JP2525237Y2 - ボビンキャリッジの停止制御装置 - Google Patents
ボビンキャリッジの停止制御装置Info
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- JP2525237Y2 JP2525237Y2 JP1990006568U JP656890U JP2525237Y2 JP 2525237 Y2 JP2525237 Y2 JP 2525237Y2 JP 1990006568 U JP1990006568 U JP 1990006568U JP 656890 U JP656890 U JP 656890U JP 2525237 Y2 JP2525237 Y2 JP 2525237Y2
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- Japan
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- bobbin carriage
- bobbin
- carriage
- transfer
- stopper
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- Control Of Conveyors (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、粗糸ボビンをボビンハンガに吊下して搬
送するボビンキャリッジを所定の停止位置に停止するボ
ビンキャリッジの停止位置決め装置に関する。
送するボビンキャリッジを所定の停止位置に停止するボ
ビンキャリッジの停止位置決め装置に関する。
従来の技術 粗紡機と精紡機とを搬送レールで結び、この搬送レー
ルに沿って移動可能なボビンキャリッジに満粗糸ボビン
を吊下して精紡機へ運び、あるいは、空ボビンを吊下し
て粗紡機へ運ぶ粗糸ボビンの搬送装置が知られている。
このボビンキャリッジは、精紡クリールや、粗紡機機台
上方において、粗糸ボビン交換を行うのに好適な所定の
停止位置に位置決めされる。
ルに沿って移動可能なボビンキャリッジに満粗糸ボビン
を吊下して精紡機へ運び、あるいは、空ボビンを吊下し
て粗紡機へ運ぶ粗糸ボビンの搬送装置が知られている。
このボビンキャリッジは、精紡クリールや、粗紡機機台
上方において、粗糸ボビン交換を行うのに好適な所定の
停止位置に位置決めされる。
上記搬送装置は、移送装置の複雑化を避けるため、O
N、OFF制御のみがなされており、ストッパ直前で移送装
置をOFFとし、ボビンキャリッジを慣性走行させてスト
ッパに当てている。
N、OFF制御のみがなされており、ストッパ直前で移送装
置をOFFとし、ボビンキャリッジを慣性走行させてスト
ッパに当てている。
考案が解決しようとする課題 前記によれば、ストッパ手前でボビンキャリッジが停
止することを避けるために、従来では、移送装置がON制
御されている通常の走行状態のときと大差ない、比較的
大きな速度でボビンキャリッジをストッパに衝接させて
いるので、特に満ボビンを吊下して搬送している場合に
は、ボビンキャリッジの慣性力が極めて大きく、ストッ
パが変形、破損したり、あるいは、満ボビンが停止時に
大きく揺れて満ボビン同士のボビン外周が擦れあい、粗
糸品質の低下を引き起こす要因ともなっていた。
止することを避けるために、従来では、移送装置がON制
御されている通常の走行状態のときと大差ない、比較的
大きな速度でボビンキャリッジをストッパに衝接させて
いるので、特に満ボビンを吊下して搬送している場合に
は、ボビンキャリッジの慣性力が極めて大きく、ストッ
パが変形、破損したり、あるいは、満ボビンが停止時に
大きく揺れて満ボビン同士のボビン外周が擦れあい、粗
糸品質の低下を引き起こす要因ともなっていた。
課題を解決するための手段 この考案は、前記問題点を解決するために、搬送レー
ルにボビンキャリッジを移動自在に支持させ、そのボビ
ンキャリッジを移送装置により搬送レールに沿って移動
させ、ボビンキャリッジを搬送レールに固着したストッ
パに当接させて所定の停止位置に停止させると共に、搬
送レールに設けたキャッチレバーをボビンキャリッジに
係合させてボビンキャリッジの戻り移動を阻止して位置
決めするようにした粗糸ボビン搬送装置の停止位置決め
装置において、搬送レールに、ボビンキャリッジが停止
位置近くに接近したことを検出可能な検出スイッチを設
け、その検出スイッチの検出信号に基づいて移送装置の
作動を制御可能な移送制御装置を備え、その移送制御装
置に、検出スイッチの検出信号が発信されてから設定時
