JP2527063Y2 - バルブソケット用端子 - Google Patents
バルブソケット用端子Info
- Publication number
- JP2527063Y2 JP2527063Y2 JP4354191U JP4354191U JP2527063Y2 JP 2527063 Y2 JP2527063 Y2 JP 2527063Y2 JP 4354191 U JP4354191 U JP 4354191U JP 4354191 U JP4354191 U JP 4354191U JP 2527063 Y2 JP2527063 Y2 JP 2527063Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- socket
- connector
- insertion groove
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用灯等に用いられ
るバルブソケット用端子に関し、詳しくは、ソケット内
に取り付けられて、バルブの陰極側と電気的に接続され
るバルブソケットの陰極用端子に関するものである。
るバルブソケット用端子に関し、詳しくは、ソケット内
に取り付けられて、バルブの陰極側と電気的に接続され
るバルブソケットの陰極用端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバルブソケットでは、ソ
ケット側の陰極用端子は図7および図8に示すように、
1枚の金属板を折曲加工して端子1が形成され、バルブ
接続側の接続子1aは一端近傍より弾性的に切り起こし
て設けられると共に、他端にコネクタ接続側の接続子1
bが設けられている。該端子1は図9および図10に示
すように、ソケット2のバルブ挿入口2aの周壁2bに
形成した断面略T字状の挿入溝2cに挿入され、該挿入
溝2cから内方へ突出した接続子1aの先端が、バルブ
挿入口2aに挿入されるバルブ3の口金部3aの陰極面
と接触される。
ケット側の陰極用端子は図7および図8に示すように、
1枚の金属板を折曲加工して端子1が形成され、バルブ
接続側の接続子1aは一端近傍より弾性的に切り起こし
て設けられると共に、他端にコネクタ接続側の接続子1
bが設けられている。該端子1は図9および図10に示
すように、ソケット2のバルブ挿入口2aの周壁2bに
形成した断面略T字状の挿入溝2cに挿入され、該挿入
溝2cから内方へ突出した接続子1aの先端が、バルブ
挿入口2aに挿入されるバルブ3の口金部3aの陰極面
と接触される。
【0003】陽極用端子4は、上記ソケット2の陰極端
子用の挿入溝2cと対角線上の位置に設けられている陽
極端子用の挿入溝2dに挿入され、その一方の接続子4a
がバルブ底面3dの側陽極と接続され、他方の接続子4b
がコネクタと接続される。
子用の挿入溝2cと対角線上の位置に設けられている陽
極端子用の挿入溝2dに挿入され、その一方の接続子4a
がバルブ底面3dの側陽極と接続され、他方の接続子4b
がコネクタと接続される。
【0004】また、上記ソケット2とバルブ3の取り付
けは、バルブ口金部外周面に突設したピン3b,3cを、
ソケット2のバルブ挿入口周壁2bに形成したJ字状の
ピン挿入溝2e,2fに上方より挿入し、挿入後にバルブ
を回転してソケット2を組み付けている。
けは、バルブ口金部外周面に突設したピン3b,3cを、
ソケット2のバルブ挿入口周壁2bに形成したJ字状の
ピン挿入溝2e,2fに上方より挿入し、挿入後にバルブ
を回転してソケット2を組み付けている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記バルブ3のピン3
b,3cは対角線上に突設されているため、ソケット2に
形成するピン挿入溝2e,2fもバルブ挿入部周壁2bに
対角線上に設けられる。即ち、バルブ挿入口周壁2bに
は陰極端子用の挿入溝2cと陽極端子用の挿入溝2dとが
対角線上に形成されていると共に、ピン挿入溝2eと2f
も対角線上に形成され、4つの挿入溝が存在することと
なる。
b,3cは対角線上に突設されているため、ソケット2に
形成するピン挿入溝2e,2fもバルブ挿入部周壁2bに
対角線上に設けられる。即ち、バルブ挿入口周壁2bに
は陰極端子用の挿入溝2cと陽極端子用の挿入溝2dとが
対角線上に形成されていると共に、ピン挿入溝2eと2f
も対角線上に形成され、4つの挿入溝が存在することと
なる。
【0006】上記陰極端子用および陽極端子用の挿入溝
2c及び2dは、図10に示すように、断面略T字状で、
周壁2bの内周面に開口する溝巾が狭くなっている。こ
の溝巾は陰極端子用挿入溝2cでは接続子1aの突出巾が
必要なため、ある程度の広さを有するが、陽極端子用挿
入溝2dの溝巾は非常に狭く設定されている。これに対
して、ピン挿入溝2e,2fは断面コ字状であり、周壁2b
の内周面に開口する溝巾はピン3b,3cがスムーズに挿
