JPS61183561A

JPS61183561A - 船艙内作業足場

Info

Publication number: JPS61183561A
Application number: JP60022169A
Authority: JP
Inventors: 武藤　昌太郎; 和賀　和夫
Original assignee: TOMOEGUMI GIKEN KK
Current assignee: TOMOEGUMI GIKEN KK
Priority date: 1985-02-07
Filing date: 1985-02-07
Publication date: 1986-08-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、船艙内の塗装・清掃等を行うための船艙内
作業足場に関する。

（従来の技術および問題点）従来、夕／カー、貨物船等の船艙内を塗装・清掃等する
には、鉛線内部に吊り足場または自立の足場を組立てて
行っていた。従って足場の構築・解体には多くの労力と
時間を要するうえ、足場移動時にはその都度船体に固定
する等しなければならず、作業性が悪く、安全性にも問
題があった。

（問題点を解決するための手段）この発明は、前記従来の問題点を解決するために案出さ
れたもので、船艙内作業の労力および時間の短縮化、作
業性および安全性の向上化を達成できる船艙内作業足場
を提供することを目的とする。

この出願に係る船艙内作業足場は、２本のレールガーダ
−を平行に配し、各レールガーダ−の端部を連結する２
本の縦ガーダ−を平行に取付けてゴンドラを形成し、こ
のゴンドラを四隅に取付けたワイヤーによシ上下動自在
に吊持し、ゴンドラ上には両レールガーダ−に支持され
、レールガーダ−長手方向に移動自在な移動足場を取付
けることにより、前記目的を達成するものである。

以上の構成において、レールガーダ−まりは縦ガーダ−
を長さ調整自在の伸縮可能なものとしてもよい。また、
縦ガーダ−の端部をレールガーダ−よジオ−バーハング
させ、さらにレールガーダ−の端部を縦ガーダ−よジオ
−バーハングさせてもよい。なお、レールガーダー端部
のオーバーハング部分を折畳み可能とすれば、より便利
である。

（実　施　例）以下、この発明を図示する実施例に基いて説明する。

第５図は船艙内作業足場Ａの使用状態を示すもので、第
４図はその平面図である。

船艙Ｂ天端にはガイドワイヤー６および吊上ワイヤ７を
支持するワイヤー支持点８が設けられておシ、船艙Ｂ内
にはガイドワイヤー６に案内され吊上ワイヤ７によシ吊
持される船艙内作業足場Ａが上下動自在に配されている
。

この船艙内作業足場Ａは、第１図、第４図に示すように
ゴンドラ１と移動足場２とから構成されている。ゴンド
ラ１は２本のレールガーダ−３を平行に配し、各レール
ガーダ−３の端部近傍を連結する２本の縦ガーダ−５を
平行に取付けて井桁状に形成してなシ、ゴンドラ１の四
隅、すなわち各縦ガーダ−５の端部には吊上ワイヤー７
が取付けられており、ガイドワイヤー６が挿通されてい
る。そしてこのゴンドラ１上には両レールガーダ−３，
３に支持され、レールガーダ−長手方向に移動自在の移
動足場２が取付けられている。

また図示したように、レールガーダー端部４は縦ガーダ
−５より、縦ガーダー５端部はレールガーダ−４よシそ
れぞれオーバーハングしており、レールガーダー端部４
は縦ガーダ−５側にＭｌｉみ可能となっている。また移
動足＃ｌＪ２の両端部もレールガーダ−３よジオ−バー
ハングしておシ、２つに分割できるようになっていて、
それぞれ内側に折畳めるように取付けられている。従っ
て作業足場Ａを鉛直方向もしくは水平方向に移動した際
、レールガーダー端部４．または移動足場２の端部が、
送風ダクト等の船艙内の突出部分と干渉することがなく
、作業性が良い。

