JP2525518B2 - 締付けレンチ - Google Patents

締付けレンチ

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JP2525518B2
JP2525518B2 JP3085150A JP8515091A JP2525518B2 JP 2525518 B2 JP2525518 B2 JP 2525518B2 JP 3085150 A JP3085150 A JP 3085150A JP 8515091 A JP8515091 A JP 8515091A JP 2525518 B2 JP2525518 B2 JP 2525518B2
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統治 宇土
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朝日金属精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、打撃式締付けレンチ
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の打撃式締付けレンチは、フライホ
イールをモータで駆動し、フライホイールに設けた打撃
面で出力軸の衝撃面を打撃することによって、フライホ
イールに蓄積された慣性エネルギを短時間で出力軸に伝
達し、モータの回転トルクを倍増するようになってい
る。
【0003】しかしながら、この種の打撃式締付けレン
チは、上記のように打撃面と衝撃面との直接衝突によっ
てトルクを伝達するようになっているため、衝突時に極
めて大きい不快な雑音を発生し、これが工事現場などで
騒音公害を起こしている。
【0004】
【発明の課題】そこで、この発明の課題は、出来るだけ
騒音の発生が少なく、かつ性能的には従来と見劣りしな
い締付けレンチを提供することである。
【0005】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この発
明においては、原動機によって駆動される入力軸の周囲
を入力軸と共に公転しかつ自転可能な重錘を設け、この
重錘の一部ほぼ円弧状の滑動子を設け、工具を取り付
ける出力軸に真円の摺接面とこの摺接面から突出する
ム面を設け、このカム面の導入スロープを、前記摺接面
カム面の双方に接する弧状とし、かつその曲率半径
を前記滑動子の曲率半径よりも大にし、前記滑動子を
記重錘の遠心力又はバネ力により前記摺接面に押圧し
がら動させ、出力軸の負荷状態でカム面に到達したと
き、前記滑動子が前記導入スロープから進入して導入ス
ロープに続くカム面の衝撃面を経過する間に、入力軸が
有する慣性エネルギを出力軸に伝達するようにしたので
ある。
【0006】
【作用】上記入力軸の周囲を入力軸と共に公転する重錘
の一部設けた滑動子が、出力軸に設けた真円の摺接面
を摺動している間に、入力軸に慣性エネルギが蓄積され
る。
【0007】滑動子がカム面に進入するにつれて、摺接
面に続くカム面の導入スロープの曲率半径滑動子のそ
れよりも大きくしてあるため、滑動子はスムーズにカム
面に進入して衝撃音を発生しない。
【0008】そして、滑動子がカム面の導入スロープか
らカム面の衝撃面を経過する間に、重錘の自転運動に急
激な加速度与えられ、この加速度で誘起された重錘の
慣性力によって、滑動子と衝撃面を瞬間的に強力に係止
し、入力軸の大きな慣性トルクを出力軸に伝達する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1は、締付けレンチの動力部を除いたト
ルク伝達機構部を示す。
【0011】円筒状ケーシング10の一端には、図示し
ない原動機、例えば電動モータ、エヤモータ、油圧式モ
ータ等の駆動軸20が取り付けられており、この駆動軸
20は、遊星歯車21にかみ合っている。遊星歯車21
は、さらに大径の内歯歯車22とかみ合い、減速機構を
構成している。
【0012】前記遊星歯車21は、図3に明らかなよう
に、中心入力軸23の一端に固定されたディスク24に
自転可能に支持されている。従って、入力軸23は、駆
動軸20の回転と共に一定の減速度で回転駆動される。
【0013】前記入力軸23の他端は、後述する出力軸
100に支持されている。
【0014】また、前記入力軸23の他端から少し内側
に、フライホイール25がキー26によって係止され、
入力軸23と共に回転するようになっている。
【0015】前記入力軸23の一端に固定されたディス
ク24と前記フライホイール25との間に、2本の作動
軸27、27が回転可能に取り付けられている。即ちそ
れぞれの作動軸27の一端はディスク24に、他端はフ
ライホイール25に回転可能に支持されている。従って
作動軸27は、入力軸23の周囲を公転し、かつそれ自
