JP3146642B2 - 自動車のシート - Google Patents
自動車のシートInfo
- Publication number
- JP3146642B2 JP3146642B2 JP16888192A JP16888192A JP3146642B2 JP 3146642 B2 JP3146642 B2 JP 3146642B2 JP 16888192 A JP16888192 A JP 16888192A JP 16888192 A JP16888192 A JP 16888192A JP 3146642 B2 JP3146642 B2 JP 3146642B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- frame
- belt guide
- schoolchild
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、学童用シートを備えた
自動車のシートに関する。
自動車のシートに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシートとしては、例えば図3に
示すような構造のものが知られている。このシートは学
童用シートaの後端に左右一対のブラケットbを設けて
あり、これらブラケットbをシートバックcのフレーム
dに回動自在に支持してある。そして、学童用シートa
を前方へ倒してシートクッションeに重ね合せ、その上
に学童を座るようにしている(図4参照)。また、この
シートaは左右の側面にベルトガイドfを備えており、
これらガイドfにシートベルトgを通すことによって、
学童に対してシートベルトgの適正装着ができるように
してある。
示すような構造のものが知られている。このシートは学
童用シートaの後端に左右一対のブラケットbを設けて
あり、これらブラケットbをシートバックcのフレーム
dに回動自在に支持してある。そして、学童用シートa
を前方へ倒してシートクッションeに重ね合せ、その上
に学童を座るようにしている(図4参照)。また、この
シートaは左右の側面にベルトガイドfを備えており、
これらガイドfにシートベルトgを通すことによって、
学童に対してシートベルトgの適正装着ができるように
してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このシートは
ベルトガイドfを学童用シートaのフレームにだけ固定
した構造になっているため、必ずしも強度的に充分であ
るとは言えない。
ベルトガイドfを学童用シートaのフレームにだけ固定
した構造になっているため、必ずしも強度的に充分であ
るとは言えない。
【0004】また、ブラケットbの取付用部材を学童用
シートaのフレームに溶接接合しなければならないの
で、溶接工数が増え、コストアップを招くという欠点も
ある。
シートaのフレームに溶接接合しなければならないの
で、溶接工数が増え、コストアップを招くという欠点も
ある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、ベルト
ガイドの取付強度を高め、かつ溶接工数の削減が図れる
自動車のシートを提供することを目的とする。
ガイドの取付強度を高め、かつ溶接工数の削減が図れる
自動車のシートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、シートバックに学童用シートを回動自在に
取付けるとともに、該シートの左右の側面にベルトガイ
ドをそれぞれ固設してなる自動車のシートにおいて、学
童用シートのフレームに接合されたベルトガイド取付部
材に、それぞれベルトガイドを固定し、これらベルトガ
イドのそれぞれに上記学童用シートの左右の側面に沿っ
て後方へ延長する延長部を設け、これら延長部を上記シ
ートバックのフレームに回動自在に取付けたことにあ
る。
の本発明は、シートバックに学童用シートを回動自在に
取付けるとともに、該シートの左右の側面にベルトガイ
ドをそれぞれ固設してなる自動車のシートにおいて、学
童用シートのフレームに接合されたベルトガイド取付部
材に、それぞれベルトガイドを固定し、これらベルトガ
イドのそれぞれに上記学童用シートの左右の側面に沿っ
て後方へ延長する延長部を設け、これら延長部を上記シ
ートバックのフレームに回動自在に取付けたことにあ
る。
【0007】
【実施例】図1に本発明の自動車用シートを示す。同図
において、1はシートバック、2はシートクッション、
3は学童用シートである。シートバック1の前面側には
凹部4が形成してあり、該凹部4内に露出したフレーム
5の部分に左右一対のブラケット6を固設してある。学
童用シート3の左右の側面3aには、ベルトガイド7が
スクリュー8で取付けてある。詳しくは図2に示すよう
に、学童用シート3のフレーム9には、ベルトガイド取
付用部材10が溶接接合してあり、該部材10の内側に
固着したナット11に、スクリュー8を係合させてベル
トガイド7の固定を行なっている。
において、1はシートバック、2はシートクッション、
3は学童用シートである。シートバック1の前面側には
凹部4が形成してあり、該凹部4内に露出したフレーム
5の部分に左右一対のブラケット6を固設してある。学
童用シート3の左右の側面3aには、ベルトガイド7が
スクリュー8で取付けてある。詳しくは図2に示すよう
に、学童用シート3のフレーム9には、ベルトガイド取
付用部材10が溶接接合してあり、該部材10の内側に
固着したナット11に、スクリュー8を係合させてベル
トガイド7の固定を行なっている。
【0008】ベルトガイド7は学童用シート3の左右の
側面3aに沿って後方へ延長させて延長部7aを設けて
あり、該延長部7aのそれぞれをリベット12で上記ブ
ラケット6に枢支結合してある。そして、学童用シート
3を起してシートバック1の凹部4に押し込んで、学童
用シート3の格納を行なうようにしてある。また、学童
用シート3をここから引出して前方へ倒すと、学童用シ
ート3のセットが行なわれることになる。
側面3aに沿って後方へ延長させて延長部7aを設けて
あり、該延長部7aのそれぞれをリベット12で上記ブ
