JP2521213B2 - スエ―ジングマシン - Google Patents

スエ―ジングマシン

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JP2521213B2
JP2521213B2 JP4126743A JP12674392A JP2521213B2 JP 2521213 B2 JP2521213 B2 JP 2521213B2 JP 4126743 A JP4126743 A JP 4126743A JP 12674392 A JP12674392 A JP 12674392A JP 2521213 B2 JP2521213 B2 JP 2521213B2
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swaging
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桂一郎 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータ軸線を加工部
の中心線上に配置すると共に、スエージングハウジング
内にフライホイールを内蔵し、かつ軸受を兼ねた遊星減
速機構を備えたスエージングマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られているスエージングマシン
は、フライホイールが露出しており、加工部との間は比
較的長い軸で連結していた。また伝導系にはベルトを介
在しているのが普通であった。またフライホイールは通
常軸受けを介して架設されていた。
【0003】
【発明により解決すべき課題】前記従来のスエージング
マシンによれば、加工部が露出しており、かつ軸受けが
あったので騒音発生の源因となる問題点があつた。また
フライホイールと、加工部とを比較的長い軸で連結した
場合には、捩れを生じる問題点があつた。更に歯車伝導
では破壊する為に通常ベルトが使用され、かつ減速しな
ければならないので、モータ軸心と、加工部中心線とは
不一致であり、伝導系に駁音を発生する問題ともなって
いた。
【0004】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、モータ
軸と太陽ロール及び遊星ロールとを自動調圧手段を介し
て連結すると共に、遊星ロールをフライホイールに架設
し、かつ太陽ロール端に連設したダイスホルダーの外側
と、スエージングハウジングの内壁との間にハンマーロ
ールを介装し、前記フライホイールの外側を閉塞してフ
ライホイールを油の中へ収容することにより前記従来の
問題点を解決したのである。
【0005】即ちこの発明は加工部を中心位置にして、
複数のダイスを放射状に配列し、その外側にバツカーを
介してハンマーロールを自転すると共に公転すべく架設
した装置において、前記加工部の中心線上に軸心をおい
て駆動モータを固定し、該駆動モータの軸に、自動調圧
手段を介して太陽ロールを連結すると共に、該太陽ロー
ルの外周に等間隔に配設した複数の遊星ロールを圧接減
速伝動すべくその軸を前記モータ軸と同一中心線上にあ
るフライホイールの一側面に架設し、前記フライホイー
ルの他側面中央部にダイスホルダーを連設し、前記ダイ
スホルダーの外周面と、スエージングハウジングの内壁
面との間にハンマーロールを架設したことを特徴とする
スエージングマシンである。また他の発明はモータ軸と
太陽ロール及び遊星ロールとの自動調圧手段は、モータ
軸に回転方向を拘束して鍔付ブツシュを嵌装し該鍔付ブ
ツシュに太陽ロールを嵌装し、前記鍔の内面と、太陽ロ
ールの基端面との間に設けた球弧状凹部へ鋼球を遊嵌
し、前記鍔付ブツシュの回転により、太陽ロールに軸方
向移動力を与えるべく構成し、前記太陽ロールの外壁は
先端側を小径としたテーパーに形成し、前記遊星ロール
の外壁は、前記太陽ロールの外壁と自動調圧により圧接
回転伝動すべく形成した。次に他の発明はフライホイー
ルは太陽ロールの外側壁と、ロールハウジングの内側壁
との間で自転公転する遊星ロールにより回転可能に支持
されたものである。更に他の発明はフライホイールの外
周側はスエージングハウジングで閉塞し流動油中に収容
したものであり、フライホイールの外周壁に、回転によ
り油を流動させるべき溝を刻設したものである。
【0006】前記において、フライホイールはスエージ
ングハウジング内へ封入されているので、スエージング
ハウジングの一側から内部へ給油し、他側から排油すれ
ば、油の循環によって内部清掃、温度制御及び騒音抑制
など各種利点を期待することができる。また太陽ロール
の外側壁へ遊星ロールを転動させることによりフライホ
イールを回転させるので、モータの回転数は伝動系内で
