JPH0783487A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
- Publication number
- JPH0783487A JPH0783487A JP5248547A JP24854793A JPH0783487A JP H0783487 A JPH0783487 A JP H0783487A JP 5248547 A JP5248547 A JP 5248547A JP 24854793 A JP24854793 A JP 24854793A JP H0783487 A JPH0783487 A JP H0783487A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- frequency
- current
- compressor
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インバータ駆動圧縮機1が過負荷状態で運転
を継続することにより破損又は焼損するのを防止する。 【構成】 インバータ12への入力電流を検出する電流セ
ンサ18と予め設定された計算式からインバータ周波数に
対応する許容電流値を算出する演算手段20と、この演算
手段20によって算出された許容電流値より電流センサ18
によって検出された入力電流が高くなったとき、インバ
ータ周波数を低減させる負荷制御手段19を設ける。
を継続することにより破損又は焼損するのを防止する。 【構成】 インバータ12への入力電流を検出する電流セ
ンサ18と予め設定された計算式からインバータ周波数に
対応する許容電流値を算出する演算手段20と、この演算
手段20によって算出された許容電流値より電流センサ18
によって検出された入力電流が高くなったとき、インバ
ータ周波数を低減させる負荷制御手段19を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータ駆動圧縮機を
搭載した空気調和機の制御装置に関する。
搭載した空気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種空気調和機においては、その冷暖
房負荷に応じてインバータ周波数が増減され、インバー
タ駆動圧縮機はこのインバータ周波数に対応する回転数
で回転する。
房負荷に応じてインバータ周波数が増減され、インバー
タ駆動圧縮機はこのインバータ周波数に対応する回転数
で回転する。
【0003】インバータ周波数の増加に応じてインバー
タへの入力電流は図2にイ線で示されるように増加する
が、上限値Aを越えないようにインバータ周波数の増加
を抑制している。
タへの入力電流は図2にイ線で示されるように増加する
が、上限値Aを越えないようにインバータ周波数の増加
を抑制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、インバータへの入力電流が上限値Aを越え
ないようにインバータ周波数の増加を抑制しているた
め、インバータ駆動圧縮機に過大な負荷が掛かることに
よってインバータへの入力電流が図2にB点で示す値ま
で増加したときでも、インバータ駆動圧縮機はそのまま
運転を継続するため、インバータ駆動圧縮機が破損また
は焼損するおそれがあった。
においては、インバータへの入力電流が上限値Aを越え
ないようにインバータ周波数の増加を抑制しているた
め、インバータ駆動圧縮機に過大な負荷が掛かることに
よってインバータへの入力電流が図2にB点で示す値ま
で増加したときでも、インバータ駆動圧縮機はそのまま
運転を継続するため、インバータ駆動圧縮機が破損また
は焼損するおそれがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、インバータを介して供給される電流により駆動
される圧縮機を搭載してなる空気調和機において、上記
インバータへの入力電流を検出する電流センサと、予め
設定された計算式からインバータ周波数に対応する許容
電流値を算出する演算手段と、この演算手段によって算
出された許容電流値より上記電流センサによって検出さ
れた入力電流が高くなったときインバータ周波数を低減
させる負荷制御手段とを具備することを特徴とする空気
調和機の制御装置にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、インバータを介して供給される電流により駆動
される圧縮機を搭載してなる空気調和機において、上記
インバータへの入力電流を検出する電流センサと、予め
設定された計算式からインバータ周波数に対応する許容
電流値を算出する演算手段と、この演算手段によって算
出された許容電流値より上記電流センサによって検出さ
れた入力電流が高くなったときインバータ周波数を低減
させる負荷制御手段とを具備することを特徴とする空気
調和機の制御装置にある。
【0006】上記負荷制御手段にインバータ周波数が低
減することによって予め設定された周波数に到達したと
き、圧縮機を停止させる異常停止機能を具備させること
ができる。
減することによって予め設定された周波数に到達したと
き、圧縮機を停止させる異常停止機能を具備させること
ができる。
【0007】
【作用】本発明においては、演算手段によって算出され
た許容電流値より電流センサによって検出された入力電
流が高くなったとき、インバータ周波数が低減する。
た許容電流値より電流センサによって検出された入力電
流が高くなったとき、インバータ周波数が低減する。
【0008】インバータ周波数が低減することによって
予め設定された周波数に到達したとき、圧縮機が停止す
る。
予め設定された周波数に到達したとき、圧縮機が停止す
