JP2525629B2 - 検知手段を有するコネクタ - Google Patents

検知手段を有するコネクタ

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JP2525629B2
JP2525629B2 JP62307332A JP30733287A JP2525629B2 JP 2525629 B2 JP2525629 B2 JP 2525629B2 JP 62307332 A JP62307332 A JP 62307332A JP 30733287 A JP30733287 A JP 30733287A JP 2525629 B2 JP2525629 B2 JP 2525629B2
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幸司 青山
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アンプ インコーポレーテッド
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、検知手段を有するコネクタに関し、さらに
詳しくは、対をなすコネクタを介して接続する電気機器
類の制御回路が確実に作動する状態にあることを検知す
るため、該コネクタが確実に嵌合・ロックされている状
態であるときにのみ、該コネクタに設けた検知回路用の
対をなす接触子が接触するように構成した前記コネクタ
に関する。本発明の前記コネクタは、とくに限定されな
いが、たとえば、自動車の衝突時における運転者らの危
険を防止なし軽減すべく車内に備えるエアバックの制御
回路のための検知回路用として好適である。
[従来の技術とその問題点] 従来、対をなすコネクタにおいて、これらを嵌合させ
て電気機器類の回路を閉成し、その嵌合状態を確保する
ため、その対をなすコネクタの一部によって形成した、
弾性作用下に係合するロック手段を有するコネクタは公
知である。また、前記対をなすコネクタが確実に嵌合・
ロックしていない、いわゆる半嵌合状態にあっても、前
記回路が閉成していることがあるが、これが放置される
と、前記コネクタに対する外力によりこれが不用意に離
脱し前記回路が開放して事故を惹起することがあるの
で、前記半嵌合状態を検知するための手段を前記ロック
手段と併有するコネクタも公知である。こうしたロック
手段と検知手段とを併有するコネクタは、実開昭61−16
9974号公報などに開示されている。これらの公知技術
も、電気機器類の制御回路用の対をなすコネクタが確実
に嵌合・ロックされたときのみ、前記検知手段用の対を
なす接触子が接触することを意図している。
しかしながら、前記公知技術においては、前記ロック
手段のロック完了と検知手段用の対をなす接触子の接触
とが同期するという保証はなく、信頼性が低いことは否
めない。この理由はこうである。すなわち、前記ロック
手段は、前記コネクタの対をなすハウジングにそれぞれ
互いに係脱可能に設けた係止部で構成してあり、かつ前
記検知手段用の対をなす接触子は、それぞれ前記ハウジ
ングに収設してあるが、前記嵌合・ロックに際し、該係
止部と該接触子とは、前者の動作が後者の動作に直接影
響を与える関係にあるように構成してないからである。
したがって、本発明の目的は、前記同期関係にあるよ
うに構成することにより、公知技術が有する前記問題を
解決することができるコネクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、前記同期関係にあるように構成
するにもかかわらず、前記係止部を形成する突起の動作
下に前記接触子が悪影響を受けることがないコネクタを
提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明にかかるコネクタは、第1係止部を有するレバ
ー及び検知回路用の第1接触子を有する第1ハウジング
と、前記第1係止部と係脱可能な第2係止部及び前記第
1接触子と接触可能な検知回路用の第2接触子を有する
前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングとを含
み、 前記レバーの内面に押圧突起が設けられているととも