ラケット6に枢支結合してある。そして、学童用シート
3を起してシートバック1の凹部4に押し込んで、学童
用シート3の格納を行なうようにしてある。また、学童
用シート3をここから引出して前方へ倒すと、学童用シ
ート3のセットが行なわれることになる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果を奏
することができる。学童用シートのフレームに接合され
たベルトガイド取付部材に、それぞれベルトガイドを固
定したので、ベルトガイドを学童用シートの両側面に、
強固に取り付けることができる。また、これらベルトガ
イドのそれぞれに上記学童用シートの左右の側面に沿っ
て後方へ延長する延長部を設け、これら延長部を上記シ
ートバックのフレームに回動自在に取付けたので、学童
用シートをシートバックに強固に固定することができ
る。さらに、ベルトガイドが学童用シートの側面への結
合部と、シートバックフレームへの結合部を一体に有し
ているので、学童用シートのシートバックおよびシート
クッションに対する取付位置の精度が向上し、自動車用
シートの機能および外観が向上する。さらにまた、学童
用シートのフレームに、ベルトガイド部材を設けたこと
により、ベルトガイドに掛かる衝撃荷重が、学童用シー
トに直接かかることもなく、シートバックフレームに伝
達されるので、ベルトガイドの取付強度を大幅に高める
ことができる。
することができる。学童用シートのフレームに接合され
たベルトガイド取付部材に、それぞれベルトガイドを固
定したので、ベルトガイドを学童用シートの両側面に、
強固に取り付けることができる。また、これらベルトガ
イドのそれぞれに上記学童用シートの左右の側面に沿っ
て後方へ延長する延長部を設け、これら延長部を上記シ
ートバックのフレームに回動自在に取付けたので、学童
用シートをシートバックに強固に固定することができ
る。さらに、ベルトガイドが学童用シートの側面への結
合部と、シートバックフレームへの結合部を一体に有し
ているので、学童用シートのシートバックおよびシート
クッションに対する取付位置の精度が向上し、自動車用
シートの機能および外観が向上する。さらにまた、学童
用シートのフレームに、ベルトガイド部材を設けたこと
により、ベルトガイドに掛かる衝撃荷重が、学童用シー
トに直接かかることもなく、シートバックフレームに伝
達されるので、ベルトガイドの取付強度を大幅に高める
ことができる。
【0010】また、従来、学童用シートのフレームに溶
接していたブラケット取付用部材が不要になるので、溶
接工数を削減でき、コスト的に有利になる。
接していたブラケット取付用部材が不要になるので、溶
接工数を削減でき、コスト的に有利になる。
【図1】本発明の自動車用シートを分解して示す斜視図
である。
である。
【図2】図1に示したA−A線による断面図である。
【図3】図1と対応する従来例を示す図である。
【図4】同シートの使用状態を示す斜視図である。
1 シートバック 2 シートクッション 3 学童用シート 4 凹部 5 フレーム 6 ブラケット 7 ベルトガイド 7a 延長部 8 スクリュー 9 フレーム 10 ベルトガイド取付部材 11 ナット 12 リベット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/72 B60R 22/26
Claims (1)
- 【請求項1】 シートバックに学童用シートを回動自在
に取付けるとともに、該シートの左右の側面にベルトガ
イドをそれぞれ固設してなる自動車のシートにおいて、
学童用シートのフレームに接合されたベルトガイド取付
部材に、それぞれベルトガイドを固定し、これらベルト
ガイドのそれぞれに上記学童用シートの左右の側面に沿
って後方へ延長する延長部を設け、これら延長部を上記
シートバックのフレームに回動自在に取付けたことを特
徴とする自動車のシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16888192A JP3146642B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動車のシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16888192A JP3146642B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動車のシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068762A JPH068762A (ja) | 1994-01-18 |
| JP3146642B2 true JP3146642B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=15876297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16888192A Expired - Fee Related JP3146642B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動車のシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3146642B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7648209B2 (en) | 2006-03-01 | 2010-01-19 | Elisabeth Weinstein | Seat belt buckle positioning system |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP16888192A patent/JP3146642B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH068762A (ja) | 1994-01-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |