JP2525060Y2 - 通信端末 - Google Patents

通信端末

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JP2525060Y2
JP2525060Y2 JP11337090U JP11337090U JP2525060Y2 JP 2525060 Y2 JP2525060 Y2 JP 2525060Y2 JP 11337090 U JP11337090 U JP 11337090U JP 11337090 U JP11337090 U JP 11337090U JP 2525060 Y2 JP2525060 Y2 JP 2525060Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、通信端末に関し、詳細には、モジュラー方
式の接続部を備えた通信端末に関する。
〔従来の技術〕
従来、ファクシミリ装置等の通信装置にあっては、フ
ァクシミリ装置を公衆回線や電話機の回線に接続するた
めに、その接続作業を簡単、かつ容易なものとするため
に、実開昭61−103953号公報や実開昭63−97948号公報
に記載された、いわゆるモジュラー方式の接続部を備え
た通信端末が出現している。このモジュラー方式の接続
部は、通信端末にモジュラーコネクタを設け、このモジ
ュラーコネクタに、回線の接続されたモジュラープラグ
を差し込むものである。したがって、モジュラープラグ
をモジュラーコネクタに容易に着・脱することができ、
回線の接続作業を簡単かつ容易に行うことができる。
ところが、従来のこのようなモジュラー方式の接続部
は、モジュラーコネクタへのモジュラープラグの差し込
み部が外部に開放された状態であったため、逆に、誰に
でも容易にモジュラーコネクタへのモジュラープラグの
差し込みを行うことができる。しかし、電話回線および
電話機等への接続作業は、一般に、許可を受けた事業者
が行わなうようになっており、一般のユーザーには認め
られていない。そのため、ドイツやイギリス等の各国の
郵便電信電話省(PTT)規格では、モジュラー方式で
は、誰にでも簡単にモジュラープラグの抜き・差しが可
能なため、モジュラー方式の接続部を認めていない。
そこで、本出願人は、これらモジュラー方式の接続部
を認めていない仕向他国にも対応可能なモジュラー方式
の接続部を備えた通信端末を発明し、先に出願している
(実願平1−85749号参照)。この通信端末は、第5図
に示すように、通信端末1の本体ケース2の一側面に、
電話機用モジュラーコネクタ3と公衆回線用モジュラー
コネクタ4が取り付けられており、電話機用モジュラー
コネクタ3には、電話器用モジュラープラグ5が着脱可
能に装着され、電話器用モジュラープラグ5には、通信
端末1の付属の電話機に接続された電話回線6が圧着等
により接続されている。公衆回線用モジュラーコネクタ
4には、公衆電話回線用モジュラープラグ7が着脱可能
に装着され、公衆電話回線用モジュラープラグ7には、
公衆電話回線が圧着等により接続されている。これら電
話器用モジュラーコネクタ3、公衆回線用モジュラーコ
ネクタ4及び電話器用モジュラープラグ5、公衆回線用
モジュラープラグ7は、全体として接続部9を構成し、
この電話器用モジュラーコネクタ3と公衆回線用モジュ
ラーコネクタ4の中間部の上方の本体ケース2には、タ
ップネジ10が形成されている。また、通信端末1には、
第6図に示すように、接続部9を覆うように接続部カバ
ー11が取り付けられており、接続部カバー11は、固定ね
じ12をタップネジ10に螺合させることにより取り付けら
れている。したがって、接続部カバー11を取り付けるこ
とにより、許可を受けた技術者以外のものが容易にモジ
ュラープラグ5、7を抜き差しできないようにして、各
国の規格に対応できようにすることができ、仕向地毎に
通信端末を生産する無駄を省くことができる。その結
果、通信端末の生産性を向上させることができ、通信端
末のコストを低減することができるとともに、通信端末
の接続作業の作業性を向上させることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の通信端末1にあって
は、接続部カバー11を本体ケース2に形成されたタップ
ネジ10に固定ネジ12を螺合して取り付けるようになって
いたため、接続部カバー11の着脱を複数回繰り返すと、
