JP2522392Y2 - 切断機 - Google Patents
切断機Info
- Publication number
- JP2522392Y2 JP2522392Y2 JP1527091U JP1527091U JP2522392Y2 JP 2522392 Y2 JP2522392 Y2 JP 2522392Y2 JP 1527091 U JP1527091 U JP 1527091U JP 1527091 U JP1527091 U JP 1527091U JP 2522392 Y2 JP2522392 Y2 JP 2522392Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting machine
- blade
- tile
- flat
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は平板瓦などの建材を切
断する切断機に関する。
断する切断機に関する。
【０００２】
【従来の技術】家屋等の建築物の屋根をスレート板等の
平板瓦によって施工する場合、屋根面の形状ならびに面
積によっては、該平板瓦をたとえば半割りする等してサ
イズを変更して使用しなければならない場合が生じる。
そのため図３のような切断機Ａが従来から用いられてい
る。すなわち、この切断機Ａにおいては上刃Ｂと下刃Ｃ
とが一端で支点ピンＤにより連結され、かつ上刃Ｂを下
刃Ｃに対して回動させる操作レバーＥと該上刃Ｂとがト
ッグル機構Ｆにより連結されていて、軽い人力で平板瓦
が切断できるように工夫されている。また、この切断機
Ａにおいては図４に示すように、上刃Ｂと下刃Ｃのそれ
ぞれの取り付けフレームＧ，Ｈに刃Ｂ，Ｃを挟む両側に
突起Ｉ…を対向して設け、瓦切断後に瓦Ｘが不用意に落
下しないようにこれらの突起Ｉ…で挟み込むように構成
されている。
平板瓦によって施工する場合、屋根面の形状ならびに面
積によっては、該平板瓦をたとえば半割りする等してサ
イズを変更して使用しなければならない場合が生じる。
そのため図３のような切断機Ａが従来から用いられてい
る。すなわち、この切断機Ａにおいては上刃Ｂと下刃Ｃ
とが一端で支点ピンＤにより連結され、かつ上刃Ｂを下
刃Ｃに対して回動させる操作レバーＥと該上刃Ｂとがト
ッグル機構Ｆにより連結されていて、軽い人力で平板瓦
が切断できるように工夫されている。また、この切断機
Ａにおいては図４に示すように、上刃Ｂと下刃Ｃのそれ
ぞれの取り付けフレームＧ，Ｈに刃Ｂ，Ｃを挟む両側に
突起Ｉ…を対向して設け、瓦切断後に瓦Ｘが不用意に落
下しないようにこれらの突起Ｉ…で挟み込むように構成
されている。
【０００３】
【従来技術の問題点】しかし、上記の切断機Ａは板厚の
異なる平板瓦を切断しなければならないので、板厚の薄
い平板瓦の場合は突起Ｉ…によって瓦Ｘを挟むことがで
きず、落下防止に役立たなかったり、厚い平板瓦では挟
み付ける力が強くて瓦を傷つける原因となることが多々
あった。
異なる平板瓦を切断しなければならないので、板厚の薄
い平板瓦の場合は突起Ｉ…によって瓦Ｘを挟むことがで
きず、落下防止に役立たなかったり、厚い平板瓦では挟
み付ける力が強くて瓦を傷つける原因となることが多々
あった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】この考案は上記の問題
点に鑑み、切断すべき平板瓦等の厚みが変わっても確実
な落下防止を該平板瓦を傷めることなく行なえる切断機
に関する。
点に鑑み、切断すべき平板瓦等の厚みが変わっても確実
な落下防止を該平板瓦を傷めることなく行なえる切断機
に関する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、この考案の切
断機は、上刃と下刃とがそれぞれの一端を連結され、か
つ上刃を下刃に対して回動させる操作レバーと該上刃と
がトッグル機構で連結された切断機であって、上刃と下
刃のそれぞれの取り付けフレームに、これらの刃を挟む
両側で上下に対向する弾性突起が設けられてなることを
特徴とするものである。
断機は、上刃と下刃とがそれぞれの一端を連結され、か
つ上刃を下刃に対して回動させる操作レバーと該上刃と
がトッグル機構で連結された切断機であって、上刃と下
刃のそれぞれの取り付けフレームに、これらの刃を挟む
両側で上下に対向する弾性突起が設けられてなることを
特徴とするものである。
【０００６】
【実施例】次に、この考案の実施例を説明する。図１は
この考案の実施例の断面図、図２は実施例の使用状態図
である。この考案の切断機は、上刃１と下刃２とがそれ
ぞれの一端を連結され、かつ上刃１を下刃２に対して回
動させる操作レバーと該上刃とがトッグル機構で連結さ
れた図３と同様の切断機であって、上刃１と下刃２のそ
れぞれの取り付けフレーム３，４に、これらの刃１，２
を挟む両側で上下に対向する弾性突起５…が設けられる
と共に、これら上下の弾性突起５の自由長がそれぞれの
刃の刃先線よりも短くされてなる。
この考案の実施例の断面図、図２は実施例の使用状態図
である。この考案の切断機は、上刃１と下刃２とがそれ
ぞれの一端を連結され、かつ上刃１を下刃２に対して回
動させる操作レバーと該上刃とがトッグル機構で連結さ
れた図３と同様の切断機であって、上刃１と下刃２のそ
れぞれの取り付けフレーム３，４に、これらの刃１，２
を挟む両側で上下に対向する弾性突起５…が設けられる
と共に、これら上下の弾性突起５の自由長がそれぞれの
刃の刃先線よりも短くされてなる。
【０００７】
【作用】上記の構成の切断機によれば、弾性突起５…の
自由長が刃１，２の刃先線よりも短くされているから、
上下の刃１，２を開いて平板瓦Ｘを挿入する際に該平板
瓦Ｘが弾性突起５…に当たらず、円滑に挿入できると共
に、該挿入状態から上刃１を閉じると、切断に先立って
弾性突起５…が平板瓦Ｘを刃１，２の両側でクランプす
るから該切断が安定して行なえ、切断時の破損やクラッ
クが少なくなる。また、弾性突起５…は平板瓦Ｘの厚み
に応じて弾性変形して平板瓦Ｘをクランプするから板厚
が薄くても、また振動が加わっても切断後の落下がない
と共に、板厚の厚い場合の傷みもなくなる。このため、
たとえば4.5mm 厚から７mm 厚までの平板瓦を１つの切
断機で切断できることになる。なお、弾性突起５の圧縮
