JP2521298Y2 - 原稿装着装置 - Google Patents

原稿装着装置

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JP2521298Y2 JP11019291U JP11019291U JP2521298Y2 JP 2521298 Y2 JP2521298 Y2 JP 2521298Y2 JP 11019291 U JP11019291 U JP 11019291U JP 11019291 U JP11019291 U JP 11019291U JP 2521298 Y2 JP2521298 Y2 JP 2521298Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、画像走査装置の画像入
力用ドラムに原稿を装着するための原稿装着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像走査装置は、樹脂やガラス等からな
る透明の画像入力用ドラムに原稿を貼着し、画像入力用
ドラムを回転させて原稿を走査することにより、画像信
号をピックアップする装置である。
【0003】通常、画像入力用ドラムに原稿を着脱する
には、手作業により原稿を画像入力用ドラムの外周面に
粘着テープを用いて貼着し、そして、原稿を外す場合に
は、粘着テープを剥すことより行なっていた。
【0004】しかし、原稿を画像入力用ドラムに完全に
密着装着することは難しく、部分的に密着不良の生ずる
ことが多く、この密着不良がニュートンリングを発生さ
せる原因となっていた。
【0005】一般に、原稿のサイズが大きい場合には、
ニュートンリングが作業者にも容易に発見できる程度に
大きく現れるので、画像入力用ドラムへの装着をやり直
したりすることができるが、原稿のサイズが比較的小さ
いと、ニュートンリングが発生しても容易に発見するこ
とができず、そのまま画像信号を読み取ってしまうこと
が多かった。すなわち、特に小さいサイズの原稿の場合
には、ニュートンリングの発生を回避することが難しか
った。
【0006】こうした問題を解決するために、画像入力
用ドラムに当接する原稿面に、ストーンパウダ(滑石の
微粉末)を予め散布して、ニュートンリングの発生を防
止しする技術が知られている。また、実公昭59−26
361号公報には、窓部が開孔された画像入力用ドラム
を用いることにより、ニュートンリングの発生を防止す
る技術が記載されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、ストーンパウ
ダを散布する技術では、手作業による熟練性を要すると
いう問題があり、また、実公昭59−26361号公報
に記載された技術では、原稿を装着できる位置が画像入
力用ドラムの窓部に限られるため、多くの原稿を装着で
きないという問題がある。
【0008】本考案は、上記従来の技術の問題点を解決
するものであり、画像入力用ドラムの位置に関係なく、
しかもニュートンリングを発生させずに原稿を簡単な作
業によって装着でき、しかも取扱時に破損等を生じない
耐久性のある原稿装着装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本考案は、画像走査装置の画像入力用ドラム
に原稿を装着するための原稿装着装置において、可撓性
のシート状部材にて形成され、かつ原稿の読取用開口を
有する下側ホルダ部と、該下側ホルダ部の一端縁に固定
され、該下側ホルダ部との間で原稿を挟持する上側ホル
ダ部と、を備え、上記上側ホルダ部は、上記下側ホルダ
部とほぼ同一の形状であり、可撓性のシート状部材にて
形成され、かつ上記読取用開口とほぼ同一形状の読取用
開口を有すると共に該下側ホルダ部との間で原稿を押さ
える原稿押え部と、上記下側ホルダ部の外寸とほぼ同じ
外寸の無色透明の可撓性のシート状部材から形成され、
かつ上記原稿押え部に対して少なくともその一端で固定
されると共に、上記原稿押え部の読取用開口を上方から
覆うように積層した透明フィルム部と、を備えたことを
特徴とする。
【0010】
【作用】本考案の原稿装着装置を用いて、原稿を画像入
力用ドラムに装着するには、まず、上側ホルダ部の原稿