体自転可能に取り付けられている。
【0016】上記それぞれの作動軸27には、入力軸2
3を取り囲むように腕28、29が設けられ(図2参
照)、これらの腕28、29の先端には、それぞれ重錘
30、31が設けられている。この重錘30、31の重
量は、ほぼ同一かもしくは重錘30の方をやや重くして
おくのが好ましい。なお、重錘30、31の重量をほぼ
同一にする場合には、作動軸27に、後述する図4の実
線矢印方向に回転モーメントが生じるよう、図示しない
スプリングで偏向させておく。
【0017】前記作動軸27のフライホイール25に支
持されている端部32は、半円柱状に切り欠かれ、その
内面に滑動子33となるほぼ円弧状の突起が形成されて
いる。この滑動子33は、ローラのような回転可能なも
のでもよい。
【0018】一方、前記出力軸100の内端には、カラ
ー101が形成され、このカラー101の外周には、真
円の摺接面102とこの摺接面から突出するカム面10
3が形成されている(この方式を外カム方式と言う)。
そして、前記滑動子33は、このカラー101のカム面
103に対応する位置に配置されている。
【0019】なお、図1乃至図3において、符号34
は、入力軸23の外周に巻き付けたゴムやスポンジ等の
クッション材である。また、図1において、符号104
は、出力軸100の先端に取り付けたボックスレンチで
あるが、工具としては、そのほかドライバ等を取り付け
ることができる。
【0020】次に、動作を説明する。
【0021】いま、図示しないモータを作動させて駆動
軸20を回転させると、歯車21、22を介して入力軸
23が回転し、ディスク24とフライホイール25も回
転する。それと共に、ディスク24とフライホイール2
5に支持された作動軸27、27が、入力軸23の周囲
公転する。このため、作動軸27の他端部32に設け
られた滑動子33は、出力軸100のカラー101に設
けた真円の摺接面102に沿って摺動する。
【0022】図4に示すように、入力軸23及び出力軸
100の回転中心C1から作動軸27の自転中心C2ま
での距離R1は、出力軸100のカラー101に設けた
摺接面102及びカム面103までの距離R及びR6
よりも大きくしてあり、滑動子33は自転中心C2から
摺接面102の方向にR3だけ突出している。このとき
R3は(R1−R2)及び(R1−R6)より大きくし
てある(滑動子33の円弧中心C3を自転中心C2に対
して偏心させてある)。そして、前述のように作動軸2
7には、重錘30、31が取り付けられ、重錘30と3
1の重さを前者の方が重くしてあるので、入力軸23を
中心とする作動軸27の公転による遠心力で、作動軸2
7に実線矢印方向の回転モーメントが与えられ、滑動子
33は、カラー101の摺接面102に押圧されそれに
沿って摺動する。
【0023】また、重錘30と31の重さがほぼ同一で
遠心力バランスが保たれている場合には、前述のように
スプリングによって矢印方向に回転モーメントが与えら
れているので、同様に滑動子33は、カラー101の摺
接面102に押圧されて摺動する。
【0024】滑動子33が摺接面102に沿って摺動し
ている間に、主としてフライホイール25に加えて、作
動軸27、27やディスク24等の入力軸23と共にそ
の周囲を回動する質量体(以下入力軸系と言う)に慣性
エネルギが蓄積される。
【0025】そして、カラー101に設けたカム面10
3の部分に滑動子33が到達する。
【0026】いま、出力軸100が無負荷の場合は、滑
動子33がカム面103に係止され、入力軸23と出力
軸100は、一体となって高速回転する。
【0027】一方、出力軸100に負荷がかかっている
場合には、入力軸23に蓄積した慣性エネルギを次のよ
うにして伝達する。
【0028】前記カム面103の導入スロープSは、
接面102に続く凹弧状であって、前記滑動子33の曲
率半径R4よりも大きな曲率半径にしてある。そこで滑
動子33がカム面103に到達したとき、カム面103
と直接衝突することなく、スロープSに沿ってスムーズ
にカム面103に導入され、衝撃音をほとんど発生し
い。
【0029】上記のような滑動子33のカム面103へ
の移行時に、滑動子33は、導入スロープSに続くカム
面103の衝撃面Tによって半径Rの方向に移動させ
られ、これに伴って作動軸27は、図4の自転中心C2
に対して反時計方向に高速で角移動する。即ち、作動軸
27の自転運動に急激な回転加速度が与えられる。この
とき、重錘30、31等から成る質量体を構成する作動
軸27(以下重錘系と言う)の慣性モーメントと、前記
回転加速度による慣性力によって、滑動子33とカム面
103の衝撃面Tを強力に瞬間係止し、この係止時に入
力軸系に蓄積した慣性エネルギは、短時間の内に滑動子
33を介してカム面103の衝撃面Tの間で慣性トルク