タップネジ10のネジ穴がきかなくなるおそれがあった。
そのため、実用に際しては、第7図に示すように、本
体ケース2に形成したタップ部13にインサートナット14
を取り付け、このインサートナット14に固定ネジ12を螺
合させるようにしている。
ところが、インサートナット14を通信端末1の本体ケ
ース2に取り付けると、インサートナット14自体のコス
トが高いだけでなく、インサートナット14の取り付け作
業の工程が増え、通信端末1の製造コストが高くなると
いう問題があった。また、モジュラー方式の接続部9が
認められている仕向地用の通信端末1では、接続部カバ
ー11を必要としないため、通信端末1を単一工程で製造
する場合に、不要なインサートナット14が取り付けられ
ることとなり、このような仕向地に対する製造コストが
不利な条件となる。さらに、接続カバー11の不要な仕向
地にとっては、本体ケース2に形成された外部に露出し
ており、通信端末1の体裁上も問題であった。
〔考案の目的〕
そこで、 請求項1記載の考案は、 接続部を介して回線の接続される通信端末において、
該接続部をモジュラー方式とし、該接続部の通信端末本
体の外面側を接続部カバーで覆い、該接続部カバーを通
信端末本体側に形成されたメネジ部に固定ネジを螺合さ
せることにより取り付けるとともに、該メネジ部を通信
端末本体内部の金属構造物を利用して形成することによ
り、従来用いていたインサートナットを省き、コストを
低減するとともに、製造工程を簡略化して、製造コスト
をより一層低減することを目的とし、 請求項2記載の考案は、 請求項1記載の考案において、前記接続部カバーを取
り付けるために本体ケースに形成したネジ通し穴を通信
端末の製品番号等を記入する銘板により被覆可能とし、
該接続部カバーの取り付けが不要な場合に、該ネジ通し
穴を銘板により被覆することにより、モジュラー方式の
接続部が認められており、接続部カバーの不要な仕向地
に対しては、通信端末を単一工程で製造した場合には、
ネジ通し穴を銘板で被覆し、通信端末の体裁を向上させ
るとともに、製造コストを低減することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、 請求項1記載の考案は、 公衆回線や電話機の回線に接続される接続部を有し、
公衆回線を介して信号の送・受信を行なう通信端末にお
いて、 前記接続部が、通信端末本体に取り付けられたモジュ
ラーコネクタと、回線に接続されたモジュラープラグ
と、で形成され、該接続部の通信端末本体の外面側を接
続部カバーで覆い、該接続部カバーを通信端末本体側に
形成されたメネジ部に固定ネジを螺合させることにより
取り付けるとともに、該メネジ部を通信端末本体内部の
金属構造物を利用して形成したことを特徴とし、 請求項2記載の考案は、 請求項1記載の考案において、 接続部カバーを取り付けるために本体ケースにネジ通
し穴を形成し、該ネジ通し穴を通信端末の製品番号等を
記入する銘板により被覆可能とし、該接続部カバーの取
り付けが不要な場合に、該ネジ通し穴を銘板により被覆
したことを特徴としている。
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第3図は請求項1記載の考案の通信端末の一
実施例を示す図である。
第1図はその通信端末20、例えば、ファクシミリ装置
の要部斜視図であり、通信端末20は、その本体ケース21
の一側面、例えば、背面に電話機用モジュラーコネクタ
22及び公衆回線用モジュラーコネクタ23が取り付けられ
いる。本体ケース21は、一般に、硬質樹脂で形成されて
おり、電話機用モジュラーコネクタ22及び公衆回線用モ
ジュラーコネクタ23は、通信端末20内において、通信端
末20の回路基板に接続されている。
電話機用モジュラーコネクタ22には、電話機用モジュ
ラープラグ24が着脱可能に装着され、電話機用モジュラ
ープラグ24には、通信端末20の付属の電話機に接続され
た電話回線25が圧着等により接続されている。また、公
衆回線用モジュラーコネクタ23には、公衆回線用モジュ
ラープラグ26が着脱可能に装着され、公衆回線用モジュ
ラープラグ26には、公衆電話回線27が圧着等により接続
されている。
電話機用モジュラープラグ24および公衆回線用モジュ
ラープラグ25には、それぞれラッチ爪28、29が形成され
