JP2525621Y2 - ラジエータサポート - Google Patents

ラジエータサポート

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JP2525621Y2
JP2525621Y2 JP10262790U JP10262790U JP2525621Y2 JP 2525621 Y2 JP2525621 Y2 JP 2525621Y2 JP 10262790 U JP10262790 U JP 10262790U JP 10262790 U JP10262790 U JP 10262790U JP 2525621 Y2 JP2525621 Y2 JP 2525621Y2
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JP
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radiator
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bracket
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JP10262790U
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JPH0459333U (ja
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順一 鈴木
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Hosei Brake Industry Co Ltd
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Hosei Brake Industry Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ラジエータサポートに関し、特にラジエー
タの上部を支持するアッパ側のラジエータサポートに関
する。
[従来の技術] 従来、この種のラジエータサポートは、第3図及び第
4図に示すようになっていた。
即ち、第3図に示すように、ラジエータ10の上部をア
ッパ側のラジエターサポート12にて2点で支持すると共
に、ラジエータ10の下部をロア側のラジエータサポート
14にて2点で支持するようにしている。
そして、アッパ側のラジエータサポート12は、第3図
に示すように、支持金具本体16を車体側に固着し、その
ラジエータ10側に伸びた部分に、防振用の弾性部材18を
介して、ラジエータ10の上面に嵌着するラジエータ保持
金具20を取り付け、ラジエータ10を防振支持するように
なっている。
この場合、防振用の弾性部材18は、支持金具本体16の
下面に弓状に曲折した取付金具22を溶接によって一体に
固着し、この取付金具22の内側に位置する対向接着面2
4,24に弾性部材18の両端を接着して固定するようになっ
ていた。
なお、取付金具22の内側中央位置にも防振用の弾性部
材26が接着されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のアッパ側のラジエータサポ
ート12にあっては、支持金具本体16の下面に、弓状に曲
折した取付金具22を溶接によって一体に固着し、この取
付金具22の両側の対向接着面24に弾性部材18を接着して
固定するようにしていたため、支持金具本体16のほかに
取付金具22が必要で、2部品となり割高で、しかもこれ
ら2部品を溶接しなければならず、部品管理上及び製造
上の点で煩雑となり、結果としてコスト高になるという
問題があった。
また、従来では、第5図に示すように、支持金具本体
自体16を曲折させて、支持金具本体自体16の下面に弾性
部材の両端部を接着させる対向接着面24,24を形成した
ものも知られているが、支持金具本体16の車体側の取付
部位置とラジエターとの位置関係によっては、本体自体
の形状が複雑となり、プレス成形が困難となり、かえっ
てコスト高となるという問題があった。
そこで本考案は、部品点数を削減し、部品管理上及び
製造上有利で、部品コスト及び製造コストの削減を図る
ことができ、しかも弾性部材の特性設定を自由に設計す
ることができ、品質の安定したラジエータサポートを提
供することをその解決課題としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記課題を解決するためになしたもので、
その解決手段として本考案は、一端が車体側に固着さ
れ、他端がラジエータ上方側に伸びる支持金具本体と、 ラジエータ上面に嵌着されてラジエータ上面を保持す
るラジエータ保持金具と、 前記支持金具本体側に接着されて前記ラジエータ保持
金具を支持する弾性部材とを備えるラジエータサポート
において、 前記支持金具本体の一部を切り起こして、前記支持金
具本体に、前記弾性部材接着用の取付片を一体に形成し
た構成としている。
[作用] 上記構成のラジエータサポートにあっては、支持金具
本体の一部を切り起こして、支持金具本体に弾性部材接
着用の取付片を一体に形成し、この切り起こした取付片
の接着面に弾性部材を接着することにより、弾性部材接
着用の別部品を支持金具本体に溶接する必要がなく、従
って少ない部品点数で弾性部材を確実に接着することが
可能となり、その結果部品コストを削減し、かつ部品管
理及び製造工数を少なくして製造コストを削減すること
が可能となる。
また、支持金具本体の一部を切り起こして形成した取
付片を自由な角度に設定でき、弾性部材の接着面位置を