る。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。図
1に示すように、空気調和機の暖房運転時、インバータ
駆動圧縮機1から吐出されたガス冷媒は、実線矢印で示
すように、四方弁2を経て室内熱交換器3に入り、ここ
で室内フアン6によって送風される室内空気に放熱する
ことによって凝縮液化する。この液冷媒は膨張弁4で絞
られることによって断熱膨張して室外熱交換器5に入
り、ここで室外フアン7によって送風される外気から吸
熱することによって蒸発気化した後、四方弁2を経て圧
縮機1に戻る。
1に示すように、空気調和機の暖房運転時、インバータ
駆動圧縮機1から吐出されたガス冷媒は、実線矢印で示
すように、四方弁2を経て室内熱交換器3に入り、ここ
で室内フアン6によって送風される室内空気に放熱する
ことによって凝縮液化する。この液冷媒は膨張弁4で絞
られることによって断熱膨張して室外熱交換器5に入
り、ここで室外フアン7によって送風される外気から吸
熱することによって蒸発気化した後、四方弁2を経て圧
縮機1に戻る。
【0010】冷房運転時には、四方弁2が上記と逆に切
り換えられるので、圧縮機1から吐出された冷媒は、破
線矢印で示すように、四方弁2、室外熱交換器5、膨張
弁4、室内熱交換器3、四方弁2をこの順に経て圧縮機
1に戻る。
り換えられるので、圧縮機1から吐出された冷媒は、破
線矢印で示すように、四方弁2、室外熱交換器5、膨張
弁4、室内熱交換器3、四方弁2をこの順に経て圧縮機
1に戻る。
【0011】交流電源10からの交流電流はコンバータ11
で直流電流に変換された後、インバータ12で所定周波数
の交流電流に変換されてインバータ駆動圧縮機1に供給
される。
で直流電流に変換された後、インバータ12で所定周波数
の交流電流に変換されてインバータ駆動圧縮機1に供給
される。
【0012】室温センサ13によって検出された室温は比
較手段14に入力され、ここで室温設定手段15から入力さ
れた設定温度と比較される。この比較結果は周波数決定
手段16に入力され、ここで記憶手段17から入力された制
御ルールに従って周波数が決定される。
較手段14に入力され、ここで室温設定手段15から入力さ
れた設定温度と比較される。この比較結果は周波数決定
手段16に入力され、ここで記憶手段17から入力された制
御ルールに従って周波数が決定される。
【0013】決定値は負荷制御手段19を通過してインバ
ータ12に入力され、インバータ12は決定された周波数の
交流電流をインバータ駆動圧縮機1に供給し、インバー
タ駆動圧縮機1はこの周波数に対応する回転数で回転す
る。
ータ12に入力され、インバータ12は決定された周波数の
交流電流をインバータ駆動圧縮機1に供給し、インバー
タ駆動圧縮機1はこの周波数に対応する回転数で回転す
る。
【0014】一方、周波数決定手段16で決定された周波
数Hz は演算手段20に入力され、ここで予め設定された
計算式( 例えば、 aHz +b 、但し、a 、b は常数)に
基づいて周波数Hz に対応する許容電流値ロが算出され
る。この許容電流値ロからなる線は線イより若干高い位
置でこれとほぼ平行するように、上記常数aとbが選ば
れる。
数Hz は演算手段20に入力され、ここで予め設定された
計算式( 例えば、 aHz +b 、但し、a 、b は常数)に
基づいて周波数Hz に対応する許容電流値ロが算出され
る。この許容電流値ロからなる線は線イより若干高い位
置でこれとほぼ平行するように、上記常数aとbが選ば
れる。
【0015】インバータ12への入力電流は電流センサ18
により検出されて比較手段22に入力され、ここで演算手
段20から入力された許容電流値ロと比較される。インバ
ータ駆動圧縮機1の負荷が増大することによってインバ
ータ12への入力電流が許容電流値ロに到達し又は入力電
流が許容電流値ロより高い状態が一定時間継続したと
き、比較手段22は負荷制御手段19に指令して周波数を低
減させる。周波数が低下すると、これに伴ってインバー
タ12への入力電流が低下し、入力電流が線イを下回れ
ば、負荷制御手段19は周波数を決定された周波数Hz に
復帰させる。
により検出されて比較手段22に入力され、ここで演算手
段20から入力された許容電流値ロと比較される。インバ
ータ駆動圧縮機1の負荷が増大することによってインバ
ータ12への入力電流が許容電流値ロに到達し又は入力電
流が許容電流値ロより高い状態が一定時間継続したと
き、比較手段22は負荷制御手段19に指令して周波数を低
減させる。周波数が低下すると、これに伴ってインバー
タ12への入力電流が低下し、入力電流が線イを下回れ
ば、負荷制御手段19は周波数を決定された周波数Hz に
復帰させる。
【0016】周波数が低減することによって異常停止周
波数設定手段21に予め設定された周波数Cに到達し又は
到達後所定時間経過したとき、負荷制御手段19は周波数
を零として圧縮機1を停止させる。
波数設定手段21に予め設定された周波数Cに到達し又は
到達後所定時間経過したとき、負荷制御手段19は周波数
を零として圧縮機1を停止させる。
【0017】
【発明の効果】本発明においては、演算手段によって算
出された許容電流値よりインバータへの入力電流が高く
なったとき、インバータ周波数が自動的に低減するた
め、圧縮機が過負荷状態で運転を継続して破損又は焼損
するのを未然に防止できる。
出された許容電流値よりインバータへの入力電流が高く
なったとき、インバータ周波数が自動的に低減するた
め、圧縮機が過負荷状態で運転を継続して破損又は焼損
するのを未然に防止できる。
【0018】また、インバータ周波数が低減することに
よって予め設定された周波数に到達したとき、圧縮機を
停止させることができるため、圧縮機が低速で回転を継