第２図は作業足場Ａの他の実施例を示すもので、仕切壁
１１が曲線状に、または傾斜して形成されている部分（
船首、船尾部分など）に使用した状態を示す。この場合
はレールガーダー端部４の突出長さを仕切壁１１に対応
させて設けられている。

また移動足場２をレールガーダ−３に対し斜めに取付け
て、作業性を向上させている。

第３図はゴンドラ１とワイヤー６．７との取付関係を示
すもので、船艙Ｂ天端のワイヤー支持点８に支持された
吊上ワイヤー７は、滑車９により縦ガーダ−５内に案内
され、油圧シリンダ等からなる縦ガーダ−５内の昇降装
置１０に連結されている。なお、昇降装置１０はレール
ガーダ−３内に設けてもよい。このようにゴンドラ１を
構成す〆るガーダ−３（５）内に昇降装置１０を設ければ、作業
足場Ａをよりコンパクトに形成でき、作業性も向上する
。

なお、レールガーダ−３，縦ガーダ−５は、長手方向に
伸縮可能に構成し、長さ調整できるようにすれば、種々
の形状の船艙にも対応できる。

また、ガイドワイヤー６には上部または下部にターンバ
ックル等の緊張装置を設けて一定の張力を加えることに
より、作業足場Ａの横振れを一層防止することができる
。さらにガイドワイヤー６に変えてパイプ部材等よりな
る案内部材を設けることもできる。これらガイドワイヤ
ーまたは案内部材に作業足場の落下止めを施すことによ
シ、さらに安全性を向上させることができる。

（発明の効果） ■　船艙内に足場を組む必要がないので、労力および時
間を短縮できる。

■　足場を移動する際、垂直方向はワイヤーの長さを調
整し、水平方向は移動足場のみ移動させて行うので、従
来のように移動の都度船体に固定する等の手間が省け、
作業性、安全性を向上できる。

■　作業足場は壁面に一切触れることがないので塗装面
・清掃面を傷めることがない。

■　２本のレールガーダ−と２本の縦ガーダ−とを連結
してゴンドラを形成し、該ゴンドラ上に移動足場を取付
ける構成であるので、組立て・解体が容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は船艙内作業足場の実施例を示す斜視図、第２図
は他の実施例を示す斜視図、第３図はゴンドラとワイヤ
ーとの取付状態を示す断面図、第４図は第５図の平面図
、第５図は船艙内作業足場の使用状態を示す船艙の部分
断面図である。Ａ・・船艙内作業足場、Ｂ・・船艙、１・・ゴンドラ、２・・移動足場、３・・レールカー１”−１４・・レールガーダー端部、
５・・縦ガーダ−１６・・ガイドワイヤー、７・・吊上
げワイヤー、８・・ワイヤー支持点、９・・滑車、１０
・・昇降装置、１１・・仕切り壁。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）２本のレールガーダーを平行に配し、各レールガ
ーダーの端部を連結する２本の縦ガーダーを平行に取付
けてなるゴンドラを、ゴンドラの四隅に取付けたワイヤ
ーにより上下動自在に吊持し、該ゴンドラ上には両レー
ルガーダーに支持され、レールガーダー長手方向に移動
自在な移動足場を取付けてなることを特徴とする船艙内
作業足場。
（２）レールガーダーは長手方向に伸縮可能である特許
請求の範囲第１項記載の船艙内作業足場。
（３）縦ガーダーは長手方向に伸縮可能である特許請求
の範囲第１項または第２項記載の船艙内作業足場。
（４）縦ガーダー端部はレールガーダーよりオーバーハ
ングしている特許請求の範囲第１項または第２項もしく
は第３項記載の船艙内作業足場。
（５）レールガーダー端部は縦ガーダーよりオーバーハ
ングしている特許請求の範囲第１項または第２項または
第３項もしくは第４項記載の船艙内作業足場。
（６）レールガーダー端部のオーバーハング部分は折畳
み可能である特許請求の範囲第５項記載の船艙内作業足
場。