JP2524038B2 - 微粒子センサ - Google Patents
微粒子センサInfo
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Description
微粒子に光を照射して検出した光量から微粒子の濃度を
検出する微粒子センサに関する。
た断面図である。筐体内の空間には、光源の赤外LED
と受光器のSPD(シリコンフォトダイオード)とこれ
らを固定する光学ホルダとを備える検出部材が収容され
ている。図6は、図1の煙センサを構成する検出部材の
側面図(図6(a))、正面図(図6(b))及び平面
図(図6(c))を示す。図示のように、赤外LED及
びSPDは、その各光軸の成す角θ1 が78゜になるよ
うにホルダによって固定されている。
する。筐体内に煙等が入ると、赤外LEDの光軸とSP
Dの光軸とが交わる点の近傍の空間も煙で満たされる。
この空間に入射した赤外LEDからの光は、この煙等で
散乱、反射されてSPDに入射する。これにより、煙を
検出することができる。
させるため、筐体の材料として反射率の低い黒い材質の
ものを用いたり、その内面に艶消し黒塗装を施して迷光
を防止している。また、ホルダを取り囲む筐体内面まで
の内部空間を許される範囲で広くとって不要な筐体内面
等からの反射光を減衰させている。さらに、検出部材に
対向する筐体の内面につい立てを設けてバックグラウン
ドノイズを占める割合が比較的大きい筐体内面での反射
光Aを遮光し、幅W1 を図示のように狭く抑えている。
では、煙等が筐体内に入っても内部空間が広いためにこ
の内部空間に拡散する。この結果、煙等の濃度上昇に対
して応答が遅くなるといった問題点があった。
つい立てを設けて図5の反射光Aを遮ったりすることに
よってS/N比の向上を図っているので、性能を維持し
たままで小形化することが困難であるといった問題があ
った。
で煙や粉塵の流れが妨げられ易く、内部空間での攪拌に
よって応答速度の遅れを助長し易いという問題があっ
た。また、かかる構造では筐体内に粉塵が溜り易く、バ
ックグラウンド成分の増加が長期使用に際して心配され
る。
精度の高い微粒子センサを提供することを目的とする。
め、本発明に係る微粒子センサは、(a)前方に光を投
射する発光装置及び前方からの光が入射する受光装置
が、互いに近接し、かつ、各々の光軸が前方で交差する
ように固定された検出部材と、(b)発光装置及び受光
装置の各光軸の2等分線に垂直に交わり、かつ、発光装
置及び受光装置の並ぶ方向に垂直な方向に延びる交差線
を境として、該交差線の発光装置側において2等分線に
対して鋭角を成すように形成された第1の内平面と、交
差線を境として該交差線の受光装置側において2等分線
に対して鈍角を成すように形成された第2の内平面とを
有するとともに、検出部材を収容する筐体とを備え、
(c)第1の内平面と2等分線とが成す鋭角の角度と、
第2の内平面と2等分線とが成す鈍角の角度との和が1
80゜未満であることを特徴とする。
向する筐体内面に、上記交差線を境としてその発光装置
側において上記2等分線に対して鋭角を成すように形成
された第1の内平面と、上記交差線を境としてその受光
装置側において上記2等分線に対して鈍角を成すように
形成された第2の内平面とを備える。そして、上記の鋭
角と鈍角の和は180゜未満である。この結果、発光装
置側からの検出光が筐体内面で2度或いは3度以下の反
射を受けた後に受光装置側で検出される可能性が極めて
減少する。これにより、S/N比を維持したままで筐体
全体を小形化することができる。
つつ具体的に説明する。
を示した断面図である。図1(a)は側面断面図を示
し、図1(b)は正面断面図を示す。筐体2は、四角柱
状の内側面2aとこれに交差する第1及び第2の内平面
2b、2cとを備える。第1及び第2の内平面2b、2
cの境界は、四角柱状の内側面2aの中心線と交差し、
かつ、図面の前後方向に延びている。また、第1の内平
面2bには煙、粉塵等の微粒子が流入する開孔2dが設
けられ、内側面2aにはこれらの微粒子が流出する開孔
2eが設けられている。ここで、筐体2の中心線に対し
第1及び第2の内平面2b、2cが成す角θ2 、θ
3 は、それぞれ45゜、100゜である。なお、筐体2
の形状は加工が困難なものなので、各面2a、2b、2
cを別ブロックとして準備した後に一体に形成した。さ
らに、各面2a、2b、2cには艶消し黒塗装を施して
いる。
配置される。この検出部材4は光学ホルダ4aを備え、
この光学ホルダ4aによって、赤外光源であるLED4
bと光検出器であるSPD4cとを図面の上下方向に配
置し、それぞれの光軸を紙面内で調整して固定する。こ
の場合、LED4b及びSPD4cの各光軸の2等分線
は、四角柱状の筐体2の中心線に一致させられている。
である。LED4bの光軸周辺の領域とSPD4cの光
軸周辺の領域との重複部分が高感度領域となっている。
この高感度領域は、微粒子にLED4bからの光が直接
に照射されたことによる光の散乱、反射が検出信号とな
る最も高感度な領域、すなわち検知エリアとなってい
る。なお、信号検出の感度をある程度以上に維持するた
め、LED4b及びSPD4cの右端から高感度領域の
右端にかけての距離を30mm未満とする。
心線に対し第1及び第2の内平面2b、2cが成す角θ
2 、θ3 の選定について説明する。
し、角θ3 をパラメータとした場合における、筐体2の
内面等での反射に起因するノイズ(バックグラウンド成
分)の変化の実験値を表している。なお、バックグラウ
ンド成分は、θ2 =θ3 =90゜の場合を基準とした百
分率で示している。この場合、LED4b及びSPD4
cの右端から第1及び第2の内平面2b、2cの境界ま
での距離D2 は、高感度領域の幅に対応させて最低限の
D2 =30mmとする。グラフ1から明らかなように、
