JP2520820B2 - 差動歯車装置 - Google Patents

差動歯車装置

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JP2520820B2
JP2520820B2 JP4177764A JP17776492A JP2520820B2 JP 2520820 B2 JP2520820 B2 JP 2520820B2 JP 4177764 A JP4177764 A JP 4177764A JP 17776492 A JP17776492 A JP 17776492A JP 2520820 B2 JP2520820 B2 JP 2520820B2
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クラウス・グロイリッヒ
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    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/20Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
    • F16H48/28Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
    • F16H48/285Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears with self-braking intermeshing gears having parallel axes and having worms or helical teeth

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差動装置ケース内に回
転可能に取り付けられた差動装置支持体、該差動装置
支持体内でシリンダ孔に回転可能に取り付けられた、2
つの互いに同軸の軸動シヤフトサンギヤと、前記差動
装置支持体内に軸なしで孔に保持されて軸平行配置で2
つのグループに分けられる多数の補正遊星ギヤを備え、
そのさい前記補正遊星ギヤの一方のグループが前記軸動
シヤフトの一方と係合し、かつ他方のグループが軸動シ
ヤフトサンギヤの他方と係合し、そして補正遊星ギヤの
2つのグループが重なり合ってそれぞれグループ
少なくとも1つと係合している差動歯車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】補正遊星ギヤがその歯頭部上でケース孔
保持されるそのような差動歯車装置は、半径方向成分
を有する補正遊星ギヤにおいて結果として生じる歯の力
によって補正遊星ギヤに生じる摩擦力に起因した差動に
関する自己抑制作用を有する。補正遊星ギヤの均一の周
囲分布に際して軸動シヤフトサンギヤは実質上補正遊星
ギヤ間に心出し保持され、その結果その歯頭部にそのシ
リンダ孔に対して全般的に周囲空間が調整され、その結
果所望の摩擦力が、端面の摩擦関係を考慮しないとき、
補正遊星ギヤの歯頭部に集中的に発生される。
【0003】この知見に基づいて、補正遊星ギヤが周部
上に不均一に分布することがすでに提案されている。そ
れによると、特記した効果を生じる半径方向の力を歯力
の結果として軸動シヤフトサンギヤ上に発生するため
軸動シヤフトサンギヤの歯頭部とそのシリンダ孔との間
の摩擦により差動歯車装置の作動抑制作用の実質的な上
昇を差動装置バスケツト内で生じさせる
【0004】
【発明が解決すべき課題】かかる提案は、例えば、構造
上の観点において最大限可能な数に比して質量バランス
および補正遊星ギヤを最小限の数に減少させることに関
して若干の欠点を有する。
【0005】本発明は、軸動シヤフトサンギヤに関して
補正遊星ギヤの周部分布から独立して、また、例え対称
配置において、構造的な改造に基づくコストアップ
しに実質的に高められた差動制限作用を可能にする差動
歯車装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このための解決は、軸動
シヤフトサンギヤの少なくとも1つまたはそれと歯係合
にある補正遊星ギヤの少なくとも1つが、一方の軸動シ
ヤフトサンギヤと一方の補正遊星ギヤとの間の歯係合領
域の少なくとも1部分範囲で、両端面位置の歯頭部がな