に、前記第1ハウジングの前記押圧突起と対向する位置
に前記第1接触子の弾性を有する舌片を臨ませてあり、 前記第1、2ハウジングの嵌合過程において前記第2
係止部で前記レバーを押圧すると、前記押圧突起が前記
舌片を押圧して該舌片及び前記第2接触子を非接触状態
にし、 前記第1及び第2の係止部が係合を完了して前記レバ
ーが原位置に復帰すると、前記舌片がその弾性により復
帰して前記第2接触子と接触するように構成してあり、
これにより、前記問題点を解決する。
[実施例] 本発明を図示の実施例に基づいてさらに説明すると、
以下のとおりである。
第1図、第2図において、一対のコネクタ1,2を示し
てある。一方のコネクタ1は、絶縁性レセプタルハウジ
ング3と、該ハウジング内に収設し電線4の一端に連結
した制御回路用の誘電性レセプタクル接触子5と、同じ
く該ハウジング内に収設し電線6の一端に連結した検知
回路用の導電性レセプタクル接触子7とを含む。他方の
コネクタ2は、絶縁性プラグハウジング8と、該ハウジ
ング内に収設した制御回路用の導電性プラグ接触子10
と、同じく該ハウジング内に収設した検知回路用の導電
性プラグ接触子9とを含む。レセプタクルハウジング3
は、その上面の一部を形成し、基端部11でその上面に連
続するレバー12を有する。レバー12は、他端に押圧部13
と、該押圧部の近傍の上面両側に係止突起14とを有し、
基端部11を支点とし押し下げられ弾性的に復帰すること
ができる。また、レバー12は、両係止突起14の間に位置
して該レバーの一部を形成し、基端部11で該レバーに連
続し、該レバーの長さ方向へ延びる第2のレバー16を有
する。第2のレバー16は、両係止突起14の間における該
レバーの内面に押圧突起17を有し、基端部11を支点とし
て押し下げられ弾性的に復帰することができる。レセプ
タクルハウジング3内において押圧突起17と対向する位
置には、レセプタクル接触子7を臨ませてある。レセプ
タクル接触子7は、その先端から延出し、この延出部を
折り返して弾性を付与し、隆起部18を曲成した舌片19
と、押圧突起17と対向する底面にその一部で曲成した受
止突起20とを有する。舌片19は、レセプタクル接触子7
の前後両側に延出する曲片21,22で抑止してある。
プラグハウジング8は、レセプタクルハウジング3と
対向する開口上縁に前記係止突起14と係合してロック手
段を構成する係止突起23を有する。係止突起23は、前記
レバー12の両側に位置する突縁部24間にあってこれらの
内面に摺接する程度の幅を有する。プラグ接触子9の先
端部は、レセプタクルハウジング3をフラグハウジング
8の所定位置まで嵌合したとき、レセプタクル接触子7
の舌片19の隆起部18に接触する位置に臨ませてある。
なお、図示においては、検知回路用のレセプタクル接
触子7とプラグ接触子9とは、その一対を示してある
が、複数対であってもよい。また、制御回路用のレセプ
タクル接触子5とプラグ接触子10も、その一対を示して
あるが、極数に応じて複数対を配置することはいうまで
もない。
第3図に示すように、コネクタ1,2を嵌合させると
き、レセプタクルハウジング3がプラグハウジング8内
に進入し、ハウジング3,8の係止突起14,23が衝接する。
この段階においては、すでに制御回路用のレセプタクル
接触子5の先端部内に同プラグ接触子10が進入・接触し
て導電し、該回路が閉成している状態にあるが、いまだ
検知回路用のレセプタクル接触子7と同プラグ接触子9
とは接触・導電せず、該回路が開放している状態にあ
る。
第4図に示すように、前記嵌合動作がさらに進むと、
係止突起23が係止突起14を乗り越えようとする。その
際、係止突起23がハウジング3のレバー12を、その弾性
に抗して基端部11を支点として押し下げるとともに、該
レバーの押圧突起17がレセプタクル接触子7の舌片19を
その弾性に抗して押し下げる。この段階でもなお、検知
回路用のレセプタクル接触子7は検知回路用のプラグ接
触子9に接触する状態にないのみならず、この段階で
は、さらに該両接触子の間が離れ、決して該両接触子が
接触することがない。ここで、さらに留意すべきこと
は、そのように、押圧突起17が舌片19を押し下げるが、
該押圧突起は、レバー12の一部である第2のレバー16に
設けてあり、該第2のレバーは、基端部11を支点として
