JP2522012Y2 - 包装箱 - Google Patents
包装箱Info
- Publication number
- JP2522012Y2 JP2522012Y2 JP10823290U JP10823290U JP2522012Y2 JP 2522012 Y2 JP2522012 Y2 JP 2522012Y2 JP 10823290 U JP10823290 U JP 10823290U JP 10823290 U JP10823290 U JP 10823290U JP 2522012 Y2 JP2522012 Y2 JP 2522012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- box
- flap
- packaging box
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は包装箱に係り、詳しくは、電気かみそり、電
動玩具などの電気機器を梱包する箱体のフラップに、電
池を位置決めするための嵌入孔を切り起し形成したもの
である。
動玩具などの電気機器を梱包する箱体のフラップに、電
池を位置決めするための嵌入孔を切り起し形成したもの
である。
（従来の技術と考案が解決しようとする課題） 例えば電気かみそりなどの電気機器は、一般に、充電
池や乾電池などの電池と一緒に包装箱に梱包される。
池や乾電池などの電池と一緒に包装箱に梱包される。
ところが包装箱をバッグなどに入れて携行する際に、
箱体内における電池の位置が定まらないため電池ががた
つき、場合によっては電気機器に強く当ってこれを損傷
したり、開梱時不意に電池が落下して破損する虞れがあ
った。
箱体内における電池の位置が定まらないため電池ががた
つき、場合によっては電気機器に強く当ってこれを損傷
したり、開梱時不意に電池が落下して破損する虞れがあ
った。
そこで本考案は、電池を簡単に位置決めしてがたつき
を防止できる手段を備えた包装箱を提供することを目的
とする。
を防止できる手段を備えた包装箱を提供することを目的
とする。
（課題を解決するための手段） 本考案は、箱体２の開口部３の一方の縁部に設けられ
たフラップ５を、内部空間７を確保せしめて箱体２の内
方に折り曲げ、折り曲げられたフラップ５の上記開口部
３の他方の縁部に対向する対向面部5aに、舌片８を切り
起し形成して、電池21の突出電極22が嵌入する嵌入孔９
を形成したものである。
たフラップ５を、内部空間７を確保せしめて箱体２の内
方に折り曲げ、折り曲げられたフラップ５の上記開口部
３の他方の縁部に対向する対向面部5aに、舌片８を切り
起し形成して、電池21の突出電極22が嵌入する嵌入孔９
を形成したものである。
（作用） 上記構成において、箱体２に電気機器20を収納したう
えで、電池21の突出電極22を嵌入孔９に嵌入し、電池21
を電気機器20の上部に収納する。
えで、電池21の突出電極22を嵌入孔９に嵌入し、電池21
を電気機器20の上部に収納する。
この状態で、電池21の突出電極22は嵌入孔９に位置決
めされ、箱体２が揺動しても、電池21ががたつくのは防
止される。
めされ、箱体２が揺動しても、電池21ががたつくのは防
止される。
（実施例） 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明す
る。
る。
第１図は包装箱の斜視図である。この包装箱１は紙製
であって、箱体２と、アダプター11から成っている。箱
体２の上部開口部３の長縁部には、蓋体４が折り曲げ自
在に形成されている。また開口部３の一方の短縁部と、
他方の短縁部には、フラップ5,6が折り曲げ自在に設け
られている。
であって、箱体２と、アダプター11から成っている。箱
体２の上部開口部３の長縁部には、蓋体４が折り曲げ自
在に形成されている。また開口部３の一方の短縁部と、
他方の短縁部には、フラップ5,6が折り曲げ自在に設け
られている。
一方のフラップ５は、３箇所の折り曲げ部ａ、ｂ、ｃ
を有しており、箱体２の内方に角形に折り曲げられ、そ
の状態で、フラップ５の内方には内部空間が確保され
る。
を有しており、箱体２の内方に角形に折り曲げられ、そ
の状態で、フラップ５の内方には内部空間が確保され
る。
折り曲げられたフラップ５の他方の短縁部に対向する
対向面部5aには、複数個の舌片８が切り起し形成されて
おり、舌片８は前方へ水平に延出している。また舌片８
を切り起したことにより、上記対向面部5aには嵌入孔９
が形成されている。
対向面部5aには、複数個の舌片８が切り起し形成されて
おり、舌片８は前方へ水平に延出している。また舌片８
を切り起したことにより、上記対向面部5aには嵌入孔９
が形成されている。
アダプター11は、厚紙、プラスチックフィルムや電池
電解液の吸液性を有するこれらの発泡シートを折り曲げ
て形成されたものであって、底板12と、この底板12の長
縁部から折り立てられた長壁部13と、短縁部から折り立
てられた短壁部14を有している。また長壁部13と短壁部