す円の各中心点を結ぶ真っ直ぐな接続線から偏心してい
る局部的なピッチ円中心を有し、この偏心が、 B −D K <2e s +e p で表され、 B :前記軸動シヤフトサンギヤのシリンダ孔の直径、 K :前記軸動シヤフトサンギヤの両端面位置の歯頭部
がなす円の直径 s :前記軸動シヤフトサンギヤのピッチ円中心の半径
方向の最大偏心量 p :前記軸動シヤフトサンギヤと歯係合にある補正遊
星ギヤのピッチ円中心の 半径方向の最大偏心量 である構成の差動歯車装置とする。
【0007】軸動シヤフトサンギヤにおける大きなずれ
に関するes および補正遊星ギヤにおける大きなずれに
関するep によればそれぞれ頭部円中心点MK ピッ
チ円中心点MT との間に、上述のように(DB −DK
<2es +ep が認められように構成することである。
この際ep またはes は、それが条件の正しさに基づく
ことなしにゼロにされることができる。
【0008】この際、歯係合位置から独立して、すなわ
ち、両軸動シヤフトサンギヤ間の補正運動に際して、少
なくとも周期的に少なくとも一方の軸動シヤフトサンギ
のそのシリンダ孔との摩擦接触が差動装置支持体にお
いて発生する。
【0009】本発明による測定指示によれば、軸動シヤ
フトサンギヤがそのシリンダ孔内で心出しされかつ補正
遊星ギヤからそのシリンダ孔に遊びを持って保持される
だけでなく、どのような回転数補正運動に際しても、す
なわち差動装置支持体内の軸動シヤフトサンギヤの相対
的な回転に際して、摩擦を発生する平滑運動がその孔内
で軸動シヤフトの歯頭部において生じることが保証され
る。本発明による差動歯車装置の差動制限作用はそれに
伴ってかなり増大することができる。
【0010】本発明による措置は第1の好適な実施例に
よれば、前記した半径方向のずれを備えた前記軸動シヤ
フトサンギヤまたは補正遊星ギヤでの噛み合いの局部
的なピッチ円の中心点の接続線が曲線を描くことにより
実現することができる。
【0011】第2の実施例によれば、軸動シヤフトサン
ギヤまたは補正遊星ギヤでの噛み合いの局部的なピッ
チ円の中心点の接続線が噛み合い部の両面の頭部
なす円の各中心点を結ぶ真っ直ぐな接続線に対して平行
に延びることが可能である。両方の措置はそれぞれ軸動
シヤフトサンギヤの孔直径の対応する選択と結合するこ
とができる。上述した第1の実施例は、実質上、対応す
ギヤが非軸方向対称として考慮することができ、すな
わち、実質上屈曲を有することを意味する。かかる形状
は例えば熱処理措置により獲得されることができる。
【0012】上述した第2の実施例による解決は実質
上、頭部円中心点の軸線および対応する歯車のピッチ
中心点の軸線が相対して移動され、その結果歯車が断
面において非対称であることを意味する。それは例えば
歯車のフライス用取り付けに比して研磨用の偏心取り付
けにより獲得されることができる。
【0013】上述した両実施例はまた互いに結合される
ことができる。
【0014】軸動シヤフトサンギヤおよび補正遊星ギヤ
は普通それぞれ重なり合って等しい大きさからなり、す
なわち、利用は均一な回転モーメント分布を有する差動
装置に関する。この際そこで本発明による両方の軸動シ
ヤフトサンギヤについての条件が認められることができ
る。しかしながらまた利用は等しくない回転モーメント
分布を有する、すなわち等しくない大きさの軸動シヤフ
サンギヤを有する差動装置において可能である。少な
くとも軸動シヤフトサンギヤの一方に関してその場合に
上述した条件が優勢をしめるべきである。
【0015】本発明の好適な実施例を以下に再現しかつ
図面に基づき説明する。
【0016】
【実施例】多数の部分からなる差動装置バスケツト(支
持体)1が示され、図示してない玉軸受がそれに取り付
けられることができる軸受座2,3を有する。これによ
り差動装置バスケツト1は図示してない歯車装置ケース
内に回転可能に保持されることができる。差動装置バス
ケツト1側でフランジ4を有し、これに駆動ピニオンが
固定可能である。差動装置バスケツト内には同軸の孔ま
たはポケツト5,6が設けられ、それに2つの同軸の半
径方向の遊びを有する軸動シヤフトサンギヤ7,8が回
転可能に収容される。上述したギヤは軸動シヤフト9,
10を有し、これらは差動装置バスケツトから出て、回
転固定で接続される。差動装置バスケツト内にさらに少
なくとも対で備えられる2つのグループの孔が設けられ
