JP2526082Y2 - リヤウインドウガラス用ウォッシャノズルの配置構造 - Google Patents

リヤウインドウガラス用ウォッシャノズルの配置構造

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JP2526082Y2
JP2526082Y2 JP1990404801U JP40480190U JP2526082Y2 JP 2526082 Y2 JP2526082 Y2 JP 2526082Y2 JP 1990404801 U JP1990404801 U JP 1990404801U JP 40480190 U JP40480190 U JP 40480190U JP 2526082 Y2 JP2526082 Y2 JP 2526082Y2
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JP
Japan
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washer nozzle
vehicle
nozzle
washer
window glass
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原 英 紀 高
野 淳 佐
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、リヤウインドウガラ
スにウォッシャ液を噴射するためのウォッシャノズルの
配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】雨天走行時に運転者の車両後方の視野を
確保するために、泥水などが跳ね上げられたりして汚れ
たリヤウインドウガラスにウォッシャ液を噴射するウォ
ッシャノズルが装備されている車両がある。この種の車
両のうちいわゆるハッチバックタイプの自動車では、ウ
ォッシャノズルはリヤゲートの上端部やルーフの後端部
に、噴出口をリヤウインドウガラスに向けた状態に配設
されている。
【0003】このウォッシャノズルの前側は、車両の走
行風によってウォッシャノズルから噴射されたウォッシ
ャ液が吹き飛ばされないように該ウォッシャノズルを覆
う状態に、比較的大きく膨らんだノズルカバーが設けら
れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のウォッ
シャノズルの配置構造では、ウォッシャノズルを覆うノ
ズルカバーがルーフの上方に突出しており、車両外観デ
ザインの自由度を制限している。特に、ウォッシャ液の
噴射の安定のためには、該ノズルカバーが大きくなって
しまう。
【0005】ところで、車両の走行時の安定性を確保す
るために、あるいはデザイン上の観点からリヤスポイラ
が取り付けられた車両があり、ハッチバック車では該リ
ヤスポイラはルーフの後端部やリヤゲートの上端部に車
幅方向に伸びて設けられている。
【0006】そこで、この考案は、リヤスポイラが装着
されている車両であって、ハッチバック車では、該リヤ
スポイラがルーフの後端部あるいはリヤゲートの上端部
に支柱部によって支持されて取り付けられていることに
着目して、ウォッシャノズルから噴射されるウォッシャ
液を安定してリヤウインドウガラスに吹き付けられると
ともに、車両外観デザインの向上を図ったリヤウインド
ウガラス用ウォッシャノズルの配置構造を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的のため、この
考案に係るウォッシャノズルの配置構造は、車両のルー
フの後端部またはリヤゲートの上端部に設けられたウォ
ッシャノズルと、車幅方向に伸びたリヤスポイラとを備
えた車両において、前記リヤスポイラの中央部を支持す
る支柱部の後部を前方に窪ませノズル受容部に前記ウ
ォッシャノズルが収まるように該リヤスポイラを前記ル
ーフの後端部または前記リヤゲートの上端部に取り付け
たことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記ウオッシャノズルはリヤスポイラの支柱部
に覆われているから、車両の走行風が遮られて、ウォッ
シャ液を安定してリヤウインドウガラスに噴射できる。
また、ウォッシャノズルは上記支柱部に隠蔽されて車両
の外観にほとんど現われない。しかも、リヤスポイラと
ウォッシャノズルとは別体であるから、リヤスポイラの
有無やウォッシャノズルの有無などの形式の変更に容易
に対応することができる。
【0009】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいてこの考案に
係るリヤウインドウガラス用ウォッシャノズルの配置構
造を具体的に説明する。
【0010】図4は図示しない車体に取り付けられるリ
ヤスポイラ1の一部省略平面図で、該リヤスポイラ1は
図1ないし図3に示すように、車幅方向を長手方向とし
た中空偏平状に形成されている。また、図5の背面図に
示すように、両端部が下方に湾曲している。
【0011】このリヤスポイラ1の中央部にはセンター
支柱部2が、両端部にはサイド支柱部3がそれぞれリヤ
スポイラ1と一体成形されて設けられている。そして、
図1ないし図3に示すように、これら支柱部2、3によ