14は、下方に折り返された内壁部15、16を有しており
（第２図及び第３図も参照）、更に内壁16は再度折り返
されて、上記底板12と接合する水平な底壁部17を有して
いる。
電解液の吸液性を有するこれらの発泡シートを折り曲げ
て形成されたものであって、底板12と、この底板12の長
縁部から折り立てられた長壁部13と、短縁部から折り立
てられた短壁部14を有している。また長壁部13と短壁部
14は、下方に折り返された内壁部15、16を有しており
（第２図及び第３図も参照）、更に内壁16は再度折り返
されて、上記底板12と接合する水平な底壁部17を有して
いる。
このアダプター11は、上記開口部３に装入され、底板
12と底壁部17により、上記舌片８を上下からスライド自
在に挟持し、互いに半固定する（第２図参照）。このア
ダプター11は、箱体２に電気機器20を収納した後、開口
部３から装入され、更に底壁部17上に、充電池や乾電池
などの電池21が収納される。
12と底壁部17により、上記舌片８を上下からスライド自
在に挟持し、互いに半固定する（第２図参照）。このア
ダプター11は、箱体２に電気機器20を収納した後、開口
部３から装入され、更に底壁部17上に、充電池や乾電池
などの電池21が収納される。
電池21は、その突出電極22を上記嵌入孔９に嵌入させ
て収納され、電池21の肩部は舌片８上に載置される。ま
たその状態で、上記内壁部15、16は、自身の拡開力によ
り、収納された電池21の側面と後端面に弾接して電池21
を位置決めし、またフラップ５も内方に拡開しようとす
ることから、嵌入孔９は突出電極21にしっかり係合す
る。なお内壁部15が自由に内方へ拡開できるように、内
壁部15の上記対向面部5aとの接合部にはスリット18が形
成されており、また内壁部16が自由に内方へ拡開できる
ように、内壁部15の右端部には切欠部19が形成されてい
る。
て収納され、電池21の肩部は舌片８上に載置される。ま
たその状態で、上記内壁部15、16は、自身の拡開力によ
り、収納された電池21の側面と後端面に弾接して電池21
を位置決めし、またフラップ５も内方に拡開しようとす
ることから、嵌入孔９は突出電極21にしっかり係合す
る。なお内壁部15が自由に内方へ拡開できるように、内
壁部15の上記対向面部5aとの接合部にはスリット18が形
成されており、また内壁部16が自由に内方へ拡開できる
ように、内壁部15の右端部には切欠部19が形成されてい
る。
この包装箱１は上記のような構成より成るので、嵌入
孔９に突出電極22を嵌入させることにより、電池21がが
たつかないように位置決めできる。またアダプター11を
介装することにより、一方のフラップ５とアダプター11
を互いに補強でき、しかもアダプター11は２重底の底板
12と底壁部17を有するので、そのクッション作用によ
り、電池21が電気機器20に強く当ってこれを傷つけるこ
ともない。
孔９に突出電極22を嵌入させることにより、電池21がが
たつかないように位置決めできる。またアダプター11を
介装することにより、一方のフラップ５とアダプター11
を互いに補強でき、しかもアダプター11は２重底の底板
12と底壁部17を有するので、そのクッション作用によ
り、電池21が電気機器20に強く当ってこれを傷つけるこ
ともない。
（他の実施例） 第４図及び第５図に示すものは、互いに対向する短縁
部に、舌片８が切り起し形成されたフラップ５を有して
いる。舌片８上には、底板25が載置されており、この底
板25上に電池21が収納される。この場合、左右何れのフ
ラップ５にも嵌入孔９が形成されているので、電池21を
何れの向きにしても、突出電極22を嵌入孔９に嵌入させ
て位置決めできる。なお、底板25を設けることにより、
左右のフラップ５を固定でき、また電池21の載置状態が
安定する。
部に、舌片８が切り起し形成されたフラップ５を有して
いる。舌片８上には、底板25が載置されており、この底
板25上に電池21が収納される。この場合、左右何れのフ
ラップ５にも嵌入孔９が形成されているので、電池21を
何れの向きにしても、突出電極22を嵌入孔９に嵌入させ
て位置決めできる。なお、底板25を設けることにより、
左右のフラップ５を固定でき、また電池21の載置状態が
安定する。
また第６図に示すもののフラップ５の上面部5bの長さ
Ｓは、下面部5cの長さＴよりもかなり大きくしてあり、
フラップ５は台形に折り曲げられる。また他方のフラッ
プ６も折り曲げられて、対向面部6a、上面部6b、下面部
6cを有しており、上面部6bを内方に突出させている。
Ｓは、下面部5cの長さＴよりもかなり大きくしてあり、
フラップ５は台形に折り曲げられる。また他方のフラッ
プ６も折り曲げられて、対向面部6a、上面部6b、下面部
6cを有しており、上面部6bを内方に突出させている。
このようにして上面部5b、6bを下面部5c、6cよりも内
方に突出させると、電池21が抜け出しにくい利点があ
る。
方に突出させると、電池21が抜け出しにくい利点があ
る。
なお、収納される電池は、ポリ袋やビニールシートに