押え部及び透明フィルム部の他端縁を持って、下側ホル
ダ部に対して開け、上側ホルダ部の原稿押え部と下側ホ
ルダ部との間に原稿を挟持する。このとき、原稿の読取
範囲を、下側ホルダ部及び原稿押え部にそれぞれ形成さ
れた読取用開口に対応させて該原稿を設置する。原稿を
挟持した原稿装着装置を画像入力用ドラムに装着するに
は、原稿装着装置を画像入力用ドラムに貼着することに
より行なう。この場合に、下側ホルダ部、上側ホルダ部
の原稿押え部及び透明フィルム部は、可撓性のシート状
部材から形成されているので、これらは撓んで画像入力
用ドラムの外周面に密着装着される。この状態にて、画
像走査装置を走査することにより下側ホルダ部及び上側
ホルダ部の読取用開口及び無色透明の透明フィルム部を
介して原稿を読み取る。該読取走査において、画像入力
用ドラムと原稿との間には、下側ホルダ部が介在してお
り、この下側ホルダ部の厚さは、ニュートンリングの発
生を起こす距離よりも大きくなる所定厚さとしている。
また、原稿押え部も、原稿と透明フィルム部との間でニ
ュートンリングの発生を起こす距離よりも大きくなる所
定厚さとしている。したがって、仮に原稿が波打ち状態
で設置されても、原稿から得られる画像信号は、ニュー
トンリングを含まない良質な画像を表す信号となる。
【0011】また、透明フィルム部は、下側ホルダ部と
ほぼ同じ外寸の可撓性のシート状部材であり、かつ上記
原稿押え部の読取用開口を上方から覆うように積層して
形成されているので、読取用開口を有して強度の小さく
なっている原稿押え部を全面で押えつける。よって、原
稿押え部は、その一部に力が集中してかかることがない
ので装着等の取扱い作業時に破損することがない。さら
に、透明フィルム部は、無色透明であるから、走査時に
おける画像信号にほとんど影響を与えない。
【0012】
【実施例】以上説明した本考案の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本考案の好適な実施例について説
明する。
【0013】図1は、本考案の第1の実施例に係る原稿
装着装置10を、粘着テープ5で画像入力用ドラム1に
装着した状態を示す斜視図である。画像入力用ドラム1
は、ガラス等の透明材料からなる薄肉円筒である。この
画像入力用ドラム1には、その内部に光源(図示省略)
が配置されると共に、外部に受光素子(図示省略)が配
置されており、上記光源から照射される光が画像入力用
ドラム1、原稿装着装置10に保持されている原稿3を
透過して受光素子にて受光されることにより原稿3が読
み取られる。
【0014】原稿装着装置10は、図2ないし図4に示
すように、下側ホルダ部30と、上側ホルダ部40とを
備えている。上側ホルダ部40は、下側ホルダ部30と
共に原稿3を挟持する原稿押え部50と、この原稿押え
部50に積層される透明フィルム部60から構成されて
いる。
【0015】上記下側ホルダ部30、原稿押え部50及
び透明フィルム部60の一端縁は、熱圧着又は接着等に
より一体的に固着された固定端15となっており、他端
縁は、開放端31,51,61となっている。
【0016】上記下側ホルダ部30及び上側ホルダ部4
0の原稿押え部50は、可撓性のプラスチックシートか
ら形成されている。また、透明フィルム部60は、無色
透明のプラスチック(例えば、ポリエチレンテレフタレ
レート(PET)、ポリエステル等)から形成されてい
る。
【0017】下側ホルダ部30は、例えば、4×5サイ
ズの原稿(画像領域は9.6cm×12.1cm)の場
合には、12cm(横の長さA)×15cm(縦の長さ
B)で原稿3より僅かに大きく形成されている。また、
下側ホルダ部30の厚さL1は、約0.16mmに形成
されている。また、上側ホルダ部40の原稿押え部50
は、下側ホルダ部30に対して大きさ及び厚さとも同一
に形成されている。さらに、透明フィルム部60は、下
側ホルダ部30等の縦の長さBより10mm程度長く形
成され、また、その厚さL2が0.1mmに形成されて
いる。
【0018】また、下側ホルダ部30及び上側ホルダ部
40の原稿押え部50には、原稿3の読取範囲3aとほ
ぼ同じ面積の読取用開口32,52がそれぞれ形成され
ている。なお、透明フィルム部60は、読取用開口を有
