JPS5940253Y2 - ギフト用商品等収納箱 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は上面板、底板及び左右側板を円弧で構成した凹凸
面とした曲面を主体とする優雅な収納箱に関するもので
、その目的とするところは見た目に柔らかく映り、体裁
のよい特異形態のギフト商品等収納箱を提供することに
ある。

今、ここに本案実施の一例を示す添付図面について詳述
する。

１は底板で、２，３は該底板１の前後両端に夫々折目２
０．２０を介して連設した正面板及び背面板である。

４，４は正面板２の両側に連設したフラップで、５，５
は背面板３０両側に連設したフラップである。

６は前記正面板２の先端に折目２１を介して連設した上
面板である。

８．８は該上面板６０両側に図示の如く互いに内側に彎
曲した円弧状折目７．７を介して連設した左右側板で、
先端に基端の折目７．７と相対峙する外側に彎曲した円
弧状折目９，９を介して差し込み片１０．１０を連設し
たもので、左右側板８゜８を第７図等に示す如く基端と
先端とに互いは外側に彎曲した円弧状折目？、７，９．
９を配した鞘型形状に成形するものである。

１４．１４は図示の如く上面板６の中央部に互いに内側
に彎曲した円弧状折目１１．１１を設け、該折目１１．
１１と相対峙する互いに外側に彎曲した円弧状切目１２
．１２を設け、該折目１１．１１と切目１２゜１２との
相対峙する端部相互を切目１３，１３゜１３．１３で連
結し、夫々折目１１、切目１２及び１３．１３で上面板
６より区画した仕切り板である。

これらの切目１２．１３は完全に切断せず簡単に切離し
得る一部不連続部を設けておくことも必要に応じ採用す
るものである。

１５は上面板６先端に連設した貼着片で、背面板３の上
部内面に貼着するものである。

１６は背面板３先端に折目２２を介して連設した蓋板で
、上面板−６の上面を被覆施蓋するものである。

１７は蓋板１６の先端に連設した折曲片で、正面板２の
は父半分の高さに成形したものである。

１８は該折曲片１７の中央部先端に突設した係止突起で
、１９は正面板２の中央部に穿設した係止突起１８の挿
入用切目である。

本案は以上の如き構成で、これを組み立てるに当っては
、第４図に示す如く正面板２先端の折目２１に於いて上
面板６及び貼着片１５を内方に折曲し、貼着片１５外面
に糊２３を塗布し、更に第５図に示す如く底板１の後端
の折目２０に於いて背面板３、蓋板１６及び折曲片１７
を内方に折曲し、貼着片１５を背面板３の上部内面に貼
着して第５図に示す如き態様とする。

次に正面板２及び背面板３を底板１より起立せしめ、第
６図に示す如き側面開放状筒形に成形し、左右側板８，
８を基端の円弧状折目７．７に於いて内方に折曲し、先
端の差し込み片１０．１０を円弧状折目９，９に於いて
更に内方に折曲し、該差し込み片１０゜１０を底板１内
面に差し込み側方を閉塞し、第２図に示す如く上面板６
及び底板１を外側に彎曲した凸面に、また左右側板８，
８を内側に彎曲した凹面に成形した曲面を主体とする収
容箱として完成するものである。

更にギフト用商品の収容に当っては、第２図に於いて上
面板６を上方より押圧し、第３図に示す如く夫々断続切
目１２，１３゜１３を開裂して仕切り板１４．１４を内
部へ垂下し、収納箱内部を仕切り板１４．１４で二分し
、上面開口部２４．２４よりショーツ等のギフト用商品
等を収容するもので、蓋板１６を折目２２に於いて上面
板６上に折曲して上面板６を被覆し、折曲片１７先端の
係止突起１８を正面板２の係止突起挿入切目１９に嵌入
し第１図に示す如く施蓋して完成するものである。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本案実施の一例を示したもので、第１図は閉
蓋時斜視図、第２図は商品収納前の開蓋時斜視図、第３
図は商品収納時の開蓋時要部斜視図、第４図乃至第６図
は組み立て途次の平面図で、第４図は上面板、貼着片を
折曲したもの、第５図は更に背面板、蓋板及び折曲片を
折曲したもの、第６図は正面板、背面板を底板より起立
せしめたもの、第７図は展開図である。 １・・・・・・底板、２・・・・・・正面板、３・・・
・・・背面板、４゜５・・・・・・フラツグ、６・・・
・・・上面板、７・・・・・・円弧状折目、８・・・・
・・側板、９・・・・・・円弧状折目、１０・・・・・
・差し込み片、１１・・・・・・円弧状折目、１２・・
・・・・円弧状（断続）切目、１３・・・・・・（断続
）切目、１４・・・・・・仕切り片、１５・・・・・・
貼着片、１６・・・・・・蓋板、１７・・・・・・折曲
片、１８・・・・・・係止突起、１９・・・・・・係止
突起挿入用切目、２０，２１．２２・・・・・・折目、
２３・・・・・・糊、２４・・・・・・上面開口部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 底板１の前後に正面板２及び背面板３を連設し、正面板
   ２先端に円弧状折目７，７を介して左右側板８，８を両
   側に連設した上面板６を連設し、左右側板８，８先端に
   円弧状折目９，９を介して差し込み片１０．１０を連設
   し、前記上面板６上に任意組の円弧状折目１１．１１を
   設け、該折目１１．１１と相対峙する円弧状切目１２．
   １２を設け、該折目１１，１１と切目１２，１２との夫
   夫相対峙する端部を切目１３，１３，１３，１３で連結
   して仕切り片１４．１４を区画し、上面板６先端に貼着
   片１５、背面板３先端に上面板６を覆う蓋板１６を夫々
   連設し、蓋板１６先端に先端中央部に係止突起１８を付
   設した折曲片１７を連設し、上面板６先端の貼着片１５
   を背面板３上端部内面に貼着して威るギフト用商品収納
   箱。