JP2521442Y2 - 跳ね上げ式シートの取付機構 - Google Patents

跳ね上げ式シートの取付機構

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JP2521442Y2
JP2521442Y2 JP1991085942U JP8594291U JP2521442Y2 JP 2521442 Y2 JP2521442 Y2 JP 2521442Y2 JP 1991085942 U JP1991085942 U JP 1991085942U JP 8594291 U JP8594291 U JP 8594291U JP 2521442 Y2 JP2521442 Y2 JP 2521442Y2
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JP
Japan
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seat
vehicle body
frame
side edge
hinge
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JP1991085942U
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JPH0526602U (ja
Inventor
智樹 松原
Original Assignee
池田物産株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は自動車等の車輌に設
される跳ね上げ式シートの取付機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】 図3および図4に示すように自動車等
の車輌においては、車体(1) にシート(2) の座部(21)の
一側縁を枢着し、該シート(2) の背もたれ部(22)を後方
へ全倒させてから上方へ跳ね上げ、シートレグ(23)を折
畳んで図4に示す状態とし、その後の空間を荷物積載等
に利用する跳ね上げ式シートが提供されている。
【0003】 従来、この種の跳ね上げ式シート(2) に
あっては図5に示すようにシート(2) の座部(21)のフレ
ーム(21A) の一側縁の前後部からブラケット(21B,21C)
を差出し、車体(1) 側の軸受ブラケット(3,4) に回転軸
(5,6) を介して枢着する取付機構が採用されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記
従来の取付機構にあっては、後部の軸受ブラケット(4)
がシート(2) の後側へ突出するので、外観が該軸受ブラ
ケット(4) によって損なわれないようにするためにボロ
かくしが必要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記従来の課
題を解決するための手段として、車体(1) に一側縁を枢
着されることによって跳ね上げ可能にされている座部(2
1)と、該座部(21)にリクライニングデバイス(24)を介し
てリクライニング可能に取付けられている背もたれ部(2
2)とからなる跳ね上げ式シート(2) において、該シート
(2) の座部(21)の一側縁の前部においては該座部(21)の
フレーム(21A) から差出したブラケット(21B) を車体
(1) 側の軸受ブラケット(3) に回転軸(5) を介して枢着
し、後部においては該フレーム(21A) 側縁から差出した
ヒンジ(7) を車体(1) 側に固定した構成であって 、該ヒ
ンジ(7) は固定部(7A)と可動部(7B)とからなり、該固定
部(7A)は車体 (1) 側に取付けられ、該可動部(7B)の外縁
部は座部(21)フレーム(21A) 側縁 に接続されており、
に該シート(2) のリクライニングデバイス(24)と該ヒン
ジ(7) の可動部(7B)とを補強プレート(8) にて連絡した
跳ね上げ式シート(2) の取付機構を提供するものであ
る。
【0006】
【作用】 シート(2) の座部(21)のフレーム(21A) は前
部において該フレーム(21A) のブラケット(21B) を回転
軸(5) を介して車体(1) 側の軸受ブラケット(3) に枢着
し、後部においてはヒンジ(7) を介して車体(1) 側に枢
着されている。ヒンジ(7) は可動部(7B)を介してフレー
ム(21A) の側縁に取付けることが出来るから、シート
(2) の後側にヒンジ(7) が突出することはない。しかし
ヒンジ(7) の可動部(7B)は横方向の外力に対して弱いの
で、シート(2) のリクライニングデバイス(24)から補強
プレート(8) を連絡して補強する。
【0007】
【実施例】 本考案の図1および図2に示す一実施例に
よって説明すれば、図3および図4に示す跳ね上げ式シ
ート(2) の座部(21)のフレーム(21A)の一側縁におい
て、前部にはブラケット(21B) が差出され、該ブラケッ
ト(21B) は回転軸(5) を介して車体(1) 側の軸受ブラケ
ット(3) に枢着されており、後側には固定部(7A)と可動
部(7B)とからなるヒンジ(7) が可動部(7B)を 介して溶接
によって差出されており、該ヒンジ(7) の固定部(7A)
ボルト(9) 、ナット(10)によって車体(1) 側に止着され
ている。
【0008】 該フレーム(21A) の一側縁の後部には更
に座部(21)に背もたれ部(22)を取付けるためのリクライ
ニングデバイス(24)がボルト(11)、ナット(12)によって
取付けられている。更に該リクライニングデバイス(24)
からは補強プレート(8) が差出され、該補強プレート
(8) はボルト(13)、ナット(14)によってヒンジ(7) の可
動部(7B)に連絡する。
【0009】 上記構成においては、ヒンジ(7) は可動
部(7B)を介して座部(21)のフレーム(21A) の一側縁に取
付けられ後方には突出しないし、また背もたれ部(22)を
介して横方向の外力が及ぼされた場合、このような外力
に対してはヒンジ(7) の可動部(7B)はリクライニングデ
バイス(24)からの補強プレート(8) によって補強される
し、また該外力はリクライニングデバイス(24)、補強プ
レート(8) 、ヒンジ(7) を介して車体側に分散され、座
部(21)のフレーム(21A) への直接影響が少なくなり、高
強度のブラケット(21B)を取付ける必要もなくなる。
【0010】
【考案の効果】 したがって本考案においては、跳ね上
げ式シートの後側に取付機構が突出することがなく、し
たがってボロかくしの必要もない。
【図面の簡単な説明】
図1および図2は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】 取付機構分解斜視図
【図2】 取付機構断面図
【図3】 跳ね上げ式シート説明図
【図4】 跳ね上げ状態説明図
【図5】 従来例の取付機構分解斜視図
【符号の説明】
1 車体 2 跳ね上げ式シート 21 座部 21A フレーム 21B ブラケット 22 背もたれ部 24 リクライニングデバイス 3 軸受ブラケット 5 回転軸 7 ヒンジ7A 固定部 7B 可動部 8 補強プレート

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に一側縁を枢着されることによって跳
    ね上げ可能にされている座部と、該座部にリクライニン
    グデバイスを介してリクライニング可能に取付けられて
    いる背もたれ部とからなる跳ね上げ式シートにおいて、
    該シートの座部の一側縁の前部においては該座部のフレ
    ームから差出したブラケットを車体側の軸受ブラケット
    に回転軸を介して枢着し、後部においては該フレーム側
    縁から差出したヒンジを車体側に固定した構成であっ
    て、該ヒ ンジは固定部と可動部とからなり、該固定部は
    車体側に取付けられ、該可動 部の外縁部は座部フレーム
    側縁に接続されており、更に該シートのリクライニング
    デバイスと該ヒンジの可動部とを補強プレートにて連絡
    したことを特徴とする跳ね上げ式シートの取付機構
JP1991085942U 1991-09-24 1991-09-24 跳ね上げ式シートの取付機構 Expired - Lifetime JP2521442Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0526602U JPH0526602U (ja) 1993-04-06
JP2521442Y2 true JP2521442Y2 (ja) 1996-12-25

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ID=13872821

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966830A (ja) * 1982-10-08 1984-04-16 大日本除虫菊株式会社 薬剤加熱蒸散装置
JPS60234039A (ja) * 1984-05-04 1985-11-20 Daihatsu Motor Co Ltd シ−ト等の折りたたみ機構

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JPH0526602U (ja) 1993-04-06

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