ており、ラッチ爪28、29は、電話機用モジュラープラグ
24及び公衆回線用モジュラープラグ25が電話機用モジュ
ラーコネクタ22及び公衆回線用モジュラーコネクタ23に
装着されたとき、電話機用モジュラーコネクタ22及び公
衆回線用モジュラーコネクタ23に係合して電話器用モジ
ュラープラグ24及び公衆回線用モジュラープラグ26の抜
けを防止している。電話器用モジュラープラグ24及び公
衆回線用モジュラープラグ26は、それぞれラッチ爪28及
びラッチ爪29を第1図下方に押し下げることにより、ラ
ッチ爪28と電話器用モジュラーコネクタ22及びラッチ爪
29と公衆回線用モジュラーコネクタ23との係合を解くこ
とができ、ラッチ爪28及びラッチ爪29を押し下げつつ電
話器用モジュラープラグ24及び公衆回線用モジュラープ
ラグ26を引っ張ると、電話器用モジュラーコネクタ22及
び公衆回線用モジュラーコネクタ23から電話器用モジュ
ラープラグ24及び公衆回線用モジュラープラグ26を容易
に引き抜くことができる。上記電話機用モジュラーコネ
クタ22、公衆回線用モジュラーコネクタ23、及び電話機
用モジュラープラグ24、公衆回線用モジュラープラグ26
は、全体として回線と通信端末21とを接続する接続部30
を構成している。
このモジュラーコネクタ22と公衆回線用モジュラーコ
ネクタ23の中間部の上方の本体ケース21には、ネジ通し
穴31が形成されており、このネジ通し穴31の通信端末20
の本体内に位置する金属構造物32には、メネジ33が形成
されている。メネジ33の形成される金属構造物として
は、例えば、第2図に示すように、電源装置34の筐体の
張り出し部が利用されているが、これに限るものではな
く、通信端末20の内部のフレーム等メネジ加工が可能な
金属構造物であればよい。
また、通信端末20には、第3図に示すように、接続部
30を覆うように、接続部カバー35が取り付けられ、接続
部カバー35は、固定ネジ36により本体ケース21に取り付
けられる。すなわち、接続部カバー35には、第2図に示
すように、接続部カバー35の内方、本体ケース21方向に
突出した突部37が形成されており、突部37には、孔38が
形成されている。接続部カバー35は、固定ネジ36をこの
孔37を貫通させてメネジ33に螺合させることにより本体
ケース21に取り付けられる。接続部カバー35の下端部に
は、2つの切欠部39、40が形成されており、切欠部39か
らは電話回線25が、また、切欠部40からは公衆電話回線
27が引き出される。
上記電話機用モジュラーコネクタ22及び公衆回線用モ
ジュラーコネクタ23の通信端末21への取り付け、本体ケ
ース21へのネジ通し穴31の形成及び金属構造物32へのメ
ネジ33の形成等は、通信端末20の単一の製造工程で行わ
れる。
次に、作用を説明する。
通信端末20は、その製造工程において電話機用モジュ
ラーコネクタ22及び公衆回線用モジュラーコネクタ23が
取り付けられるとともに、ネジ通し穴31とメネジ33が形
成されている。また、接続部カバー35を必要とする仕向
地国向けの通信端末20は、その出荷段階において、電話
機用モジュラーコネクタ22及び公衆回線用モジュラーコ
ネクタ23を覆うように、接続部カバー35が固定ネジ36に
より本体ケース21に取り付けられている。
この状態で許可を受けた作業者が回線の接続を行うに
は、まず、所定の工具、例えば、ドライバーで固定ネジ
31を回し、接続部カバー35を本体ケース21から外す。接
続部カバー35を取り外して後、電話回線25の圧着接続さ
れた電話機用モジュラープラグ24を電話機用モジュラー
コネクタ22に差し込み、公衆電話回線27の圧着接続され
た公衆回線用モジュラープラグ26を公衆回線用モジュラ
ーコネクタ23に差し込むことにより行う。このとき、電
話機用モジュラープラグ24及び公衆回線用モジュラープ
ラグ26をそのラッチ爪28、29が電話機用モジュラーコネ
クタ22及び公衆回線用モジュラーコネクタ23と係合する
まで差し込む。回線の接続が完了すると、接続部カバー
35を接続部30に被せ、電話回線25及び公衆電話回線27を
それぞれ切欠部39、40より引き出して固定ネジ36をドラ
イバーでメネジ33に螺合させることにより接続部カバー
35を本体ケース21に固定する。接続部カバー35の取り付
けが完了すると、全ての作業が完了する。したがって、
