JP2523672Y2 - 爪切り器 - Google Patents

爪切り器

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Publication number
JP2523672Y2
JP2523672Y2 JP1488193U JP1488193U JP2523672Y2 JP 2523672 Y2 JP2523672 Y2 JP 2523672Y2 JP 1488193 U JP1488193 U JP 1488193U JP 1488193 U JP1488193 U JP 1488193U JP 2523672 Y2 JP2523672 Y2 JP 2523672Y2
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JP
Japan
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plate
nail clipper
nail
lower blade
pressing operation
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1488193U
Other languages
English (en)
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JPH0672505U (ja
Inventor
卓也 川野
Original Assignee
オオサカ精機株式会社
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Publication date
Application filed by オオサカ精機株式会社 filed Critical オオサカ精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、爪切り器に関する。特
に、任意のポジションで爪切りが可能な爪切り器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の爪切り器の構成は、例えば、図1
に示すような構成であった。
【0003】受け板1と押え板3とからなる爪切り器本
体5と、押え板3を駆動する押圧操作板7とからなる。
受け板1と押え板3はそれぞれ先端に下刃9と上刃11
とを有し、押え板3は前端がばね弾性的に回動可能に後
端で連結されている。そして、下刃9の直前位置で前記
受け板に立設された案内ポスト13に、押え板3に形成
された案内孔が嵌合するとともに、案内ポスト13の上
端に前記押圧操作板7の元部が上下方向に回動可能に連
結され、該押圧操作板7の元部膨出部8により押え板3
を受け板1に対して弾接可能とされている。
【0004】このとき、下刃9・上刃11で構成される
爪剪断線の形状は、図例の如く、通常、爪形状の沿うよ
うな弧状であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の構成の
爪切り器では、下記のような問題点があった。
【0006】爪切り器を利き手と反対側の手(通常左
手)で操作するような場合、爪に爪剪断線に沿わして位
置させるのが困難であった。
【0007】下刃9・上刃11で構成される爪剪断線に
対して爪の挿入方向が、押え板3の回動支点Fと反対側
に位置する必要があった。このため、弧状の爪剪断線
が、爪に食い込むように作用し易く深爪し易かった。
【0008】本発明の目的は、上記にかんがみて、利き
手でない手でも爪切りが円滑に行うことができ、さらに
は、深爪をし難い切断部位を有する爪切り器を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を下
記構成により解決するものである。
【0010】受け板と押え板とからなる爪切り器本体
と、押え板を駆動する押圧操作板とからなり、受け板と
押え板はそれぞれ先端に下刃と上刃とを有し、押え板は
前端がばね弾性的に回動可能に後端で連結され、また、
下刃の直前位置で受け板に立設された案内ポストに、押
え板に形成された案内孔が嵌合するとともに、案内ポス
トの上端に押圧操作板の元部が上下方向に回動可能に連
結され、該押圧操作板の元部膨出部により押え板を受け
板に対して弾接可能とされている構成の爪切り器におい
て、下刃と上刃とで形成される爪剪断線の形状が円形で
あることを特徴とする。
【0011】
【考案の作用・効果】この考案の爪切り器は、上記のよ
うな構成であるので、下記のような作用・効果を奏す
る。
【0012】下刃9A・上刃11Aで構成される爪剪断
線が、円形であるため、指先17を押え板7の円環部2
に挿入すれば、爪先19が爪剪断線のいずれかの部位に
位置し、且つ指先17も安定する。このため、従来に比
して、円滑に爪切りを行うことができる。
【0013】また、爪剪断線の位置を、図3に示す如く
先側にした場合は、爪先19の挿入方向が、押え板3の
回動支点15と同方向側に位置させることが可能とな
り、上刃11Aが逃げる方向に剪断力が作用するため、
深爪のおそれがない。また、剪断線を楕円とした場合、
各種曲率半径が選択でき、爪形状に合わせた剪断が可能
となる。
【0014】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図例2〜3に基づ
いて説明する。従来例と同一部分については、同一図符
号を付してそれらの説明の全部又は一部を省略する。
【0015】受け板1と押え板3とからなる爪切り器本
体5と、押え板3を駆動する押圧操作板7とからなる。
受け板1と押え板3はそれぞれ先端に下刃9Aと上刃1
1Aとを有し、押え板3は前端がばね弾性的に回動可能
に後端で連結されている。そして、下刃9Aの直前位置
で受け板に立設された案内ポスト13に、押え板3に形
成された案内孔が嵌合するとともに、案内ポスト13の
上端に押圧操作板7の元部が上下方向に回動可能に連結
され、該押圧操作板7の元部膨出部8により押え板を受
け板に対して弾接可能とされている。
【0016】そして、下刃9A・上刃11Aで構成され
る爪剪断線の形状が円形とされている。即ち、受け板1
と押え板3との先端部に、上刃9A及び下刃11Aを有
する円環部2及び円環部4が形成されている。
【0017】ここで、円環部2、4の内径は、大人の親
指が容易に挿入可能な大きさ(通常、20〜30mm)と
する。内径が小さ過ぎると、指の挿入性が悪くなり、ま
た、大き過ぎると、指を挿入したときの指の安定性を確
保し難い。
【0018】次に、上記実施例の爪切り器の使用態様を
説明する。
【0019】まず、指先17を図例の如く押え板3の円
環部4に、下側から挿入させる。すると、爪先19が爪
剪断線のいずれかの部位に位置し、且つ指先17も安定
する。即ち、爪先19が下刃9Aと上刃11Aとの間で
構成される爪剪断線のいずれかの箇所に位置する。この
ため、従来の如く、爪切りのために爪剪断線に対して正
確に位置させる必要がない。この状態で、図3の如く反
転させた、押圧操作板7を、爪切りするのとは反対の側
の手で操作して押圧すれば、爪先19は切断される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の爪切り器の一例を示す斜視図
【図2】本考案の爪切り器の一例を示す斜視図
【図3】同じく使用態様説明図
【符号の説明】
1 受け板 2 下刃を有する円環部 3 押え板 4 上刃を有する円環部 5 爪切り器本体 7 押圧操作板 9、9A 下刃 11、11A 上刃 13 案内ポスト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受け板と押え板とからなる爪切り器本体
    と、押え板を駆動する押圧操作板とからなり、前記受け
    板と押え板はそれぞれ先端に下刃と上刃とを有し、前記
    押え板は前端がばね弾性的に回動可能に後端で連結さ
    れ、また、前記下刃の直前位置で前記受け板に立設され
    た案内ポストに、前記押え板に形成された案内孔が嵌合
    するとともに、前記案内ポストの上端に前記押圧操作板
    の元部が上下方向に回動可能に連結され、該押圧操作板
    の元部膨出部により前記押え板を前記受け板に対して弾
    接可能とされた構成の爪切り器において、 前記下刃と上刃で構成される剪断線が円形とされている
    ことを特徴とする爪切り器。
JP1488193U 1993-03-29 1993-03-29 爪切り器 Expired - Lifetime JP2523672Y2 (ja)

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JP1488193U JP2523672Y2 (ja) 1993-03-29 1993-03-29 爪切り器

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JP1488193U JP2523672Y2 (ja) 1993-03-29 1993-03-29 爪切り器

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JPH0672505U JPH0672505U (ja) 1994-10-11
JP2523672Y2 true JP2523672Y2 (ja) 1997-01-29

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ID=11873361

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