JP2526809Y2 - 容器のキャップ構造 - Google Patents

容器のキャップ構造

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JP2526809Y2 JP11872690U JP11872690U JP2526809Y2 JP 2526809 Y2 JP2526809 Y2 JP 2526809Y2 JP 11872690 U JP11872690 U JP 11872690U JP 11872690 U JP11872690 U JP 11872690U JP 2526809 Y2 JP2526809 Y2 JP 2526809Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液状クリーム等の容器に係り、特にキャッ
プの取り外しが容易な技術に関する。
〔従来の技術〕
洗髪用リンスあるいは液状クリーム等の容器において
は、容器本体の注出口の注出面にバージンフィルムを封
着して未開封状態の内容物の漏出を防止し、この注出口
を覆うように外キャップを螺合した構造のものが知られ
ている。
そして、前記外キャップの内面に弾性シートを内嵌し
て、封着開封後の使用時にはこの弾性シートによって内
容物の漏出を防止していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記従来技術においては、容器の未開封状
態では注出口のバージンフィルムと弾性シートとが互い
の周縁部分で密着するため、この間に入り込んだ空気の
圧力が高まり、容器に螺合されている外キャップが取り
外しにくくなったり、場合によってはこの圧力によって
バージンフィルムが変形、さらには破損にいたる可能性
もあった。
本考案は前記課題に鑑みてなされたものであり、その
目的は外キャップの螺着時にバージンフィルムと弾性シ
ートとの間の空気を効率的に外部に排出し、使用開始時
の外キャップの取り外しの容易化およびバージンフィル
ムの変形等を防止できる技術を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、注出口の注出面をバージンフィルムで封着
し、この注出口の周面に螺合突起に形成し、この螺合突
起に弾性シートを内嵌した外キャップを螺合した容器に
おいて、前記注出口の外周面の少なくとも一部に外キャ
ップとの螺着時に前記バージンフィルムと弾性シートと
の間の空間を排気する切欠部を形成したことを要旨とす
る。
〔作用〕
前記した手段によれば、注出口にバージンフィルムを
貼着した後、この注出口に対して外キャップを螺着する
際に、バージンフィルムと弾性シートとの間の空間が圧
縮されるが、この空間の空気は前記切欠部を通じて外部
に排気され、外キャップの螺合にしたがって減圧される
ため、完全に外キャップが螺着された状態でも外キャッ
プ内が高圧とならない。
また、注出口に内キャップを嵌挿し、この内キャップ
にバージンフィルムを貼着した構造としてもよい。この
場合には注出口を構成する内キャップの外周面の一部に
切欠部を設けることができる。
〔実施例〕
本考案の容器は、たとえば洗髪用のリンスあるいは、
液状クリーム等を内容物として収容しており、その容器
本体1の頂部には容器本体1と一体に形成された円筒状
の注出口2が突設されている。
この注出口2の周面には螺合突起3が螺旋状に延設さ
れている。そして注出口2の開口部4にはこの開口部4
に嵌合される袖部10を備えた内キャップ5が装着されて
いる。
内キャップ5の一端は開口周縁に封着代6を備えてお
り、この封着代6にバージンフィルム7が貼着されてい
る。この内キャップ5の周縁側端面には、第3図に示す
ような円弧状の切欠部8が形成されている。このような
内キャップ5は、あらかじめバージンフィルム7が貼着
された状態で提供され、容器本体1内に内容物を収容し
た後、内キャップ5の袖部10を注出口2の内側面にはめ
込むことによって容器本体1内が密閉され、内容物の漏
出が防止される。
前記注出口2にはさらに外キャップ11が螺合される。
この外キャップ11の内面には、スチロール等の合成樹脂
からなる円板状の弾性シート12が内嵌されており、バー
ジンフィルム7を剥した後に外キャップ11を螺合した際
に、この弾性シート12面が、内キャップ5の封着代6に
直接密着して内容物が漏出しないようにされている。
この外キャップ11は、前記内キャップ5の周縁側端面
に当接する部分は肉厚に形成され、容器本体1側は前記
螺合突起3に対応した突起13が断続状に形成されかつ肉
薄となっている。
前記注出口2に外キャップ11を螺着する場合、外キャ
ップ11の螺着回転にしたがってキャップ内空間、すなわ
ちバージンフィルム7と弾性シート12との間の空間はそ
の容積が圧縮されていくが、このとき本実施例では、こ
の空間内の空気は内キャップ5の切欠部8から効率的に
外部に排気される。特に本実施例では外キャップ11の内
周面に設けられた突起13は断続状であるため、注出口2
の外周面と外キャップ11の内周面との間からの空気抜け
がよい。
このように、本実施例では、切欠部8を通じてキャッ
プ間の減圧が可能であるため、キャップ間の空気が圧縮
されることに起因した外キャップ11が外れなくなる現
象、および圧縮空気によるバージンフィルム7の変形等
を有効に防止できる。
なお、本実施例では、あらかじめバージンフィルム7
の貼着された内キャップ5を注出口2に装着した構造で
説明したが、これに限らず注出口2自体に直接バージン
フィルム7を貼着し、注出口2の周面に直接切欠部8を
設けた構造としてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、キャップ内の空気を効率的に外部に
排出することができる。このため、外キャップの取り外
しが容易になるとともに、注出口に封着されたバージン
フィルムの変形を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示しており、第1
図は容器のキャップ構造を示す部分断面図、第2図はバ
ージンフィルム7を貼着した内キャップ5を示す部分断
面図、第3図はその部分平面図、第4図は容器の全体構
造を示す一部切欠断面図である。 1……容器本体、2……注出口、3……螺合突起、4…
…開口部、5……内キャップ、6……封着代、7……バ
ージンフィルム、8……切欠部、10……袖部、11……外
キャップ、12……弾性シート、13……突起。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】注出口の注出面をバージンフィルムで封着
    し、この注出口の周面に螺合突起に形成し、この螺合突
    起に弾性シートを内嵌した外キャップを螺合した容器に
    おいて、前記注出口の外周面の少なくとも一部に外キャ
    ップとの螺着時に前記バージンフィルムと弾性シートと
    の間の空間を排気する切欠部を形成したことを特徴とす
    る容器のキャップ構造。
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