間後に移送装置を停止指令を出力可能なタイマと、その
タイマの停止指令によりボビンキャリッジが惰性停止し
た後に移送装置に駆動指令を出力可能な出力手段を設
け、ボビンキャリッジをストッパ直前位置に惰性停止さ
せるようにタイマの設定時間を任意に調節可能にしたこ
とを特徴としている。
ルにボビンキャリッジを移動自在に支持させ、そのボビ
ンキャリッジを移送装置により搬送レールに沿って移動
させ、ボビンキャリッジを搬送レールに固着したストッ
パに当接させて所定の停止位置に停止させると共に、搬
送レールに設けたキャッチレバーをボビンキャリッジに
係合させてボビンキャリッジの戻り移動を阻止して位置
決めするようにした粗糸ボビン搬送装置の停止位置決め
装置において、搬送レールに、ボビンキャリッジが停止
位置近くに接近したことを検出可能な検出スイッチを設
け、その検出スイッチの検出信号に基づいて移送装置の
作動を制御可能な移送制御装置を備え、その移送制御装
置に、検出スイッチの検出信号が発信されてから設定時
間後に移送装置を停止指令を出力可能なタイマと、その
タイマの停止指令によりボビンキャリッジが惰性停止し
た後に移送装置に駆動指令を出力可能な出力手段を設
け、ボビンキャリッジをストッパ直前位置に惰性停止さ
せるようにタイマの設定時間を任意に調節可能にしたこ
とを特徴としている。
作用 ボビンキャリッジが停止位置近くに接近したことを検
出スイッチにより検出されると、この検出スイッチの検
出信号が出力されてからタイマの設定時間経過後に移送
装置に停止指令が出され、この停止指令により、ボビン
キャリッジは惰性走行してストッパの手前で一旦停止す
る。このボビンキャリッジの惰性停止の位置は、タイマ
の設定時間を調節することによりストッパ直前になるよ
うに調整できる。その後、ボビンキャリッジが惰性停止
した後、出力手段により移送装置に駆動指令が出力さ
れ、ボビンキャリッジがストッパ直前位置から再び搬送
され、その速度が上がらないうちにストッパに静かに当
接して停止されるとともに、キャッチレバーに係合して
位置決めされる。
出スイッチにより検出されると、この検出スイッチの検
出信号が出力されてからタイマの設定時間経過後に移送
装置に停止指令が出され、この停止指令により、ボビン
キャリッジは惰性走行してストッパの手前で一旦停止す
る。このボビンキャリッジの惰性停止の位置は、タイマ
の設定時間を調節することによりストッパ直前になるよ
うに調整できる。その後、ボビンキャリッジが惰性停止
した後、出力手段により移送装置に駆動指令が出力さ
れ、ボビンキャリッジがストッパ直前位置から再び搬送
され、その速度が上がらないうちにストッパに静かに当
接して停止されるとともに、キャッチレバーに係合して
位置決めされる。
実施例 第１図において、ボビンキャリッジ１は複数のボビン
ハンガ２を所定のピッチで吊下したキャリッジバー３
を、例えば粗紡機１台分の粗糸ボビンＢを吊下し得るだ
けの長さ、互いに連結片４で回動自在に８ピン連結して
ある。各キャリッジバー３の上面には、割出しピン５が
前記ボビンピッチの２倍のピッチで一体固着してある。
また、各キャリッジバー３の前後には、夫々支持体６に
連結した支持杆７が連結してある。支持体６は左右一対
の支持ローラ８と前後一対の案内ローラ９が軸支してあ
る。支持体６は上方にストッパ14と当接部10が突設して
ある。
ハンガ２を所定のピッチで吊下したキャリッジバー３
を、例えば粗紡機１台分の粗糸ボビンＢを吊下し得るだ
けの長さ、互いに連結片４で回動自在に８ピン連結して
ある。各キャリッジバー３の上面には、割出しピン５が
前記ボビンピッチの２倍のピッチで一体固着してある。
また、各キャリッジバー３の前後には、夫々支持体６に
連結した支持杆７が連結してある。支持体６は左右一対
の支持ローラ８と前後一対の案内ローラ９が軸支してあ
る。支持体６は上方にストッパ14と当接部10が突設して
ある。
支持体６の支持ローラ８と案内ローラ９は、第２図に
示す下方を開口した断面形状の搬送レール11の支持面12
と案内面13に案内され、ボビンキャリッジ１が搬送レー
ル11に沿って移動可能となっている。搬送レール11は、
例えば精紡クリール等に支持されている。この搬送レー
ル11には所定のボビンキャリッジ１の停止位置に対応し
て、前記当接部10と当接するストッパ14が、内面上壁に
固着してある。また、ストッパ14に当接したボビンキャ
リッジ１の割出しピン５と係合してボビンキャリッジ１
を位置決めするキャッチレバー15が、搬送レール11に固
着したブラケット16に上下に揺動自在にピン支持してあ
