JP2523254B2 - 保護された光ファイバパッケ―ジ - Google Patents
保護された光ファイバパッケ―ジInfo
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は保護された光ファイバパ
ッケージに関する。
ッケージに関する。
【０００２】
【従来の技術】光ファイバの両端はスプールに巻き付け
られる。このスプールはバレルまたはハブを含む。この
ハブは軸線と、この軸線に対してその断面一般的に円形
をしている。一般的に、ハブは発泡状材料で被覆されて
いる。この発泡状材料はクッションとして機能し、更
に、光ファイバの巻回を安定させる。第１および第２の
フランジがハブの両端に取付けられている。各フランジ
は円錐形をしており、その大径部分は外方へ面してお
り、小径部分はハブに取付けられている。
られる。このスプールはバレルまたはハブを含む。この
ハブは軸線と、この軸線に対してその断面一般的に円形
をしている。一般的に、ハブは発泡状材料で被覆されて
いる。この発泡状材料はクッションとして機能し、更
に、光ファイバの巻回を安定させる。第１および第２の
フランジがハブの両端に取付けられている。各フランジ
は円錐形をしており、その大径部分は外方へ面してお
り、小径部分はハブに取付けられている。
【０００３】市販されているスプールでは、第１のフラ
ンジはフランジの半径方向に形成されたスロットを有す
る。更に、コレクタが第１のフランジに取付けられてお
り、光ファイバの数巻回を収集し、スプールに巻回され
ている所定長の光ファイバの一端にアクセスしている。
第１のフランジのスロットは、光ファイバの一部がスロ
ット内を通って伸長し、ハブ上の光ファイバにコレクタ
上の光ファイバを接続させるために使用される。
ンジはフランジの半径方向に形成されたスロットを有す
る。更に、コレクタが第１のフランジに取付けられてお
り、光ファイバの数巻回を収集し、スプールに巻回され
ている所定長の光ファイバの一端にアクセスしている。
第１のフランジのスロットは、光ファイバの一部がスロ
ット内を通って伸長し、ハブ上の光ファイバにコレクタ
上の光ファイバを接続させるために使用される。
【０００４】保護されていない光ファイバパッケージの
明白な欠点はファイバが物理的損傷を受け易いことであ
る。輸送または配線あるいは着色剤の塗布などのような
二次加工などの取り扱い中に露出されると、ファイバに
うっかり接触したりすることがあり、ファイバを傷つけ
てしまう可能性がある。
明白な欠点はファイバが物理的損傷を受け易いことであ
る。輸送または配線あるいは着色剤の塗布などのような
二次加工などの取り扱い中に露出されると、ファイバに
うっかり接触したりすることがあり、ファイバを傷つけ
てしまう可能性がある。
【０００５】また、巻回された光ファイバのスプールを
被覆する場合、最後の巻回部分に隣接する光ファイバ部
分をテスト用に除去可能なように被覆しなければならな
い。従来技術では、カバーを取り除くことなく光ファイ
バをスプールから引き出すことができるパッケージの光
ファイバ用の保護手段は存在しなかったものと思われ
る。例えば、サラン（登録商標）プラスチック包材など
が使用されているが、この包材はファイバに接触し、光
ファイバを機械的に保護することができない。この種の
包材はファイバに接触するので、包材が依然として存在
する場合、ファイバを引き出すことができない。
被覆する場合、最後の巻回部分に隣接する光ファイバ部
分をテスト用に除去可能なように被覆しなければならな
い。従来技術では、カバーを取り除くことなく光ファイ
バをスプールから引き出すことができるパッケージの光
ファイバ用の保護手段は存在しなかったものと思われ
る。例えば、サラン（登録商標）プラスチック包材など
が使用されているが、この包材はファイバに接触し、光
ファイバを機械的に保護することができない。この種の
包材はファイバに接触するので、包材が依然として存在
する場合、ファイバを引き出すことができない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、簡単に使用できる保護手段を有する光ファイバパッ