る。これらの孔内歯頭部摺動可能の補正遊星ギヤ
3,14が保持される。孔またはポケツト11,12は
それぞれ孔5,6に備えられ、その結果それぞれ補正
星ギヤ13は軸動シヤフトサンギヤ7とそして補正遊星
ギヤ14は軸動シヤフトサンギヤ8と噛み合う。断面
において判るように、さらにそれぞれ2つの補正遊星ギ
13,14間の噛み合い係合は軸動シヤフトサンギヤ
の間の軸方向中心区域において設けられる。軸動シヤフ
サンギヤのまわりの補正遊星ギヤの回転対称分布に基
づいて、軸動シヤフトは技術水準により心出しされかつ
接触なしにケース孔5,6内に保持される。
【0017】図3および図4において対応する部分は図
1および図2おけるようにそれぞれ30だけ引き上げら
れた符号により示される。ここに示した実施例において
異なる大きさからなる軸動シヤフトサンギヤ37,38
が異なる円弧上に補正遊星ギヤ43,44をそれに応じ
配置され、かつ異なる長さを有し、その結果その反対
側の歯係合が軸方向に見て半径の小さい軸動シヤフト
ンギヤ37の区域内に横たわる。差動装置バスケツト3
1の駆動のためのフランジに代えてこれは内方噛み合い
34を備え、この噛み合いに駆動管軸が係合することが
でき、これは第2の軸動シヤフト40に対して同軸に横
たわる。軸動シヤフト39,40は鎖線でのみ示され
る。差動装置バスケツトには第2の取り付けが言及され
た、図示してない駆動軸を介して間接的に行われる軸受
座32のみが示される。図4において、均一な周部分布
の補正遊星ギヤ43,44の配置およびポケツト41,
42内へのその取り付けを見ることができ、それにより
断面で示された軸動シヤフトサンギヤ37および点線で
のみ示した軸動シヤフトサンギヤ38が技術水準に応じ
てそれぞれ心出しされかつ接触なしでそのケース孔3
5,36内に保持される。
【0018】図5において、図4に関連して対角線区域
が2つの補正遊星ギヤ44,44’およびそれらの間で
その孔36内で心出しされて保持される軸動シヤフト
ンギヤ38とともに示される。鎖線により互いに押しつ
ける上述したギヤのピッチ円T4 4 ,T3 8 が示され、
補正遊星ギヤはそのさい実質上対角線I−Kの方向に
頭部とともにその孔またはポケツト42,42’内に支
持される。
【0019】図6において実質上図5におけると同一の
構造が示される。対応する部分はそれぞれ10だけ引き
上げられた符号により示される。簡単化のために頭部
との噛み合いに代えてその中心点MK を有する頭部円
が再現される。補正遊星ギヤ54においてピッチ円
5 4 の中心点MT 頭部円K5 4 の中心点に対して量
p だけずらされる。軸動シヤフトサンギヤ48は軸動
シヤフトサンギヤ38に完全に対応する。全く同様に補
遊星ギヤ54’は補正遊星ギヤ44’に対応する。D
B により孔46の直径が示されそしてDK により軸動シ
ヤフト48の頭部円直径が示される。偏心度ep が軸
線I−Kに横たわる図示端位置において、条件(DB
K )<ep が満たされるとき、頭部円K4 8 が孔内
に配置される。軸動シヤフトサンギヤ48の偏心延長は
その場合にep /2となる。
【0020】図7において図6におけると同一部分は同
一符号により示される。頭部円K5 3 の中心点MK
関連してピッチ円5 4 の中心点MT の偏心ずれはさら
に対角線I−Kの方向に横たわるが、頭部円中心MK
に対して軸動シヤフトサンギヤ48の方向に横たわる対
向側のポケツト46での軸動シヤフトサンギヤ48の
頭部円K4 8 の設置は場合によつては再び、(DB −D
K )<ep であることの条件により行われる。軸動シヤ
フト48自体の偏心延長はそのさい再びep /2であ
る。
【0021】図6および図7から、本発明により実施さ
れた補正遊星ギヤの回転に際して補正遊星ギヤ48の摺
動配置が2度その孔46において生じることが明らかで
ある。
【0022】図8において図6および図7に比して対応
する詳細は1だけ引き上げられた符号により示される。
対角線I−Kにおいて補正遊星ギヤ64,64’は通常
の形状からなり、すなわちそのピッチ円6 3 はその
頭部円K6 3 に対して同中心的に置かれる。それに対し
て軸動シヤフトサンギヤ58は本発明によれば、その
ッチ円5 8 の中心MT がその頭部円K5 8 の中心M
K に対してずらされる。偏心移動はes により示されか