る。キャッチレバー15には、キャッチレバー15と割出し
ピン５との係合を外すためのソレノイド17が連結してあ
る。
示す下方を開口した断面形状の搬送レール11の支持面12
と案内面13に案内され、ボビンキャリッジ１が搬送レー
ル11に沿って移動可能となっている。搬送レール11は、
例えば精紡クリール等に支持されている。この搬送レー
ル11には所定のボビンキャリッジ１の停止位置に対応し
て、前記当接部10と当接するストッパ14が、内面上壁に
固着してある。また、ストッパ14に当接したボビンキャ
リッジ１の割出しピン５と係合してボビンキャリッジ１
を位置決めするキャッチレバー15が、搬送レール11に固
着したブラケット16に上下に揺動自在にピン支持してあ
る。キャッチレバー15には、キャッチレバー15と割出し
ピン５との係合を外すためのソレノイド17が連結してあ
る。
搬送レール11には、前記ストッパ14の手前にスイッチ
用ブラケット18が固着され、このブラケット18の下端に
キャリッジ接近検出スイッチ19が、キャッリジバー３の
側面を検出するように取付けてある。このキャリッジ接
近検出スイッチ19は、後述の移送制御手段30内のタイマ
TR1と共働して、キャリッジ接近検出スイッチ19がキャ
リッジバー３を検出してから時間T1経過した時にタイマ
TR1のタイムアップにより移送装置20を停止させると、
ボビンキャリッジ１が惰性走行して前記キャッチレバー
15を割出しピン５で押し上げるストッパ直前位置（第３
図に示す。ストッパ14と当接部10の距離は30mm程度）で
惰性停止する位置に取付けてある。
用ブラケット18が固着され、このブラケット18の下端に
キャリッジ接近検出スイッチ19が、キャッリジバー３の
側面を検出するように取付けてある。このキャリッジ接
近検出スイッチ19は、後述の移送制御手段30内のタイマ
TR1と共働して、キャリッジ接近検出スイッチ19がキャ
リッジバー３を検出してから時間T1経過した時にタイマ
TR1のタイムアップにより移送装置20を停止させると、
ボビンキャリッジ１が惰性走行して前記キャッチレバー
15を割出しピン５で押し上げるストッパ直前位置（第３
図に示す。ストッパ14と当接部10の距離は30mm程度）で
惰性停止する位置に取付けてある。
移送装置20は、例えば特開昭62-57950号に開示のもの
で、搬送レール11に跨ったベース21の両側に縦軸22で揺
動可能とした一対の揺動体23、24の駆動円板25と回転円
板26間にキャリッジバー３をはさんで、駆動円板25を移
送モータ27で回転駆動してボビンキャリッジ１を移送す
るようにしてある。
で、搬送レール11に跨ったベース21の両側に縦軸22で揺
動可能とした一対の揺動体23、24の駆動円板25と回転円
板26間にキャリッジバー３をはさんで、駆動円板25を移
送モータ27で回転駆動してボビンキャリッジ１を移送す
るようにしてある。
次に移送制御手段30を説明する。制御手段30はシーケ
ンサを中心に構成され、内部に３つのタイマTR1、TR2、
TR3を含んでいる。タイマTR1は前述のようにキャリッジ
接近検出スイッチ19の検出信号によって時間T1経過後に
移送モータ27にOFF指令を出力する出力手段、タイマTR2
はタイマTR1のタイムアップから時間T2経過後に移送モ
ータ27にON指令（駆動指令）を出力する出力手段、タイ
マTR3はタイマTR2のタイムアップから時間T3経過後に移
送モータ27にOFF指令を出力する出力手段である。前記
時間T2は、ボビンキャリッジ１が惰性停止する時間T4よ
り長く設定してある。
ンサを中心に構成され、内部に３つのタイマTR1、TR2、
TR3を含んでいる。タイマTR1は前述のようにキャリッジ
接近検出スイッチ19の検出信号によって時間T1経過後に
移送モータ27にOFF指令を出力する出力手段、タイマTR2
はタイマTR1のタイムアップから時間T2経過後に移送モ
ータ27にON指令（駆動指令）を出力する出力手段、タイ
マTR3はタイマTR2のタイムアップから時間T3経過後に移
送モータ27にOFF指令を出力する出力手段である。前記
時間T2は、ボビンキャリッジ１が惰性停止する時間T4よ
り長く設定してある。
搬送装置20の一対の円板25、26間でキャリッジバー３
がはさまれてボビンキャリッジ１が所定の停止位置に向
けて移送されてくると、ボビンキャリッジ１をキャリッ
ジ接近検出スイッチ19が検出する。この検出によりタイ
マTR1がカウントを開始し、時間T1経過後に移送モータ2
7にOFF指令を出力する。これによりボビンキャリッジ１
は惰性走行し、時間T4経過後に当接部10がストッパ14の