長は切断できるもっとも厚い瓦の厚みの２分の１より若
干大きく設定することが望ましい。
自由長が刃１，２の刃先線よりも短くされているから、
上下の刃１，２を開いて平板瓦Ｘを挿入する際に該平板
瓦Ｘが弾性突起５…に当たらず、円滑に挿入できると共
に、該挿入状態から上刃１を閉じると、切断に先立って
弾性突起５…が平板瓦Ｘを刃１，２の両側でクランプす
るから該切断が安定して行なえ、切断時の破損やクラッ
クが少なくなる。また、弾性突起５…は平板瓦Ｘの厚み
に応じて弾性変形して平板瓦Ｘをクランプするから板厚
が薄くても、また振動が加わっても切断後の落下がない
と共に、板厚の厚い場合の傷みもなくなる。このため、
たとえば4.5mm 厚から７mm 厚までの平板瓦を１つの切
断機で切断できることになる。なお、弾性突起５の圧縮
長は切断できるもっとも厚い瓦の厚みの２分の１より若
干大きく設定することが望ましい。
【０００８】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、切断に先立つ平板瓦の挿入が円滑に行なえると共
に、該平板瓦を確実に弾性突起でクランプした状態で切
断が行なえるから、該切断時の瓦の破損やクラック発生
を少なくでき、しかも切断すべき平板瓦の板厚が変化し
ても、切断後の落下や傷み発生をなくせる実用的効果を
有する。
ば、切断に先立つ平板瓦の挿入が円滑に行なえると共
に、該平板瓦を確実に弾性突起でクランプした状態で切
断が行なえるから、該切断時の瓦の破損やクラック発生
を少なくでき、しかも切断すべき平板瓦の板厚が変化し
ても、切断後の落下や傷み発生をなくせる実用的効果を
有する。
【図１】この考案の実施例の断面図である。
【図２】この考案の実施例の使用状態図である。
【図３】一般的な切断機の正面図である。
【図４】従来例の断面図である。
１ 上刃 ２ 下刃 ３，４ 取り付けフレーム ５ 弾性突起
Claims (1)
- 【請求項１】 上刃と下刃とがそれぞれの一端を連結さ
れ、かつ上刃を下刃に対して回動させる操作レバーと該
上刃とがトッグル機構で連結された切断機であって、上
刃と下刃のそれぞれの取り付けフレームに、これらの刃
を挟む両側で上下に対向する弾性突起が設けられてなる
ことを特徴とする切断機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1527091U JP2522392Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1527091U JP2522392Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 切断機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04104408U JPH04104408U (ja) | 1992-09-09 |
| JP2522392Y2 true JP2522392Y2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=31750084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1527091U Expired - Lifetime JP2522392Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 切断機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522392Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4567471B2 (ja) * | 2005-01-11 | 2010-10-20 | 三井金属鉱業株式会社 | フィルム切断装置 |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP1527091U patent/JP2522392Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04104408U (ja) | 1992-09-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0644650Y2 (ja) | タイルカッター | |
| JP2522392Y2 (ja) | 切断機 | |
| JP3087157B2 (ja) | マニピュレータ用補助グリップ | |
| JPH0711939Y2 (ja) | タイルカッター | |
| JPH04107007U (ja) | 切断機 | |
| JP2595358Y2 (ja) | 光学素子保持具 | |
| JPS6340624Y2 (ja) | ||
| JP3473941B2 (ja) | 雨樋支持具 | |
| JP2534057Y2 (ja) | キーボードスタンドのストツパ | |
| WO2022006773A1 (zh) | 一种切割工具 | |
| JPH0682372U (ja) | 板ガラス取付縁材 | |
| JP2562859Y2 (ja) | コンクリート用型枠固定具 | |
| JP3827884B2 (ja) | ドア用レバーハンドル | |
| CN2358137Y (zh) | 墙壁遮孔板 | |
| JP3066800B2 (ja) | パネル材の固定金具 | |
| JPS59128322U (ja) | 金切鋸 | |
| JP2595988Y2 (ja) | 過剰締付け防止ストッパ機構 | |
| JPH04111848U (ja) | 目地巾調整具 | |
| JPH0311232A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPH083435Y2 (ja) | すきま用ジャッキ装置 | |
| JPH0635828U (ja) | 空気調和機の据付装置 | |
| JPS6326036Y2 (ja) | ||
| JPH04122489U (ja) | 押し切り切断機 | |
| JP2002129696A (ja) | 天井板支持部材 | |
| JPH10282A (ja) | ナイフ取付け用面取り補助具 |