続して潤滑不良等により破損又は焼き付くのを防止でき
る。
よって予め設定された周波数に到達したとき、圧縮機を
停止させることができるため、圧縮機が低速で回転を継
続して潤滑不良等により破損又は焼き付くのを防止でき
る。
【図1】本発明の1実施例を示す系統図である。
【図2】インバータ周波数と入力電流との関係を示す線
図である。
図である。
1 圧縮機 12 インバータ 18 電流センサ 20 演算手段 19 負荷制御手段 21 異常停止周波数設定手段
Claims (2)
- 【請求項1】 インバータを介して供給される電流によ
り駆動される圧縮機を搭載してなる空気調和機におい
て、上記インバータへの入力電流を検出する電流センサ
と、予め設定された計算式からインバータ周波数に対応
する許容電流値を算出する演算手段と、この演算手段に
よって算出された許容電流値より上記電流センサによっ
て検出された入力電流が高くなったときインバータ周波
数を低減させる負荷制御手段とを具備することを特徴と
する空気調和機の制御装置。 - 【請求項2】 上記負荷制御手段はインバータ周波数が
低減することによって予め設定された周波数に到達した
とき、上記圧縮機を停止させる異常停止機能を具備する
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5248547A JPH0783487A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5248547A JPH0783487A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0783487A true JPH0783487A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=17179807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5248547A Pending JPH0783487A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 空気調和機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0783487A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002340423A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Sanden Corp | 車両用空気調和装置 |
KR100792521B1 (ko) * | 2006-11-16 | 2008-01-10 | 삼성전자주식회사 | 시스템 에어컨의 운전장치 및 그 제어방법 |
WO2008053872A1 (fr) * | 2006-10-30 | 2008-05-08 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Dispositif de source de chaleur, système de source de chaleur et procédé de fonctionnement du dispositif de source de chaleur |
JP2009058197A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Orion Mach Co Ltd | 冷却装置の圧縮機保護方法 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP5248547A patent/JPH0783487A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002340423A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Sanden Corp | 車両用空気調和装置 |
WO2008053872A1 (fr) * | 2006-10-30 | 2008-05-08 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Dispositif de source de chaleur, système de source de chaleur et procédé de fonctionnement du dispositif de source de chaleur |
JP2008111582A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 熱源機および熱源システム |
US8245525B2 (en) | 2006-10-30 | 2012-08-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heat source apparatus, heat source system, and method for operating heat source apparatus |
KR100792521B1 (ko) * | 2006-11-16 | 2008-01-10 | 삼성전자주식회사 | 시스템 에어컨의 운전장치 및 그 제어방법 |
JP2009058197A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Orion Mach Co Ltd | 冷却装置の圧縮機保護方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010410 |