JP3014244U - インターホン・電話機の配線固定構造 - Google Patents

インターホン・電話機の配線固定構造

Info

Publication number
JP3014244U
JP3014244U JP1995000321U JP32195U JP3014244U JP 3014244 U JP3014244 U JP 3014244U JP 1995000321 U JP1995000321 U JP 1995000321U JP 32195 U JP32195 U JP 32195U JP 3014244 U JP3014244 U JP 3014244U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
inclined surface
wiring
groove
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995000321U
Other languages
English (en)
Inventor
学 山田
宏 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP1995000321U priority Critical patent/JP3014244U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3014244U publication Critical patent/JP3014244U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 筐体1に設けられ、筐体の入線孔11に入線
する配線Lを挿通する溝12と、溝の対向縁に穿設され
た1対の空隙2、2と、1対の空隙の長手方向に沿い筐
体の内面に立設された1対の挟持壁3、3と、1対の挟
持壁に嵌着される嵌着具4とからなり、挟持壁の頂部3
1は、溝の長手方向に傾斜面3sをなし、嵌着具は、実
質的に頂部に相当する傾斜面4sを備えた1対の鍔4
1、41を有する。また、挟持壁の頂部の傾斜面および
嵌着具の鍔の傾斜面は、それぞれ互に噛合する小突起3
p、4pを有する。 【効果】 挟持壁と鍔の傾斜により、配線の径に応じ挟
持壁の頂部傾斜面の所望位置に嵌着具を嵌着して、溝に
挿通された各種径の配線を同一部品で固定できる、互に
噛合する小突起により挟持壁と嵌着具の嵌着が確実とな
り、溝に挿通された各種径の配線を確実に固定できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はインターホン・電話機の配線固定構造に係わり、特に、各種径の配線 に適したインターホン・電話機の配線固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターホン・電話機の筐体内に引き込まれる配線を筐体に固定するイ ンターホン・電話機の配線固定構造は、図3(a)に示すように、インターホン ・電話機の筐体10には、配線Lを筐体内に引き込む入線孔11、引き込む配線 Lを挿通する溝12、溝12の対向縁に穿設された1対の凹部19、19、凹部 19の一方に設けられたねじ穴18、凹部19の他方に係止穴17が設けられて いる。また、配線Lを上方から固定する固定具9には、凹部19、19に固定さ れる鍔91、91、鍔91の一方に設けられたねじ穴93、鍔91の他方の下面 に設けられ筐体10の係止穴17に嵌着される突起92が設けられていた(図3 (c))。
【0003】 配線の固定にあたり、入線孔11に引き込む配線Lを筐体10の下面の溝12 に挿通し、配線Lの上から固定具9の鍔91、91を筐体10の凹部19、19 に合わせ、凹部19の係止穴17に固定具9の突起92を嵌着するとともに、筐 体10のねじ穴18および固定具9のねじ穴93にねじ7で螺着していた(同図 (a)、(b))。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のインターホン・電話機の配線固定構造は、筐体側の凹部19に対し て固定具9がねじ7で確実に固定される1:1対応の形状であるため、配線Lと してその線径R(R1、R2、…)の変化には適していないという難点があった。 すなわち、 図3(c)に示すように、配線Lの線径2R1が、筐体側の溝12の深さDと 固定具9の高さHに一致するとき(2R1=D+H)には、配線Lは固定具9に よって確実に固定されるが、 (1) 配線Lの線径2R2が、筐体側の溝12の深さDと固定具9の高さHよ り大きいとき(2R2=D+H+M)には、配線Lは固定具9によって固定され てもねじ7が緩んで浮き上がったり(図3(d))、固定具9が変形する(図示 せず)という難点があった。また、 (2) 配線Lの線径2R2が、筐体側の溝12の深さDと固定具9の高さHよ り小さいとき(2R2<D+H)には、配線Lは固定具9によって確実に固定で きない((図示せず))という難点があった。 (3) 配線Lの線径2Rに見合う高さH’(=2R−D)の固定具9を使用す れば、配線Lの線径2Rに応じた固定金具を必要とし、部品数増加をきたすとい う難点があった。
【0005】
【目的】
本考案は、上記従来の難点を解決するためになされたもので、各種径の配線固 定を同一部品で可能とするインターホン・電話機の配線固定を提供することを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によるインターホン・電話機の配線固定構造は、インターホン・電話機 の筐体内に引き込まれる配線を筐体に固定するインターホン・電話機の配線固定 構造であって、筐体に設けられ、筐体の入線孔に入線する配線を挿通する溝と、 溝の対向縁に穿設された1対の空隙と、1対の空隙の長手方向に沿い筐体の内面 に立設された1対の挟持壁と、1対の挟持壁に嵌着される嵌着具とからなり、挟 持壁の頂部は、空隙の長手方向に傾斜面をなし、嵌着具は、実質的に頂部の傾斜 に相当する傾斜面を備えた1対の鍔を有する。
【0007】 また、本考案によるインターホン・電話機の配線固定構造は、挟持壁の頂部の 傾斜面および嵌着具の鍔の傾斜面は、それぞれ互に噛合する小突起を有する。
【0008】
【作用】
筐体に設けられ、筐体の入線孔に入線する配線を挿通する溝と、溝の対向縁に 穿設された1対の空隙と、1対の空隙の長手方向に沿い筐体の内面に立設された 1対の挟持壁と、1対の挟持壁に嵌着される嵌着具とからなり、挟持壁の頂部は 、空隙の長手方向に傾斜面をなし、嵌着具は、実質的に頂部の傾斜に相当する傾 斜面を備えた1対の鍔を有するので、配線の径に応じ挟持壁の頂部傾斜面の所望 位置に嵌着具を嵌着して、溝に挿通された各種径の配線を同一部品で固定できる 。
