JP2526304Y2 - リネン分離用コンベヤ - Google Patents

リネン分離用コンベヤ

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JP2526304Y2
JP2526304Y2 JP1990062429U JP6242990U JP2526304Y2 JP 2526304 Y2 JP2526304 Y2 JP 2526304Y2 JP 1990062429 U JP1990062429 U JP 1990062429U JP 6242990 U JP6242990 U JP 6242990U JP 2526304 Y2 JP2526304 Y2 JP 2526304Y2
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linen
conveyor
conveyor belt
suction
separation
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秀俊 石原
昭一 林
一男 北島
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はリネン(シーツ、タオル、浴衣等)の展開装
置や仕分け装置において、リネンの搬送に適用されるリ
ネン分離用コンベヤに関するものである。
(従来の技術) 一般にランドリー工場では、第3図に示すように入荷
したシーツ、タオル、包布等(以下リネンと称す)を連
洗機等で洗浄し、その後脱水工程を経て乾燥機に投入す
る。そして乾燥工程を経たリネンをほぐして展開し、シ
ーツ、包布類はアイロン掛けを行い、タオルは折畳んで
出荷している。このとき乾燥工程とアイロン掛け工程、
或いは折たたみ工程の間では、乾燥機より取出したリネ
ンをベルトコンベヤで一定の場所に搬送し、山積みにさ
れたリネン魂からリネンを作業者が1枚ずつ取出して展
開し、シーツ、包布類はアイロン装置へ、タオルは折た
たみ装置へ送り込んでいる。しかし前記乾燥工程を終え
たリネンの展開作業は、高温の雰囲気内での作業となる
ため、作業者にとっては悪環境下での重労働となってい
た。しかもこれらの展開作業は、第3図に示した中で入
手のかかっている部分であり、従って省人化、自動化が
望まれていた。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来の如くリネンをベルトコンベヤで定位置へ搬
送するだけでは、リネンが塊状となっていて、人手でこ
れらを分離する必要があり、リネンの受け渡し装置や、
折たたみ装置の自動化の障害になるなどの問題があっ
た。
本考案は搬送用ベルトコンベヤを改良することによっ
て、前記従来の課題を解決しようとするものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、コンベアベルトの複数部分に吸気
可能な穴部を,リネンを分離可能なリネンの寸法に対応
した間隔を隔てて穿設し,同コンベアベルトがサクショ
ンボックス上を走行可能に配設すると共に,同コンベア
ベルト,サクションボックスを含む分離用コンベアを傾
斜させて傾斜上方に走行するよう配置し、サクション力
によってリネンを分離,搬送するようにしてなるもの
で、これを課題解決のための手段とするものである。
(作用) リネンはベルトコンベヤ上を運ばれ、又はエアシュー
タ等によって運ばれてコンベヤベルト上に供給される。
供給されたリネンは、コンベヤベルト上のサクション穴
部2からの吸気によりコンベヤベルト上に吸着される。
この時吸気可能な穴部の位置はリネンを分離可能なリネ
ンの寸法に対応した間隔を隔てて複数個所設けてあるた
め、リネンは1枚ずつしか前記穴部には吸着されない。
従って供給されたリネンは1枚ずつ分離され、コンベヤ
によって搬送される。サクションボックスの設置されて
いる範囲では、リネンは吸着力によって搬送されるが、
その範囲を通過すると、吸着力は作用せず、このためそ
の下方に設置されているコンベヤ上に落下することとな
り、1枚ずつの分離を自動的に行なうことが出来る。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明すると、第1
図は本考案の実施例を示すリネン分離用コンベヤの斜視
図、第2図は第1図のリネン分離用コンベヤの側面図を
示す。図において1はコンベヤベルトで、同ベルト1に
は複数部分に吸気可能なサクション用穴部が穿設されて
いる。3はサクションボックスで密閉されており、コン
ベヤベルト1の表面であるリネン吸着面に対向した面
は、小径の穴のあいたサクション板4からなり、その側
面にはサクション部5があり、同サクション部5を介し
ブロア7によってホール6を経てサクションボックス3
内の空気が吸引される。
10は駆動ロールで、コンベヤベルト1を駆動するため