しないシート状部材であり、つまり、原稿押え部50の
読取用開口52を上方から塞ぐ形状である。
【0019】下側ホルダ部30の内面の固定端15側に
は、原稿3の仮止め用の粘着剤を塗布した接着部33
(図3)が設けられている。この粘着剤は、幾度も剥離
可能な材料であり、例えば、リムカ(商品名:ニチバン
株式会社製)等が使用可能である。
【0020】次に、画像走査装置の画像入力用ドラム1
に原稿3を装着して原稿3を読み取る手順について説明
する。まず、上側ホルダ部40の原稿押え部50及び透
明フィルム部60の両開放端51,61を同時に持って
下側ホルダ部30に対して持ち上げ、下側ホルダ部30
と原稿押え部50との間を開いて、その間に原稿3を挟
む。このとき、原稿3の読取範囲3aを上側ホルダ部4
0及び原稿押え部50に形成された読取用開口32,5
2に対応させると共に、原稿3を接着部33にて仮止め
して原稿3を設置する。
【0021】次に原稿装着装置10を画像入力用ドラム
1の外周に貼着する。すなわち、原稿装着装置10の固
定端15側を粘着テープ5を用いて画像入力用ドラム1
に貼着する。続いて、図4に示すように、下側ホルダ部
30を画像入力用ドラム1に沿わせて密着させる。この
とき、原稿押え部50を下側ホルダ部30に対して、そ
して、透明フィルム部60を原稿押え部50に対して周
方向へぞれぞれ僅かに滑らせて、下側ホルダ部30、原
稿押え部50及び透明フィルム部60の3層を相互に密
着させる。そして、透明フィルム部60の開放端61側
を粘着テープ5にて貼着する。これにより、原稿3が画
像入力用ドラム1に装着される。
【0022】このように原稿装着装置10を画像入力用
ドラム1に装着した状態にて、画像入力用ドラム1を回
転させて原稿3の読取走査を行なう。こうした読取走査
において、画像入力用ドラム1と原稿3の間には、シー
ト状部材である下側ホルダ部30が介在している。この
下側ホルダ部30の厚さL1は、0.1mm以上であ
り、原稿3の波打ちによりニュートンリングを生じやす
い距離よりも大きいので、ニュートンリングの発生を防
止できる。また、上側ホルダ部40の原稿押え部50
は、下側ホルダ部30と同じ厚さL1であり、原稿3と
透明フィルム部60との間に下側ホルダ部30と同様に
所定以上の間隙を確保する作用があるので、原稿3と透
明フィルム部60との干渉によるニュートンリングの発
生も防止できる。したがって、仮に原稿3が原稿装着装
置10で波打ち状態で装着されても、原稿3から得られ
る画像信号は、ニュートンリングを含まない良質な画像
を表す信号となる。
【0023】また、原稿3を画像入力用ドラム1に装着
するに際して、原稿装着装置10への挟持作業及び画像
入力用ドラム1への貼付作業という簡単な作業だけで行
なうことができ、熟練性を必要としない。
【0024】さらに、原稿装着装置10は、下側ホルダ
部30、上側ホルダ部40の原稿押え部50及び透明フ
ィルム部60の一端が固定端15になり、他端が開放端
31,51,61になっている。したがって、原稿装着
装置10を画像入力用ドラム1に貼着した場合に、開放
端31,51,61側が閉じられていないので、原稿押
え部50が下側ホルダ部30に対して周方向へ僅かに滑
って、原稿3を下側ホルダ部30及び原稿押え部50に
て密着挟持することができる。よって、原稿3の波打ち
を起こさない。また、透明フィルム部60は、上側ホル
ダ部40に対して固定端15側だけで固定され、他の部
分にて固定されていないので、画像入力用ドラム1に装
着したときに、上側ホルダ部40に対して変形させたり
歪を生じさせたりしない。
【0025】また、上側ホルダ部40の原稿押え部50
は、読取用開口52を設けているために開放端51の幅
が小さくなって強度的に弱くなっているので、原稿押え
部50を粘着テープ5で原稿入力用ドラム1に貼り付け
ると、原稿押え部50の開放端51に集中して力がかか
るため、該開放端51の端部付近にて損傷しやすい。し
かし、本実施例において、上側ホルダ部40は、原稿押
え部50と同時に持てる透明フィルム部60を積層して
構成されており、この透明フィルム部60によって上側
ホルダ部40の原稿押え部50を全面で押えつけること
から、原稿押え部50が取扱い作業時に破損することが