減速させることができる。前記太陽ロール、遊星ロー
ル、フライホイール、ハンマーロールなどは何れも独立
した軸受けを介在することなく架設されているので、軸
受けの介在による潤滑、騒音の発生などは何れも最少限
に抑えることができる。
【0007】
【作用】この発明は、モータ軸に係脱可能に直結した太
陽ロールに遊星ロールを配置し、この遊星ロールを介し
てフライホイールに動力を減速伝動し、更にハンマーホ
イールが転動すると共に、フライホイールはスエージン
グハウジング内へ架設されているので、フライホイール
の外側空間へ循環油を供給すれば、フライホイールダイ
スホルダー等は油中で動作することになり、騒音を可及
的に吸収するのみならず、加工時に生じる異物を清掃で
きると共に、特別の潤滑手段を要しないなどの幾多の作
用が期待できる。
【0008】また凹部と鋼球は、モータ軸の回転により
太陽ロールを遊星ロールに押しつけると共に、モータ軸
の回転力を太陽ロールに伝導する。
【0009】またモータ軸と、加工部とが近接している
ので、伝導系に捩りを生じるおそれがない。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0011】モータ12の軸1に、鍔2a付きブツシュ
2を嵌装し、キー17によって回転方向に拘束する。前
記ブツシュ2の外側に太陽ロール3を嵌装し、前記鍔2
aの内壁と、前記太陽ロール3の端面との対向部に、夫
々凹部14、15を等間隔で設け、前記凹部14、15
へ夫々鋼球16、16を介入する。前記凹部14、15
は、鋼球16、16より大径の球面の一部を形成するよ
うに設けてある(自動調圧機構)。
【0012】前記太陽ロール3の外壁は、基端側(ブツ
シュの鍔側)直径より先端側直径を小さくしたテーパー
壁に形成してあり、前記太陽ロール3の外壁には、複数
の遊星ロール5の内側を等間隔に圧接すべく架設し、前
記遊星ロール5の外側はロールハウジング6の内壁に当
接し、前記遊星ロール5の軸を、前記モータ12の軸と
同一中心線上に設置したフライホイール7の一側面の同
一円周上に架設(片持ち)させる。前記フライホイール
7の他側面の中央部にはダイス9のダイスホルダー13
を突設し、ダイスホルダー13には、ダイス9を等間隔
かつ放射方向へ可動的に保持し、前記ダイス9の外側に
はバッカー10を介してハンマーロール11を対向架設
する。前記ハンマーロール11は、スエージングハウジ
ング8の内壁とバツカー12との間に転動可能に架設さ
れている。図中18は、19はハンマーロールのフレー
ム、20は遊星ロールのフレーム、21はハンマーロー
ルカバー、22は送油管、23は排油管である。またフ
レーム18、19及びフレーム20とフライホイール7
は夫々ボルト4によって固定されている。
【0013】前記実施例において、モータ12を始動す
ると、軸1が回転するので(例えば図2中矢示24の方
向)、太陽ロール3も同方向(矢示25)へ回転し、こ
れに伴って遊星ロール5も矢示26の方向へ夫々回転す
る。そこで遊星ロール5はロールハウジング6の内壁面
6a上を転動し、その軸は矢示27の方向へ移動するの
で、フライホイール7も同方向へ回転する。そこでダイ
スホルダー13も同方向(矢示28)へ回転するので、
ダイス9とバツカー10も同方向へ回転し、バツカー1
0に当接するハンマーロール11も矢示29(図4)の
方向へ回転する。従ってハンマーロール11のフレーム
19も矢示30の方向へ移動する。この場合に、ハンマ
ーロール11の外側壁は、スエージングハウジング8の
内壁8a上を転動するので、フレーム19が矢示30の
方向へ公転することになる。
【0014】前記フライホイール7の外周壁には螺旋溝
31が刻設してあり、フライホイール7の回転により、
スエージングハウジング8内の油が給油管22から矢示
32、33、34の方向に流動し、排油管23から排出
される。この場合に、スエージング各部の潤滑と冷却と
加工時に生じる酸化物その他の異物の清掃を行うことが
できる。またフライホイール9は油中回転しているか
ら、騒音が吸収され、比較的騒音が少なく運転される。
【0015】
【発明の効果】この発明は、加工部の中心線上に軸心を
おいて駆動モータを固定し、該駆動モータの軸に、自動
調圧手段を介して太陽ロールを連結すると共に、太陽ロ
ールの外側に遊星ロールを圧接減速伝動すべくその軸を
フライホイールの一側面に架設し前記フライホイールの
他側面にダイスホルダーを連設し、ダイスホルダーにダ
イスを放射状に設置すると共に、バツカーを介して、ス
エージングハウジングの内壁との間へハンマーロールを
介装したので、駆動モータの軸と比較的近接してフライ
ホイール及び加工部を設置し得る効果がある。またフラ
イホイールには軸受けがなく、かつ油中作動であるから
騒音がなく、その上加工中に発生する異物を油の循環に