入できる大きさに設定され、上記陽極端子用の挿入溝2
dの開口部溝巾より広く設定され、上記ピン3b,3cの外
径より小さくなっている。
2c及び2dは、図10に示すように、断面略T字状で、
周壁2bの内周面に開口する溝巾が狭くなっている。こ
の溝巾は陰極端子用挿入溝2cでは接続子1aの突出巾が
必要なため、ある程度の広さを有するが、陽極端子用挿
入溝2dの溝巾は非常に狭く設定されている。これに対
して、ピン挿入溝2e,2fは断面コ字状であり、周壁2b
の内周面に開口する溝巾はピン3b,3cがスムーズに挿
入できる大きさに設定され、上記陽極端子用の挿入溝2
dの開口部溝巾より広く設定され、上記ピン3b,3cの外
径より小さくなっている。
【0007】よって、通常は、ピン3bあるいは3cを誤
って挿入溝2dに挿入しようとしても、挿入溝2dが狭い
ために挿入出来ない。しかしながら、ソケット2は樹脂
成形であるため、容易に変形し、挿入溝2dの開口側溝
巾が広くなり、ピンが誤って挿入される場合がある。こ
の時、ピン3bと3cとは対角線上に突設されているた
め、図10に示すように、他方のピンは陰極端子用の挿
入溝2cに挿入される。
って挿入溝2dに挿入しようとしても、挿入溝2dが狭い
ために挿入出来ない。しかしながら、ソケット2は樹脂
成形であるため、容易に変形し、挿入溝2dの開口側溝
巾が広くなり、ピンが誤って挿入される場合がある。こ
の時、ピン3bと3cとは対角線上に突設されているた
め、図10に示すように、他方のピンは陰極端子用の挿
入溝2cに挿入される。
【0008】このように、陰極端子用および陽極端子用
の挿入溝2c,2dにピン3b,3cが誤って挿入されると、
端子のバネ部を変形し、更には、図9に示すように、陰
極用端子1のバルブ側接続子1aの下側にピン3bが押し
込まれてしまうと、バルブ3を取り出そうとすると、ピ
ン3bが接続子1aに引っ掛かて抜けなくなるという問題
が発生する。
の挿入溝2c,2dにピン3b,3cが誤って挿入されると、
端子のバネ部を変形し、更には、図9に示すように、陰
極用端子1のバルブ側接続子1aの下側にピン3bが押し
込まれてしまうと、バルブ3を取り出そうとすると、ピ
ン3bが接続子1aに引っ掛かて抜けなくなるという問題
が発生する。
【0009】上記した端子用挿入溝にピンを間違えて挿
入する問題は、一対の端子用の挿入溝と、一対のピン挿
入溝とが、共に対角線上に設けられていることにより発
生しやすい。よって、この誤操作を防ぐために、図11
に示すように、陽極端子の挿入溝2d'と陰極端子の挿入
溝2c'とを対角線上に設けないように設定したものが提
案されている。
入する問題は、一対の端子用の挿入溝と、一対のピン挿
入溝とが、共に対角線上に設けられていることにより発
生しやすい。よって、この誤操作を防ぐために、図11
に示すように、陽極端子の挿入溝2d'と陰極端子の挿入
溝2c'とを対角線上に設けないように設定したものが提
案されている。
【0010】しかしながら、上記構成とした場合、端子
の形状が複雑となり、寸法精度が出にくく、かつ、コス
トアップになる欠点がある。また、陰極端子挿入溝にバ
ルブの一方のピンが挿入された場合、他方のピンは溝形
成位置ではないバルブ挿入部の周壁内面に当たるが、ソ
ケットが樹脂製のために変形しやすく、ソケットは外側
に膨らんで変形して、ピンが押し込まれ、バルブが挿入
されてしまうことがある。このように、端子を複雑な形
状として、その挿入溝を対角線上に位置しないように設
定しても、ピンの誤挿入を確実に防止する効果は乏しい
欠点があった。
の形状が複雑となり、寸法精度が出にくく、かつ、コス
トアップになる欠点がある。また、陰極端子挿入溝にバ
ルブの一方のピンが挿入された場合、他方のピンは溝形
成位置ではないバルブ挿入部の周壁内面に当たるが、ソ
ケットが樹脂製のために変形しやすく、ソケットは外側
に膨らんで変形して、ピンが押し込まれ、バルブが挿入
されてしまうことがある。このように、端子を複雑な形
状として、その挿入溝を対角線上に位置しないように設
定しても、ピンの誤挿入を確実に防止する効果は乏しい
欠点があった。
【0011】本考案は、上記した問題に鑑みてなされた
ものであり、バルブのピンがソケットの端子挿入溝に誤
って挿入されることを、確実に防止出来るようにするこ
とを目的としている。
ものであり、バルブのピンがソケットの端子挿入溝に誤
って挿入されることを、確実に防止出来るようにするこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、ソケットのバルブ挿入口の周壁に形成し
た端子挿入溝に上方から挿入して取り付け、該端子挿入
溝より突出してバルブ口金部の陰極側と弾接する接続子
と、陰極側コネクタに接続される接続子とを、1枚の金
属片を折曲加工して形成したソケット側陰極用端子にお
いて、上記ソケットへの取付時に端子挿入溝の挿入口に
位置する上記陰極用端子の先端に、溝開口側へ折屈して
バルブ挿入口に開口する溝開口端まで伸張する係止部を
