JP2522107Y2 - 架 台 - Google Patents

架 台

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JP2522107Y2
JP2522107Y2 JP1993035388U JP3538893U JP2522107Y2 JP 2522107 Y2 JP2522107 Y2 JP 2522107Y2 JP 1993035388 U JP1993035388 U JP 1993035388U JP 3538893 U JP3538893 U JP 3538893U JP 2522107 Y2 JP2522107 Y2 JP 2522107Y2
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治郎 横田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車の荷台に簡単
に搭載あるいは荷下ろし可能な架台に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来よ
り、商売の形態に所謂「行商」といわれるものがあり、
近年では、広い範囲を簡単に巡回できることから運搬手
段として自動車が用いられるケースが多い。
【0003】例えば、従来店頭でのみおこなわれていた
書籍の販売に関しても、会社の昼休みに会社の空き地で
書籍を並べて販売する「行商」の形態が試みられてい
る。
【0004】書籍において行商の形態をとる場合、購買
者が簡単に手にとって見られるよう、販売をおこなおう
とする場所では購買者が手にとって見やすい書架に書籍
を並べておこなわれる。
【0005】しかし、書架に書籍を詰めた状態では、重
量的に800kg 程度にもなるため、人手により、書架に書
籍を詰めた状態で自動車への搭載と荷下ろしをおこなう
ことができない。しかも、販売が会社の昼休み等の極限
られた時間内におこなわれるため、会社の空き地では速
やかに販売体制がとれる必要がある。
【0006】このような場合、書籍を並べた書架をフォ
ークリフトを使用して自動車へ搭載等することも考えら
れるが、目的地においてフォークリフトを確保すること
は難しく、現実的には実施できない。
【0007】本考案は、このような現況に鑑みておこな
われもので、書籍を詰めた書架等の重量的に大きい架台
を人手により簡単に自動車の荷台に搭載あるいは荷下ろ
しできるような構造の架台を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案にかかる架台は、
上方に商品等を搭載する架台本体と、この架台本体下方
に配設され該架台本体を支持する支持構造体を備えた架
台であって、上記支持構造体が、架台本体の長手方向の
両端部と中央に左右対をなして設けられ本架台を搭載し
ようとする自動車の略荷台高さの脚長を有し下端に車輪
を備えた長脚と、架台本体に上記両端部の長脚から長手
方向において一方向側に偏位させて架台本体の両端部に
左右対をなすように設けられ下端に車輪を備えた短脚と
から構成され、上記長脚が短脚と同じか若しくは短脚よ
り短く折り畳みあるいは引き上げ若しくは取り外し自在
に構成されるとともに、上記架台本体の長手方向の、該
架台本体の両端部に、しかも該両端部のうち上記短脚が
長脚より端方に位置する端部のものは該短脚より中央よ
りの部位に、昇降可能なジャッキが設けられていること
を特徴とする。
【0009】
【作用】しかして、本考案にかかる架台によれば、自動
車の荷台に積み込む際、上記短脚を架台本体端部に配置
した側を自動車の荷台に近接させ、この短脚を自動車の
荷台面に位置させて、この端側の長脚を短脚の脚長と同
じか若しくは短脚より短くなるよう架台側に折り畳みあ
るいは引き上げ若しくは取り外し、この状態で架台を該
架台中央の長脚が自動車の荷台に当接するまで自動車荷
台に押し込み、次に当接した長脚を短脚の脚長と同じか
若しくはより短くなるよう架台側に収納するか若しくは
取り外し、さらに残りの長脚が自動車荷台に当接するま
で自動車荷台に押し込む。この状態で、架台の大部分が
自動車荷台上に載せられる。最後に、当接した残りの長
脚を短脚の脚長と同じか若しくはより短くなるよう架台
側に収納するか若しくは取り外して、完了する。
【0010】次に、自動車の荷台から架台を下ろす場合
には、上記逆の手順をたどることにより、簡単に人力で
下ろすことができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0012】図1は本考案の実施例に係る架台の全体を
示す斜視図、図2は架台の正面図、図3は側面図であ
る。
【0013】図において、1は架台で、架台1は架台本
体2とこれを支持する支持構造体3より構成されてい
る。
【0014】上記架台1は、本実施例の場合書籍用の架
台で、従って架台本体2の両側面には図1,図3に図示
するように、書籍を収納する棚2aが上下に3段長手方向
に3列配設されている。そして、架台本体2の下端部に
は、所望の本を載置して目を通せるように、本を置くた
めの引出し式のカウンター2bが2箇所に配設されてい