より除去し得るなどの諸効果がある。また前記構成であ
るから、回転各部に軸受けがないので、軸受けによる振
動又は騒音或いは共振などの発生がない等の諸効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の一部を切断した正面図。
【図2】同じく図1中A−A断面図。
【図3】同じく正面図。
【図4】同じくカバーを除去した側面図。
【図5】同じく遊星ロールの架設状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 モータの軸 2 ブツシュ 3 太陽ロール 5 遊星ロール 6 ロールハウジング 7 フライホイール 8 スエージングハウジング 9 ダイス 10 バツカー 11 ハンマーロール 12 モータ 13 ダイスホルダー 14、15 凹部 16 鋼球 17 キー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工部を中心位置にして、複数のダイス
    を放射状に配列し、その外側にバツカーを介してハンマ
    ーロールを自転すると共に公転すべく架設した装置にお
    いて、前記加工部の中心線上に軸心をおいて、駆動モー
    タを固定し、該駆動モータの軸に、自動調圧手段を介し
    て太陽ロールを連結すると共に、該太陽ロールの外周に
    等間隔に配設した複数の遊星ロールを圧接減速伝動すべ
    くその軸を、前記モータ軸と同一中心線上にあるフライ
    ホイールの一側面に架設し、前記フライホイールの他側
    面中央部にダイスホルダーを連設し、前記ダイスホルダ
    ーの外周面と、スエージングハウジングの内壁面との間
    にハンマーロールを架設したことを特徴とするスエージ
    ングマシン。
  2. 【請求項2】 モータ軸と太陽ロール及び遊星ロールと
    の自動調圧手段は、モータ軸に回転方向を拘束して鍔付
    ブツシュを嵌装し、該鍔付ブツシュに太陽ロールを嵌装
    し、前記鍔の内面と、太陽ロールの基端面との間に設け
    た球弧状凹部へ鋼球を遊嵌し、前記鍔付ブツシュの回転
    により、太陽ロールに軸方向移動力を与えるべく構成
    し、前記太陽ロールの外壁は先端側を小径としたテーパ
    ーに形成し、前記遊星ロールの外壁は前記太陽ロールの
    外壁と圧接すべく形成したことを特徴とする請求項1記
    載のスエージングマシン。
  3. 【請求項3】 フライホイールは太陽ロールの外側壁
    と、ロールハウジングの内側壁との間で自転公転する遊
    星ロールにより回転可能に支持された請求項1記載のス
    エージングマシン。
  4. 【請求項4】 フライホイールの外周側は、スエージン
    グハウジングで閉塞し流動油中に収容したことを特徴と
    する請求項1記載のスエージングマシン。
  5. 【請求項5】 フライホイールの外周壁に、回転により
    油を流動させるべき溝を刻設したことを特徴とする請求
    項3記載のスエージングマシン。
JP4126743A 1992-04-20 1992-04-20 スエ―ジングマシン Expired - Lifetime JP2521213B2 (ja)

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JP4126743A JP2521213B2 (ja) 1992-04-20 1992-04-20 スエ―ジングマシン
KR1019930005081A KR960006620B1 (ko) 1992-04-20 1993-03-30 고정밀도 스웨이징 방법 및 스웨이징 장치
CN93104234A CN1046223C (zh) 1992-04-20 1993-04-15 高精度旋锻方法及旋锻装置

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JPH05293582A JPH05293582A (ja) 1993-11-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2544064B2 (ja) * 1992-06-16 1996-10-16 桂一郎 吉田 高精度スエ―ジング方法及び装置
CN106311948A (zh) * 2015-06-22 2017-01-11 连熹 滑块锤头装置

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JPH05293582A (ja) 1993-11-09

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