JP2526846Y2 - 鍋 - Google Patents

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JP2526846Y2
JP2526846Y2 JP6995789U JP6995789U JP2526846Y2 JP 2526846 Y2 JP2526846 Y2 JP 2526846Y2 JP 6995789 U JP6995789 U JP 6995789U JP 6995789 U JP6995789 U JP 6995789U JP 2526846 Y2 JP2526846 Y2 JP 2526846Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、麺類を茹でたり、煮物を煮たりなどする鍋
に関する。
〔従来の技術〕
上記鍋は、一般に、平面状をした面積の広い底壁と、
それに続く内径の均一な筒状をした側壁とからなり、そ
の側壁の外側上部に、取っ手や柄などを備えている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記鍋を用いて麺類を茹でたり、煮物
を煮たりなどすると、鍋内に入れた水や汁等が踊るよう
に激しく沸騰したり、泡立ったりして、鍋内の水や汁等
が鍋の側壁上端縁からその外部に溢れ出した。そして、
鍋を加熱中のガスコンロ等の火が立ち消えし、危険な状
態となった。
そのため、上記鍋で麺類を茹でたり煮物を煮たりなど
する際には、鍋内から水や汁等が溢れ出さないように、
ガスコンロ等の火力を、多大な労力と手数を掛けて、こ
まめに調整しなければならなかった。
本考案は、このような難点を解消した、火力をこまめ
に調整せずとも、鍋内に入れた水や汁等が鍋内からその
外部に溢れ出すことのない、鍋を提供しようとするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的のために、本考案の鍋は、内側および外側と
も平面状に形成した鍋底面を、それに続く鍋側面に比べ
て小面積に形成するとともに、前記鍋側面のほぼ全体
を、上方に行くに従い漸次その内径が広がるように、外
側に向けて弧状に湾曲させてなることを特徴としてい
る。
〔作用〕
上記構成の鍋においては、鍋内底面を小面積に形成し
ているので、鍋内に入れた水や汁等が沸騰した場合に、
その沸騰した水や汁等が鍋内底面近くから鍋内上方には
さほど多く上昇しない。その代わりに、鍋内で沸騰した
水や汁等の多くが、外側に向けて弧状に湾曲する鍋内側
面に沿って、漸次その方向を鍋内方に変更させながら、
鍋内上方に上昇する。そして、その鍋内上部に上昇した
水や汁等が、鍋内方に戻るように循環する。またそれと
ともに、鍋内側面を上方に行くに従い漸次その内径が広
がるように形成しているので、鍋内側面に沿って上昇す
る水や汁等がその上昇力を押さえ付けられることがな
く、鍋内で沸騰した水や汁等の多くが抵抗なく円滑かつ
大量に鍋内側面に沿って上昇して鍋内方に戻るように循
環する。そのため、鍋内で沸騰した水や汁等の多くが、
鍋内側面に沿って上昇するのを押さえ付けられてしま
い、その分鍋内底面近くで水や汁等が激しく沸騰して、
その沸騰した水や汁等が鍋内をその上方に勢い良く急上
昇し、その鍋内上部に急上昇した水や汁等が鍋内方に戻
るように循環する。その結果、鍋内で沸騰した水や汁等
が鍋の側壁上端縁からその外部に溢れ出すことがない。
また、鍋の外側底面を平面状に形成したので、その外
側底面を利用して、鍋をテーブル上等に、傾かないよう
に安定させた状態でおくことができる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に従い説明する。
第1図および第2図は本考案の鍋の好適な実施例を示
し、第1図はその正面図、第2図はその使用状態を示す
正面断面図である。以下、この図中の実施例を説明す
る。
図において、10は、アルミニウムまたはステンレス製
の薄板を絞り加工などして形成してなる鍋である。
この鍋10は、その鍋内底面12を、それに続く鍋内側面
14に比べて、小面積に形成している。
また、鍋10をテーブル上等に安定した状態で置くこと
が可能なように、鍋の外側底面16を、平面状に形成して
いる。
なお、上記鍋の外側底面16には、その表面に補強用の
リブ(図示せず)を同心円状などに備えても良い。
そして、前記鍋内底面12に続く鍋内側面14のほぼ全体
を、上方に行くに従い漸次その内径が広がるように、外
側に向けて弧状に湾曲させている。
また、上記鍋の周囲側壁18の上端18aを鍋10外側に小
リング状にカールさせている。
さらに、図では、その鍋の周囲側壁18の外側上部の左
右に、鍋10の取り扱いを容易化するための一対の取っ手
20を延設している。
なお、鍋10には、上記取っ手20の代わりに、その周囲
側壁18の外側に、柄(図示せず)を備えても良い。
また、上記鍋10には、その上端開口部22を覆う蓋(図
示せず)を備えても良いことは言うまでもない。
第1図および第2図に示した鍋は以上のように構成し
ていて、鍋10内に入れた水や汁等が沸騰した場合に、そ
の沸騰した水や汁等の多くが、外側に向けて弧状に湾曲
する鍋内側面14に沿って、漸次その方向を鍋10内方に変
更させながら、鍋10内上方に上昇するのを押さえ付けら
れることなく、鍋10内上方に円滑かつ大量に上昇し、そ
の鍋10内上部に上昇した水や汁等が、鍋10内方に戻るよ
うに循環する。その結果、鍋10内で沸騰した水や汁等
が、鍋の側壁18上端縁からその外部に溢れ出すことがな
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の鍋においては、鍋内に
入れた水や汁等が沸騰した場合に、その沸騰した水や汁
等が鍋の側壁上端縁からその外部に溢れ出すことがな
い。
そのため、本考案の鍋によれば、ガスコンロ等の火力
をこまめに調整せずとも、鍋内で沸騰した水や汁等を鍋
の側壁上端縁からその外部に溢れ出させることなく、手
数を掛けずに、麺類を茹でたり煮物を煮たりなどするこ
とが可能となる。
また、鍋の底面を平面状に形成したので、鍋をテーブ
ル上等に安定させた状態で置くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の鍋の正面図、第2図は第1図の鍋の使
用状態を示す正面断面図である。 10……鍋、12……鍋内底面、14……鍋内側面、16……鍋
の外側底面、18……側壁、20……取っ手。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側および外側とも平面状に形成した鍋底
    面を、それに続く鍋側面に比べて小面積に形成するとと
    もに、前記鍋側面のほぼ全体を、上方に行くに従い漸次
    その内径が広がるように、外側に向けて弧状に湾曲させ
    てなる、鍋。
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