直前位置で、割出しピン５がキャッチレバー15を押し上
げた状態で惰性停止する。
がはさまれてボビンキャリッジ１が所定の停止位置に向
けて移送されてくると、ボビンキャリッジ１をキャリッ
ジ接近検出スイッチ19が検出する。この検出によりタイ
マTR1がカウントを開始し、時間T1経過後に移送モータ2
7にOFF指令を出力する。これによりボビンキャリッジ１
は惰性走行し、時間T4経過後に当接部10がストッパ14の
直前位置で、割出しピン５がキャッチレバー15を押し上
げた状態で惰性停止する。
タイマTR2のタイムアップによって、惰性停止後に移
送モータ27にON指令が出力されて、ボビンキャリッジ１
は再び走行を開始する。僅かな距離だけ走行したボビン
キャリッジ１は当接部10がストッパ14に当接して停止す
る。このように一旦停止後、僅かな距離だけ移送される
だけなので、ボビンキャリッジ１の移動速度が上がらな
いうちにストッパ14に当接部10が当接し、ストッパ14の
変形、破損が防止され、かつ、ボビンＢの揺れも少な
い。停止と同時に、キャッチレバー15が自重で降下して
割出しピン５と係合し、ボビンキャリッジ１は、それま
での走行方向と逆方向への移動を阻止されてボビンキャ
リッジ１の位置決めが行われる。このように、ボビンキ
ャリッジ１は、ストッパ14とキャッチレバー15とによ
り、ボビンキャリッジ１の移動方向両側への動きを阻止
されているので、紡機との間でボビン交換等の作業を行
うとき、ボビンキャリッジが動くことがなく、交換作業
が容易となる。
送モータ27にON指令が出力されて、ボビンキャリッジ１
は再び走行を開始する。僅かな距離だけ走行したボビン
キャリッジ１は当接部10がストッパ14に当接して停止す
る。このように一旦停止後、僅かな距離だけ移送される
だけなので、ボビンキャリッジ１の移動速度が上がらな
いうちにストッパ14に当接部10が当接し、ストッパ14の
変形、破損が防止され、かつ、ボビンＢの揺れも少な
い。停止と同時に、キャッチレバー15が自重で降下して
割出しピン５と係合し、ボビンキャリッジ１は、それま
での走行方向と逆方向への移動を阻止されてボビンキャ
リッジ１の位置決めが行われる。このように、ボビンキ
ャリッジ１は、ストッパ14とキャッチレバー15とによ
り、ボビンキャリッジ１の移動方向両側への動きを阻止
されているので、紡機との間でボビン交換等の作業を行
うとき、ボビンキャリッジが動くことがなく、交換作業
が容易となる。
尚、この停止位置でのボビン交換等が終了すると、ソ
レノイド17によりキャッチレバー15と割出しピン５との
係合を外し、ボビンキャリッジ１を逆方向へ移送する。
レノイド17によりキャッチレバー15と割出しピン５との
係合を外し、ボビンキャリッジ１を逆方向へ移送する。
考案の効果 以上のように本考案では、タイマの設定時間を調節す
ることによって、移送装置のON、OFF制御のみでボビン
キャリッジをストッパ直前位置で一旦惰性停止させるこ
とができ、その後移送装置を再び駆動してボビンキャリ
ッジを移送してその速度が上がらないうちに、ボビンキ
ャリッジをストッパに静かに当てることができ、その結
果ストッパの変形、破損を防止できると共に、停止時の
粗糸ボビンに与えるショックを少なくでき、満ボビンの
玉擦れを防止できて粗糸品質の低下を防止できる。ま
た、タイマの設定時間を調節することでボビンキャリッ
ジの惰性停止位置をストッパ直前位置にできるので、ボ
ビンキャリッジの搬送速度や搬送重量が変更された場合
でも、ボビンキャリッジの惰性停止位置を容易に調整で
きて便利である。また、ボビンキャリッジがストッパに
静かに当接停止すると、キャッチレバーがボビンキャリ
ッジに正しく係合してボビンキャリッジの停止位置決め
を確実にでき、後作業を容易にできる。
ることによって、移送装置のON、OFF制御のみでボビン
キャリッジをストッパ直前位置で一旦惰性停止させるこ
とができ、その後移送装置を再び駆動してボビンキャリ
ッジを移送してその速度が上がらないうちに、ボビンキ
ャリッジをストッパに静かに当てることができ、その結
果ストッパの変形、破損を防止できると共に、停止時の
粗糸ボビンに与えるショックを少なくでき、満ボビンの
玉擦れを防止できて粗糸品質の低下を防止できる。ま
た、タイマの設定時間を調節することでボビンキャリッ
ジの惰性停止位置をストッパ直前位置にできるので、ボ
ビンキャリッジの搬送速度や搬送重量が変更された場合
でも、ボビンキャリッジの惰性停止位置を容易に調整で
きて便利である。また、ボビンキャリッジがストッパに
静かに当接停止すると、キャッチレバーがボビンキャリ