設け、該係止部により端子挿入溝の上端挿入口を閉鎖す
る構成としていることを特徴とするバルブソケット用端
子を提供するものである。
め、本考案は、ソケットのバルブ挿入口の周壁に形成し
た端子挿入溝に上方から挿入して取り付け、該端子挿入
溝より突出してバルブ口金部の陰極側と弾接する接続子
と、陰極側コネクタに接続される接続子とを、1枚の金
属片を折曲加工して形成したソケット側陰極用端子にお
いて、上記ソケットへの取付時に端子挿入溝の挿入口に
位置する上記陰極用端子の先端に、溝開口側へ折屈して
バルブ挿入口に開口する溝開口端まで伸張する係止部を
設け、該係止部により端子挿入溝の上端挿入口を閉鎖す
る構成としていることを特徴とするバルブソケット用端
子を提供するものである。
【0013】上記端子の先端に形成した係止部にはビー
ドを設けて強度アップを図ることが好ましい。
ドを設けて強度アップを図ることが好ましい。
【0014】
【作用】上記のように、陰極用端子の先端に係止部を設
けているため、ソケットの挿入溝に挿入した状態におい
て、上記係止部が該挿入溝の上端挿入口を閉鎖するた
め、ピンを誤って挿入溝に挿入しようとした場合に、係
止部にピンが当たって挿入できず、誤挿入を確実に防止
出来る。
けているため、ソケットの挿入溝に挿入した状態におい
て、上記係止部が該挿入溝の上端挿入口を閉鎖するた
め、ピンを誤って挿入溝に挿入しようとした場合に、係
止部にピンが当たって挿入できず、誤挿入を確実に防止
出来る。
【0015】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例により説明
する。図1および図2に示すバルブソケット10、該バ
ルブソケット10に取り付けられるソケット側の陰極用
端子11、陽極用端子12およびバルブ13の構成は、
陰極側端子11の構成を除いて従来と同様であり、か
つ、これらの組付方法も従来と同様である。
する。図1および図2に示すバルブソケット10、該バ
ルブソケット10に取り付けられるソケット側の陰極用
端子11、陽極用端子12およびバルブ13の構成は、
陰極側端子11の構成を除いて従来と同様であり、か
つ、これらの組付方法も従来と同様である。
【0016】即ち、合成樹脂材で成形したソケット10
のバルブ挿入口10aを囲む周壁10bに、その対角線
上に断面略T字状の端子挿入溝10c,10dに設け、
端子挿入溝10cに陰極用端子11、端子挿入溝10dに
陽極用端子12を上方から挿入して取り付けるようにし
ている。陰極用端子11は一体に形成した一方の接続子
20がバルブ挿入口10aに挿入するバルブ13の口金
部13aの陰極側Aに接続される共に、他方の接続子2
1がソケット10のコネクタ挿入口10eに挿入するコ
ネクタ(図示せず)に接続される。同様に、陽極用端子1
2の接続子12aはバルブ13の陽極側Bに接続される
と共に接続子12bはコネクタに接続される。
のバルブ挿入口10aを囲む周壁10bに、その対角線
上に断面略T字状の端子挿入溝10c,10dに設け、
端子挿入溝10cに陰極用端子11、端子挿入溝10dに
陽極用端子12を上方から挿入して取り付けるようにし
ている。陰極用端子11は一体に形成した一方の接続子
20がバルブ挿入口10aに挿入するバルブ13の口金
部13aの陰極側Aに接続される共に、他方の接続子2
1がソケット10のコネクタ挿入口10eに挿入するコ
ネクタ(図示せず)に接続される。同様に、陽極用端子1
2の接続子12aはバルブ13の陽極側Bに接続される
と共に接続子12bはコネクタに接続される。
【0017】上記陰極用端子11と陽極用端子12とが
ソケット10の端子挿入溝10c、10dに取り付けられ
た後、バルブ13がソケット10に取り付けられる。即
ち、ソケット10のバルブ挿入口周壁10bに、上記端
子挿入溝10cおよび10dから離れた位置で対角線上
に、J字状のピン挿入溝10f,10gを形成している。
これらピン挿入溝10f,10gにバルブ口金部13aの外
周面に対角線上に突設したピン13b,13cを挿入し、
ピン挿入溝10f,10gの下端に達すした状態でバルブ
を回転すると、ピン13b,13cが係止され、バルブ1
3はソケット10に固定される。
ソケット10の端子挿入溝10c、10dに取り付けられ
た後、バルブ13がソケット10に取り付けられる。即
ち、ソケット10のバルブ挿入口周壁10bに、上記端
子挿入溝10cおよび10dから離れた位置で対角線上
に、J字状のピン挿入溝10f,10gを形成している。
これらピン挿入溝10f,10gにバルブ口金部13aの外
周面に対角線上に突設したピン13b,13cを挿入し、
ピン挿入溝10f,10gの下端に達すした状態でバルブ
を回転すると、ピン13b,13cが係止され、バルブ1
3はソケット10に固定される。
【0018】上記陰極用端子11は、1枚の細帯状金属
片を折曲加工して、図3および図4に示すように、上記
バルブ接続側の接続子20とコネクタ接続側の接続子2