角θ3 が180゜の付近でもバックグラウンド成分を抑
えることができることがわかるが、極力筐体2の内部空
間を狭くする必要があるので、角θ3 をなるべく小さく
する必要がある。そこで、角θ3 として45゜、100
゜等が望ましいことがわかる。ただし、θ3 =45゜で
は、内部空間を大巾に小さくできるものの、グラフの傾
きの大きな部分に位置するためバックグラウンド成分を
管理しにくいことが問題となる。
100゜に固定し、角θ2 をパラメータとした場合にお
ける、バックグラウンド成分(θ2 =90゜を基準とし
た百分率)の変化の実験値を表している。ここで、D2
=30mmとしてある。グラフ2から明らかなように、
θ3 =100゜の場合の方が全体にバックグラウンド成
分を低く抑えることができることがわかる。また、θ2
=50゜近辺でバックグラウンド成分が最も低くなって
いることがわかる。
45゜としてθ3 =100゜とすることで、筐体2の内
面等での反射に起因するノイズを低減できることがわか
る。
説明する。筐体2の開孔2dを介して内部空間に煙等が
入ると、LED4b及びSPD4cの前方の高感度領域
も煙で満たされる。この高感度領域に入射したLED4
bからの赤外光は、この煙等で散乱、反射されてSPD
4cに入射する。これにより、筐体2内に流入した煙の
存在を検知することができる。
間を結果として狭くすることができたので、筐体2外の
煙等微粒子の濃度変化に対して応答性が向上した。ま
た、筐体の内面での反射の回数を増大させる構造なの
で、小形化したままでS/N比を向上させることができ
る。しかも、筐体2内に粉塵が溜り難く、長期のバック
グラウンド成分の安定性が向上した。
ンサによれば、検出部材に対向する筐体内面に所定角度
を成す第1の内平面と第2の内平面とを備えているの
で、発光装置側からの検出光が筐体内面で2度或いは3
度以下の反射を受けた後に受光装置側で検出される可能
性が極めて減少する。これにより、S/N比を維持した
ままで筐体全体を小形化することができる。
図。
ド成分の変化の実験値を表した図。
ド成分の変化の実験値を表した図。
図。
4…検出部材、4b…発光装置、4c…受光装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 前方に光を投射する発光装置及び前方か
らの光が入射する受光装置が、互いに近接し、かつ、各
々の光軸が前方で交差するように固定された検出部材
と、 前記発光装置及び前記受光装置の各光軸の2等分線に垂
直に交わり、かつ、前記発光装置及び前記受光装置の並
ぶ方向に垂直な方向に延びる交差線を境として、該交差
線の前記発光装置側において前記2等分線に対して鋭角
を成すように形成された第1の内平面と、前記交差線を
境として該交差線の前記受光装置側において前記2等分
線に対して鈍角を成すように形成された第2の内平面と
を有するとともに、前記検出部材を収容する筐体と、 を備え、 前記第1の内平面と前記2等分線とが成す鋭角の角度
と、前記第2の内平面と前記2等分線とが成す鈍角の角
度との和が180゜未満であることを特徴とする 微粒子
センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3326088A JP2524038B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 微粒子センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3326088A JP2524038B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 微粒子センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05164695A JPH05164695A (ja) | 1993-06-29 |
JP2524038B2 true JP2524038B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=18183974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3326088A Expired - Lifetime JP2524038B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 微粒子センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2524038B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833599B2 (ja) * | 1976-08-31 | 1983-07-20 | 松下電工株式会社 | 散乱光式煙感知器 |
JPS5592117A (en) * | 1979-01-08 | 1980-07-12 | Akihiro Fujimura | Filter production |
JPS6114460A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-22 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの排気還流制御装置 |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP3326088A patent/JP2524038B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05164695A (ja) | 1993-06-29 |
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