JP2524870Y2 - Mri装置のrfコイル - Google Patents

Mri装置のrfコイル

Info

Publication number
JP2524870Y2
JP2524870Y2 JP1985116190U JP11619085U JP2524870Y2 JP 2524870 Y2 JP2524870 Y2 JP 2524870Y2 JP 1985116190 U JP1985116190 U JP 1985116190U JP 11619085 U JP11619085 U JP 11619085U JP 2524870 Y2 JP2524870 Y2 JP 2524870Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
coil
human body
shape
cylindrical shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985116190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6226006U (ja
Inventor
公治 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP1985116190U priority Critical patent/JP2524870Y2/ja
Publication of JPS6226006U publication Critical patent/JPS6226006U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2524870Y2 publication Critical patent/JP2524870Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、MRI装置(核磁気共鳴映像装置)に関
し、特にそのRFコイルに関する。
従来の技術 MRI装置は、核磁気共鳴現象を利用してプロトン密度
分布像などの画像を得るものであるが、被検体(人体)
にRFパルスを与えて励起し、あるいは人体からのNMR信
号を受信するのにRFコイルを用いる。
このRFコイルは、従来では、通常、絶縁性の非磁性体
材料(たとえばガラス、アクリル樹脂など)で作られた
円筒状あるいは楕円筒状の支持体の上またはその内部に
巻回されて構成されている。また、特殊なRFコイルで
は、発泡樹脂ブロックなどの間にコイルを挟み込み、こ
れをそのまま人体に巻き付けることもある。
考案が解決しようとする問題点 ところで、S/N比の向上のためにはRFコイルを人体に
密着させる必要がある。したがって、上記の一般的なRF
コイルの構造では支持体が堅固なため、密着するような
大きさのものには人体を挿入することができず、他方挿
入できるような大きさのものは人体に密着させられずに
S/N比の向上ができない、という問題がある。また、上
記のような特殊なRFコイルでは、人体に密着させること
はできるものの、RFコイルの形状が不安定となり、画像
が不均一なものとなるという問題がある。
この考案は、人体への着脱が容易でありながら密着さ
せることができ、しかも形状が安定しているMRI装置のR
Fコイルを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案によるMRI装置のRFコイルでは、可撓性材よ
りなる支持体と、該支持体に取り付けられたコイルをな
す導体と、上記支持体の一面に配列された多数の細長い
短冊状の、堅固な材料で作られたブロックと、該ブロッ
クが並べられた面を内側にして上記の支持体を円筒形状
(楕円筒形状も含む)に湾曲させたときに突き合う上記
支持体の両端を着脱自在に連結する連結部材とが備えら
れている。
作用 コイルをなす導体が取り付けられた支持体は可撓性材
よりなっていて、円筒形状に湾曲させたり、あるいは平
面状にすることが自由にできる。一方、この支持体の一
面には細長い短冊状の、堅固な材料で作られたブロック
が多数配列されている。この支持体を、ブロックが配列
された側が内側になるようにして人体に巻き付け、着脱
自在な連結部材でその両端を連結する。すると、支持体
の内側のブロック同士が相互に密着した状態となり、一
つ一つのブロック自体は堅固な材料で作られているた
め、支持体は所定の円筒形状を保つことになる。そのた
め、コイルの導体は安定した形状を保ち、変形すること
がない。また、連結部材により両端を連結したり、その
連結を解除したりできるため、上記のような円筒形状の
内側の大きさに等しいような人体の場合でも容易に装着
でき、人体との密着性を高めることができる。したがっ
て、人体への着脱が容易で、しかも人体との密着性が良
好で、さらにRFコイルの形状を安定なものとすることが
できる。
実施例 第1図において、支持体4は円筒形(楕円筒形も含
む)に湾曲されており、その外側には、RFコイルをなす
銅パイプ2が取り付けられている。この支持体4は、図
の上側中ほどで切断されてC型に開放できるようにされ
ており、マジックファスナ3等の連結部材でその開放部
が連結されている。つまり、円筒形(楕円筒形も含む)
に湾曲されたときに突き合う両端部がマジックファスナ
3で着脱自在に連結される。
この支持体4は、第2図にも示すように、可撓性のフ
ィルム5と、その内部に貼り付けられた細長い短冊状
の、形状変化のない堅固な材料で作られた、ブロック6
とにより構成される。第2図Aは、第1図のように湾曲
させられてマジックファスナ3で連結されたときの状態
を示し、第2図Bはマジックファスナ3を外し、支持体
4を、連結された状態から開いて延ばしたときの状態を
示している。
支持体4が湾曲させられると、第2図Aのようにブロ
ック6同士が密着した状態となる。一つ一つのブロック
6自体は堅固な材料で作られた細長い短冊状のものであ
るため、支持体4は、その密着した状態よりは湾曲する
ことなく、その形状を保持する。湾曲した状態から延び
る状態へと開く場合は、第2図Bのように自由に延ばす
ことができる。
このRFコイルを人体に巻き付ける場合、まず、第1図
の状態からマジックファスナ3を外して開いた状態と
し、人体周囲を取り囲むように置いて、開放部両端を近
づけ、閉じた状態とし、この状態で突き合う両端部を連
結する。その際、マジックファスナ3を用いることによ
り両端部の連結が簡単に行なえる。
こうしてRFコイルが人体に巻き付けられ、マジックフ
ァスナ3により連結されたときは、各ブロック6は第2
図Aのように相互に密着した状態となり、各ブロック6
は堅固な材料で作られているため、支持体4は所定の円
筒形状(楕円筒形状)を保つ。そのため、この支持体4
の外側に取り付けられた銅パイプ2も安定した形状を保
つことになり、変形することがない。
なお、上記では、RFコイルのリード線の部分は示して
いないが、支持体4の開閉に支障のないよう柔軟なもの
を用いる。
また、上記では、RFコイルを人体の胴体部分に巻き付
けることを想定し、支持体1を円筒形としたが、単純な
円筒形または楕円筒形だけでなく、人体の胸部に巻き付
ける場合には腕の通る部分に穴を設けるなど、巻き付け
る部位等に応じて形状を変えることもできる。
さらに、腹部などのNMRイメージを得る場合、呼吸運
動によってRFコイルと腹部との位置関係が変化し、RFコ
イルを密着させるタイプの場合はこれによって画像に大
きなアーティファクトが現われる。これを避けるため、
呼吸に同期した画像を得る呼吸同期法により投影するこ
とが考えられるが、全体の投影時間が長くなる。より簡
便には、腹帯を巻き付けて、呼吸運動による腹部の動き
を抑制することが好ましい。
考案の効果 この考案のMRI装置のRFコイルによれば、人体への着
脱がきわめて容易で、しかも人体との密着性を良好にし
てS/N比を高めることができ、さらにRFコイルの形状を
安定なものとして画像の均一性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の正面図、第2図A、Bは
同実施例の支持体の一部の断面図である。 4……支持体、2……銅パイプ 3……マジックファスナ、5……フィルム 6……ブロック