1を一体に形成している。
片を折曲加工して、図3および図4に示すように、上記
バルブ接続側の接続子20とコネクタ接続側の接続子2
1を一体に形成している。
【0019】ソケット10への取付時に端子挿入溝10
cの開口端10fに位置する陰極用端子11の先端25に
は、その中央部を折り曲げて係止部26を形成してい
る。該係止部26は接続子20の切り起こし側と同方向
に折り曲げ、該係止部26の長さL1を図6に示すよう
に、断面T字状の端子挿入溝10cの周壁開口側の細巾
部10c−1の寸法L2より僅かに小さくし、かつ、折
り曲げ巾W1を上記細巾部10c−1の巾W2と略同一
としている。よって、上記端子挿入溝10cの細巾部1
0c−1の端子挿入側開口端10fは図示のように係止部
26により略完全に閉鎖される。
cの開口端10fに位置する陰極用端子11の先端25に
は、その中央部を折り曲げて係止部26を形成してい
る。該係止部26は接続子20の切り起こし側と同方向
に折り曲げ、該係止部26の長さL1を図6に示すよう
に、断面T字状の端子挿入溝10cの周壁開口側の細巾
部10c−1の寸法L2より僅かに小さくし、かつ、折
り曲げ巾W1を上記細巾部10c−1の巾W2と略同一
としている。よって、上記端子挿入溝10cの細巾部1
0c−1の端子挿入側開口端10fは図示のように係止部
26により略完全に閉鎖される。
【0020】上記係止部26には図5に示すようにビー
ド部27を設け強度向上を図ることが好ましい。
ド部27を設け強度向上を図ることが好ましい。
【0021】上記のように、陰極用端子11の先端に係
止部26を設けたため、端子挿入溝10cに挿入した取
付状態において、図1に示すように、係止部26が端子
挿入溝10cの図中上端挿入口を完全に閉鎖する。その
ため、バルブ13をバルブ挿入口10aに挿入する際、
誤って端子挿入溝10cにピン13bを挿入しようとし
ても、ピン13bが係止部26に当たって挿入出来な
い。
止部26を設けたため、端子挿入溝10cに挿入した取
付状態において、図1に示すように、係止部26が端子
挿入溝10cの図中上端挿入口を完全に閉鎖する。その
ため、バルブ13をバルブ挿入口10aに挿入する際、
誤って端子挿入溝10cにピン13bを挿入しようとし
ても、ピン13bが係止部26に当たって挿入出来な
い。
【0022】上記陰極用端子11には、さらに、バルブ
接続側の接続子20の先端近傍に滑らかな湾曲部22を
形成し、該湾曲部22をバルブ口金部13aの陰極側と
接触する接点としている。このように、滑らかな面でバ
ルブ口金部13aと接触させることにより、バルブ口金
部13aに付着したメッキを接触により剥離することを
防止している。さらにまた、陰極用端子11は、切り起
こして形成した上記バルブ側接続子20より内部側にソ
ケット中心方向へ突出した突起23を設け、挿入したバ
ルブ13の底面に係止するようにして、陰極用端子11
の移動あるいは抜けでることをバルブ13によって確実
に防止し、陰極端子と陽極端子との接触によるショート
が発生しないようにしている。
接続側の接続子20の先端近傍に滑らかな湾曲部22を
形成し、該湾曲部22をバルブ口金部13aの陰極側と
接触する接点としている。このように、滑らかな面でバ
ルブ口金部13aと接触させることにより、バルブ口金
部13aに付着したメッキを接触により剥離することを
防止している。さらにまた、陰極用端子11は、切り起
こして形成した上記バルブ側接続子20より内部側にソ
ケット中心方向へ突出した突起23を設け、挿入したバ
ルブ13の底面に係止するようにして、陰極用端子11
の移動あるいは抜けでることをバルブ13によって確実
に防止し、陰極端子と陽極端子との接触によるショート
が発生しないようにしている。
【0023】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、本考案
によれば、ソケット側に取り付けておく陰極用端子の先
端を折り曲げて係止部を設け、端子挿入溝の開口部を完
全に閉鎖しているため、誤操作によりバルブのピンが端
子挿入溝に挿入されることが確実に防止することができ
る。しかも、上記係止部は陰極用端子の先端を折り曲げ
るだけの極めて簡単な形状であるため、コストアップす
ることがなく、安価に提供することが出来る。
によれば、ソケット側に取り付けておく陰極用端子の先
端を折り曲げて係止部を設け、端子挿入溝の開口部を完
全に閉鎖しているため、誤操作によりバルブのピンが端
子挿入溝に挿入されることが確実に防止することができ
る。しかも、上記係止部は陰極用端子の先端を折り曲げ
るだけの極めて簡単な形状であるため、コストアップす
ることがなく、安価に提供することが出来る。
【図1】 本考案に係わる端子を適用したバルブソケッ
トの全体断面図である。
トの全体断面図である。
【図2】 図1のバルブを取り付けていない状態での平
面図である。
面図である。
【図3】 上記陰極用端子の正面図である。
