JP2527033Y2 - ベルト伝動装置 - Google Patents
ベルト伝動装置Info
- Publication number
- JP2527033Y2 JP2527033Y2 JP1775190U JP1775190U JP2527033Y2 JP 2527033 Y2 JP2527033 Y2 JP 2527033Y2 JP 1775190 U JP1775190 U JP 1775190U JP 1775190 U JP1775190 U JP 1775190U JP 2527033 Y2 JP2527033 Y2 JP 2527033Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- belt
- pulley
- sub
- tension pulley
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- Expired - Lifetime
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、メインベルトに一定の張力を付与するテ
ンションプーリに一体に取着されて共に回転する出力プ
ーリから、サブベルトを駆動する形式のベルト伝動装置
に関する。
ンションプーリに一体に取着されて共に回転する出力プ
ーリから、サブベルトを駆動する形式のベルト伝動装置
に関する。
（従来技術） 従来、上記の如きメインベルトと並設して一定の張力
を付与するテンションプーリと並設して一体に取着され
共に回転する出力プーリからサブベルトを駆動するベル
ト伝動装置にあっては、サブベルトにも該ベルトの伸び
に対応して張力を付与するテンションプーリをメインベ
ルトへのテンションプーリと関係なく単独に設けてい
た。
を付与するテンションプーリと並設して一体に取着され
共に回転する出力プーリからサブベルトを駆動するベル
ト伝動装置にあっては、サブベルトにも該ベルトの伸び
に対応して張力を付与するテンションプーリをメインベ
ルトへのテンションプーリと関係なく単独に設けてい
た。
（考案が解決しようとする課題） この従来技術にあっては、メインベルトの伸びに対応
してテンションプーリが移動すると、該テンションプー
リに一体の出力プーリも同時に移動されサブベルトを張
り方向に引く為、該サブベルトのテンションプーリの弾
発力によってメインベルトを緩む方向に引戻すものであ
る。従って、メインベルトに適正な張圧力が付与できず
スリップ現象を生じる欠点を有するものである。
してテンションプーリが移動すると、該テンションプー
リに一体の出力プーリも同時に移動されサブベルトを張
り方向に引く為、該サブベルトのテンションプーリの弾
発力によってメインベルトを緩む方向に引戻すものであ
る。従って、メインベルトに適正な張圧力が付与できず
スリップ現象を生じる欠点を有するものである。
この考案はこの様な欠点を解消しようとするものであ
る。
る。
（課題を解決するための手段） スプリング12の弾発作用によりメインベルト１に所定
の張力を付与するテンションプーリ２と並設して出力プ
ーリ３を一体的に取着し、該出力プーリ３にサブベルト
４を巻回してメインベルト１の動力をテンションプーリ
２を介してサブベルト４に伝達可能に構成するととも
に、サブベルト４に一定の張力を付与するテンションプ
ーリ５を上記メインベルト１のテンションプーリ２と相
反する方向への作動により張力を付与可能に構成し、更
に、テンションプーリ2,5を枢支する回動アーム11,17の
回動支点10,16に対してテンションプーリ2,5とは反対側
の回動アーム11,17の端部間をスプリング18により連結
してなるベルト伝動装置の構成とする。
の張力を付与するテンションプーリ２と並設して出力プ
ーリ３を一体的に取着し、該出力プーリ３にサブベルト
４を巻回してメインベルト１の動力をテンションプーリ
２を介してサブベルト４に伝達可能に構成するととも
に、サブベルト４に一定の張力を付与するテンションプ
ーリ５を上記メインベルト１のテンションプーリ２と相
反する方向への作動により張力を付与可能に構成し、更
に、テンションプーリ2,5を枢支する回動アーム11,17の
回動支点10,16に対してテンションプーリ2,5とは反対側
の回動アーム11,17の端部間をスプリング18により連結
してなるベルト伝動装置の構成とする。
（考案の作用） メインベルト１に伸びが生じるとスプリング12により
弾発されるテンションプーリ２が枢軸10を中心に回動
し、該メインベルト１に適正な張圧力を付与しスリップ
等を防止する。
弾発されるテンションプーリ２が枢軸10を中心に回動
し、該メインベルト１に適正な張圧力を付与しスリップ