つ対角線I−Kの方向に置かれる。DK により頭部円
の直径が、DT によりピッチ円の直径がそして孔56の
直径が示される。軸動シヤフトサンギヤ58の孔または
ポケツト56との頭部円K5 8 の摩擦接触がそこで、
条件(DB −DK )<2es が認められるとき行われ
る。これらの摩擦接触はポケツト内での軸動シヤフト
ンギヤ58の回転運動により回転する。
【0023】図9において図8に比して対応する詳細は
それぞれ10だけ引き上げられた符号により示される。
補正遊星ギヤ74の実施例は図6および図7による補正
遊星ギヤ54の実施例に対応する。ピッチ円7 4 の中
心MT の偏心度ep は対角線I−Kの方向において
部円K7 4 の中心MK に対してこのさい図6の位置にし
たがつて半径方向外方に移動させられる。
【0024】軸動シヤフトサンギヤ68は図8による実
施例に対応する、すなわち、頭部円K6 8 の中心と
ッチ円6 8 の中心との間に偏心度es が設けられる。
これはしかしながら対角線I−K上に反対方向につまり
補正遊星ギヤ74’に対して水平に受容される。図示さ
れた位置において軸動シヤフトサンギヤ68の頭部円
はその孔66において接触する。そのように配置するた
めの条件は(DB −DK )<ep +2es により示され
る。頭部円K6 8 の中心はこのさいサイクロイドによ
り循環し、その結果軸動シヤフトサンギヤの回転の間中
孔66との頭部円K6 8 の接触が多数回生じる。
【0025】図10は本発明による歯車を示す。該歯車
の前面の頭部円中心MK 1 ,MK2 は真っ直ぐな関連
線により互いに接続される。これからずらして局部的な
ピッチ円中心MT n を互いに接続する屈曲された軸線A
T が延在する。歯車を通る少なくとも1断面に関して局
部的な頭部円中心点MK n と局部的なピッチ円中心点
T n との間に偏心ずれep ,es が設けられねばなら
ない。
【0026】図11において図10におけると同様な概
念が利用される。ここで関連軸線AB 頭部円中心点
K 1 およびMK 2 および局部的なピッチ円中心点M
T n を有する軸線A−Tによりそれに対して平行に延在
し、その結果偏心ずれep ,es が歯車の前面において
かつ歯車を通るそれぞれ任意の断面において同一の大き
さにある。
【0027】
【発明の効果】上述のごとく、本発明は、差動装置ケー
ス内に回転可能に取り付けられた差動装置支持体、該
差動装置支持体内でシリンダ孔に回転可能に取り付けら
れた、2つの互いに同軸の軸動シヤフトサンギヤと、
前記差動装置支持体内に軸なしで孔に保持されて軸平行
配置で2つのグループに分けられる多数の補正遊星ギヤ
を備え、そのさい前記補正遊星ギヤの一方のグループが
前記軸動シヤフトの一方と係合し、かつ他方のグループ
軸動シヤフトサンギヤの他方と係合し、そして補正遊
星ギヤの2つのグループが重なり合ってそれぞれ
ループの少なくとも1つと係合している差動歯車装置に
おいて、軸動シヤフトサンギヤの少なくとも1つまたは
それと歯係合にある補正遊星ギヤの少なくとも1つが、
一方の軸動シヤフトサンギヤと一方の補正遊星ギヤとの
間の歯係合領域の少なくとも1部分範囲で、両端面位置
の歯頭部がなす円の各中心点を結ぶ真っ直ぐな接続線か
ら偏心している局部的なピッチ円中心を有し、この偏心
が上記のように、 B −D K <2e s +e p で表される構成 であるので、軸動シヤフトサンギヤがそ
のシリンダ孔内で心出しされ、かつ補正遊星ギヤからそ
のシリンダ孔に遊びを持って保持されるだけでなく、ど
のような回転数補正運動に際しても、すなわち差動装置
支持体内の軸動シヤフトサンギヤの相対的な回転に際し
て、摩擦を発生する平滑運動がその孔内で軸動シヤフト
の歯頭部において生じることが保証され、それにより差
動歯車装置の差動制限作用をかなり増大することができ
る差動歯車装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用することができる同一の回転モー
メント分布を有する軸差動装置を歯車箱なしで示す長手
方向断面図である。
【図2】切断線E−Fに沿う図1による差動装置を示す
横断面図である。
【図3】鎖線のみで示した歯車箱を有する本発明を利用
することができる不均一な回転モーメント分布を備えた
中心差動装置を示す長手方向断面図である。
【図4】図3による切断線G−Hに沿う差動装置を示す
横断面図である。
