JP2522109Y2 - 集合住宅における戸境ガード - Google Patents

集合住宅における戸境ガード

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JP2522109Y2
JP2522109Y2 JP1989044034U JP4403489U JP2522109Y2 JP 2522109 Y2 JP2522109 Y2 JP 2522109Y2 JP 1989044034 U JP1989044034 U JP 1989044034U JP 4403489 U JP4403489 U JP 4403489U JP 2522109 Y2 JP2522109 Y2 JP 2522109Y2
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慶市郎 山崎
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慶市郎 山崎
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 集合住宅におけるバルコニーと、該バルコニー上の隣
戸との間に設置される仕切板との間に介在させる戸境ガ
ードに関する。
「従来の技術」 従来より、マンション等の集合住宅のバルコニーの隣
戸との間の戸境上には間仕切りとして機能する仕切板が
取付けられている。
かかる仕切板は一般にマンションの外壁部分に固設さ
れた金属枠内に、フレキシブルボード等の破開可能なコ
ンクリート板材を嵌め込み、出火時等の非常の場合に前
記ボードを破って隣戸に避難出来るように構成してい
る。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら前記仕切板が取付けられるバルコニー床
面は排水性その他を考慮して一般に外部に向かって所定
角度傾斜している為に、又仕切板取り付けの便宜性の面
より仕切板下方とバルコニー床面間が略100mm〜120mm前
後の隙間空間を有し、この為該隙間空間よりしばしばボ
ールその他の小物が転がって隣戸に入ってしまう場合が
多々あった。
このような場合通常はバルコニーから隣戸に行かれな
い為に、いちいち隣人に頼んで取ってもらうしか方法が
なく、而も留守の場合は隣人が帰ってくるまで待たねば
ならず、極めて不都合であった。
本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、前記仕切板の
下方空間より隣戸へボールその他の小物の侵入を阻止し
得る戸境ガードを提供する事を目的とする。
本考案の他の目的とする所は、既存の集合住宅にも簡
単に取付け可能な戸境ガードを提供する事にある。
「課題を解決しようとする手段」 本考案はかかる技術的課題を達成する為に、バルコニ
ー床面と仕切板との間の隙間空間を挟小化若しくは実質
的に隠蔽する事により、バルコニーより隣戸へのボール
その他の小物の侵入を阻止し得るように構成した戸境ガ
ードを提案する。
この場合該戸境ガードはバルコニー床面上より立設さ
せて形成しても、又前記仕切板下端側より下方に垂下さ
せて形成してもよいが、一般に前記小物類はバルコニー
床面上を転がって隣戸に侵入する場合が多い為に、前者
の方が阻止効果は高い。
又既存の集合住宅のように既に仕切板が取付けられて
いる状態で前記戸境ガードを、特にバルコニー床面上に
固設させて取付ける事は、前記隙間空間が挟小な為に中
々困難である。
そこで本考案においては前記戸境ガードを上下に2つ
に分割し、バルコニー床面上に固定させる固設部位と、
該固設部位上に立設部位からなる戸境ガード、そして更
に前記固設部位を金属押出型材で、立設部位をプラスチ
ック押出し型材で形成するとともに、両者間が嵌合突起
と嵌合凹部を利用して分割可能に嵌合させたことを特徴
とする戸境ガードを提案する。
かかる考案によれば外面に露出する立設部位はプラス
チック製の型材である為に子供等が誤って衝接しても安
全性が高い。
又前記両型材の嵌着は固設部位を合成のアルミ製の金
属型材を用いている為に極めて強固に行う事が出来ると
ともに、これらはいずれも型材である為に、任意に所定
の長さに切断が可能であり、その実用的効果は高い。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を例示的
に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構
成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特
定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
第1図は一対の型材からなる本考案の実施例に係る戸
境ガード1で、アルミニウム押し出し型材からなる一の
型材10と、プラスチック押し出し型材からなる第2の型
材20の組み合わせにより形成される。
一の型材10は、底面を形成する平板部位11の幅方向両
端側より先端楔状の嵌合突起12を立設させる。前記嵌合
突起12は嵌着が容易なように内側に向け僅かに傾斜させ
るとともに、後記する第2の型材20との嵌合が容易なよ
うに楔状突起12を外方に向け突設する。そして前記平板
部位11は前もって長手方向中心線上に沿って穴13を明け
ておく。
第2の型材20は、下方が開口する断面略コの字状をな
し、その下端開口部内側に前記嵌合突起12と嵌合する嵌
合凹部21を形成する。
次にかかる型材の組立て方法について説明する。
先ずバルコニー幅方向長さに対応する長さに切断した
前記各型材を用意した後、バルコニー床面2の隣戸との
境界をなすコンクリート上に穴を明け、ホールインアン
カー3等を埋め込む。
次に、予め穴13明け加工した前記一の型材10を接着剤
とともにビス又はボルト4等で固定した後、前記嵌合突
起12と嵌合凹部21を利用して前記一の型材10上より第2
の型材20を嵌着させて完了する。この場合において一の
型材10を接着剤のみでバルコニー床面2に固定させるよ
うにしてもよい。
かかる実施例によれば第2図に示すようにバルコニー
床面2と仕切板5との間の隙間空間を挟小化する事が出
来、バルコニーより隣戸へのボールその他の小物の侵入
を阻止する事が出来るとともに、外面に露出する部分は
プラスチック製の第2の型材20である為に子供等が誤っ
て衝接しても安全性が高い。
又前記両型材の嵌着はその一方を合成のアルミ製の金
属型材10を用いている為に極めて強固に行う事が出来る
とともに、いずれも型材である為に、任意に所定の長さ
に切断が可能であり、その実用的効果は高い。
尚前記戸境ガードは仕切板下端に固定され、該固定位
置よりバルコニー床面側に垂下する垂下部位を設けるよ
うに構成する事も可能である。
「考案の効果」 以上記載した如く本考案によれば、前記仕切板の下方
空間より隣戸へボールその他の小物の侵入を阻止し得る
戸境ガードを提供する事が出来るとともに特に請求項第
3項においては簡単な構成で既存の集合住宅にも簡単に
取付ける事が出来、その実用的効果は高い。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は一対の型材からなる本考案の実施例
に係る戸境ガードで第1図はその組立状態を示す要部斜
視図、第2図はその全体概観を示す正面図である。 1:戸境ガード、2:バルコニー床面、5:仕切板、10:固設
部位、20:立設部位

