JPH05209660A - 差動歯車装置 - Google Patents

差動歯車装置

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JPH05209660A
JPH05209660A JP4177764A JP17776492A JPH05209660A JP H05209660 A JPH05209660 A JP H05209660A JP 4177764 A JP4177764 A JP 4177764A JP 17776492 A JP17776492 A JP 17776492A JP H05209660 A JPH05209660 A JP H05209660A
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axial
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ペーター・アムボルン
Wolfgang Hildebrandt
ヴォルフガング・ヒルデブラント
Klaus Greulich
クラウス・グロイリッヒ
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/20Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
    • F16H48/28Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
    • F16H48/285Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears with self-braking intermeshing gears having parallel axes and having worms or helical teeth

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Gears, Cams (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 係止作用を増大することができる差動歯車装
置を提供する。 【構成】 補正輪14が一方の部分で軸動シヤフト9,
10の一方とかつ他方の部分で軸動輪7,8の他方とそ
して重なり合ってそれぞれ補正輪13のそれぞれ他方の
部分の少なくとも1つと係合しており、そのさい前記軸
動シヤフト輪の少なくとも1つおよび/またはそれと歯
係合にある補正輪が前記一方の軸動シヤフトと前記一方
の補正輪との間のその歯係合領域の少なくとも1部分で
噛み合いの両前面の頭部円直径の中心点の真っ直ぐな接
続線から噛み合いの局部的な円弧直径の中心点の半径方
向のずれを有し、そのさい軸動シヤフト輪のシリンダ孔
の直径とその頭部円直径との間の差が前記軸動シヤフト
輪のそれぞれの大きい半径方向のずれの2倍の量および
前記軸動シヤフト輪と歯係合にある前記一方の補正輪の
それぞれの大きい半径方向のずれの単一の量からの合計
より小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差動装置ケース内に回
転可能に取り付けられた差動装置支持体、該差動装置支
持体内でシリンダ孔に回転可能に取り付けられた、2つ
の互いに同軸の軸動シヤフト輪および前記差動装置支持
体内に軸なしで孔に取り付けられた軸平行配置の多数の
補正輪を備え、そのさい前記補正輪が一方の部分で前記
軸動シヤフトの一方とかつ他方の部分で軸動輪の他方と
そして重なり合ってそれぞれ補正輪のそれぞれ他方の部
分の少なくとも1つと係合している差動歯車装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】補正輪がその歯頭部上でケース孔に取り
付けられるそのような差動歯車装置は半径方向成分を有
する補正輪での結果として生じる歯の力のために補正輪
に生じる摩擦力に基づいて自己抑制作用を有する。補正
輪の均一の周囲分布に際して軸動シヤフト輪は実質上補
正輪間に心出し保持され、その結果その歯頭部にそのシ
リンダ孔に対して全般的に周囲空間が調整され、その結
果所望の摩擦力が、前面の摩擦関係が考慮されないと
き、補正輪の歯頭部に独占的に発生される。
【0003】この知見に基づいて、特記すべき結果を生
じる半径方向の力を歯力の結果として軸動シヤフト輪上
に発生し、軸動シヤフト輪の歯頭部とそのシリンダ孔と
の間の摩擦により差動歯車装置の係止作用の実質的な上
昇を差動装置バスケツト内で生じるために、補正輪が周
部上に不均一に分布することがすでに提案されている。
【0004】
【発明が解決すべき課題】かかる提案は、例えば、構造
上の観点において最大限可能な数に比して質量バランス
および補正輪の不可欠な減少に関して若干の欠点を有す
る。
【0005】本発明は軸動シヤフト輪に関して補正輪の