のロールであり、同ベルト1のもう一方の端には被駆動
ロール11がある。また駆動ロール10はプーリ14によって
Vベルト12を介し、モータ13の回転力を伝えられて回転
し、同ロール10と搬送ベルト1の摩擦力で搬送ベルト1
は図示のように走行する。21はコンベヤベルトで、分離
用のコンベヤベルト1によって吸引搬送されたリネン30
は、吸引力が無くなると前記コンベヤベルト21上に落下
し、搬送される。22はシュート部で、リネン30は分離用
のコンベヤベルト1にシュート部22を経て供給される。
次に以上のように構成された実施例について作用を説
明すると、第3図に示すように乾燥工程を経たリネン30
は、シュート部22に図示しないコンベヤ又はエアシュー
タ等で搬送される。シュート部22に搬送されたリネン30
は、コンベヤベルト1の下面に滞留する。ここでブロア
7が運転され、ホース6を経てサクションボックス3内
のエアがサクション部5より吸引されると、サクション
ボックス3内は負圧となる。一方サクションボックス3
の表面にはサクション板4があり、この上にはコンベヤ
ベルト1が設置してあるため、サクション板4の面はこ
のコンベヤベルト1によって覆われることになり、サク
ションボックス3は負圧を保つ。ところがコンベヤベル
ト1の表面には複数個所に吸気可能なサクション穴部2
があるため、リネン30の1枚1枚をこの各サクション穴
部2で吸引することとなる。
この時モータ13が運転されると、リネン30を吸引した
状態でコンベヤベルト1は動くこととなり、リネン30は
コンベヤベルト1に吸着されたまま、次々とサクション
板4からの吸引力を受けながら上方に搬送される。コン
ベヤベルト1上のサクション穴部2は、第1図に示すよ
うにリネンを分離可能なリネンの寸法に対応した間隔を
隔てて複数部分に設けられているため、サクション穴部
2の無い部分では、リネン30はコンベヤベルトに吸着さ
れずに自重で落下する。即ちコンベヤベルト1の傾斜角
θを60°以上とすることにより、リネン30は自重で落下
し搬送されない。またサクション穴部2によって吸着さ
れたまま上方へ搬送されたリネン30は、遂にはサクショ
ン板4からの吸引力を受けることが出来ない位置とな
り、従ってリネン30は次工程のコンベヤ21上にコンベヤ
ベルト1の上端より落下する。従ってリネン30は1枚ず
つ分離された状態でコンベヤ21上に供給されることが出
来る。なお、コンベヤベルト1の傾斜角θは60〜80°と
するのが望ましい。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は構成されているの
で、空気の吸引力によりリネンを自動的に分離すること
が出来、作業者のほぐし作業を軽減することが出来る。
特に小片のリネン、例えばタオル類、オシボリ類に対し
ては、本考案によりリネンの分離作業を無人化出来、こ
の後工程としての自動展開、折りたたみ作業を容易にす
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る分離用コンベヤの斜視
図、第2図は第1図の側面図、第3図は従来のランドリ
ー工場の工程を示すブロック図である。 図の主要部分の説明 1……コンベヤベルト、2……サクション穴部 3……サクションボックス 4……サクション板、5……サクション部 21……コンベヤベルト、30……リネン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 北島 一男 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番 地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内 (56)参考文献 特公 昭47−15265(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベアベルトの複数部分に吸気可能な穴
    部を,リネンを分離可能なリネンの寸法に対応した間隔
    を隔てて穿設し,同コンベアベルトがサクションボック
    ス上を走行可能に配設すると共に,同コンベアベルト,
    サクションボックスを含む分離用コンベアを傾斜させて
    傾斜上方に走行するよう配置し、サクション力によって
    リネンを分離,搬送することを特徴とするリネン分離用
    コンベア。
JP1990062429U 1990-06-13 1990-06-13 リネン分離用コンベヤ Expired - Fee Related JP2526304Y2 (ja)

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JPH0422423U JPH0422423U (ja) 1992-02-25
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