JP2526338Y2 - ワーキングステーション - Google Patents

ワーキングステーション

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JP2526338Y2
JP2526338Y2 JP1991049933U JP4993391U JP2526338Y2 JP 2526338 Y2 JP2526338 Y2 JP 2526338Y2 JP 1991049933 U JP1991049933 U JP 1991049933U JP 4993391 U JP4993391 U JP 4993391U JP 2526338 Y2 JP2526338 Y2 JP 2526338Y2
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JP1991049933U
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凌治 栗山
徳義 辻
和實 深堀
政之 山中
富士夫 押金
博司 下山
勝弘 古賀
忠哲 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば火力発電用ボイ
ラの火炉内、或いは船艙内、建築構造物などにおける点
検、検査、小修理工事などに適用されるワーキングステ
ーションに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来、火力発電用ボイラ炉内にお
ける点検、検査、小修理工事などに使用されている足場
の構造説明図である。図において、火力発電用ボイラの
火炉内01には炉壁に炉壁管02や上部火炉に過熱器、
再熱器官03、バーナ部品04などが設置されており、
これらの点検、検査、小補修工事などを行うために1〜
2年に1回程度ボイラを停止し、炉底05近傍のマンホ
ール06やホッパー07などの限られた部分から丸太、
鋼管などの資材や機材を搬入して足場08を組立てる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の足
場において、近年の足場組立機の減少や点検、検査作業
の高度化に伴い、従来の足場に代えてマンホール06か
ら機材を搬入して炉底05で組立て、上下に昇降可能に
した可搬式機械駆動の組立足場を開発して実用化したい
という要望が急速に高まっている。第5図は従来の足場
の所要寸法を実際の火力発電用ボイラ33ユニットの火
炉について調査した結果である。図において、従来の足
場の所要寸法は幅、奥行きともバラツキが大きく、33
ユニットに対し35の点がプロットされている。このよ
うに、火力発電用ボイラの火炉は型式や形状が個別に設
計されているため、可搬式機械駆動の組立足場の形状や
寸法も個別の設計となり、これを個々の火力発電用ボイ
ラ毎に装備すると1つの組立足場の年間使用回数が1〜
2年に1回程度と低いため、組立足場を開発してもその
構成機器や部品の所有、運用に要するコストを所定の期
間内に償却することが難しい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係るワーキング
ステーションは上記課題の解決を目的にしており、幅お
よび奥行きが各種構造物の平面的空間に適合可能に互い
に組み合わされて組立足場を形成する複数の主梁モジュ
ール部材および補助床板モジュール部材と、上記組立足
場に組み込まれ上記組立足場の幅および奥行きに対応す
る数の吊点部を有する吊梁モジュール部材と、上記吊点
部を介して上記組立足場を索体により吊持して昇降させ
る手段とを備えた構成を特徴としている。
【0005】
【作用】即ち、本考案に係るワーキングステーションに
おいては、適宜の数の主梁、補助床板、吊梁の各モジュ
ール部材が組み合わされて幅および奥行きが各種構造物
の平面的空間に適合する組立足場を形成するとともに、
この組立足場が組立足場の幅および奥行きに見合う数の
吊点部を介して索体により吊持されて昇降するようにな
っており、複数種類のモジュール部材を適宜に組み合わ
せることにより各モジュール部材の最小長さのピッチで
幅、奥行きを自在に変化させて個別に形成されている各
種構造物の平面的空間に適合させることができ、また組
立足場が幅および奥行きに見合う数の吊点部を介して索
体により吊持されて昇降することにより自重、積載荷
重、昇降の慣性力などによって生ずる応力にも十分に耐
え強度的に安定した組立足場を得ることができる。
【0006】
【実施例】図1乃至図3は本考案の一実施例に係る可搬
式機械駆動の組立足場の構造説明図である。図におい
て、本実施例に係る可搬式機械駆動の組立足場は火力発
電用ボイラの火炉内の点検、検査、小修理工事などに適