【0009】 また、挟持壁の頂部の傾斜面および嵌着具の鍔の傾斜面は、それぞれ互に噛合 する小突起を有するので頂部および鍔の両傾斜面間は確実に固定されて挟持壁と 嵌着具の嵌着が確実となり、溝に挿通された各種径の配線を確実に固定できる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案によるインターホン・電話機の配線固定構造の実施例を図面を参 照して詳述する。 本考案によるインターホン・電話機の配線固定構造は、インターホン・電話機 の筐体内に引き込まれる配線を筐体底部の外面に固定するもので、図1(a)に 示すように、インターホン・電話機の筐体1には、配線Lを引き込む入線孔11 、引き込まれる配線Lを挿通する筐体1の下面の溝12、溝12の対向縁に穿設 された1対の空隙2、2と、1対の空隙2、2の外側、長手方向に沿い筐体1の 内面に向い突設された1対の挟持壁3、3と、1対の挟持壁3、3に嵌着される 嵌着具4とからなる。
【0011】 溝12の長手方向に沿い、対向縁に穿設された1対の空隙2、2の外側におい て、筐体1の内面に向って1対の挟持壁3、3が実質的に空隙2と同じ長さに立 設される。1対の挟持壁3、3の頂部31、31は、空隙2の長手方向に傾斜面 3s、3sをなし、嵌着具4は、実質的に頂部31、31に相当する傾斜面4s 、4sを備えた1対の鍔41、41(図1(d)、(e))を有する。
【0012】 第図1(b)に示すように、挟持壁3の頂部31は、「3A−3B」の高低差 からなる傾斜をなし、頂部31の傾斜面3sには、小突起3p、3p、…が設け られている。 図1(c)に示すように、嵌着具4は、1対の挟持壁3、3に嵌着されるもの で、1対の空隙2、2から筐体1の内面に向って挿入される1対の鍔41、41 と、配線Lを溝12の方向に押える本体40とから構成され、本体40の断面は 凹型(図1(c))をなし、本体40の側面は台形(図1(d))でも長方形( 図1(e))でも好適である。また、鍔41の下面は、挟持壁3の傾斜面3sに 対応した傾斜面4s(図1(d)、(e))をなし、傾斜面4sには、頂部31 の小突起3p、3p、…とそれぞれ互に噛合する小突起4p、4p、…が設けら れている(図1(d)、(e))。
【0013】 また、図2(a)、(b)、(c)に示すように、嵌着具4は筐体1と一体的 に成形され、施工時に連結部5を切り離すことにより使用される。 以下に、本考案によるインターホン・電話機の配線固定構造の動作を説明する 。 配線の固定にあたり、入線孔11に引き込まれる配線Lを筐体1の下面の溝1 2に挿通し、嵌着具4の鍔41、41を1対の空隙2、2に挿通し、嵌着具4の 本体40で配線Lを溝12の方向に押えながら、鍔41、41の傾斜面4sを挟 持壁3の傾斜面3sに固定する。配線Lの径2R1が小さいときには、図1(f )に示すように、挟持壁3の高い位置3A付近に嵌着具4を嵌着させ、配線Lの 径2R2が大きいときには、図1(g)に示すように、挟持壁3の低い位置3B 付近に嵌着具4を嵌着させる等、配線Lの径に応じ挟持壁3の頂部傾斜面3sの 所望位置に嵌着具4を嵌着して、溝12に挿通された各種径の配線Lを同一部品 で固定できる。
【0014】 また、挟持壁3の頂部31の傾斜面3sおよび嵌着具4の鍔41の傾斜面4s は、それぞれ互に噛合する小突起3p、4pを有するので頂部31および鍔41 の両傾斜面3s、4s間は確実に固定されて挟持壁3と嵌着具4の嵌着が確実と なり、溝12に挿通された各種径の配線Lを確実に固定できる。
【0015】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案によるインターホン・電話機の配 線固定構造は、筐体に設けられ、筐体の入線孔に入線する配線を挿通する溝と、 溝の対向縁に穿設された1対の空隙と、1対の空隙の長手方向に沿い筐体の内面 に立設された1対の挟持壁と、1対の挟持壁に嵌着される嵌着具とからなり、挟 持壁の頂部は、空隙の長手方向に傾斜面をなし、嵌着具は、実質的に頂部の傾斜 に相当する傾斜面を備えた1対の鍔を有するので、配線の径に応じ挟持壁の頂部 傾斜面の所望位置に嵌着具を嵌着して、溝に挿通された各種径の配線を同一部品 で固定できる。
【0016】 また、挟持壁の頂部の傾斜面および嵌着具の鍔の傾斜面は、それぞれ互に噛合 する小突起を有するので挟持壁と嵌着具の嵌着が確実となり、溝に挿通された各 種径の配線を確実に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるインターホン・電話機の配線固定
構造を説明する図で、(a)全体斜視図、(b)挟持壁
の斜視図、(c)は嵌着具の斜視図、(d)、(e)は
嵌着具の側面図、(f)、(g)は、動作説明図であ
る。
【図2】本考案によるインターホン・電話機の配線固定
構造の嵌着具切り離し前の部品構成を説明する図で、
(a)は嵌着具裏面方向からの図、(b)は断面図、
(c)は挟持壁の頂部方向からの図である。
【図3】従来のインターホン・電話機の配線固定構造を
説明する図で、(a)は要部斜視図、(b)は使用例斜
視図、(c)、(d)は使用例断面図である。
【符号の説明】
1…筐体 11…入線孔 12…溝 2…空隙 3…挟持壁 31…頂部 3s、4s…傾斜面 3p、4p…小突起 4…嵌着具 41…鍔 L…配線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターホン・電話機の筐体(1)内に引
    き込まれる配線(L)を前記筐体に固定するインターホ
    ン・電話機の配線固定構造であって、 前記筐体に設けられ、前記筐体の入線孔(11)に入線
    する前記配線を挿通する溝(12)と、前記溝の対向縁
    に穿設された1対の空隙(2、2)と、前記1対の空隙
    の長手方向に沿い前記筐体の内面に立設された1対の挟
    持壁(3、3)と、 前記1対の挟持壁に嵌着される嵌着具(4)とからなり
    前記挟持壁の頂部(31、31)は、前記空隙の長手方
    向に傾斜面(3s)をなし、 前記嵌着具は、実質的に前記頂部の傾斜に相当する傾斜
    面(4s)を備えた1対の鍔(41、41)を有するこ
    とを特徴とするインターホン・電話機の配線固定構造。
  2. 【請求項2】前記挟持壁の頂部の傾斜面および前記嵌着
    具の前記鍔の傾斜面は、それぞれ互に噛合する小突起
    (3p、3p、…、4p、4p、…)を有することを特
    徴とする請求項1記載のインターホン・電話機の配線固
    定構造。
JP1995000321U 1995-02-02 1995-02-02 インターホン・電話機の配線固定構造 Expired - Lifetime JP3014244U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995000321U JP3014244U (ja) 1995-02-02 1995-02-02 インターホン・電話機の配線固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995000321U JP3014244U (ja) 1995-02-02 1995-02-02 インターホン・電話機の配線固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3014244U true JP3014244U (ja) 1995-08-08