として効率的に出力軸100に伝達される
【0030】滑動子33が衝撃面Tを経て反発作用が起
こると、滑動子33は、図の鎖線矢印方向に衝撃面Tか
ら離脱して、接触が外れる。このとき作動軸27は、図
4の反時計方向に回転し、その軸27に設けられた腕2
8が入力軸23に衝突する。しかし入力軸23には、ク
ッション材34が巻かれているので、衝撃音は発生しな
い。
【0031】滑動子33が非接触になった直後、作動軸
27に設けた重錘30、31の遠心力又は図示しないス
プリングによって、作動軸27のバランスが回復され、
滑動子33は再びカラー101の摺接面102と接触
し、滑動を始める。
【0032】このようにして、滑動子33がカラー10
1の摺面102を滑動している間に入力軸系に大きな
慣性エネルギを蓄積し、カム面103に至ったとき、
錘系の慣性モーメントと急激な回転加速度に起因する慣
性力によって、滑動子33とカム面103を瞬間係止
し、前記入力軸系の蓄積エネルギを瞬時の慣性トルクと
して出力軸100に伝達するのである。
【0033】前記作動軸27は、単数でもよいが、対称
位置に複数個設けるのが振動防止に好ましい。同様に、
出力軸100のカラー101に設けたカム面103も、
単数、複数いずれでもよいが、複数の場合は、対称位置
に設けるのが好ましい。
【0034】また、作動軸27とカム面103の個数
は、必ずしも同数でなくてもよい。
【0035】次に、この発明の他の実施例を説明する。
【0036】図5に示すように、ケーシング10の内部
には、入力軸23が回転自在に取り付けられている。こ
の入力軸23には、前述の実施例と同様の歯車減速機構
を介して、原動機から動力が伝達される。
【0037】上記入力軸23には、図5乃至図7に示す
ように、フライホイール40が固定されており、このフ
ライホイール40の一面には板状部材41、他面には円
板42が、フライホイール40を挾むように、ボルトナ
ット43によって固定されている。
【0038】前記板状部材41と円板42との間には、
一対の揺動腕44、44がそれぞれ軸45によって揺動
可能に取り付けられている。また、それぞれの腕44の
両端には、重錘46、47が固定されている。この重錘
46は、重錘47よりも重くしてある。
【0039】さらに、前記腕44の中央部には、ロール
状の滑動子48が固着されている。この滑動子48は、
腕44の軸45の中心と、入力軸23の中心を結ぶ線よ
りも反時計方向(図6)にずらせた位置に設けられてい
る。
【0040】図5に明らかなように、ケーシング10の
先端には、出力軸100が回転自在に支持されており、
この出力軸100の後端には、入力軸23の一端が支持
され、出力軸100の先端には、例えばボックスレンチ
104のような工具が取り付けられる。
【0041】前記出力軸100の内端には、カップ10
5が固定されている。このカップ105の内面には、真
円の摺接面102と、カム面103が設けられている。
入力軸23の中心C1から摺接面102及びカム面10
3までの距離R2及びR6は、図10に示すように、中
心C1から揺動腕44の軸45の中心C2までの距離R
1よりも大きくしてあり、滑動子48と摺接面102及
びカム面103との接触点から前記中心C2までの距離
R3は、(R2−R1)又は(R6−R1)のいずれの
差よりも大きくなるように、滑動子48の半径R4の中
心C3を、前記中心C2に対して偏心させてある(この
方式を内カム方式と言う)
【0042】いま、入力軸23の回転と共に、板状部材
41及び円板42に支持された揺動腕44が、図8に示
すように矢印方向に回動しているとき、重錘46、47
の遠心力(重錘46の方が重い)によって、腕44に図
10の実線矢印方向の回転モーメントが与えられる
め、滑動子48は、真円の摺接面102に沿って摺動す
る。この間、フライホイール40を主とする質量体(入
力軸系)に慣性エネルギが蓄積される。
【0043】出力軸100に負荷がかかっている状態
で、滑動子48が、カム面103に達すると、図10に
示すように、その導入部は、曲率半径が滑動子48のそ
れよりも大きい導入スロープSになっているため、滑動
子48はスムーズにカム面103に進入して衝撃音を発
することなく、衝撃面Tに至る。この衝撃面Tが滑動子
48を介して揺動腕44を反時計方向に急激に回転加速
、重錘46、47を主とする質量体(重錘系)の慣性
モーメントと前記回転加速度に起因する重錘系の慣性力
で、滑動子48とカム面103を瞬間的に強力に係止
し、この係止時に、前記入力軸系に蓄積した慣性エネル
ギを慣性トルクとして効率よくカップ105に伝達す
る。衝撃面Tを過ぎると、滑動子48は鎖線矢印の様
に、カム面103を離脱する。離脱の直後、腕44は、
図9に示すように、反時計方向に回動して、フライホイ
ール40の外面に衝突するが、その部分には、ゴムやス
