JP2521347B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2521347B2
JP2521347B2 JP1053039A JP5303989A JP2521347B2 JP 2521347 B2 JP2521347 B2 JP 2521347B2 JP 1053039 A JP1053039 A JP 1053039A JP 5303989 A JP5303989 A JP 5303989A JP 2521347 B2 JP2521347 B2 JP 2521347B2
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毅 今飯田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空気調和機の制御装置に関する。
(従来の技術) 従来の空気調和機の冷媒回路が第6図に示されてい
る。
冷房運転時、圧縮機1が電動機2によって駆動される
と、圧縮機1から吐出された冷媒ガスは、破線矢印で示
すように、四方弁3を経て熱源側熱交換器4に入り、こ
こで電動機5により駆動される熱源側送風機6によって
送風される外気と熱交換することによって凝縮液化す
る。この液冷媒は電子膨張弁7で断熱膨張した後、利用
側熱交換器8に入り、ここで電動機9により駆動される
利用側送風機10によって送風される室内空気と熱交換す
ることによって蒸発気化する。そして、このガス冷媒は
四方弁3を経て再び圧縮機1に循環する。
暖房運転時には、冷媒は実線矢印で示すように圧縮機
1、四方弁3、利用側熱交換器8、電子膨張弁7、熱源
側熱交換器4、四方弁3をこの順に経て圧縮機1に循環
する。
圧縮機1はこれを駆動する電動機2に供給される電流
の周波数を変更することによってその回転数、即ち、容
量が制御される。
暖房運転の開始時には、圧縮機1の回転数を最高と
し、かつ、利用側送風機10の回転数を予め定められた回
転数で回転させることによって、高温暖房運転(室内に
吹き出される調和空気の温度、即ち、吹出空気温度を60
℃前後の高温とする運転)を実施していた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の空気調和機においては、その暖房能力は外
気温度の変化に応じて大きく変動する。この結果、外気
温が高い場合には、吹出空気温度が所定の温度より高く
なるのみならず、冷媒の凝縮温度が上昇するので圧縮機
1が過酷な状態に置かれ、甚だしい場合には保護装置が
作動して、連続的な高温暖房運転が不可能となる。
また、外気温が低い場合には吹出空気温度が所定の温
度まで上昇しないので、所期の高温暖房運転ができな
い。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために発明されたもので
あって、その要旨とするところは、利用側熱交換器の温
度を検出する検出手段と、この検出手段により検出され
た温度検出値の時間的変化率を演算する演算手段と、上
記温度検出値と上記時間的変化率の演算値とから所定の
制御ルールに基づいたファジィー論理演算により上記利
用側熱交換器に送風するための利用側送風機の回転数を
演算する演算手段とを備えたことを特徴とする空気調和
機の制御装置にある。
(作用) 本発明においては、上記構成を具えているため、利用
側熱交換器の温度を検出し、この温度検出値の時間的変
化率を演算して、温度検出値とその時間的変化率の演算
値とから所定の制御ルールに基づいたファジィー論理演
算により利用側送風機の回転数を演算する。
(実施例) 本発明の1実施例について、第1図ないし第5図を参
照しながら具体的に説明する。
空気調和機の冷媒回路は第6図に示す従来のものと同
様である。
制御装置の制御ブロック図が第1図に示されている。
予め定められたサンプリングタイム毎に温度検出手段
11によって検出された利用側熱交換器8の温度TC及び温
度設定手段12によって予め設定された設定温度SPが比較
器15に入力され、ここで両者の偏差Eが算出される。こ
の検出温度TCは記憶手段16に入力されてここに記憶され
る。また、この検出温度TCは時間的変化率の演算手段17
に入力され、ここで記憶手段16に記憶されている前回の
サンプリング時における検出温度と比較されることによ
り偏差Eの時間的変化率ΔEが算出される。
偏差Eはそのファジィー変数グレードの算出手段20に
入力され、ここでEのメンバーシップ関数の記憶手段18
から入力されたメンバーシップ関数に対応するファジィ
ー変数グレードが算出される。なお、この記憶手段18に
は、第2図に示すように、偏差Eに対応するファジィー
変数のメンバーシップ関数が記憶されている。
一方、時間的変化率ΔEはそのファジィー変数グレー
ドの算出手段21に入力され、ここでΔEのメンバーシッ
プ関数の記憶手段19から入力されたメンバーシップ関数
に対応するファジィー変数グレードが算出される。な