ない。なお、透明フィルム部60は、無色透明の部材で
あるから、読取走査時における画像信号にほとんど影響
を与えない。
【0026】さらに、透明フィルム部60の長さは、下
側ホルダ部30及び原稿押え部50の縦の長さBより長
く、原稿装着装置10の装着の際に、透明フィルム部6
0の開放端61が下側ホルダ部30及び原稿押え部50
の開放端31,51側から突出して、画像入力用ドラム
1に密着するので、下側ホルダ部30及び原稿押え部5
0の厚さ(2×L1)が厚くても、貼着作業が容易であ
る。
【0027】また、下側ホルダ部30及び原稿押え部5
0は、プラスチックにて形成され、しかも透明フィルム
部60にて補強された丈夫な構造になっているので、持
ち運びに便宜であり、また、変形し難いので貼付作業性
にも優れている。
【0028】下側ホルダ部30の内面の固定端15側に
は、接着部33が設けられており、原稿3を挟持する際
に下側ホルダ部30に対して仮止めされ、原稿3を所定
位置に設置することができるので、原稿装着装置10を
さらに扱い易くする。
【0029】また、第1の実施例の変形例としての第2
の実施例は、原稿押え部50と透明フィルム部60と接
着することにより上側ホルダ部40を一体的に構成した
例である。この場合には、原稿押え部50と透明フィル
ム部60とが一体的に動くので、原稿押え部50と透明
フィルム部60との間に原稿3を誤って挿入したするこ
とがない。そのうえ、原稿押え部50が透明フィルム部
60により密着状態で補強されるので、一層、上側ホル
ダ部40の耐久性が増す。
【0030】次に、第3の実施例について図5にしたが
って説明する。図5において、下側ホルダ部30は、そ
の開放端31側の上端面にシート状部材からなるコ字形
の位置決めガイド部35を接着して構成されている。ま
た、上側ホルダ部40は、原稿3の外寸法より一回り小
さい内寸の枠形状のシート状部材からなる原稿押え部5
0Aを透明フィルム部60に下面に接着して構成されて
いる。そして、原稿押え部50Aと一体の透明フィルム
部60が、固定端15側にて下側ホルダ部30に直接接
着されている。
【0031】第3の実施例においても、第2の実施例と
同様に、上側ホルダ部40の原稿押え部50Aと透明フ
ィルム部60が一体に移動するので、原稿3の挿入位置
の間違いや上側ホルダ部40の耐久性を増すという効果
を有するとともに、さらに、位置決めガイド部35によ
り原稿3を確実に位置決めでき、よって、読取位置のズ
レをなくし、正確な読取走査を行なえるという効果もあ
る。
【0032】次に、第4の実施例について説明する。図
6及び図7において、下側ホルダ部30は、読取用開口
32aを有するベース部34と、このベース部34に接
着剤でほぼ全面にわたって接着されると共に、読取用開
口32bを有する位置決めガイド部37とを積層して構
成されている。上記ベース部34に形成した読取用開口
32aは、原稿3より小さい内寸であり、一方、位置決
めガイド部37の読取用開口32bは、原稿3より僅か
に大きい内寸である。すなわち、読取用開口32bは、
読取用開口32aより大きく形成されているので、ベー
ス部34の読取用開口32aの周囲には、位置決めガイ
ド部37と重ならない部分となっている。この重ならな
い部分には、原稿3を仮止めするための粘着剤が塗布さ
れた接着部33Aとなっている。
【0033】また、上側ホルダ部40は、原稿3より僅
かに小さい内寸の読取用開口52を有し、かつ位置決め
ガイド部37に対して固定端15で接着された原稿押え
部50Bと、原稿押え部50Bと同一の外寸であり、か
つ原稿押え部50Bに対して固定端15側で接着されて
いる透明フィルム部60とから構成されている。すなわ
ち、原稿装着装置10の各シート状部材、すなわち、ベ
ース部34、位置決めガイド部37、原稿押え部50
B、透明フィルム部60は、破線にて図示する領域に塗
布した接着剤を介して積層形成されている。
【0034】原稿装着装置10に原稿3を装着するに
は、上記実施例とほぼ同様な作業、つまり、下側ホルダ
部30のベース部34上の接着部33Aに原稿3を仮止
めすればよい。このとき、位置決めガイド部37の読取
用開口32bにより原稿3を設置する位置が分かり、原
稿3の設置作業が容易になるという効果がある。
