JP2523738Y2 - 火報感知器カバー - Google Patents
火報感知器カバーInfo
- Publication number
- JP2523738Y2 JP2523738Y2 JP1989138578U JP13857889U JP2523738Y2 JP 2523738 Y2 JP2523738 Y2 JP 2523738Y2 JP 1989138578 U JP1989138578 U JP 1989138578U JP 13857889 U JP13857889 U JP 13857889U JP 2523738 Y2 JP2523738 Y2 JP 2523738Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire alarm
- alarm sensor
- locking piece
- blind cover
- alarm detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、火報感知器カバーに係るものである。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 ビルディング等では、各階、各所の天井面に火報感知
器が配置され、中央監視室で人為的、自動的に管理され
ている。
器が配置され、中央監視室で人為的、自動的に管理され
ている。
ところで、近年の火報感知器は、かなり高性能であ
り、天井直下で各種工事をする場合等には、作業に伴う
発熱、発煙で、或いは、不注意等による配線の切断で、
誤報を生ずることがある。そこで、このような場合に
は、中央監視室と連絡をとって、全館又は一部の火報感
知器の作動を停止させているが、次のような問題点があ
る。
り、天井直下で各種工事をする場合等には、作業に伴う
発熱、発煙で、或いは、不注意等による配線の切断で、
誤報を生ずることがある。そこで、このような場合に
は、中央監視室と連絡をとって、全館又は一部の火報感
知器の作動を停止させているが、次のような問題点があ
る。
中央監視室と密接な連絡をとらねばならず、段取り時
間がかかる。
間がかかる。
工事が極く狭い範囲でも、広い範囲で火報感知器の作
動を停止させなければならない場合には、それに代る監
視態勢をとる必要がある。
動を停止させなければならない場合には、それに代る監
視態勢をとる必要がある。
作動を停止させる範囲があまりに狭いときは、生じた
熱や煙の流動で周辺の火報感知器が誤作動する。
熱や煙の流動で周辺の火報感知器が誤作動する。
作業中に誤って火報感知器を損傷、破損させることが
ある。
ある。
本考案は、これらの問題点を解決しようとするもので
ある。
ある。
「課題を解決するための手段」 上記目的達成のため、本考案は、火報感知器Ａを覆う
カップ状の盲カバー１を設け、該盲カバー１の口部11に
内向きフランジ12を形成し、該内向きフランジ12には内
外に水平に開通させた扁平な係止片挿通孔13…を複数配
設し、これらの係止片挿通孔13…にはそれぞれ火報感知
器ＡのケーシングAaの縁部と着脱自在に係合させる係止
片２…を出入自在に貫挿させて成る。
カップ状の盲カバー１を設け、該盲カバー１の口部11に
内向きフランジ12を形成し、該内向きフランジ12には内
外に水平に開通させた扁平な係止片挿通孔13…を複数配
設し、これらの係止片挿通孔13…にはそれぞれ火報感知
器ＡのケーシングAaの縁部と着脱自在に係合させる係止
片２…を出入自在に貫挿させて成る。
如上の構成であるから、天井直下で各種工事をする場
合等には、盲カバー１を火報感知器Ａの外側に被せ、係
止片２…を火報感知器ＡのケーシングAaの縁部と天井面
Ｂとの隙間に差し込んで係合させればよく、こうして取
り付けた盲カバー１は、その火報感知器Ａに流入する
熱、煙を遮断し、かつ、その火報感知器Ａを外力から防
護する。
合等には、盲カバー１を火報感知器Ａの外側に被せ、係
止片２…を火報感知器ＡのケーシングAaの縁部と天井面
Ｂとの隙間に差し込んで係合させればよく、こうして取
り付けた盲カバー１は、その火報感知器Ａに流入する
熱、煙を遮断し、かつ、その火報感知器Ａを外力から防
護する。
「実施例」 図面は、本考案の実施例を示している。
図において、１は、カップ状の盲カバー、２…は、該
盲カバーの口部11に装着した係止片、Ａは、本考案の火
報感知器カバーを使用する火報感知器、Ｂは、該火報感
知器を配した天井面、Ｃは、火報感知器を取り付けた天
井内のアウトレットボックスである。
盲カバーの口部11に装着した係止片、Ａは、本考案の火
報感知器カバーを使用する火報感知器、Ｂは、該火報感
知器を配した天井面、Ｃは、火報感知器を取り付けた天
井内のアウトレットボックスである。
盲カバー１は、合成樹脂にて成形し、火報感知器Ａの
外側に遊嵌させるに十分な大きさのカップ状に形成する
とともに、口部11に内向きフランジ12を形成し、該フラ
ンジの四方に水平の扁平な係止片挿通孔13…を形成して
いる。
外側に遊嵌させるに十分な大きさのカップ状に形成する
とともに、口部11に内向きフランジ12を形成し、該フラ
ンジの四方に水平の扁平な係止片挿通孔13…を形成して
いる。
係止片２…は、合成樹脂又は金属にて側面Ｌ字状に形
成して、上記係止片挿通孔13…に出入自在に貫挿させて
おり、わずかな曲げの弾性をもたせている。
成して、上記係止片挿通孔13…に出入自在に貫挿させて
おり、わずかな曲げの弾性をもたせている。
而して、盲カバー１を火報感知器Ａに覆せ、係止片２
…を押し込んで、係止片の先端を火報感知器のケーシン
グAaの縁部と天井面Ｂとの隙間に挿入させればよい。
…を押し込んで、係止片の先端を火報感知器のケーシン
グAaの縁部と天井面Ｂとの隙間に挿入させればよい。
なお、盲カバー１の内向きフランジ12と係止片２…と
の間に、第４図に示すようにスプリング３…を装備させ
てもよい。また、係止片２…には、抜け出し防止手段を
講じるとよい。
の間に、第４図に示すようにスプリング３…を装備させ
てもよい。また、係止片２…には、抜け出し防止手段を
講じるとよい。
「考案の効果」 本考案によれば、火報感知器Ａを覆うカップ状の盲カ
バー１を設けて、その口部11に内向きフランジ12を形成
し、そして、該内向きフランジ12には内外に水平に開通
させた扁平な係止片挿通孔13…を複数配設して、それぞ
れに火報感知器ＡのケーシングAaの縁部と着脱自在に係
合させる係止片２…を出入自在に貫挿させているので、