ッジに正しく係合してボビンキャリッジの停止位置決め
を確実にでき、後作業を容易にできる。
第１図は本考案の全体図、第２図は第１図のII-II断面
図、第３図は作動説明図、第４図は検出信号とボビンキ
ャリッジ等の作動タイミングの関係図である。 １……ボビンキャリッジ、10……当接部、11……搬送レ
ール、14……ストッパ、15……キャッチレバー、19……
キャリッジ接近検出スイッチ（検出スイッチ）、20……
移送装置、30……移送制御手段、TR1……タイマ、TR1…
…出力手段
図、第３図は作動説明図、第４図は検出信号とボビンキ
ャリッジ等の作動タイミングの関係図である。 １……ボビンキャリッジ、10……当接部、11……搬送レ
ール、14……ストッパ、15……キャッチレバー、19……
キャリッジ接近検出スイッチ（検出スイッチ）、20……
移送装置、30……移送制御手段、TR1……タイマ、TR1…
…出力手段
Claims (1)
- 【請求項１】搬送レールにボビンキャリッジを移動自在
に支持させ、そのボビンキャリッジを移送装置により搬
送レールに沿って移動させ、ボビンキャリッジを搬送レ
ールに固着したストッパに当接させて所定の停止位置に
停止させると共に、搬送レールに設けたキャッチレバー
をボビンキャリッジに係合させてボビンキャリッジの戻
り移動を阻止して位置決めするようにした粗糸ボビン搬
送装置の停止位置決め装置において、搬送レールに、ボ
ビンキャリッジが停止位置近くに接近したことを検出可
能な検出スイッチを設け、その検出スイッチの検出信号
に基づいて移送装置の作動を制御可能な移送制御装置を
備え、その移送制御装置に、検出スイッチの検出信号が
発信されてから設定時間後に移送装置に停止指令を出力
可能なタイマと、そのタイマの停止指令によりボビンキ
ャリッジが惰性停止した後に移送装置に駆動指令を出力
可能な出力手段を設け、ボビンキャリッジをストッパ直
前位置に惰性停止させるようにタイマの設定時間を任意
に調節可能にしたことを特徴とするボビンキャリッジの
停止制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990006568U JP2525237Y2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | ボビンキャリッジの停止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990006568U JP2525237Y2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | ボビンキャリッジの停止制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0397461U JPH0397461U (ja) | 1991-10-07 |
| JP2525237Y2 true JP2525237Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=31510242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990006568U Expired - Lifetime JP2525237Y2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | ボビンキャリッジの停止制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2525237Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6257950A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-13 | Howa Mach Ltd | 粗糸ボビンの搬送装置 |
| JPH0662230B2 (ja) * | 1985-11-20 | 1994-08-17 | 株式会社名南製作所 | ベニヤ単板の定規出し方法 |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP1990006568U patent/JP2525237Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0397461U (ja) | 1991-10-07 |
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