回線の接続作業を簡単かつ容易なものとすることがで
き、作業性を向上させることができる。また、電話機用
モジュラープラグ24及び公衆回線用モジュラープラグ26
は、そのラッチ爪28、29が、電話機用モジュラーコネク
タ22及び公衆回線用モジュラーコネクタ23と係合してい
るため、電話回線25や公衆電話回線27が不用意に引っ張
られても、電話機用モジュラーコネクタ22及び公衆回線
用モジュラーコネクタ23から抜けることがなく、回線の
接続性が向上させる。
回線の接続を解くには、ドライバーで固定ネジ36を回
して外し、接続部カバー35を取り外す。接続部カバー35
を取り外した後、ラッチ爪28、29を押し下げて電話機用
モジュラーコネクタ22及び公衆回線用モジュラーコネク
タ23との係合を外し、ラッチ爪28、29を押し下げつつ電
話機用モジュラープラグ24及び公衆回線用モジュラープ
ラグ26を引っ張って引き抜く。したがって、許可等を受
けた作業者にとっては、回線の接続の解除を簡単かつ容
易に行うことができ、作業性を向上させることができ
る。
このように、接続部30が接続部カバー35により覆わ
れ、接続部カバー35が固定ネジ36により本体ケース21に
固定されているため、電話機用モジュラープラグ24や公
衆回線用モジュラープラグ26の差し込みや引き抜きを行
うためには、ドライバー等の工具を利用して固定ネジ36
を回し、接続部カバー35を取り外す必要がある。したが
って、ユーザー等の第三者にとっては、電話機用モジュ
ラープラグ24や公衆回線用モジュラープラグ26の差し込
みや引き抜きを容易に行うことができない。その結果、
イギリスやドイツ等の郵便電信電話省規格に十分適応さ
せることができ、通信端末20を仕向地毎に異ならせるこ
となく単一の生産工程により生産することができる。し
たがって、通信端末20のコストを低減させることができ
る。
また、接続部30を接続部カバー35で覆うのに、本体ケ
ース21にネジ通し穴31を開け、本体ケース21内のネジ通
し穴31部分に位置する金属構造物32にメネジ33を形成し
て、このメネジ33に固定ネジ36を螺合させることによ
り、接続部カバー35を本体ケース21に取り付けている。
したがって、接続部カバー35を多数回取り付けおよび取
り外しを行なっても、メネジ33がきかなくなることを防
止することができるとともに、本体ケース21にメネジを
形成するときのように、インサートナットを設ける必要
がなく、通信端末20のコストを低減することができる。
第4図は、請求項2記載の考案の通信端末の一実施例
を示す図である。
第4図は、第1図から第3図に示した通信端末20と同
様の通信端末に適用したものであり、第1図から第3図
に示した通信端末20と同一構成部分には、同一符号を付
してその説明を省略する。
第4図において、通信端末50には、その本体ケース51
に、銘板案内枠52、53が設けられている。銘板案内枠5
2、53は、銘板54を取り付ける際に、銘板54の左サイド
あるいは右サイドを案内し、銘板54を取り付ける際の銘
板54の位置決めを行なう。この銘板54は、通常、接着剤
等により本体ケース51に接着される(取り付けられ
る)。右側の銘板案内枠53は、接続部30の上部で、ネジ
通し穴31の右側に設けられており、銘板54が銘板案内枠
53に案内されて位置決めされるときには、本体ケース51
に形成されたネジ通し穴31が銘板54により覆われる。な
お、この銘板54は、通信端末50の製造番号や製造年月等
が刻印されるものである。
次に作用を説明する。
通信端末50を、モジュラー方式の接続部30に対しては
接続部カバー35を取り付ける必要のある仕向地向けに製
造するときには、第4図中2点鎖線で示すように、左側
の銘板案内枠52を位置決め位置として銘板54を取り付け
る。したがって、本体ケース21に形成されたネジ通し穴
31は、銘板54により覆われず、第2、3図に示したよう
に、ネジ通し穴31を通して固定ネジ36をメネジ33に螺合
させることができる。その結果、固定ネジ36によりネジ
通し穴31を介して接続部カバー35を通信端末51に取り付
けることができる。
また、通信端末50をモジュラー方式の接続部を接続部
カバー35を取り付けることなく使用可能な仕向地向けに
製造するときには、第4図中実線で示すように、右側の
銘板案内枠53を位置決め位置として銘板を取り付ける。
したがって、本体ケース21に形成されたネジ通し穴31