火報感知器Ａに被着するときは、火報感知器Ａに被せた
後、外部操作で各係止片２…をケーシングAaの縁部と天
井面Ｂとの隙間へ差し込んで係合させればよく、また、
取り外すときも、外部操作でそれらの係止片２…を引い
てそれぞれの係合を離脱させればよく、したがって、極
めて簡単かつ容易に取り付け、取り外しできる。
バー１を設けて、その口部11に内向きフランジ12を形成
し、そして、該内向きフランジ12には内外に水平に開通
させた扁平な係止片挿通孔13…を複数配設して、それぞ
れに火報感知器ＡのケーシングAaの縁部と着脱自在に係
合させる係止片２…を出入自在に貫挿させているので、
火報感知器Ａに被着するときは、火報感知器Ａに被せた
後、外部操作で各係止片２…をケーシングAaの縁部と天
井面Ｂとの隙間へ差し込んで係合させればよく、また、
取り外すときも、外部操作でそれらの係止片２…を引い
てそれぞれの係合を離脱させればよく、したがって、極
めて簡単かつ容易に取り付け、取り外しできる。
更に、そのような構成であるから、所要の機械的強度
を確保できて、安定かつ確実に取り付けることができ
る。勿論、その取り付けには他に固定用の部材等一切必
要ない。
を確保できて、安定かつ確実に取り付けることができ
る。勿論、その取り付けには他に固定用の部材等一切必
要ない。
而して、火報感知器Ａの直下での工事等に当たって、
そのようにして当該火報感知器Ａに被着することによ
り、当該火報感知器Ａに流入する熱、煙を的確に遮断で
き、また、当該火報感知器Ａの不意の損傷、破損をも防
止でき、したがって、中央監視室にて広範に火報感知器
Ａの作動を停止させる必要はなく、必要最小限の火報感
知器だけを現場で的確に休止させることができて、中央
監視室との密接な連絡は不要となり、段取りの時間が少
なくなり、特別な代替監視態勢をとる必要もなく、工期
を短縮でき、経費を低減できる。
そのようにして当該火報感知器Ａに被着することによ
り、当該火報感知器Ａに流入する熱、煙を的確に遮断で
き、また、当該火報感知器Ａの不意の損傷、破損をも防
止でき、したがって、中央監視室にて広範に火報感知器
Ａの作動を停止させる必要はなく、必要最小限の火報感
知器だけを現場で的確に休止させることができて、中央
監視室との密接な連絡は不要となり、段取りの時間が少
なくなり、特別な代替監視態勢をとる必要もなく、工期
を短縮でき、経費を低減できる。
図面は、本考案の実施例で、第１図は、中央縦断側面
図、第２図は、要部の斜視図、第３図は、平面図、第４
図は、要部の他の例を示す要部平面図である。 １……盲カバー、２……係止片 ３……スプリング、11……口部 12……内向きフランジ、13……係止片挿通孔 Ａ……火報感知器、Aa……ケーシング Ｂ……天井面、Ｃ……アウトレットボックス
図、第２図は、要部の斜視図、第３図は、平面図、第４
図は、要部の他の例を示す要部平面図である。 １……盲カバー、２……係止片 ３……スプリング、11……口部 12……内向きフランジ、13……係止片挿通孔 Ａ……火報感知器、Aa……ケーシング Ｂ……天井面、Ｃ……アウトレットボックス
Claims (1)
- 【請求項１】火報感知器Ａを覆うカップ状の盲カバー１
を設け、該盲カバー１の口部11に内向きフランジ12を形
成し、該内向きフランジ12には内外に水平に開通させた
扁平な係止片挿通孔13…を複数配設し、これらの係止片
挿通孔13…にはそれぞれ火報感知器ＡのケーシングAaの
縁部と着脱自在に係合させる係止片２…を出入自在に貫
挿させたことを特徴とする火報検知器カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989138578U JP2523738Y2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 火報感知器カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989138578U JP2523738Y2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 火報感知器カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0378393U JPH0378393U (ja) | 1991-08-08 |
| JP2523738Y2 true JP2523738Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31685670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989138578U Expired - Lifetime JP2523738Y2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 火報感知器カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2523738Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA3049948A1 (en) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | Xenex Disinfection Services, Llc. | Smoke detector shields and related methods |
| JP7278446B2 (ja) * | 2018-05-09 | 2023-05-19 | ホーチキ株式会社 | 火災感知器用遮蔽板の設置方法 |
| JP7049174B2 (ja) * | 2018-05-09 | 2022-04-06 | ホーチキ株式会社 | 火災感知器用遮蔽板 |
| JP7061165B2 (ja) * | 2020-09-01 | 2022-04-27 | 能美防災株式会社 | 火災検知器カバー |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP1989138578U patent/JP2523738Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0378393U (ja) | 1991-08-08 |
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