る。
【0015】また、図3に図示するように、上記架台本
体2の長手方向の基端側には、レジスターを収納するた
めの空間2c (破線で図示する) が形成され、この空間2c
の端部には扉2d(図1,図2参照)が配設されている。
また、上記空間2cの上方には、書籍の包装紙等を収納す
る空間2eが形成され、この空間2eにも扉2f(図1,図2
参照)が配設されている。
【0016】上記支持構造体3は、上記架台本体2を載
置するフレーム3aと、このフレーム3a下方に配設された
長脚3b, 短脚3cと、さらに車両と地面とに高低差がある
場合に使用する昇降部材3d,3e より構成されている。上
記長脚3bは、後述するピン6とピン穴4により、自動車
の略荷台高さの脚長にセットできるよう構成され、ま
た、昇降部材3d,3e は後述するジャッキ5(図昇降部材
3eに対応する配設自在なジャッキは図示せず) により、
上記自動車の略荷台高さ近傍において200mm 程度高さ調
整可能に構成されている。
【0017】上記フレーム3aは、本実施例の場合、軽量
化を図るため各パイプの溶接構造体で構成されている。
そして、このフレーム3aの左右の両端部と中央部に、断
面矩形の取着部材3fが合計6箇所配設され、この取着部
材3fには上記長脚3bが調整自在に配設される。この調整
自在な構成は、上記取着部材3fに1箇所、長脚3bに3箇
所ピン穴4を形成し、この長脚3b側のピン穴4を選択的
に取着部材3fのピン穴4にピン結合することによりおこ
なわれるよう構成されている。また、長脚3bの下端部に
は、引き上げたときにその状態で固定するためのピン穴
4′が設けられている。
【0018】そして、上記両端に位置する長脚3bからこ
の架台1の長手方向に偏位(図3において右側偏位)さ
せて、架台1の両端部の左右に短脚3cが配設されてい
る。この短脚3cは、高さ方向には固定されている。
【0019】また、本実施例では、図2に図示するよう
に、上記短脚3cは架台1の巾方向において長脚3bの内側
に配設されている。
【0020】そして、上記フレーム3aの巾方向中央で長
手方向両端には、下端にジャッキ5(図昇降部材3eに対
応するジャッキは図示せず) が配設あるいは配設自在に
なった上記昇降部材3d,3e が配設されている。昇降部材
3dは、上記長脚3bと同様に取着部材3fとピン6により調
整自在に固定できるよう構成され、この下端には図示し
ないがジャッキ5と同様の構成のジャッキを配置すれ
ば、昇降させることができるようになっている。一方、
上記昇降部材3eは、図3に図示するように、上端がフレ
ーム3aにピン7でピン結合され、その下端 (収納された
状態を示す図3において左端)にはジャッキ5が固設さ
れている。
【0021】しかして、このように構成された架台は以
下のように使用されてる。
【0022】即ち、図示しない自動車の荷台に搭載され
る場合には、図2,図3に図示するように、ピン穴4の
選択で長脚3bを最も長い状態にセットしておく。この状
態で、図3において右端側から自動車の荷台に積み込む
と、高さ的に、自動車の荷台より右端に位置する短脚3c
の接地部の方が高い位置となるため、その状態で右端部
の長脚3bが自動車の荷台に当接するまで架台1を右側に
移動させる。
【0023】次に、当接した状態で昇降部材3eを降ろし
てジャッキ5で架台1の右端側を上昇させ、該右端部と
中央の各長脚3bに作用している荷重を取り除いて、右端
部と中央の各長脚3bのピン6を抜いて、該右端部の長脚
3bと続いて中央の長脚3bを上方に引き上げ、下端のピン
穴4′にピンを挿入し固定する。この状態で該右端部お
よび中央のそれぞれの長脚3bの下端は、短脚3cの下端と
同じ位置に位置するため、この長脚3bに作用していた荷
重はこの長脚3bと短脚3cで自動車荷台に支持されて、架
台1をさらに右側に移動させることができる。この際、
架台1の図3において右側部分と中央部分は、右端の長
脚3bと短脚3cおよび中央の長脚3bで自動車荷台に支持さ
れる。
【0024】この状態において、自動車には、架台1の
全重量のうち6〜7割程度の重量が掛かり、この重量に
起因して自動車の荷台は下方に沈む。このため、図示し
ないが上記昇降部材3dの下端にジャッキを配置して、架
台1を一時的に上方に上げて図3において左端部の長脚
3bに作用している荷重を取り除いて、該左端部の長脚3
bのピン6を抜き、この長脚3bを上方に引き上げ上記
同様に固定する。
【0025】次に、上記昇降部材3dの下端のジャッキを
下降させれば、架台1は左端部の短脚3cによって、自動
車の荷台に支持され、この状態で上記昇降部材3dを引き
上げて固定して後、架台1を図3においてさらに右側に
移動させて、自動車への積み込みを完了する。
【0026】そして、次に、販売場所に到着等して架台
1を自動車の荷台から下ろす場合は、図3において、架
台1の左端部の長脚3bが荷台の外に位置する状態まで引
き出す。この状態で架台1の重量に起因して自動車の荷
台は下方に沈んだ状態になっているため、昇降部材3dの
下端のジャッキを用いて該左端部の長脚3cが上方から3
番目のピン穴4(図3において4U3の番号で示すピン穴