ケージを提供することである。この保護手段は比較的安
価であり、ファイバを露出させるために簡単に除去され
るものである。また、この保護手段は物理的損傷ばかり
でなく汚染物からも光ファイバを保護しなければならな
い。保護手段がスプールの周囲の適所に存在する場合で
あっても、ファイバ端部にアクセスできなければならな
い。
は、簡単に使用できる保護手段を有する光ファイバパッ
ケージを提供することである。この保護手段は比較的安
価であり、ファイバを露出させるために簡単に除去され
るものである。また、この保護手段は物理的損傷ばかり
でなく汚染物からも光ファイバを保護しなければならな
い。保護手段がスプールの周囲の適所に存在する場合で
あっても、ファイバ端部にアクセスできなければならな
い。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、ハブとこのハブに離隔配置された２個の
フランジを有するスプールと、前記ハブに巻回された複
数の光ファイバ巻回からなる光ファイバパッケージであ
って、前記ハブ上の光ファイバ巻回を被覆するカバー
（このカバーは可撓性材料のストリップからなり、該ス
トリップは前記光ファイバと係合しない状態に維持さ
れ、そして、ストリップの長手方向端部が前記フランジ
を越えて延びるように前記スプールの周囲に巻き付けら
れている）と、前記スプールに取付けられた前記カバー
を保持する固定手段とを特徴とする保護された光ファイ
バパッケージを提供する。
に、本発明は、ハブとこのハブに離隔配置された２個の
フランジを有するスプールと、前記ハブに巻回された複
数の光ファイバ巻回からなる光ファイバパッケージであ
って、前記ハブ上の光ファイバ巻回を被覆するカバー
（このカバーは可撓性材料のストリップからなり、該ス
トリップは前記光ファイバと係合しない状態に維持さ
れ、そして、ストリップの長手方向端部が前記フランジ
を越えて延びるように前記スプールの周囲に巻き付けら
れている）と、前記スプールに取付けられた前記カバー
を保持する固定手段とを特徴とする保護された光ファイ
バパッケージを提供する。
【０００８】
【実施例】図１および図２において、保護された光ファ
イバパッケージ２０は、そこに巻き付けられた光ファイ
バ２３の複数の巻きを保持するためのスプール２１を含
む。スプール２１は自動巻き取り装置内の巻き取りスプ
ールとして使用することができる。さらに、スプール２
１は、ケーブル布線内に光ファイバを巻き出すためや光
ファイバを保管するため、または光ファイバの収納手段
としても使用することができる。
イバパッケージ２０は、そこに巻き付けられた光ファイ
バ２３の複数の巻きを保持するためのスプール２１を含
む。スプール２１は自動巻き取り装置内の巻き取りスプ
ールとして使用することができる。さらに、スプール２
１は、ケーブル布線内に光ファイバを巻き出すためや光
ファイバを保管するため、または光ファイバの収納手段
としても使用することができる。
【０００９】スプール２１は、ポリエチレンまたはＡＢ
Ｓ材料、または発泡スチレン材料から作られる。
Ｓ材料、または発泡スチレン材料から作られる。
【００１０】図１および２に示されるように、スプール
２１は、円筒形のハブ２２と、このハブ２２の両端に取
り付けられた二つのフランジ２４，２６を含む。ハブ２
２は、このハブ２２に巻かれた光ファイバのクッション
となる発泡材料２７で覆われる。発泡材料は例えば、ポ
リウレタンまたはポリエチレン材料から成り、約０．４
８cmの厚さを有する。
２１は、円筒形のハブ２２と、このハブ２２の両端に取
り付けられた二つのフランジ２４，２６を含む。ハブ２
２は、このハブ２２に巻かれた光ファイバのクッション
となる発泡材料２７で覆われる。発泡材料は例えば、ポ
リウレタンまたはポリエチレン材料から成り、約０．４
８cmの厚さを有する。
【００１１】フランジ２４，２６はそれぞれ円錐形であ
り、内径はハブ２２の直径とおおよそ等しく、外径は内
径より大きい。
り、内径はハブ２２の直径とおおよそ等しく、外径は内
径より大きい。
【００１２】図１に示されるように、各フランジ２４、
２６は、正反対位置に形成されたスロット２８−２８を
含む。このスロット２８−２８は、光ファイバ２３をそ
こ通して延在させる。さらに一方のフランジのスロット
２８−２８は、他方のフランジのスロットと位置合せさ
れている。
２６は、正反対位置に形成されたスロット２８−２８を
含む。このスロット２８−２８は、光ファイバ２３をそ
こ通して延在させる。さらに一方のフランジのスロット
２８−２８は、他方のフランジのスロットと位置合せさ
れている。
【００１３】両端のフランジ２４，２６の二つの整合ス
ロット２８−２８は位置合せされ、それらの間に伸びる
スロット２９が発泡材料２７内に形成される。この構成
は、カッター刃（図示せず）の使用によって、スプール
２１上の光ファイバの巻き込みの始動時の屑を、スプー
ルを損傷せずに除去することができる。
ロット２８−２８は位置合せされ、それらの間に伸びる
スロット２９が発泡材料２７内に形成される。この構成
は、カッター刃（図示せず）の使用によって、スプール
２１上の光ファイバの巻き込みの始動時の屑を、スプー
ルを損傷せずに除去することができる。
【００１４】スプール２１はまた、コレクタ３０を含
む。図１および２に示されるように、このコレクタ３０
は、フランジ３４、円筒形の表面３６、およびフランジ
の外側の表面３８によって形成される溝３２を含む。フ
ランジ２４のスロット２８−２８は、コレクタの溝３２
とスプールのハブ２２との間の連絡を容易にする。図２
に示されるように、フランジ２４の外径周縁エッジ４０
が、コレクタの円筒形の表面３６上に、張り出してい
る。
む。図１および２に示されるように、このコレクタ３０
は、フランジ３４、円筒形の表面３６、およびフランジ
の外側の表面３８によって形成される溝３２を含む。フ
ランジ２４のスロット２８−２８は、コレクタの溝３２
とスプールのハブ２２との間の連絡を容易にする。図２
に示されるように、フランジ２４の外径周縁エッジ４０
が、コレクタの円筒形の表面３６上に、張り出してい
る。
【００１５】各フランジ２４，２６の外径は２０．８cm
であり、内径は１５．２cmである。ハブの長さは約１
４．５cm、スプール２１の全長は１８．３cm、フランジ
２４の外側からフランジ２６の外側までの全距離は約１
７．５cmである。コレクタのフランジ３４の直径は約１
６．８cm、その厚さは、約０．２４cmである。
であり、内径は１５．２cmである。ハブの長さは約１
４．５cm、スプール２１の全長は１８．３cm、フランジ
２４の外側からフランジ２６の外側までの全距離は約１
７．５cmである。コレクタのフランジ３４の直径は約１
６．８cm、その厚さは、約０．２４cmである。
【００１６】各フランジ２４，２６は、中央の開口部４
１と、二つの円弧形の開口部４３−４３と、他の複数の
開口部４５−４５とを有する（図１参照）。中央の開口
部４１は巻き取りまたは巻き出し装置（図示せず）のア
ーバーを収容することができ、開口部４３−４３および
４５−４５は、巻き取りまたは巻き出し装置の駆動回転
棒を収納したり、またはスプール２１を運んだりする場
合に作業者の指を収容することができる。スプール２１
については米国特許第４６９６４３８号明細書に更に詳
細に説明されている。
１と、二つの円弧形の開口部４３−４３と、他の複数の
開口部４５−４５とを有する（図１参照）。中央の開口
部４１は巻き取りまたは巻き出し装置（図示せず）のア
ーバーを収容することができ、開口部４３−４３および
４５−４５は、巻き取りまたは巻き出し装置の駆動回転
棒を収納したり、またはスプール２１を運んだりする場
合に作業者の指を収容することができる。スプール２１
については米国特許第４６９６４３８号明細書に更に詳
細に説明されている。
【００１７】本発明のパッケージ２０はまた、図１およ
び２に示される保護カバー５０を含む。保護カバー５０
は、スプールに巻かれた光ファイバが汚染されたり、物
理的損傷を受けないようにするためのものである。
び２に示される保護カバー５０を含む。保護カバー５０
は、スプールに巻かれた光ファイバが汚染されたり、物
理的損傷を受けないようにするためのものである。
【００１８】図１に示されるような好ましい実施例にお
いて、保護手段５０は、比較的柔軟なプラスチック材料
（例えば、ポリ塩化ビニル（ＰＶＣ））から成るストリ
ップ５２（図３参照）を含む。ストリップ５２の厚さと
材料は、ストリップが柔軟であり、容易にスプールを包
み得るように選択される。
いて、保護手段５０は、比較的柔軟なプラスチック材料
（例えば、ポリ塩化ビニル（ＰＶＣ））から成るストリ
ップ５２（図３参照）を含む。ストリップ５２の厚さと
材料は、ストリップが柔軟であり、容易にスプールを包
み得るように選択される。
【００１９】またストリップ５２のプラスチック材料
は、スプールに巻かれた光ファイバが観察できるよう
に、透明であることが望ましい。厚さ０．０５cmの透明
ＰＶＣのストリップが適当である。
は、スプールに巻かれた光ファイバが観察できるよう
に、透明であることが望ましい。厚さ０．０５cmの透明
ＰＶＣのストリップが適当である。
【００２０】さらにストリップ５２の幅は、所定の長さ
のストリップがスプールの周囲に巻き付けられる場合
に、その長手方向端部５４−５４がスプールのフランジ
より張り出すように選択される。各長手方向端部はその
付随フランジよりも約０．６４cm張り出している。スト
リップのオーバーラップする端部を固定するために、こ
のような形状が使用される。
のストリップがスプールの周囲に巻き付けられる場合
に、その長手方向端部５４−５４がスプールのフランジ
より張り出すように選択される。各長手方向端部はその
付随フランジよりも約０．６４cm張り出している。スト
リップのオーバーラップする端部を固定するために、こ
のような形状が使用される。
【００２１】図１および２に示されるように、スプール
に使用されるストリップの長さは、ストリップがスプー
ルに巻かれた場合に、ストリップの端部５６ー５６が重
なるような長さである。この保護材料はロールの形で供
給され、種々の直径のスプールのために必要な分をロー
ルから切り取られる。
に使用されるストリップの長さは、ストリップがスプー
ルに巻かれた場合に、ストリップの端部５６ー５６が重
なるような長さである。この保護材料はロールの形で供
給され、種々の直径のスプールのために必要な分をロー
ルから切り取られる。
【００２２】保護装置はまた、スプールの使用時または
収納時にも保護できるようにするために、カバーをスプ
ールに固定するための手段を有する。好ましい実施例で
は、ストリップ５２は、各長手方向端部に沿って該端部
に開口部６０−６０が設けられるように形成される。各
開口部６０−６０の間隔は、所定の長さの材料が、予想
される範囲の大きさのスプールに巻かれた場合に、その
端部が重なって、各長手方向端部５４に沿う少なくとも
一対の二つの開口部が位置合わせするように選択され
る。
収納時にも保護できるようにするために、カバーをスプ
ールに固定するための手段を有する。好ましい実施例で
は、ストリップ５２は、各長手方向端部に沿って該端部
に開口部６０−６０が設けられるように形成される。各
開口部６０−６０の間隔は、所定の長さの材料が、予想
される範囲の大きさのスプールに巻かれた場合に、その
端部が重なって、各長手方向端部５４に沿う少なくとも
一対の二つの開口部が位置合わせするように選択され
る。
【００２３】これによって製造技術者は、心合わせした
開口部に例えば発泡性プラスチック製ファスナー６２
（図４参照）を挿入することが可能であり、これによっ
て開口部の上でファスナーが膨張してファスナーがスト
リップ内に保持され、ストリップがスプールに固定され
る。ストリップの長さは７６．２cm、幅は２０．３cmで
ある。
開口部に例えば発泡性プラスチック製ファスナー６２
（図４参照）を挿入することが可能であり、これによっ
て開口部の上でファスナーが膨張してファスナーがスト
リップ内に保持され、ストリップがスプールに固定され
る。ストリップの長さは７６．２cm、幅は２０．３cmで
ある。
【００２４】この所定の長さと幅のストリップは、特定
の製造設備において使用される、いかなる予想される大
きさのスプールにも適合する。またストリップの長さ