って該リヤスポイラ1はリヤゲート4の上端部に止めネ
ジ5によって固定される。なお、このリヤゲート4は車
幅方向のヒンジ軸を介してルーフの後端部と連結されて
おり、該ヒンジ軸を中心として揺動することにより開閉
自在とされている。また、このリヤスポイラ1の後側中
央部には、車幅方向に適宜長さのハイマウントストップ
ランプ6がリヤスポイラ1の外形の一部を形成する状態
に取り付けられている。
【0012】上記止めネジ5は図1および図3に示すよ
うに、リヤスポイラ1を成形する際に該リヤスポイラ1
に埋め込まれて設けられる。また、この止めネジ5は大
径部5aと該大径部5aよりも小径のネジ部5bとを有する段
付きボルトとしてあり、この大径部5aをリヤゲート4の
パネルに形成した長孔に挿通してナット5cを締め付けて
固定される。さらに、この止めネジ5の周囲であって支
柱部2、3の下面とリヤゲート4のパネルとに挟まれる
部分には、スポンジなどによって構成されるパッキン9
を介在させてあり、上記ナット5cを締め付けることによ
り該パッキン9が圧縮されるようにしてある。このよう
に、パネルに形成した長孔に大径部5aを挿通して、パッ
キン9を介在させて締め付けることにより、リヤスポイ
ラ1が熱膨張した場合であっても、該膨張による伸び量
を吸収することができ、リヤゲート4のパネルが変形し
てしまうことを防止できる。
【0013】上記センター支柱部2の後部は図4および
図5に示すように、リヤスポイラ1の前方に窪ませてノ
ズル受容部7が形成されている。そして、図1に示すよ
うに、リヤゲート4の上部中央に止着されたウォッシャ
ノズル8が、その噴射口をリヤウインドウガラスに向け
て、このノズル受容部7に収まった状態に取り付けられ
る。
【0014】以上により配置したウォッシャノズル8か
らウォッシャ液を噴射すれば、該ウォッシャ液はリヤウ
インドウガラスに向けて噴射される。しかも、該ウォッ
シャノズル8はリヤスポイラ1のセンター支柱部2に隠
されているから、車両の走行風に影響されることなく所
定の方向にウォッシャ液を噴射することができる。
【0015】また、ウォッシャノズル8はリヤスポイラ
1のセンター支柱部2に隠されて配設されるから、車両
の外観にほとんど影響を与えず、車両の外観デザインを
する上で該ウォッシャノズル8を考慮する必要がなくな
る。
【0016】なお、本実施例ではウォッシャノズル8を
リヤゲート4のパネルに取り付けたものを示したが、ル
ーフの後端部に配設したものでもよい。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、この考案に係るウ
ォッシャノズルの配置構造によれば、ウォッシャノズル
をリヤスポイラの支柱部で覆った状態に配置したから、
ウォッシャ液の噴射時に走行風の影響を受けないように
するための大きなノズルカバーを設けなくても、該支柱
部によってウォッシャ液の噴射方向が安定して、リヤウ
インドウガラスの所定の箇所に噴射させることができ
る。
【0018】また、ウォッシャノズルは上記支柱部によ
って隠されるから、該ウォッシャノズルが車両の外観
現われず、外観デザイン上の自由度を大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤスポイラの中央部の縦断面図で、図4のA
−A線に沿って切断した断面図である。
【図2】リヤスポイラの中央部の縦断面図で、図4のB
−B線に沿って切断した断面図である。
【図3】リヤスポイラの端部の止着部を示す縦断面図
で、図4のC−C線に沿って切断した断面図である。
【図4】リヤスポイラの一部省略平面図である。
【図5】リヤスポイラの一部省略背面図である。
【符号の説明】
1 リヤスポイラ 2 センター支柱部 3 サイド支柱部 4 リヤゲート 5 止めネジ 6 ハイマウントストップランプ 7 ノズル受容部 8 ウォッシャノズル 9 パッキン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフの後端部またはリヤゲート
    の上端部に設けられたウォッシャノズルと、車幅方向に
    伸びたリヤスポイラとを備えた車両において、 前記リヤスポイラの中央部を支持する支柱部の後部を前
    方に窪ませノズル受容部に前記ウォッシャノズルが収
    まるように該リヤスポイラを前記ルーフの後端部または
    前記リヤゲートの上端部に取り付けたことを特徴とする
    リヤウインドウガラス用ウォッシャノズルの配置構造。
JP1990404801U 1990-12-26 1990-12-26 リヤウインドウガラス用ウォッシャノズルの配置構造 Expired - Lifetime JP2526082Y2 (ja)

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JPH0546629U JPH0546629U (ja) 1993-06-22
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JP6849946B2 (ja) * 2017-03-02 2021-03-31 三菱自動車工業株式会社 リヤワイパー装置
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