お、この記憶手段19には、第3図に示すように、時間的
変化率ΔEに対応するメンバーシップ関数が記憶されて
いる。
算出手段20及び21で算出されたファジィー変数グレー
ドは利用側送風機10の回転数の変化量ΔFに対するファ
ジィー変数グレードの最少値算出手段23に入力され、こ
こで制御ルールの記憶手段22に記憶された制御ルールに
基づいてΔFのファジィー変数グレードの最少値が算出
される。
記憶手段22には第1表に示す制御ルールが記憶されて
いる。
これら制御ルールa1ないしe2は第5図に示す温度検出
値TCの時間的変化曲線上の点a1ないしe2にそれぞれ対応
する。
これら制御ルールは第2表に示すファジィーテーブル
に纏められている。
なお、第1表及び第2表において、Z0は零、NBは負方
向に大、NSは負方向に小、PSは正方向に小、PBは正方向
に大、をそれぞれ表している。
次いで、算出手段23で歳出されたΔFのグレードの最
少値は和集合演算手段25に入力され、ここでΔFのメン
バーシップ関数の記憶手段24から入力されたメンバーシ
ップ関数に基づいてΔFの和集合を求める。なお、ΔF
のメンバーシップ関数の記憶手段24には第4図に示すよ
うに、ΔFに対応するメンバーシップ関数が記憶されて
いる。
次いで、重心計算手段26によって和集合の重心を求め
ることによって回転数の変化量ΔFが算出される。この
回転数の変化量のΔFは回転数可変手段27を経て利用側
送風機10のモータ9に入力される。
しかして、低外気温時等温度検出値TCが設定温度SP
り低い場合に規則e1により送風機10の回転数を減じるこ
とにより温度検出値TCを上昇させて設定温度SPに迅速に
近接させることができる。
また、高外気温時等温度検出値TCが設定温度SPより大
巾に高くなった場合には規則e2により送風機10の回転数
を増大させることにより温度検出値TCのオーバーシュー
トを抑制し、オーバーシュートに基づく冷媒回路内高圧
圧力の上昇及び保護装置の作動を防止して安定で連続し
た高温暖房運転を行うことができる。
(発明の効果) 本発明においては、利用側熱交換器の温度を検出し、
この温度検出値の時間的変化率を演算して、温度検出値
とその時間的変化率の演算値とから所定の制御ルールに
基づいたファジィー論理演算により利用側送風機の回転
数を演算するので、低外気温時等においては吹出空気温
度を設定温度に迅速に上昇させることができるとともに
高外気温時には吹出空気温度が設定温度より大幅に高く
なるのを抑制して安定した暖房運転を連続して行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の1実施例を示し、第1図
は制御ブロック図、第2図は偏差Eのメンバーシップ関
数を示す線図、第3図は時間的変化率ΔEのメンバーシ
ップ関数を示す線図、第4図はファン回転数の変化量Δ
Fのメンバーシップ関数を示す線図、第5図は温度検出
値の時間的変化を示す線図である。第6図は従来の空気
調和機の冷媒回路図である。 温度検出手段……11、時間的変化率の演算手段……17、
制御ルールの記憶手段……22、送風機回転数の演算手段
……23、24、25、26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用側熱交換器の温度を検出する検出手段
    と、この検出手段により検出された温度検出値の時間的
    変化率を演算する演算手段と、上記温度検出値と上記時
    間的変化率の演算値とから所定の制御ルールに基づいた
    ファジィー論理演算により上記利用側熱交換器に送風す
    るための利用側送風機の回転数を演算する演算手段とを
    備えたことを特徴とする空気調和機の制御装置。
JP1053039A 1989-03-07 1989-03-07 空気調和機の制御装置 Expired - Lifetime JP2521347B2 (ja)

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JPH02233934A JPH02233934A (ja) 1990-09-17
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JPH04139372A (ja) * 1990-09-28 1992-05-13 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫の制御装置
JP3173854B2 (ja) * 1992-03-25 2001-06-04 株式会社半導体エネルギー研究所 薄膜状絶縁ゲイト型半導体装置の作製方法及び作成された半導体装置
CN115113663A (zh) * 2022-05-18 2022-09-27 东南大学 一种寒冷地区小型发电舱及温度控制方法

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