JP2522426Y2 - 材料支持台 - Google Patents

材料支持台

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JP2522426Y2
JP2522426Y2 JP12756390U JP12756390U JP2522426Y2 JP 2522426 Y2 JP2522426 Y2 JP 2522426Y2 JP 12756390 U JP12756390 U JP 12756390U JP 12756390 U JP12756390 U JP 12756390U JP 2522426 Y2 JP2522426 Y2 JP 2522426Y2
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handle
drive roller
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bar
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JP12756390U
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正元 吉江
修二 鷹野
徳義 横須賀
孝雄 大澤
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株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、大形の横形帯のこ盤に使用する材
料支持台に関するもので、材料をドライブローラにより
容易に上下動することができ、尚かつ安全なハンドル構
造の材料支持台を提供するものである。
〔従来の技術〕
横形帯のこ盤本体は、例えば棒鋼外径100mm、H形鋼
(幅×高さ)200×300mmぐらいの長尺物の切断を行うク
ラスのものになると、材料はかなりの重量となる。
このため、第1図に示すように横形帯のこ盤本体1の
材料の挿入側と反挿入側に、図示したような材料支持台
2および材料支持台3を配設したり、材料を電動式で送
る材料支持台等を配設していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
前者の場合は、材料の切断位置を示すけびき線に帯の
この位置を正確に合わせることは極めて困難である。後
者の場合は、材料の送りは通常インバータ付モートルが
使われ、ドライブローラの上下動には油圧シリンダ等が
使用されるため非常に高価なものとなる。
このため、手動式でけびき線合わせが容易で、かつ正
確にできる低価格の材料支持台の開発をユーザーから強
く要望されていた。
本考案の目的は、前記した従来の欠点をなくし、安価
にして帯のこのけびき線合わせが容易にでき、かつ安全
なものとし操作者に作業効率の向上と安全性を提供する
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本考案は、レッグに
よって支持されたサイドフレームにローラ、ドライブロ
ーラを併設し、該ドライブローラと平行にレッグ間に固
着したステーAの中央部よりl2の位置にハンドルピンを
支点にしたバーハンドルを置設し、前記バーハンドルに
よりドライブローラを上下動する材料支持台において、
前記バーハンドルと、ドライブローラを回転自在に軸支
するドライブローラシャフトを把持するリフトロッドと
の間に2段テコを形成し、前記バーハンドルの押し下げ
荷重を軽減させる方向に付勢力が加わるようバーハンド
ルのa点にハンドルスプリングの一端を固定し、他端を
ステーAの下方に固定したステーBに懸架したものであ
る。
〔作用〕
上記したような構成により、バーハンドルを下げる
と、2段テコでリフトロッドを介してドライブローラを
上昇させる。また、バーハンドルのサイドの適切な位置
にハンドルスプリング(引張ばね)を併設することによ
り、バーハンドルの操作荷重を大幅に引下げるととも
に、上下動の操作荷重をほぼ一定の荷重ととすることが
できる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図〜第5図により説明する。第
1図は本考案の材料支持台と横形帯のこ盤の関連を示す
斜視図、第2図は材料支持台の側面図である。本実施例
では、材料支持台を横形帯のこ盤に使用した場合につい
て説明する。
第1図に示すように、材料支持台2は、横形帯のこ盤
本体1の材料の挿入側又は反挿入側に配設する。以下、
この材料支持台2の構成について説明する。
第2図において、サイドフレーム4に4本のレッグ5
が溶接等により固着されている。サイドフレーム4に
は、ドライブローラ6、ローラ7、ローラ8が各ローラ
の上面が同一面となるよう回転自在に配設されている。
第4図において、レッグ5間のドライブローラ6下方に
は、ステーAとなるステー9と、ステーBとなるステー
10を上下に配設している。
ドライブローラ6の一端に固着されたスプロケット11
とセカンドシャフト12の一端に固着されたスプロケット
13の間にチェーン14を装着し、セカンドシャフト12の他
端にスプロケット15を固着し、ハンドルシャフト16に固
着されたスプロケット17との間にチェーン18を装着して
いる。そして、ハンドル19に装着されたハンドルグリッ
プ19aをつかみ回転させることによって、ドライブロー
ラ6が回転する。なお、チェーン14とチェーン18の張力
を調整するため、テンショナー19、テンショナー20、テ
ンショナー21を配設している。
ドライブローラ6は材料支持台2上に材料を載せたと
き、ローラ7,8の上面より所要量だけ上昇させ、その状
態でハンドルグリップ19aでドライブローラ6を回転さ
せて材料を本体1側へ送る必要がある。以下、ドライブ
ローラ6を上下動させる構成(2段テコ)について第3
図及び第4図を用いて説明する。第3図はドライブロー
ラ回りを示した上面図、第4図は第2図のハンドルを省
略した正面図である。
第2図のレッグ5の側面にバーハンドルスリット22a
と、その上下に一体的に形成したストッパーホール22b
とからなる長孔部22にバーハンドル23の細径部23aが貫
通し、この細径部23aにストッパーホール22bとほぼ同径
のグリップ24を摺動自在に取付けている。バーハンドル
スリット22a内は細径部23aのみが移動でき、バーハンド
ル23がストッパーホール22bに位置しているときに、グ
リップ24をストッパーホール22b内に差し込むことでグ
リップ24がストッパーホール22bにひっかかり、バーハ
ンドル23の位置が保持される。
第4図に示すように、バーハンドル23の右端はハンド
ルピン25でステー9に上下動自在に軸支され、バーハン
ドル23にはハンドルピン26によって回動自在に結合され
たリンクプレート27の上端がハンドルピン26によって連
結され、リンクプレート27の下端は、ピン29でプランジ
ャブロック28と連結している。プランジャロック28の左
右にはそれぞれコネクティングプレート30,31の一端を
ピン32,33で水平方向に連結している。コネクティング
プレート30の他端は、ピン34でレッグ5と平行なリフト
ロッド35の下端と連結し、リフトロッド35の上端はドラ
イブローラシャフト36の右端部にロールピン(図示せ
ず)等によって固定される。なお、コネクティングプレ
ート31もコネクティングプレート30同様、図示しないリ
フトロッドを介しドライブローラシャフト23の左端部と
連結している。プランジャブロック28の下端からはシャ
フト37が突出し、ステー10に形成した孔部10aを貫通す
ることでプランジャブロック28が支持されている。
また、ドライブローラ6の左右の水平度を設定するた
めに、コネクティングプレート30にサポートロッド38を
ピン39で連結し、サポートロッド38の上部に設けたねじ
部をステー9へ貫通させ、ステー9の上下からサポート
ロッド38をナット40、ナット41で固定している。水平度
の設定は、ナット41を緩め、サポートロッド38のg部に
設けられた2面幅(図示せず)とナット40に2本のスパ
ナをかけてサポートロッド38の高さの調整を行なうこと
で、コネクティングプレート30、リフトロッド35を介し
てドライブローラ6の右端部を上下動させる。調整後、
再度ナット41で固定する。コネクティングプレート31に
も、前記同様のドライブローラ6の左端部の水平度を設
定する手段(図示省略)が設けられている。ハンドルス
プリング42(引張ばね)は、その一端をバーハンドル23
に固着したハンドルピン43の溝部に、他端をステー10に
固着したスプリングサポート44の孔部に懸架する。 次
に、ドライブローラ6の上下動の方法について説明す
る。
グリップ24を手前に引きながら、ハンドルピン25を支
点にバーハンドル23をα°だけ下げると、プランジャブ
ロック28とコネクティングプレート30,31の一端は、リ
ンクプレート27を介して押し下げられる。コネクティン
グプレート30,31の一端の押し下がりでコネクティング
プレート30,31の他端は、ピン39を支点に押し上げられ
ると同時に、リフトロッド35を押し上げ、ドライブロー
ラ6を上昇させる。そのあと、ハンドルグリップ19aで
ドライブローラ6を回転させて材料を任意の量だけ本体
1側へ送る。材料移動後、グリップ24を手前に引きなが
ら、バーハンドル23を上げると、上記とは逆の作用でド
ライブローラ6は下降する。
ハンドルスプリング42により、バーハンドル23の操作
荷重を大幅に引下げるとともに、操作範囲内でほぼ一定
の荷重とし、しかも、材料を外した場合のハンドルスプ
リング42の付勢力によるバーハンドル23の押し下げ力も
極力小さく操作荷重程度とすることができる。以下、ハ
ンドルスプリング42による作用を第5図を用いて具体的
に説明する。第5図は本考案の中の定荷重バーハンドル
23の一例を示す説明図である。
リンクの中央荷重の次のように設定する。
H形鋼(幅×高さ)200×400mmで、ドライブローラ6
で負担する長さを6mとすると、重量は396kgとなる。
中央荷重W0は、テコ比3(第4図のl3/l4)とする
と、 W0=396/3=132kgf ここで、グリップ24のにぎり中心(第4図に示すWの
位置)の操作荷重をWとすると、ドライブローラ6を上
昇させるとき、A点における操作荷重W=4.7kgfとす
る。
ハンドルスプリング42のAs点における引張力PA、たわ
みδAとする。
W×451.5+PAsin26°20′×258=W0×33 ∴PA=19.5=PδA δA=195 P:バネ定数0.1 B点におる操作荷重 ハンドルスプリング42のBs点における引張力PBとたわ
みδBとする。
δB=195−(360−325)=160 PB=δPB=16 W×451.5+PBsin31°51′×258 =W0×33×cos15°51′ ∴W≒4.5kgf 次に、ドライブローラ6から材料を外した場合、A点
における押し下げ力W W=PAsin26°20′×258/451.5≒4.9kgf B点における押し下げ力W W=PBsin31°51′×258/451.5≒4.8kgf 以上のように、バーハンドル23の主要操作点における
操作荷重をほぼ一定とし、また、材料をドライブローラ
6から外した場合のバーハンドル23の押し下げ力も同程
度に小さくすることができる。
〔考案の効果〕
ドライブローラを上下動させるとき、2段テコを利用
し、バーハンドルのサイドの適切な位置にハンドルスプ
リング(引張ばね)を併設することにより、操作荷重を
大幅に引き下げるとともに、操作範囲内でほぼ一定の荷
重とし、しかも材料を外した場合のハンドルスプリング
の付勢力によるハンドル押し下げ力も同程度に小さくし
たので、操作者の疲労を軽減した作業効率の向上が図れ
る。
また、ドライブローラ上の材料が外れた際に、バーハ
ンドルのロックを忘れていた場合でも、バーハンドルは
2段テコ式にように強い力ではね上がることはなく緩和
され、かつ、ドライブローラが不用意に下がると、材料
が転がり出したりする恐れがあるがこのようなことも避
けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の材料支持台と横形帯のこ盤の関連を示
す斜視図、第2図は材料支持台の側面図、第3図はドラ
イブローラ回りを示した上面図、第4図は第2図のハン
ドルを省略した正面図、第5図は本考案の中の定荷重バ
ーハンドルの一例を示す説明図である。 6……ドライブローラ、9,10……ステー、22……長孔
部、22a……バーハンドルスリット、22b……ストッパー
ホール、23……バーハンドル、23a……細径部、24……
グリップ、25,43……ハンドルピン、26……ハンドルピ
ン、27……リンクプレート、29,32,33,34,39……ピン、
28……プランジャブロック、30,31……コネクティング
プレート、35……リフトロッド、36……ドライブローラ
シャフト、37……シャフト、42……ハンドルスプリン
グ、44……スプリングサポータ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レッグによって支持されたサイドフレーム
    にローラ、ドライブローラを併設し、該ドライブローラ
    と平行にレッグ間に固着したステーAの中央部よりl2
    位置にハンドルピンを支点にしたバーハンドルを置設
    し、前記バーハンドルによりドライブローラを上下動す
    る材料支持台において、前記バーハンドルと、ドライブ
    ローラを回転自在に軸支するドライブローラシャフトを
    把持するリフトロッドとの間に2段テコを形成し、前記
    バーハンドルの押し下げ荷重を軽減させる方向に付勢力
    が加わるようバーハンドルのa点にハンドルスプリング
    の一端を固定し、他端をステーAの下方に固定したステ
    ーBに懸架したことを特徴とする材料支持台。
JP12756390U 1990-11-28 1990-11-28 材料支持台 Expired - Lifetime JP2522426Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12756390U JP2522426Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 材料支持台

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JP12756390U JP2522426Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 材料支持台

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Publication Number Publication Date
JPH0483527U JPH0483527U (ja) 1992-07-21
JP2522426Y2 true JP2522426Y2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=31875057

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JPH0483527U (ja) 1992-07-21

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