり、角度(β)の範囲は、1.047〜1.745r
ad(60〜100°)、好ましくは1.221〜1.
57rad(70〜80°)で、β/Lの値が0.05
≦β/L<0.2radmmである。β/Lの値が0.
05より小さいと、開口部の周辺にBaが多く被着さ
れ、Baの脱落危険が増加し、0.5より大きいと、イ
ンナシールドの遮蔽効果が減少する。
遮蔽効果を勘案して前記開口8が形成される面積はイン
ナシールド5の面積の20%以内の範囲に形成される。
つまり、前記開口8は、前記ゲッタ6が高周波により加
熱されてバリウムが一定の角度(β)に飛散される場
合、バリウムが前記インナシールド5の外側周囲に被着
されることなく前記開口8を通すように図4に示す如く
前記ゲッタ6からL程のへだたりを置いて突設されてい
るのである。ここで、Lの値は20〜100mm範囲で
あり、角度(β)の範囲は、1.047〜1.745r
ad(60〜100°)、好ましくは1.221〜1.
57rad(70〜80°)で、β/Lの値が0.05
≦β/L<0.2radmmである。β/Lの値が0.
05より小さいと、開口部の周辺にBaが多く被着さ
れ、Baの脱落危険が増加し、0.5より大きいと、イ
ンナシールドの遮蔽効果が減少する。
【0011】このように構成された本考案によるカラー
ブラウン管のインナシールドによると、前記カラーブラ
ウン管1の内部を図示しない排気装置によって真空させ
た後、前記ゲッタ6を高周波により加熱させる場合、バ
リウムが前記インナシールド5の開口8の外側周囲に被
着されることなく前記開口8を通し前記カラーブラウン
管1内に配設されたインナシールド5の内部に飛散され
る。つまり、前記インナシールド5の開口8が図4に示
した如くバリウムが飛散される飛散角の範囲βを収容し
てバリウムが前記インナシールド5の外側の周囲に被着
することなく、前記開口8を通して前記カラーブラウン
管1内に配設されたインナシールド5の内部へ容易に飛
散されることにより、前記カラーブラウン管1の内部に
存在するより多くの浮遊物、酸素およびガス等を吸収し
て前記カラーブラウン管1の内部を高真空状態に保持さ
せる。さらに、開口8がラッパ状に突出されているの
で、開口とゲッタとの間の距離が短くなり、これに応じ
て開口が小さく、すなわちインナシールド5の一面の面
積の20%以内に形成されるから、外部磁界を容易に遮
断することができる。
ブラウン管のインナシールドによると、前記カラーブラ
ウン管1の内部を図示しない排気装置によって真空させ
た後、前記ゲッタ6を高周波により加熱させる場合、バ
リウムが前記インナシールド5の開口8の外側周囲に被
着されることなく前記開口8を通し前記カラーブラウン
管1内に配設されたインナシールド5の内部に飛散され
る。つまり、前記インナシールド5の開口8が図4に示
した如くバリウムが飛散される飛散角の範囲βを収容し
てバリウムが前記インナシールド5の外側の周囲に被着
することなく、前記開口8を通して前記カラーブラウン
管1内に配設されたインナシールド5の内部へ容易に飛
散されることにより、前記カラーブラウン管1の内部に
存在するより多くの浮遊物、酸素およびガス等を吸収し
て前記カラーブラウン管1の内部を高真空状態に保持さ
せる。さらに、開口8がラッパ状に突出されているの
で、開口とゲッタとの間の距離が短くなり、これに応じ
て開口が小さく、すなわちインナシールド5の一面の面
積の20%以内に形成されるから、外部磁界を容易に遮
断することができる。
【0012】
【考案の効果】先に説明したように本考案によるカラー
ブラウン管のインナシールドでは、ゲッタと開口との間
の距離が短くなり、バリウムの飛散角βを大きくとるこ
とができるので、バリウムがインナシールド内に分散さ
れる際に開口まわりに付着するバリウム量が最少化され
るから、ゲッタが高周波により加熱されてバリウムが飛
散される場合、バリウムがカラーブラウン管内に配設さ
れたインナシールドの開口を通してインナシールドの内
部へ容易に飛散することができるのである。したがっ
て、カラーブラウン管の内部を高真空状態に保持させ、
カラーブラウン管の品質を向上させることのできるのは
勿論であり、電子ビームのアーク発生に因るカラーブラ
ウン管の爆発を防止することができるという極めて優れ
た効果がある。さらに、ゲッタと開口との間の距離が短
くなることで、開口の大きさを比較的小さくすることが
できるので、インナシールドのシールド効果を上げられ
るという効果がある。
ブラウン管のインナシールドでは、ゲッタと開口との間
の距離が短くなり、バリウムの飛散角βを大きくとるこ
とができるので、バリウムがインナシールド内に分散さ
れる際に開口まわりに付着するバリウム量が最少化され
るから、ゲッタが高周波により加熱されてバリウムが飛
散される場合、バリウムがカラーブラウン管内に配設さ
れたインナシールドの開口を通してインナシールドの内
部へ容易に飛散することができるのである。したがっ
て、カラーブラウン管の内部を高真空状態に保持させ、
カラーブラウン管の品質を向上させることのできるのは
勿論であり、電子ビームのアーク発生に因るカラーブラ
ウン管の爆発を防止することができるという極めて優れ
た効果がある。さらに、ゲッタと開口との間の距離が短
くなることで、開口の大きさを比較的小さくすることが
できるので、インナシールドのシールド効果を上げられ
るという効果がある。
【図1】図1は従来の例によるインナシールドが配設さ
れたカラーブラウン管の内部を概略に示すカラーブラウ
ン管の内部構造図である。
れたカラーブラウン管の内部を概略に示すカラーブラウ
ン管の内部構造図である。
【図2】図2は従来の例によるインナシールドの一部分
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】図3は本考案に適用されるインナシールドが配
設されたカラーブラウン管の内部を概略に示すカラーブ
ラウン管の内部構造図である。
設されたカラーブラウン管の内部を概略に示すカラーブ
ラウン管の内部構造図である。
【図4】図4は図3の“A”部分を拡大して示す拡大断
面図である。
面図である。
【図5】図5は本考案に適用されるインナシールドの一
部分を示す斜視図である。
部分を示す斜視図である。
1 カラーブラウン管 2 フレーム部材 4 シャドウマスク 5 インナシールド 6 ゲッタ 8 開口
Claims (4)
- 【請求項1】 カラーブラウン管用シャドウマスクを固
定するためのフレーム部材と、電子ビームの偏向に悪影
響を及ぼす外部磁界を遮蔽させるためのカラーブラウン
管内部に配設されたインナーシールドと、前記フレーム
部材の一側面に一方向端部が付着されているゲッタアン
テナと、高周波で加熱されるとき、バリウムをβの角度
で前記インナーシールドの内部に飛散させ、カラーブラ
ウン管内部を高真空で保持させるために前記ゲッタアン
テナの他方側端部に付着されたゲッタとを有して構成さ
れるカラーブラウン管用インナーシールドにおいて、前
記インナーシールドには、前記ゲッタの高周波加熱時
に、前記インナーシールドの内部へのバリウムの飛散を
容易とする頂角βの飛散領域を規定し、かつ前記ゲッタ
に向けてラッパ状に突出する開口部が形成されているこ
とを特徴とするカラーブラウン管のインナーシールド。 - 【請求項2】 前記インナシールド5の開口部の大きさ
は、前記開口部が形成された前記インナシールドの一面
の面積の20%以内に形成されたことを特徴とする請求
項1記載のカラーブラウン管のインナシールド。 - 【請求項3】 前記距離Lは20〜100mmの範囲で
あり、前記角度βは1.047〜1.745rad(6