等を防止する。
このテンションプーリ２の移動に伴って該テンション
プーリ２と一体に取着される出力プーリ３も移動され、
該出力プーリ３に巻回駆動されるサブベルト４が張り方
向へ引かれる。しかしながら、該テンションプーリ２と
テンションプーリ５をそれぞれ枢支する回動アーム11,1
7の回動支点10,16に対してテンションプーリ2,5とは反
対側の回動アーム11,17の端部間に掛張するスプリング1
8の一端側、即ち、テンションプーリ５側の係止部が上
記テンションプーリ２の回動により移動し、スプリング
18の弾発力が弱められ、従って、サブベルト４へのテン
ションプーリ５の張圧力が弱められサブベルト４の張力
が調整される。
プーリ２と一体に取着される出力プーリ３も移動され、
該出力プーリ３に巻回駆動されるサブベルト４が張り方
向へ引かれる。しかしながら、該テンションプーリ２と
テンションプーリ５をそれぞれ枢支する回動アーム11,1
7の回動支点10,16に対してテンションプーリ2,5とは反
対側の回動アーム11,17の端部間に掛張するスプリング1
8の一端側、即ち、テンションプーリ５側の係止部が上
記テンションプーリ２の回動により移動し、スプリング
18の弾発力が弱められ、従って、サブベルト４へのテン
ションプーリ５の張圧力が弱められサブベルト４の張力
が調整される。
（考案の効果） この考案は前述の如く構成するものであるから、メイ
ンベルト１に一定の張力を付与するテンションプーリ２
に一体に取着されて共に回転する出力プーリ３からサブ
ベルト４を駆動できその構成が簡単であると共に、テン
ションプーリ２と共に移動する出力プーリ３によって張
り方向に引かれるサブベルト４の張力を、テンションプ
ーリ２の移動に伴ってサブベルト４のテンションプーリ
５を移動させて一定に保ち、両ベルト1,4の張力を適正
に維持できるものである。
ンベルト１に一定の張力を付与するテンションプーリ２
に一体に取着されて共に回転する出力プーリ３からサブ
ベルト４を駆動できその構成が簡単であると共に、テン
ションプーリ２と共に移動する出力プーリ３によって張
り方向に引かれるサブベルト４の張力を、テンションプ
ーリ２の移動に伴ってサブベルト４のテンションプーリ
５を移動させて一定に保ち、両ベルト1,4の張力を適正
に維持できるものである。
（実施例） 図例において、メインベルト１は原動プーリ（図示せ
ず）と入力プーリ6,7及びカウンタプーリ８との間に巻
回されて駆動回転される。
ず）と入力プーリ6,7及びカウンタプーリ８との間に巻
回されて駆動回転される。
テンションプーリ２は、機枠９から突出の枢軸10に回
動自在のアーム11一端に回転自在に保持され、メインベ
ルト１に外方側から接当させてある。12はスプリングで
あって、アーム11と機枠９間に弾発力調節ネジ13等を介
して掛張され、テンションプーリ２によってメインベル
ト１を矢印（イ）方向に弾発し一定の張力を付与すべく
構成してある。
動自在のアーム11一端に回転自在に保持され、メインベ
ルト１に外方側から接当させてある。12はスプリングで
あって、アーム11と機枠９間に弾発力調節ネジ13等を介
して掛張され、テンションプーリ２によってメインベル
ト１を矢印（イ）方向に弾発し一定の張力を付与すべく
構成してある。
テンションプーリ２には若干小径の出力プーリ３を一
体に取着して共に回転すべく構成してあり、該出力プー
リ３と、入力プーリ14、カウンタプーリ15間にはサブベ
ルト４を巻回してある。
体に取着して共に回転すべく構成してあり、該出力プー
リ３と、入力プーリ14、カウンタプーリ15間にはサブベ
ルト４を巻回してある。
テンションプーリ５は、機枠９から突出の枢軸16に回
動自在のアーム17端に回転自在に保持され、サブベルト
４の内方側から接当させてある。18はスプリングであっ
て、アーム17とアーム11間に掛張され、テンションプー
リ５によってサブベルト４を矢印（ロ）方向に弾発し一
定の張力を付与すべく構成してある。
動自在のアーム17端に回転自在に保持され、サブベルト
４の内方側から接当させてある。18はスプリングであっ
て、アーム17とアーム11間に掛張され、テンションプー
リ５によってサブベルト４を矢印（ロ）方向に弾発し一
定の張力を付与すべく構成してある。
メインベルト１がその使用によって伸長すると、スプ
リング12の張力によって一端にテンションプーリ２を軸
架するアーム11を枢軸10を中心に矢印（イ）方向に回動
させ、該テンションプーリ２の弾発力によりメインベル
ト１へ常に一定の張力を与え、確実な伝動を行う。
リング12の張力によって一端にテンションプーリ２を軸
架するアーム11を枢軸10を中心に矢印（イ）方向に回動