用されるもので、図1に示すように本足場をアーチ部1
5を有する火炉内01に設置して上部火炉16内にも昇
降可能とするために後壁17側のI型足場20と前壁1
8側のII型足場21とに分割されている。I型足場20
は後壁17、側壁19にアクセスする必要があるため、
三周に歩廊を有するコの字型に、またII型足場21は前
壁18、側壁19および上部火炉16内で板型過熱器2
2にアクセスする必要があるため、四周に歩廊を有する
ロ字型のステーションとなっている。本足場の構成部材
はその自重、積載荷重および昇降慣性力によって生ずる
応力に耐えるとともに安定度を保持できるように吊梁1
2を取付け、吊梁12上に必要な数の吊点部23を設け
てこの吊点部23に機械駆動の昇降装置14を搭載し、
上部火炉16内やアーチ部15内の吊元部24から吊り
ワイヤー25によって吊り下げられており、主梁9、補
助床板10、補助床板10の受け梁11、吊梁12、手
摺27などの各足場モジュール部材と昇降装置14、図
示しない制御装置、操作盤などの機器とにより構成され
ている。また、本足場の奥行きDs が大きい場合には、
幅WS 方向にも吊梁13が取付けられた III型足場26
を用いる。
【0007】また、本足場の寸法は所要寸法に対して幅
6,000 〜14,400mm、奥行き 2,100〜9,000mmの範囲で自
在に変化させる必要があるため、図5に示す種々の型
式、形状、寸法の火炉から成る33ユニットの火力発電
用ボイラに対し、図2に示すI,II,III 型3種類のモ
ジュール足場20,21,26で対応することができる
ように、I型モジュール足場20は三周に歩廊を有する
コ字型をなし、 300mmピッチの間隔で幅Ws 6,000 〜1
2,000mm、奥行きDs 2,100 〜 3,300mmの間の任意のサ
イズの組立足場を形成することができるようになってい
る。また、II型、III 型モジュール足場21,26は、
四周に歩廊を有するロ字型をなし、II型モジュール足場
21は幅6,000 〜14,000mm、奥行き 3,600〜 4,500mm、
III 型モジュール足場26は幅Ws が 6,000〜14,400m
m、奥行き 4,800〜 9,000mmの間の任意のサイズの組立
足場を形成することができるようになっている。即ち、
9は主梁、10は補助床板、12,13は吊梁で、表1
に示すこれらの主梁、補助床板、吊梁各足場モジュール
部材を取り替えたり、取外して小さくすることにより所
要の寸法で適切な吊点数のI型,II型,III 型モジュー
ル足場20,21,26を形成することができる。表2
に各モジュール足場所要の幅寸法を構成する主梁および
補助床板モジュール部材の組合わせを、表3に各モジュ
ール足場所要の奥行き寸法を構成する主梁モジュール部
材の組合わせを、表4に各モジュール足場の奥行き方向
に取付けられる吊梁モジュール部材の組合わせを、表5
に各モジュール足場の幅方向に取付けられる吊梁モジュ
ール部材の組合わせを、表6に各モジュール足場所要の
幅および奥行き寸法と吊点数との関係をそれぞれ示す。
【0008】
【表1】
【0009】
【表2】
【0010】
【表3】
【0011】
【表4】
【0012】
【表5】
【0013】
【表6】
【0014】このようにして、完全に共通化、標準化さ
れた昇降装置14、制御装置、操作盤などの機器と、最
小長さ(例えば 300mm)のn倍(n=1,2,3,…)
の長さの数種類の足場モジュール部材を組合わせること
により、最小長さのピッチで各ステーションの幅、奥行
きを自在に変化させ、個別に設計された種々の火炉の型
式、形状に適合した形状、寸法の可搬式機械駆動の組立
足場を構成することができる。例えば、図3に示すよう
にII型ステーション21から4点吊り、6点吊り、8点
吊り、10点吊り4種類の組立足場を構成することがで
き、最大寸法の10点吊りから最小寸法の4点吊りまで
の組立足場を容易に構成することができる。また、幅、
奥行きとも最大寸法の各ステーションの強度上最も厳し
くなると考えられる条件で各モジュール部材についての
強度計算と安定度の検討をあらかじめ実施した上で、足
場モジュール部材の製造を行えば、個別に設計された種
々の型式、形状、寸法の火力発電用ボイラの火炉に対
し、各モジュール部材を取替えたり、取外して小さくす
ることにより所要の形状、寸法、適切な吊点数の互換性
ある可搬式機械駆動組立足場を容易に構成することが可
能である。
【0015】
【考案の効果】本考案に係るワーキングステーションは
前記のように構成されており、複数種類のモジュール部
材を適宜に組み合わせることにより各モジュール部材の
最小長さのピッチで幅、奥行きを自在に変化させて個別
に形成されている各種構造物の平面的空間に適合させる