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】集合住宅における隣戸との間に設置される
    仕切板下端側と実質的に対面若しくはその近傍に位置す
    るバルコニー床面上に固定され、該固定位置より仕切板
    側に立設する立設部位を設ける事によりバルコニー床面
    と仕切板との間の隙間空間を狭小化若しくは実質的に隠
    蔽する如く構成した事を特徴とする集合住宅における戸
    境ガードにおいて バルコニー床面上に該バルコニー幅方向に沿って延設固
    定させた固設部位と、該固設部位より前記仕切板下端側
    との間の隙間空間を狭小化若しくは実質的に隠蔽する如
    く立設させた立設部位とを有し、前記固設部位を金属押
    出型材で、立設部位をプラスチック押出し型材で形成す
    るとともに、両者間が嵌合突起と嵌合凹部を利用して分
    割可能に嵌合させたことを特徴とする戸境ガード。
JP1989044034U 1989-04-17 1989-04-17 集合住宅における戸境ガード Expired - Lifetime JP2522109Y2 (ja)

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JP5166958B2 (ja) * 2008-04-28 2013-03-21 タキロン株式会社 バルコニーの排水仕切形成部材及びそれを用いた排水仕切構造並びに排水仕切方法
JP6127257B2 (ja) * 2013-04-02 2017-05-17 タキロンシーアイ株式会社 床面構造及びそれに用いる排水仕切部材

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