は、銘板54により覆われ、接続部カバー35を取り付けな
い場合に、ネジ通し穴31が銘板によりかくされる。その
結果、接続部カバー35を取り付けない場合に、通信端末
50を接続部カバー35を取り付ける仕向け地向けの通信端
末50と同じ製造工程で製造しても、ネジ通し穴31が外部
から見えないようにすることができ、通信端末50の体裁
を向上させることができる。
なお、上記第4図においては、銘板54の大きさを一定
として、銘板54の取り付け位置を変更しているが、これ
に限ぎるものではなく、接続部カバー35を取り付けると
きには、銘板案内枠52、53の幅一杯の銘板を使用し、接
続部カバー35を取り付けるときには、第4図に示した銘
板54を取り付けるようにしてもよい。
〔効果〕
請求項1記載の考案によれば、 接続部を介して回線の接続される通信端末において、
該接続部をモジュラー方式とし、該接続部の通信端末本
体の外面側を接続部カバーで覆い、該接続部カバーを通
信端末本体側に形成されたメネジ部に固定ネジを螺合さ
せることにより取り付けるとともに、該メネジ部を通信
端末本体内部の金属構造物を利用して形成しているの
で、従来用いていたインサートナットを省くことがで
き、部品点数を減らして、コストを低減することができ
るとともに、製造工程を簡略化して、製造コストをより
一層低減することができる。
請求項2記載の考案によれば、 接続部カバーを取り付けるために本体ケースに形成し
たネジ通し穴を通信端末の製品番号等を記入する銘板に
より被覆可能としているので、接続部カバーの取り付け
が不要な場合に、該メネジ部を銘板により被覆すること
ができるので、モジュラー方式の接続部が認められてお
り、接続部カバーの不要な仕向地に対しては、通信端末
を単一工程で製造した場合に、本体ケースに形成したネ
ジ通し穴を銘板で被覆することができ、通信端末の体裁
を向上させることができるとともに、製造コストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は請求項1記載の考案の通信端末の一実
施例を示す図であり、 第1図はその通信端末の接続部の斜視図、 第2図はその通信端末の接続部の側面断面図、 第3図はその通信端末の接続部に接続部カバーを取り付
けた状態の斜視図である。 第4図は請求項2記載の考案の通信端末の一実施例の要
部斜視図である。 第5〜7図は従来の通信端末の一例を示す図であり、 第5図はその接続部の斜視図、 第6図はその接続部に接続カバーを取り付けた状態の斜
視図、 第7図は従来の課題を説明するための断面図である。 20……通信端末、21……本体ケース、22…電話機用モジ
ュラーコネクタ、23……公衆回線用モジュラーコネク
タ、24……電話機用モジュラープラグ、25……電話回
線、26……公衆回線用モジュラープラグ、27……公衆電
話回線、28……ラッチ爪、29……ラッチ爪、30……接続
部、31……ネジ通し穴、32……金属構造物、33……メネ
ジ、34……電源装置、35……接続部カバー、36……固定
ネジ、37……突部、38……孔、39、40……切欠部、52、
53……銘板案内枠、54……銘板。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆回線や電話機の回線に接続される接続
    部を有し、公衆回線を介して信号の送・受信を行なう通
    信端末において、 前記接続部が、通信端末本体に取り付けられたモジュラ
    ーコネクタと、回線に接続されたモジュラープラグと、
    で形成され、該接続部の通信端末本体の外面側を接続部
    カバーで覆い、該接続部カバーを通信端末本体側に形成
    されたメネジ部に固定ネジを螺合させることにより取り
    付けるとともに、該メネジ部を通信端末本体内部の金属
    構造物を利用して形成したことを特徴とする通信端末。
  2. 【請求項2】前記接続部カバーを取り付けるために本体
    ケースにネジ通し穴を形成し、該ネジ通し穴を通信端末
    の製品番号等を記入する銘板により被覆可能とし、該接
    続部カバーの取り付けが不要な場合に、該ネジ通し穴を
    銘板により被覆したことを特徴とする請求項1記載の通
    信端末。
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