上下方向への弾性を有し、かつ、緩衝機能を有するか
ら、舌片19に対して無理な曲げ荷重を加えて永久歪みな
どを与えるおそれがないし、また、仮になんらかの原因
により、押圧突起17が舌片19を必要以上に加圧すること
があるとしても、該押圧突起と対向して受止突起20が位
置しているから、同様に前記おそれがない。このよう
に、第2のレバー16に押圧突起17を設け、および/また
は、受止突起20を設けてあることが好ましいが、本発明
において、そうしてあることを条件とするものではな
い。そうしてなくとも、舌片19と押圧突起20との相対的
寸法などを考慮することにより、該押圧突起の該舌片に
対する所定の機能を期待することができるからである。
第5図に示すように、係止突起23が係止突起14を乗り
越えると、これらは互いに係合し、ハウジング3,8の嵌
合状態がロックされる。同時に舌片19が押圧突起17の押
圧から開放されて上方向へ復帰し、この段階ではじめ
て、該舌片の上面に臨んで来たプラグ接触子9の先端部
が該舌片の隆起部18に接触し、検知回路が閉成し作動す
ることになる。この段階では、いうまでもなく、制御回
路用のレセプタクル接触子5とプラグ接触子10とは、充
分に接触し、該回路による電気機器類が作動する状態に
ある。
なお、検知回路の開放ないし閉成状態は、その信号を
取り出して、たとえば、ランプ・ブザーなどの表示手段
で表示し、その表示の有無により、前記嵌合・ロックが
確実になされているか否かを確認することができる。な
おまた、コネクタ1,2のロックを解除して離脱させるに
は、押圧部13を押し下げてコネクタ1を第5図上、右方
向へ引けばよい。
[発明の効果] 本発明にかかるコネクタによれば、上述の構成と作用
を有する。すなわち、これを端的にいうと、コネクタの
ロック手段のロック完了と該ロックの検知手段用の対を
なす接触子の接触とが同期し、これにより、該ロックが
完了しない限り、該検知手段が決して動作することがな
いという保証がえられるようになっている。したがっ
て、そのロック手段を構成する係止部を備えた該コネク
タの半嵌合状態を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかるコネクタの一部を構
成するレセプタクルハウジングと検知回路用のレセプタ
クル接触子の斜視図。 第2図は、本発明の実施例にかかるコネクタの一部を構
成するレセプタクルハウジングとプラグハウジングの嵌
合前の状態であって、両ハウジングに検知回路用のレセ
プタクルおよびプラグ接触子と制御回路用のレセプタク
ルおよびプラグ接触子とを収設した状態の一部破断側面
図。 第3図ないし第5図は、前記両コネクタの嵌合・ロック
過程を示す該コネクタの一部破断側面図。 1,2…コネクタ 3…第1ハウジング(レセプタクルハウジング) 7…第1接触子(検知回路用のレセプタクル接触子) 8…第2ハウジング(プラグハウジング) 9…第2接触子(検知回路用のプラグ接触子) 12…レバー、14…第1係止部(係止突起) 17…押圧突起、19…舌片 23…第2係止部(係止突起)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1係止部を有するレバー及び検知回路用
    の第1接触子を有する第1ハウジングと、前記第1係止
    部と係脱可能な第2係止部及び前記第1接触子と接触可
    能な検知回路用の第2接触子を有する前記第1ハウジン
    グに嵌合可能な第2ハウジングとを含み、 前記レバーの内面に押圧突起が設けられているととも
    に、前記第1ハウジングの前記押圧突起と対向する位置
    に前記第1接触子の弾性を有する舌片を臨ませてあり、 前記第1、2ハウジングの嵌合過程において前記第2係
    止部で前記レバーを押圧すると、前記押圧突起が前記舌
    片を押圧して該舌片及び前記第2接触子を非接触状態に
    し、 前記第1及び第2の係止部が係合を完了して前記レバー
    が原位置に復帰すると、前記舌片がその弾性により復帰
    して前記第2接触子と接触可能に構成してあることを特
    徴とする検知手段を有するコネクタ。
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