Family

ID=43149861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995000321U Expired - Lifetime JP3014244U (ja) 1995-02-02 1995-02-02 インターホン・電話機の配線固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3014244U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04119554U (ja) * 1991-04-15 1992-10-26 中部電力株式会社 ワーキングステーシヨン
JPH053479U (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 中部電力株式会社 ワーキングステーシヨン
US9288927B2 (en) 2011-02-10 2016-03-15 Nec Display Solutions, Ltd. Display device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04119554U (ja) * 1991-04-15 1992-10-26 中部電力株式会社 ワーキングステーシヨン
JPH053479U (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 中部電力株式会社 ワーキングステーシヨン
US9288927B2 (en) 2011-02-10 2016-03-15 Nec Display Solutions, Ltd. Display device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3014244U (ja) インターホン・電話機の配線固定構造
JPS60110991U (ja) 軟質成形コネクタ
JP2009064684A (ja) ワイヤハーネスコネクタの固定構造
JP3023349U (ja) 電子機器の配線固定構造
JP2602061B2 (ja) 分岐管継手の製法
JPH032557Y2 (ja)
JPS6318808Y2 (ja)
JP2602863Y2 (ja) 自動車用リレーブロックとリレーカバーの嵌合ガイド構造
JPS6099380U (ja) グロメツト
JPS59166368U (ja) 端子台
JPS60107577U (ja) 端子台のパネル取付装置
JPS5942246U (ja) コンクリ−ト型枠用支持金具
JPH11178156A (ja) ボックス架設具
JPS6067677U (ja) 分岐コネクタのシ−ルドケ−ス用ケ−ブル固定金具
JP2585939Y2 (ja) ケーブルトラフのジョイント
JPS58135541U (ja) ワイヤケ−ブルの端末金具
JPS59183124U (ja) フラツトケ−ブル用トランジツシヨントレンチダクト
JPS6217080U (ja)
JPS5919730U (ja) 構築用枠組下地材
JPH0468424U (ja)
JPS6041612U (ja) ケ−ブルクランプの取付構造
JPH0454187U (ja)
JPS6099608U (ja) 手摺等の接合構造
JPS6418724U (ja)
JPS59101831U (ja) 棚取付装置