させ、該テンションプーリ２の弾発力によりメインベル
ト１へ常に一定の張力を与え、確実な伝動を行う。
又、このテンションプーリ２と一体に取着され共に回
転する出力プーリ３によって駆動されるサブベルト４
は、該テンションプーリ２と共に矢印（イ）方向へ回動
される出力プーリ３により張り方向へ引かれるが、前述
のアーム11の矢印（イ）方向への回動により、該アーム
11の枢軸10後端側が矢印（ハ）方向へ回動され、テンシ
ョンプーリ５を弾発付勢するスプリング18の弾発力を弱
める。
転する出力プーリ３によって駆動されるサブベルト４
は、該テンションプーリ２と共に矢印（イ）方向へ回動
される出力プーリ３により張り方向へ引かれるが、前述
のアーム11の矢印（イ）方向への回動により、該アーム
11の枢軸10後端側が矢印（ハ）方向へ回動され、テンシ
ョンプーリ５を弾発付勢するスプリング18の弾発力を弱
める。
従って、この弾発力を弱く調節されるスプリング18と
張力が増加するサブベルト４とのバランス変化によりテ
ンションプーリ５を反矢印（ロ）方向に回動させ、サブ
ベルト４の張力を適正に調節し、確実に伝動を行う。
張力が増加するサブベルト４とのバランス変化によりテ
ンションプーリ５を反矢印（ロ）方向に回動させ、サブ
ベルト４の張力を適正に調節し、確実に伝動を行う。
図は本考案の一実施例を示す伝動径路図である。 図中、符号１はメインベルト、２はテンションプーリ、
３は出力プーリ、４はサブベルト、５はテンションプー
リである。
３は出力プーリ、４はサブベルト、５はテンションプー
リである。
Claims (1)
- 【請求項１】スプリング12の弾発作用によりメインベル
ト１に所定の張力を付与するテンションプーリ２と並設
して出力プーリ３を一体的に取着し、該出力プーリ３に
サブベルト４を巻回してメインベルト１の動力をテンシ
ョンプーリ２を介してサブベルト４に伝達可能に構成す
るとともに、サブベルト４に一定の張力を付与するテン
ションプーリ５を上記メインベルト１のテンションプー
リ２と相反する方向への作動により張力を付与可能に構
成し、更に、テンションプーリ2,5を枢支する回動アー
ム11,17の回動支点10,16に対してテンションプーリ2,5
とは反対側の回動アーム11,17の端部間をスプリング18
により連結してなるベルト伝動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1775190U JP2527033Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | ベルト伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1775190U JP2527033Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | ベルト伝動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03108952U JPH03108952U (ja) | 1991-11-08 |
| JP2527033Y2 true JP2527033Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=31520933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1775190U Expired - Lifetime JP2527033Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | ベルト伝動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527033Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6947415B2 (ja) * | 2019-02-06 | 2021-10-13 | 株式会社青井黒板製作所 | 昇降黒板装置 |
| CN116037517A (zh) * | 2023-01-06 | 2023-05-02 | 深圳市恩钛控股有限公司 | 一种外置式智能化多功能gpu芯片测试装置 |
-
1990
- 1990-02-22 JP JP1775190U patent/JP2527033Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03108952U (ja) | 1991-11-08 |
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