ことができ、また組立足場が幅および奥行きに見合う数
の吊点部を介して索体により吊持されて昇降することに
より自重、積載荷重、昇降の慣性力などによって生ずる
応力にも十分に耐え強度的に安定した組立足場を得るこ
とができるので、年間使用回数が増えてその構成機器や
部品などの所要、運用に要するコストを所定の期間内に
償却することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本考案の一実施例に係る可搬式機械
駆動の組立足場の正面図、同図(b),(c)は平面図、同図
(d)は同図(a)における要部詳細図、同図(e),(f),
(g),(h)は同図(a)おける要部斜視図である。
【図2】図2はその平面図である。
【図3】図3もその平面図である。
【図4】図4は従来の足場の斜視図である。
【図5】図5(a)は火力発電用ボイラの火炉の斜視図、
同図(b)は従来の可搬式機械駆動の組立足場の斜視図、
同図(c)はその寸法図である。
【符号の説明】 9 主梁 10 補助床板 11 補助床板受け梁 12,13 吊梁 14 昇降装置 20 I型モジュール足場 21 II型モジュール足場 23 吊点部 24 吊元部 25 吊りワイヤー 26 III 型モジュール足場 27 手摺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 辻 徳義 名古屋市港区潮見町34番地 中部電力株 式会社火力センター内 (72)考案者 深堀 和實 名古屋市中区金山一丁目12番14号 株式 会社中部プラントサービス内 (72)考案者 山中 政之 名古屋市中区金山一丁目12番14号 株式 会社中部プラントサービス内 (72)考案者 押金 富士夫 名古屋市中区金山一丁目12番14号 株式 会社中部プラントサービス内 (72)考案者 下山 博司 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)考案者 古賀 勝弘 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)考案者 西村 忠哲 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (56)参考文献 特開 昭62−78354(JP,A) 特開 昭61−183561(JP,A) 実開 平3−14244(JP,U) 実開 昭50−69022(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】幅および奥行きが各種構造物の平面的空間
    に適合可能に互いに組み合わされて組立足場を形成する
    複数の主梁モジュール部材および補助床板モジュール部
    材と、上記組立足場に組み込まれ上記組立足場の幅およ
    び奥行きに対応する数の吊点部を有する吊梁モジュール
    部材と、上記吊点部を介して上記組立足場を索体により
    吊持して昇降させる手段とを備えたことを特徴とするワ
    ーキングステーション。
JP1991049933U 1991-06-28 1991-06-28 ワーキングステーション Expired - Lifetime JP2526338Y2 (ja)

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JP1991049933U JP2526338Y2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 ワーキングステーション

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JPH053479U JPH053479U (ja) 1993-01-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5236431Y2 (ja) * 1973-10-24 1977-08-19
JPS61183561A (ja) * 1985-02-07 1986-08-16 株式会社 巴組技研 船艙内作業足場
JPS6278354A (ja) * 1985-09-27 1987-04-10 与那原 好宏 吊り足場延長方法及びその装置
JP3014244U (ja) * 1995-02-02 1995-08-08 アイホン株式会社 インターホン・電話機の配線固定構造

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JPH053479U (ja) 1993-01-19

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