【図5】技術水準により図4による差動装置において例
えば対角線I−Kに沿う噛み合い装置を示す説明図であ
る。
【図6】第1端位置において本発明による第1実施例に
おける図5と同様な噛み合い装置を示す説明図である。
【図7】第2端位置において図5による噛み合い装置を
示す説明図である。
【図8】端位置において本発明による第2実施例におけ
る図5と同様な噛み合い装置を示す説明図である。
【図9】端位置において本発明による第3実施例におけ
る図5と同様な噛み合い装置を示す説明図である。
【図10】第1実施例において本発明による軸動シヤフ
サンギヤまたは補正遊星ギヤを示す説明図である。
【図11】第2実施例による本発明による軸動シヤフト
サンギヤまたは補正遊星ギヤを示す説明図である。
【符号の説明】
,31 差動装置バスケツト(支持体) 5,6,11,12 孔(ポケツト) 7,8,37,38,48,58,68 軸動シヤフト
サンギヤ 13,14,43,44,56,64,74 補正遊星
ギヤ 35,36 ケース孔 41,42,46 ポケツト 66 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング・ヒルデブラント ドイツ連邦共和国 ローマール 1、ア ウフ・デム・ショイエル 12 (72)発明者 クラウス・グロイリッヒ ドイツ連邦共和国 ホーリヒ、ミューレ ンシュトラーセ 1

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差動装置ケース内に回転可能に取り付け
    られた差動装置支持体(1,31)、該差動装置支持
    体内でシリンダ孔(5,6;35,36;46;56;
    66)に回転可能に取り付けられた、2つの互いに同
    軸の軸動シヤフトサンギヤ(7,8;37,38;4
    8;58;68)と、前記差動装置支持体内に軸なしで
    孔(11,12;41,42;52;62;72)に
    持されて軸平行配置で2つのグループに分けられる多数
    の補正遊星ギヤ(13,14;43,44;54;6
    4;74)を備え、そのさい前記補正遊星ギヤの一方の
    グループが前記軸動シヤフトの一方と係合し、かつ他方
    グループが軸動シヤフトサンギヤの他方と係合し、
    して補正遊星ギヤの2つのグループが重なり合ってそれ
    ぞれグループの少なくとも1つと係合している差動
    歯車装置において、 前記軸動シヤフトサンギヤ(7,8;37,38;4
    8;58;68)の少なくとも1つまたはそれと歯係合
    にある補正遊星ギヤ(13,14;43,44;54;
    64;74)の少なくとも1つが、一方の軸動シヤフト
    サンギヤと一方の補正遊星ギヤとの間の歯係合領域の少
    なくとも1部分範囲で、位置頭部がなす円の
    各中心点を結ぶ真っ直ぐな接続線から偏心している局部
    的なピッチ円中心を有し、この偏心が、 B −D K <2e s +e p で表され、 B :前記軸動シヤフトサンギヤのシリンダ孔(5,
    6;35,36;46;5 6;66)の直径、 K :前記軸動シヤフトサンギヤの両端面位置の歯頭部
    がなす円の直径 s :前記軸動シヤフトサンギヤのピッチ円中心の半径
    方向の最大偏心量 p :前記軸動シヤフトサンギヤと歯係合にある補正遊
    星ギヤのピッチ円中心の 半径方向の最大偏心量 であることを特徴とする差動歯車装置。
  2. 【請求項2】 前記半径方向のずれep , s を有する
    前記軸動シヤフト ンギヤまたは補正遊星ギヤの歯頭部
    がなす局部的なピッチ円中心を結ぶ接続線曲線を描く
    ことを特徴とする請求項1に記載の差動歯車装置。
  3. 【請求項3】 前記軸動シヤフトサンギヤまたは補正
    星ギヤ歯頭部がなす局部的なピッチ円中心を結ぶ接続
    線が、両端面位置の歯頭部がなす円の各中心点を結ぶ真
    っ直ぐな接続線に対して平行に延びることを特徴とする
    請求項1に記載の差動歯車装置。
JP4177764A 1991-06-12 1992-06-12 差動歯車装置 Expired - Lifetime JP2520820B2 (ja)

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