包まれたものでも、突出電極の形状が明確であれば充分
であり、その収納個数は１個、複数個を問わず、更に積
層乾電池（006Pタイプ）のように片端部にのみ突出電極
を２個備えるようなものでも良い。
包まれたものでも、突出電極の形状が明確であれば充分
であり、その収納個数は１個、複数個を問わず、更に積
層乾電池（006Pタイプ）のように片端部にのみ突出電極
を２個備えるようなものでも良い。
（考案の効果） 以上説明したように本考案は、箱体２の開口部３の一
方の縁部に設けられたフラップ５を、内部空間７を確保
せしめて箱体２の内方に折り曲げ、折り曲げられたフラ
ップ５の上記開口部３の他方の縁部に対向する対向面部
5aに、舌片８を切り起し形成して、電池21の突出電極22
が嵌入する嵌入孔９を形成して包装箱１を構成している
ので、電池21を簡単に位置決めして、電池21のがたつき
により、箱体２に収納された電気機器20を損傷するのを
防止できる。またフラップ５を部分的に切り起すだけの
簡単な手段により、電池21の位置決め手段である嵌入孔
９を形成しているので、製造が簡単でコストも安価とな
る。
方の縁部に設けられたフラップ５を、内部空間７を確保
せしめて箱体２の内方に折り曲げ、折り曲げられたフラ
ップ５の上記開口部３の他方の縁部に対向する対向面部
5aに、舌片８を切り起し形成して、電池21の突出電極22
が嵌入する嵌入孔９を形成して包装箱１を構成している
ので、電池21を簡単に位置決めして、電池21のがたつき
により、箱体２に収納された電気機器20を損傷するのを
防止できる。またフラップ５を部分的に切り起すだけの
簡単な手段により、電池21の位置決め手段である嵌入孔
９を形成しているので、製造が簡単でコストも安価とな
る。
図は本考案の実施例を示すものであって、第１図は包装
箱の斜視図、第２図及び第３図は断面図、第４図は他の
実施例の包装箱の斜視図、第５図は断面図、第６図は更
に他の実施例の断面図である。 １……包装箱 ２……箱体 ３……開口部 ５……フラップ 5a……対向面部 ８……舌片 ９……嵌入孔
箱の斜視図、第２図及び第３図は断面図、第４図は他の
実施例の包装箱の斜視図、第５図は断面図、第６図は更
に他の実施例の断面図である。 １……包装箱 ２……箱体 ３……開口部 ５……フラップ 5a……対向面部 ８……舌片 ９……嵌入孔
Claims (1)
- 【請求項１】箱体２の開口部３の一方の縁部に設けられ
たフラップ５を、内部空間７を確保せしめて箱体２の内
方に折り曲げ、折り曲げられたフラップ５の上記開口部
３の他方の縁部に対向する対向面部5aに、舌片８を切り
起し形成して、電池21の突出電極22が嵌入する嵌入孔９
を形成したことを特徴とする包装箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10823290U JP2522012Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10823290U JP2522012Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 包装箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0465723U JPH0465723U (ja) | 1992-06-09 |
| JP2522012Y2 true JP2522012Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=31855110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10823290U Expired - Lifetime JP2522012Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 包装箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522012Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5163951B2 (ja) * | 2008-08-05 | 2013-03-13 | 相互印刷紙器株式会社 | 破瓶防止機能を有するケース |
| WO2019087233A1 (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-09 | 株式会社 資生堂 | 商品パッケージ |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP10823290U patent/JP2522012Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0465723U (ja) | 1992-06-09 |
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