【0035】原稿装着装置10の固定端15には、ベー
ス部34、位置決めガイド部37、原稿押え部50Bの
固定端15側を貫通する透孔62が2箇所形成されてい
る。これらの透孔62は、キャリブレーションに用いら
れるものである。すなわち、透明フィルム部61及び画
像入力用ドラム1を通過する光量に基づいて、画像読取
用の受光素子の感度を補正するものである。
【0036】なお、原稿装着装置10は、原稿3の大き
さに合わせて複数のサイズのものを交換使用することに
より、種々の原稿3の大きさに容易に対応することがで
きる。
【0037】
【考案の効果】以上説明したように本考案の原稿装着装
置によれば、画像入力用ドラムと原稿との間に、ニュー
トンリングの発生を起こす距離より大きい距離を確保す
る下側ホルダ部を介在させているので、仮に原稿を波打
ち状態で画像入力用ドラムに装着しても、ニュートンリ
ングを生じることなく、よって高品質の画像を得ること
ができる。
【0038】さらに、この考案によれば、従来のよう
に、ストーンパウダや、窓部が開孔された画像入力用ド
ラムを用いる技術が不要となり、原稿を簡単な作業によ
って画像入力用ドラムの任意の位置に装着することが可
能となる。
【0039】さらに、上側ホルダ部の原稿押え部は、透
明フィルム部により全面で押えられることから、原稿の
装着作業の際に、原稿押え部が損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像走査装置の画像入力用ドラムに原稿を装着
した状態を示す斜視図。
【図2】第1の実施例に係る原稿装着装置を示す斜視
図。
【図3】第1の実施例に係る原稿装着装置に原稿を保持
した状態を示す側面図。
【図4】画像入力用ドラムに第1の実施例に係る原稿装
着装置を貼着した状態を拡大して説明する断面図。
【図5】第3の実施例に係る原稿装着装置を示す分解斜
視図。
【図6】第4の実施例に係る原稿装着装置を示す分解斜
視図。
【図7】第4の実施例に係る原稿装着装置を示す断面
図。
【符号の説明】
1…画像入力用ドラム 3…原稿 3a…読取範囲 5…粘着テープ 10…原稿装着装置 15…固定端 30…下側ホルダ部 31…開放端 32…読取用開口 32a…読取用開口 32b…読取用開口 33…接着部 33A…接着部 34…ベース部 35…位置決めガイド部 37…位置決めガイド部 40…上側ホルダ部 50…原稿押え部 50A…原稿押え部 50B…原稿押え部 51…開放端 52…読取用開口 60…透明フィルム部 61…開放端 62…透孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像走査装置の画像入力用ドラムに原稿
    を装着するための原稿装着装置において、 可撓性のシート状部材にて形成され、かつ原稿の読取用
    開口を有する下側ホルダ部と、 該下側ホルダ部の一端縁に固定され、該下側ホルダ部と
    の間で原稿を挟持する上側ホルダ部と、 を備え、 上記上側ホルダ部は、 上記下側ホルダ部とほぼ同一の形状であり、可撓性のシ
    ート状部材にて形成され、かつ上記読取用開口とほぼ同
    一形状の読取用開口を有すると共に該下側ホルダ部との
    間で原稿を押さえる原稿押え部と、 上記下側ホルダ部の外寸とほぼ同じ外寸の無色透明の可
    撓性のシート状部材から形成され、かつ上記原稿押え部
    に対して少なくともその一端で固定されると共に、上記
    原稿押え部の読取用開口を上方から覆うように積層した
    透明フィルム部と、 を備えたことを特徴とする原稿装着装置。
JP11019291U 1991-06-05 1991-12-13 原稿装着装置 Expired - Lifetime JP2521298Y2 (ja)

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US07/893,268 US5422737A (en) 1991-06-05 1992-06-04 Device for mounting an original onto an image reading drum

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