は、ストリップの端部が、予想される最大の被覆される
スプールについて２．５cm、最小のスプールについて
８．８cmの範囲で重なるように選択される。
の製造設備において使用される、いかなる予想される大
きさのスプールにも適合する。またストリップの長さ
は、ストリップの端部が、予想される最大の被覆される
スプールについて２．５cm、最小のスプールについて
８．８cmの範囲で重なるように選択される。
【００２５】開口部６０−６０は、ストリップ５２の長
手方向端部に沿って特定の位置に配設される（図３参
照）。その位置は、ストリップが予想される大きさのス
プールの列の周囲に巻き付けられる場合に、開口部がフ
ランジの周囲に間隔をおいて設置されるように、予め決
定される。フランジに間隔をおいて設置された開口部に
位置する挿入物は、ストリップの重なり部分に位置する
挿入物と同様に、巻き付けられたストリップがスプール
から滑り落ちるのを防ぐ。
手方向端部に沿って特定の位置に配設される（図３参
照）。その位置は、ストリップが予想される大きさのス
プールの列の周囲に巻き付けられる場合に、開口部がフ
ランジの周囲に間隔をおいて設置されるように、予め決
定される。フランジに間隔をおいて設置された開口部に
位置する挿入物は、ストリップの重なり部分に位置する
挿入物と同様に、巻き付けられたストリップがスプール
から滑り落ちるのを防ぐ。
【００２６】またカバー５０のスプール２１上の位置
は、光ファイバを、例えば試験のためにスプールから引
き抜くことが可能なように設定される。これは、ストリ
ップ５２の長さを、ストリップがスプール２１に巻か
れ、それらがフランジに対して同心的に配置される場合
に、スプール２１のフランジ２６の外側の周囲の表面と
ストリップの間に隙間６４（図１および４参照）が形成
されるように、設定することによって達成される。
は、光ファイバを、例えば試験のためにスプールから引
き抜くことが可能なように設定される。これは、ストリ
ップ５２の長さを、ストリップがスプール２１に巻か
れ、それらがフランジに対して同心的に配置される場合
に、スプール２１のフランジ２６の外側の周囲の表面と
ストリップの間に隙間６４（図１および４参照）が形成
されるように、設定することによって達成される。
【００２７】隙間６４は、光ファイバを損傷することな
く抜き取るために十分である。カバーの同心的な配置の
ために望ましい隙間の大きさは約５００μｍである。ま
たファスナー６２−６２は、カバー上の、スプールの軸
線に向かって内方へ向かう部分を取り巻くように設置さ
れ、巻き出しを妨害しないように十分短い。当然、使用
時においては、カバーはフランジ部分に係合するので、
その正反対の部分の隙間は増大する。
く抜き取るために十分である。カバーの同心的な配置の
ために望ましい隙間の大きさは約５００μｍである。ま
たファスナー６２−６２は、カバー上の、スプールの軸
線に向かって内方へ向かう部分を取り巻くように設置さ
れ、巻き出しを妨害しないように十分短い。当然、使用
時においては、カバーはフランジ部分に係合するので、
その正反対の部分の隙間は増大する。
【００２８】フランジの周囲のカバーの配置が非同心的
であったとしても、挿入物の長さは、ストリップ５２の
底面から挿入物の内側端部までの距離が、非同心的配置
により増加した隙間のサイズより大きいような長さであ
る。各挿入物の長さは、その内側部分がフランジの外周
縁を越えず、それによってカバーの横方向の移動を防ぐ
ストッパーとしての機能を果たすような長さである。
であったとしても、挿入物の長さは、ストリップ５２の
底面から挿入物の内側端部までの距離が、非同心的配置
により増加した隙間のサイズより大きいような長さであ
る。各挿入物の長さは、その内側部分がフランジの外周
縁を越えず、それによってカバーの横方向の移動を防ぐ
ストッパーとしての機能を果たすような長さである。
【００２９】ストリップ用の締結装置について具体例を
挙げて説明してきたが、他の装置も使用することができ
る。例えば、長手方向端部に周知のベルクロ（登録商
標）締結装置（図示せず）を使用したり、またはサイド