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性材よりなる支持体と、該支持体に取
    り付けられたコイルをなす導体と、上記支持体の一面に
    配列された多数の細長い短冊状の、堅固な材料で作られ
    たブロックと、該ブロックが並べられた面を内側にして
    上記の支持体を円筒形状に湾曲させたときに突き合う上
    記支持体の両端を着脱自在に連結する連結部材とを有す
    ることを特徴とするMRI装置のRFコイル。
JP1985116190U 1985-07-29 1985-07-29 Mri装置のrfコイル Expired - Lifetime JP2524870Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985116190U JP2524870Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29 Mri装置のrfコイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985116190U JP2524870Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29 Mri装置のrfコイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6226006U JPS6226006U (ja) 1987-02-17
JP2524870Y2 true JP2524870Y2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=31000547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985116190U Expired - Lifetime JP2524870Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29 Mri装置のrfコイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2524870Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6287142A (ja) * 1985-10-14 1987-04-21 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置
JPS62172940A (ja) * 1986-01-24 1987-07-29 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置
JPH0536405Y2 (ja) * 1987-02-28 1993-09-14
DE10157039A1 (de) * 2001-11-21 2003-06-05 Philips Intellectual Property HF-Spulenanordnung für Magnetresonanz-Bildgerät

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4694255A (en) * 1983-11-04 1987-09-15 General Electric Company Radio frequency field coil for NMR

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6226006U (ja) 1987-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2326715A (en) Self-supporting RF coil for MRI
JP2524870Y2 (ja) Mri装置のrfコイル
CN202776302U (zh) 用于磁共振成像系统的肩线圈及磁共振成像系统
JPH04227233A (ja) 直交コイル構成
JPH043219B2 (ja)
WO2021114463A1 (zh) 一种电极带、电极结构、馈送线及电阻抗成像设备
DE3677344D1 (de) Spule fuer diagnostikgeraet zur bilderzeugung mittels magnetischer kernresonanz.
CN103118592B (zh) Rf接收线圈以及使用该rf接收线圈的核磁共振成像装置
JP2615195B2 (ja) 磁気共鳴映像システム用広幅mri表面コイル
CN218099560U (zh) 磁共振线圈及磁共振设备
CN212547969U (zh) 临时起搏器的固定装置
CN218074986U (zh) 动物实验用可穿戴设备
JPH03161Y2 (ja)
JPH0329639A (ja) 磁気共鳴イメージング撮影用表面コイル
JP7506882B2 (ja) 電極ベルト、電極構造、給電線及び電気インピーダンスイメージング装置
JPH056457B2 (ja)
JPH024328A (ja) 核磁気共鳴イメージング装置
JPH0446726Y2 (ja)
JPS63264051A (ja) 核磁気共鳴診断装置
JP3755949B2 (ja) 磁気共鳴イメージング用高周波コイル及び磁気共鳴イメージング装置
CN215537383U (zh) 注射用阿扎胞苷腹部注射定位尺
JP3579522B2 (ja) Mri用ネックコイル
CN218068266U (zh) 一种将头颈线圈装置用于脚、踝部扫描的装置
KR100346742B1 (ko) 자기공명영상장치의수신용고주파코일
KR20220131785A (ko) 자기공명 영상용 가변형 표면 코일