ポンジ等から成るクッション材49が固着されているた
め、衝突音が発生しない。
【0044】そして、入力軸23の回動と共に、重錘4
6、47の遠心力によって再び揺動腕44のバランスが
回復され、滑動子48は再びカップ105の摺接面10
2に接触しながら滑動する。
【0045】図5の実施例についての以上の説明は、重
錘系の回転加速度に伴う慣性を利用する場合について
述べたが、これに対して出力軸100の真円の摺接面1
02の半径方向に重錘系を直線運動させ、重錘系の直線
加速度に伴う慣性力で、滑動子48とカム面103とを
瞬間的に係止する場合においても、同様の作用、効果が
得られる。
【0046】また、図1及び図5の実施例においては、
ボルト・ナット等を締め付ける場合について説明した
が、ボルト・ナット等を緩める場合には、入力軸23を
逆転させればよい。その場合には、図4又は図10の導
入スロープSをカム面103の右側にも設けておく。
【0047】
【効果】この発明によれば、以上のように、締付けレン
チの出力軸に真円の摺接面とカム面を形成し、この周囲
を入力軸によって公転される重錘の一部に滑動子を設
け、この滑動子を前記真円の摺接面に接触させながら入
力軸に慣性エネルギを蓄積し、前記カム面には、導入ス
ロープとそれに続く衝撃面を設け、前記導入スロープを
前記真円の摺接面と衝撃面の双方に接し、かつ滑動子よ
りも大きい曲率半径に形成して、滑動子がカム面にスム
ーズに進入するようにしたので、衝撃音を大巾に減少さ
せることができ、しかもカム面の導入スロープから
撃面を通過する間に、滑動子の変位によって生じる重錘
の加速度に起因する慣性力で滑動子とカム面を瞬間的に
係止して、入力軸系の蓄積エネルギを短時間毎の慣性
トルクとして、低騒音で効率的に出力軸に伝達すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す締付けレンチの要部
縦断面図
【図2】同上の2−2線に沿った横断面図
【図3】締付けレンチのトルク伝達機構を示す分解斜視
【図4】トルク伝達の原理を示す線図
【図5】この発明の他の実施例を示す締付けレンチの要
部縦断面図
【図6】同上のトルク伝達機構部分の横断面図
【図7】同上のトルク伝達機構を示す分解斜視図
【図8】同上のトルク伝達機構の部分拡大正面図
【図9】同上の他の状態を示す部分拡大正面図
【図10】締付けレンチの作用説明用線図
【符号の説明】
10 ケーシング 20 駆動軸 21 遊星歯車 22 内歯歯車 23 入力軸 25 フライホイール 27 作動軸 28、29 腕 30、31 重錘 33 滑動子 40 フライホイール 44 腕 46、47 重錘 48 滑動子 100 出力軸 101 カラー 102 摺接面 103 カム面 105 カップ S 導入スロープ T 有効衝撃面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機に駆動される入力軸と、工具を取
    り付ける出力軸とを同軸上に配置し、上記入力軸の周囲
    に、入力軸と共に公転しかつ入力軸に平行な軸線を中心
    に自転運動する重錘を設け、上記重錘の一部に、ほぼ円
    弧状の滑動子を設け、上記出力軸には、前記滑動子が前
    記重錘の遠心力又はバネ力により押圧されて摺動する真
    円の摺接面と、この摺接面に連続する凹弧状の導入スロ
    ープを有しかつ前記摺面から突出するカム面設け、
    前記導入スロープの曲率半径を前記滑動子の曲率半径よ
    りも大きくし、上記カム面の、上記導入スロープに続く
    部分を衝撃面とすることにより、この衝撃面を上記の滑
    動子が通過する際に、上記重錘の自転運動に急激な加速
    度が与えられ、この加速度によって誘起された重錘の慣
    性力で、上記滑動子と上記衝撃面を短時間係止し、この
    重錘と衝撃面との係止を介して、入力軸の慣性エネルギ
    を出力軸に伝達するようにした締付けレンチ。
  2. 【請求項2】 前記入力軸の回転中心C1から前記重錘
    の自転中心C2までの公転半径R1を、出力軸の中心か
    ら摺接面及びカム面までの距離R2及びR6のいずれよ
    りも、外カム方式では大きく又内カム方式では小さくし
    て、上記摺接面及びカム面と重錘の滑動子とのそれぞれ
    接触点から重錘の自転中心C2までの距離R3が、上
    記半径R1と上記距離R2又はR6とのいずれの差より
    も大きくなるように、滑動子曲率中心C3を、上記
    転中心C2に対して偏心させた請求項1に記載の締付け
    レンチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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