クリップ（図示せず）を使用することができる。
挙げて説明してきたが、他の装置も使用することができ
る。例えば、長手方向端部に周知のベルクロ（登録商
標）締結装置（図示せず）を使用したり、またはサイド
クリップ（図示せず）を使用することができる。
【００３０】好都合なことに、本発明のパッケージ２０
の保護装置は、二つのフランジの間のファイバに接触す
る締結手段を含まない。さらに、カバー５０は、試験の
目的のためのファイバの端部へのアクセスを妨げない。
の保護装置は、二つのフランジの間のファイバに接触す
る締結手段を含まない。さらに、カバー５０は、試験の
目的のためのファイバの端部へのアクセスを妨げない。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単に使用できる保護手段を有する光ファイバパッケー
ジが得られる。この保護手段は比較的安価であり、ファ
イバを露出させるために簡単に除去することができる。
また、この保護手段は物理的損傷ばかりでなく汚染物か
らも光ファイバを保護することができる。保護手段がス
プールの周囲の適所に存在する場合であっても、ファイ
バ端部にアクセスすることができる。
簡単に使用できる保護手段を有する光ファイバパッケー
ジが得られる。この保護手段は比較的安価であり、ファ
イバを露出させるために簡単に除去することができる。
また、この保護手段は物理的損傷ばかりでなく汚染物か
らも光ファイバを保護することができる。保護手段がス
プールの周囲の適所に存在する場合であっても、ファイ
バ端部にアクセスすることができる。
【図１】内部に光ファイバを有する保護された光ファイ
バパッケージの斜視図である。
バパッケージの斜視図である。
【図２】複数層の光ファイバ巻回が巻き付けられ、スプ
ールの周囲に配設された保護カバーを有するスプールの
正面図である。
ールの周囲に配設された保護カバーを有するスプールの
正面図である。
【図３】光ファイバのスプールの周囲に巻き付けること
ができる所定の長さの可撓性保護材料の平面図である。
ができる所定の長さの可撓性保護材料の平面図である。
【図４】カバーの長手方向端部内の開口部内に配設され
たファスナーを有する、スプールの周囲に配設された保
護カバーの長手方向端部の詳細図である。
たファスナーを有する、スプールの周囲に配設された保
護カバーの長手方向端部の詳細図である。
２０ 光ファイバパッケージ ２１ スプール ２２ ハブ ２３ 光ファイバ ２４ フランジ ２６ フランジ ２７ 発泡材料 ２８ スロット ２９ スロット ３０ コレクタ ４３ 開口部 ４５ 開口部 ５０ 保護カバー ５２ ストリップ ６２ ファスナー ６４ 隙間
フロントページの続き (72)発明者 クライド ジェファーソン リバー アメリカ合衆国 30518 ジョージア バフォード、リヴァーサイド ロード 1235 (72)発明者 ジョン ミッチェル パクストン アメリカ合衆国 30073 ジョージア パワースプリングス、ハドンフィールド コート 4196
Claims (1)
- 【請求項１】 ハブ（２２）とその両端に離間配置され
た２個のフランジ（２４，２６）とを有し、前記２個の
フランジ（２４，２６）間の前記ハブ（２２）に光ファ
イバ（２３）が巻回されるスプール（２１）と、 前記スプール（２１）全体を被覆する保護カバー（５
０）と、 からなる光ファイバパッケージにおいて、 前記保護カバー（５０）は、 可撓性材料の細長いストリップ（５２）と、 前記スプール（２１）にストリップ（５２）が巻回され
た後、前記２個のフランジ（２４，２６）の外側部分の
前記ストリップ（５２）の周囲に、前記のストリップ
（５２）の重なり合った部分を固定する固定手段（６
２）と からなり、 前記保護カバー（５０）と前記フランジ（２４，２６）
の外周との間に光ファイバ（２３）が通過出来る程度の
間隙が存在し、前記固定手段（６２）により、前記保護カバー（５０）
がスプール（２１）から抜けない ことを特徴とする保護
された光ファイバパッケージ。
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