0〜100゜)であることを特徴とする請求項1記載の
カラーブラウン管のインナシールド。 - 【請求項4】 前記距離Lと角度βの関係において、β
/Lの値が0.05≦β/L<0.2rad/mmであ
ることを特徴とする請求項3記載のカラーブラウン管の
インナシールド。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR199110075 | 1991-07-02 | ||
KR2019910010075U KR940004076Y1 (ko) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 칼라브라운관의 인너실드 구조 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0744251U JPH0744251U (ja) | 1995-11-07 |
JP2527193Y2 true JP2527193Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=19315952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992045921U Expired - Lifetime JP2527193Y2 (ja) | 1991-07-02 | 1992-07-01 | カラーブラウン管のインナシールド |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5397958A (ja) |
JP (1) | JP2527193Y2 (ja) |
KR (1) | KR940004076Y1 (ja) |
DE (1) | DE9208877U1 (ja) |
GB (1) | GB2258562B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5519283A (en) * | 1994-11-16 | 1996-05-21 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Internal magnetic shield for a color cathode-ray tube |
US5541474A (en) * | 1994-11-22 | 1996-07-30 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Getter spring assembly for a color cathode-ray tube |
US5763998A (en) * | 1995-09-14 | 1998-06-09 | Chorus Corporation | Field emission display arrangement with improved vacuum control |
US6005341A (en) * | 1996-10-31 | 1999-12-21 | Lg Electronics Inc. | Shield for a cathode ray tube |
US6674232B2 (en) * | 2000-12-13 | 2004-01-06 | Thomson Licensing S. A. | Getter placement and attachment assembly |
US7262555B2 (en) | 2005-03-17 | 2007-08-28 | Micron Technology, Inc. | Method and system for discretely controllable plasma processing |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL6900696A (ja) * | 1969-01-16 | 1970-07-20 | ||
BE795897A (fr) * | 1972-02-25 | 1973-08-23 | Philips Nv | Procede permettant la fabrication d'un magasin contenant un getter destine a un tube a decharge |
NL7703759A (nl) * | 1977-04-06 | 1978-10-10 | Philips Nv | Beeldweergeefbuis. |
JPS5920949A (ja) * | 1982-07-26 | 1984-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | シヤドウマスクアセンブリ |
US4571521A (en) * | 1983-08-23 | 1986-02-18 | North American Philips Consumer Electronics Corp. | Color CRT with arc suppression structure |
JPS60160548A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-22 | Nec Corp | カラ−受像管 |
US4622490A (en) * | 1985-02-28 | 1986-11-11 | Rca Corporation | Cathode-ray tube with an internal magnetic shield |
JP2515278B2 (ja) * | 1985-03-18 | 1996-07-10 | 株式会社東芝 | 電子管 |
JPS62272430A (ja) * | 1986-05-21 | 1987-11-26 | Toshiba Corp | カラ−ブラウン管 |
-
1991
- 1991-07-02 KR KR2019910010075U patent/KR940004076Y1/ko not_active IP Right Cessation
-
1992
- 1992-06-26 US US07/904,834 patent/US5397958A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-01 GB GB9213973A patent/GB2258562B/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-01 JP JP1992045921U patent/JP2527193Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-07-02 DE DE9208877U patent/DE9208877U1/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0744251U (ja) | 1995-11-07 |
US5397958A (en) | 1995-03-14 |
GB9213973D0 (en) | 1992-08-12 |
GB2258562A (en) | 1993-02-10 |
KR930003576U (ko) | 1993-02-26 |
DE9208877U1 (de) | 1992-09-24 |
GB2258562B (en) | 1995-05-10 |
KR940004076Y1 (ko) | 1994-06-17 |
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