【図4】 図3の平面図である。
【図5】 上記陰極用端子の一部拡大斜視図である。
【図6】 上記陰極用端子を端子挿入溝に取り付けた状
態を示す一部拡大平面図である。
態を示す一部拡大平面図である。
【図7】 従来の陰極用端子の正面図である。
【図8】 図7の平面図である。
【図9】 従来の陰極用端子をソケットに取り付けた場
合の問題点を示す断面図である。
合の問題点を示す断面図である。
【図10】 図9の平面図である。
【図11】 従来の他のバルブソケットの問題点を示す
平面図である。
平面図である。
10 ソケット 11 陰極用端子 13 バルブ 13a 口金部 20,21 接続子 26 係止部
Claims (1)
- 【請求項1】 ソケットのバルブ挿入口の周壁に形成し
た端子挿入溝に上方から挿入して取り付け、該端子挿入
溝より突出してバルブ口金部の陰極側と弾接する接続子
と、陰極側コネクタに接続される接続子とを、1枚の金
属片を折曲加工して形成したソケット側陰極用端子であ
って、上記ソケットへの取付時に端子挿入溝の挿入口に
位置する上記陰極用端子の先端に、溝開口側へ折屈して
バルブ挿入口に開口する溝開口端まで伸長する係止部を
設け、該係止部により端子挿入溝の上端挿入口を閉鎖す
る構成としていることを特徴とするバルブソケット用端
子。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4354191U JP2527063Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | バルブソケット用端子 |
US07/896,661 US5320553A (en) | 1991-06-11 | 1992-06-10 | Bulb socket and terminal installed thereon |
EP96116203A EP0756356B1 (en) | 1991-06-11 | 1992-06-11 | Bulb socket and terminal installed thereon |
EP92305378A EP0518671B1 (en) | 1991-06-11 | 1992-06-11 | Bulb socket and terminal installed thereon |
DE69231009T DE69231009T2 (de) | 1991-06-11 | 1992-06-11 | Lampenfassung und daran montierte Anschlussklemme |
DE69219673T DE69219673T2 (de) | 1991-06-11 | 1992-06-11 | Lampenfassung und daran montierte Anschlussklemme |
US08/206,946 US5411412A (en) | 1991-06-11 | 1994-03-07 | Bulb socket and terminal installed thereon |
US08/388,486 US5511988A (en) | 1991-06-11 | 1995-02-14 | Bulb socket and terminal installed thereon |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4354191U JP2527063Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | バルブソケット用端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135188U JPH04135188U (ja) | 1992-12-16 |
JP2527063Y2 true JP2527063Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=31923865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4354191U Expired - Lifetime JP2527063Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | バルブソケット用端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527063Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP4354191U patent/JP2527063Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04135188U (ja) | 1992-12-16 |
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