参照)にセットできるよう上昇させて後該長脚3cをセッ
トし、架台1を図3に左側に中央の長脚3bが自動車の荷
台の外側に出るまで移動させる。この状態において、ま
だ自動車の荷台は幾分下方に沈んだ状態になっているた
め、該中央の長脚3bを上方から3番目のピン穴4にセッ
トする。そして、さらに、図3において右端部の長脚3b
が自動車の荷台の外側に出るまで架台1を左側に移動さ
せ、右端部の長脚3bを上記中央の長脚3bと同じ要領で、
上方から3番目のピン穴4にセットする。
【0027】この状態で、架台1は、自動車荷台に積み
込む前に比べて低い状態、つまり書架として本を展示す
るにはやや低い状態になっているため、まず上記昇降部
材3eを下ろし下端のジャッキ5を利用して左端部の長脚
3bを最も長くなる状態、つまり長脚3bを最も上方のピン
穴4(図3において4U1の番号で示すピン穴参照)にピ
ンを挿入してセットし、次にセットしおわると昇降部材
3eを上方に上げて収納する。次に、昇降部材3dを下ろし
て図示しないジャッキで右端部の長脚3bと中央の長脚3b
をそれぞれ最も長くなる状態にセットし直す。
【0028】この状態で、架台1は、自動車の外におい
て、本を展示するには丁度良い高さで水平にセットさ
れ、次に自動車荷台に積み込むときに適した高さとな
る。
【0029】このように、本架台によれば、重量的に重
いものであっても、女性であっても簡単に一人で自動車
に積み込みことができ、また降ろすことができる。
【0030】特に、架台が重くて、該架台の重量に起因
して自動車の荷台が昇降する場合にも、簡単に且つ短時
間で架台の積み降ろしが可能となる。
【0031】ところで、上記実施例では、長脚を引き上
げた状態において短脚と同じ高さになるよう構成し、自
動車で搬送中に上下動が生じた場合にも、短脚と長脚に
架台の荷重が作用して短脚に作用する荷重を軽減するよ
うにしている。しかし、短脚の強度が十分な場合には、
長脚を引き上げたとき短脚より短くなるよう構成しても
よい。
【0032】また、上記実施例では、書籍用の架台につ
いて説明したが、他の商品の架台にあっても同様に簡単
に自動車の荷台に積み降ろしできることは言うまでもな
い。
【0033】さらに、上記実施例では、長脚が引き上げ
式であったが、折り畳み式あるいは取り外し式に構成し
ても同様の作用効果が得られることは言うまでもない。
【0034】
【考案の効果】しかして、本考案によれば、書籍を詰め
た書架等の重量的に大きい架台を人手により簡単に自動
車の荷台に搭載あるいは積み降ろしできる。特に、女性
であっても一人で簡単に積み降ろしすることができる。
【0035】従って、従来、積み降ろしの点で困難であ
った商品も、所謂「行商」することができ、しかも短時
間で販売状態が形成できるため、時間的に効率よく販売
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例に係る架台の全体を示す斜視
図である。
【図2】 図1に示す架台の正面図である。
【図3】 図1に示す架台の側面図である。
【符号の説明】
1…架台 2…架台本体 3…支持構造体 3b…長脚 3c…短脚

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に商品等を搭載する架台本体と、こ
    の架台本体下方に配設され該架台本体を支持する支持構
    造体を備えた架台であって、 上記支持構造体が、架台本体の長手方向の両端部と中央
    に左右対をなして設けられ本架台を搭載しようとする自
    動車の略荷台高さの脚長を有し下端に車輪を備えた長脚
    と、架台本体に上記両端部の長脚から長手方向において
    一方向側に偏位させて架台本体の両端部に左右対をなす
    ように設けられ下端に車輪を備えた短脚とから構成さ
    れ、 上記長脚が短脚と同じか若しくは短脚より短く折り畳み
    あるいは引き上げ若しくは取り外し自在に構成されると
    ともに、 上記架台本体の長手方向の、該架台本体の両端部に、し
    かも該両端部のうち上記短脚が長脚より端方に位置する
    端部のものは該短脚より中央よりの部位に、昇降可能な
    ジャッキが設けられている ことを特徴とする架台。
JP1993035388U 1993-06-29 1993-06-29 架 台 Expired - Lifetime JP2522107Y2 (ja)

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JPH074412U JPH074412U (ja) 1995-01-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0331661Y2 (ja) * 1984-11-06 1991-07-04

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JPH074412U (ja) 1995-01-24

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