任意に設定できるので、弾性部材に要求される特性に対
しても良好に対応することができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示す図であ
る。
本実施例では、第1図に示すように、ラジエータ30の
上部をアッパ側のラジエータサポート32にて2点で支持
すると共に、ラジエータ30の下部を2点のロア側のラジ
エータサポート34にて支持するようになっている。ロア
側のラジエータサポート34は従来と同様につき、説明は
省略する。
アッパ側のラジエータサポート32は、支持金具本体36
と、ラジエータ保持金具38と、弾性部材40、42とを備え
る。
支持金具本体36は、第2図に示すように、一端が取付
孔44を介して車体側に固着され、かつ他端がラジエータ
30の上方側に伸びるように若干曲折した状態で形成して
あり、その両側には補強用の立上り片46がプレス成形に
より一体に形成されている。
また、支持金具本体36の突出先端部には、下方に曲折
形成された、弾性部材40の取付片48が一体に形成されて
いる。
さらに、支持金具本体36の中間部分には、上記突出先
端部の取付片48と対向して、支持金具本体36の一部を切
り起こし、かつ下方に曲折形成した取付片50が一体に形
成されている。
そして、上記両取付片48、50の内側対向面を弾性部材
40の接着面52、52として形成している。
ラジエータ保持金具38は、ラジエータ30の上面に嵌着
されて、ラジエータ30の上面を保持するもので、ラジエ
ータ30の上面形状に相応させてほぼ半円筒状に形成され
ている。
弾性部材40は、支持金具本体36側に接着されてラジエ
ータ保持金具38を支持するもので、その両端が上記支持
金具本体36に一体に形成した取付片48、50の各接着面52
に接着固定されると共に、弾性部材40のほぼ中央部下面
が上記ラジエータ保持金具38の上面に接着固定されるよ
うになっている。
また、弾性部材42は、支持金具本体36下面で、取付片
48、50間に接着固定されるようになっている。
そして、これら弾性部材40、42によってラジエータ30
を防振支持するようにている。
このように、本実施例では、支持金具本体36の突出先
端部を曲折して一方の取付片48を形成し、かつ支持金具
本体36のほぼ中央部を切り起こし曲折して他方の取付片
50を形成し、これら取付片48、50の対向面に弾性部材40
の接着面52、52を一体に形成することによって、一部品
で弾性部材40の取付けがなし得、部品点数を削減するこ
とができる。
また、このようにして形成した取付片48、50は、自由
な曲折角度にプレス成形することができるので、弾性部
材40を確実に接着することができ、接着状態の不安定に
よる弾性部材40の脱落を防止することが可能となってい
る。
なお、上記実施例においては、支持金具本体36の突出
先端部の取付片44を、単に下方に曲折させて形成してい
るが、この例に限らず、例えば突出先端部の取付片をも
支持金具本体36の一部を切り起こして一体に形成するこ
とも可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係るラジエータサポー
トによれば、支持金具本体の一部を切り起こして、支持
金具本体に弾性部材の接着面を一体に形成することとし
たため、この切り起こした接着面に弾性部材を接着する
ことにより、従来のように弾性部材接着用の別部品を支
持金具本体に溶接する必要がなく、従って少ない部品点
数で弾性部材を確実に接着することができ、その結果部
品コストを削減し、かつ部品管理及び製造工数を少なく
して製造コストを削減することができるという効果があ
る。
また、支持金具本体の一部を切り起こして形成した取
付片を自由な角度に設定でき、弾性部材の特性要求に対
する設定が任意で行なわれ、良好な品質設計を行なうこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係るラジエータサポート
を用いてラジエータを支持した状態を示す側面図、 第2図は、第1図のラジエータサポートの支持金具本体
を示す拡大斜視図、 第3図は、従来のラジエータサポートを用いてラジエー
タを支持した状態を示す側面図、 第4図は、従来のラジエータサポートの支持金具本体及
び取付金具の状態を示す拡大側面図、 第5図は、従来の他のラジエータサポートを示す説明図
である。 30……ラジエータ 32……アッパ側のラジエータサポート 36……支持金具本体 38……ラジエータ保持金具 40……弾性部材 48、50……取付片 52……接着面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が車体側に固着され、他端がラジエー
    タ上方側に伸びる支持金具本体と、 ラジエータ上面に嵌着されてラジエータ上面を保持する
    ラジエータ保持金具と、 前記支持金具本体側に接着されて前記ラジエータ保持金
    具を支持する弾性部材とを備えるラジエータサポートに
    おいて、 前記支持金具本体の一部を切り起こして、前記支持金具
    本体に、前記弾性部材接着用の取付片を一体に形成した
    ことを特徴とするラジエータサポート。
JP10262790U 1990-09-28 1990-09-28 ラジエータサポート Expired - Lifetime JP2525621Y2 (ja)

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JPH0459333U JPH0459333U (ja) 1992-05-21
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