周部分布から独立して、すなわち、同様にとくにまた対
称配置において、構造的な多くの消費なしに実質的に高
められた係止作用を可能にする言及された種類の差動歯
車装置を提供することに基礎を置いている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このための解決は、軸動
シヤフト輪の少なくとも1つおよび/またはそれと歯係
合にある補正輪が前記一方の軸動シヤフト輪と前記一方
の補正輪との間のその歯係合領域の少なくとも1部分で
噛み合いの両前面の頭部円直径DK の中心点MK 1 ,M
K 2 の真っ直ぐな接続線AB から噛み合いの局部的な円
弧直径の中心点DT n の半径方向のずれを有しそして上
述した軸動シヤフト輪のシリンダ孔の直径DB とその頭
部円直径DK との間の差が前記軸動シヤフト輪のそれぞ
れの大きい半径方向のずれes の2倍の量および前記軸
動シヤフト輪と歯係合にある前記一方の補正輪のそれぞ
れの大きい半径方向のずれep の単一の量からの合計よ
り小さいことからなる。
【0007】軸動シヤフト輪における大きなずれに関す
るes および補正輪における大きなずれに関するep
よればそれぞれ頭部円中心点MK と円弧中心点MT との
間にその場合に(DB −DK )<2es +ep が認めら
れ、そのさいDB は軸動シヤフトの孔直径およびDK
軸動シヤフトの頭部円直径である。このさいep かまた
はes は、それが条件の正しさに基づくことなしに、ま
たゼロにされることができる。
【0008】このさい、歯係合位置から独立して、すな
わち、両軸動シヤフト輪間の補正運動にに際して、少な
くとも周期的に少なくとも一方の軸動シヤフト輪のその
シリンダ孔との摩擦接触が差動装置支持体において発生
する。
【0009】本発明による測定指示によれば、軸動シヤ
フト輪がそのシリンダ孔内で心出しされかつ補正輪から
そのシリンダ孔に遊びを持って保持されるだけでなく、
どのような回転数補正運動に際しても、すなわち差動装
置支持体内の軸動シヤフト輪の相対的な回転に際して、
摩擦を発生する平滑運動がその孔内で軸動シヤフトの歯
頭部において生じることが保証される。本発明によるる
差動歯車装置の係止作用はそれに伴ってかなり増大する
ことができる。
【0010】本発明による措置は第1の好適な実施例に
よれば、前記した半径方向のずれによる前記軸動シヤフ
ト輪または補正輪での噛み合いの局部的な円弧直径の中
心点の前記接続線が屈曲された線を描くことにより実現
することができる。
【0011】第2の考え得る実施例によれば、軸動シヤ
フト輪または補正輪での噛み合いの局部的な円弧直径の
中心点の接続線が前記噛み合いの両前面の頭部円直径の
中心点の上記真っ直ぐな接続線に対して平行に延びるこ
とが可能である。両方の措置はそれぞれ軸動シヤフト輪
の孔直径の対応する選択と結合することができる。上述
した第1の措置は、実質上、対応する輪が非軸方向対称
として考慮することができ、すなわち、実質上屈曲を有
することを意味する。かかる形状は例えば得られた熱処
理措置により獲得されることができる。
【0012】上述した第2の解決は実質上、頭部円中心
点の軸線および対応する歯車の円弧中心点の軸線が相対
して移動され、その結果歯車が断面において非対称であ
ることを意味する。それは例えば歯車のフライス用取り
付けに比して研磨用の偏心取り付けにより獲得されるこ
とができる。
【0013】上述した両措置はまた互いに結合されるこ
とができる。
【0014】軸動シヤフト輪および補正輪は普通それぞ
れ重なり合って等しい大きさからなり、すなわち、利用
は均一な回転モーメント分布を有する差動装置に関す
る。このさいそこで本発明による両方の軸動シヤフト輪
についての条件が認められることができる。しかしなが
らまた利用は等しくない回転モーメント分布を有する、
すなわち等しくない大きさの軸動シヤフト輪を有する差
動装置において可能である。少なくとも軸動シヤフト輪
の一方に関してその場合に上述した条件が優勢をしめる
べきである。
【0015】本発明の好適な実施例を以下に再現しかつ
図面に基づき説明する。
【0016】
【実施例】多数の部分からなる差動装置バスケツト(支
持体)1が示され、図示してない玉軸受がそれに取り付
けられることができる軸受座2,3を有する。これによ
り差動装置バスケツト1が図示してない歯車装置ケース
内に回転可能に取り付けることができる。1側でフラン
ジ4を有し、これに駆動ピニオンが固定可能である。差
動装置バスケツト内には同軸の孔またはポケツト5,6
が設けられ、それに2つの同軸の半径方向の遊びを有す
る軸動シヤフト輪7,8が回転可能に取り付けられる。
上述した輪は軸動シヤフト9,10を有し、これらは差
動装置バスケツトから出て、回転固定で接続される。差
動装置バスケツト内にさらに少なくとも対で侵入する2
つのグループの孔が設けられる。これらの孔内にその歯
頭部に摺動可能に補正輪13,14が取り付けられる。
孔またはポケツト11,12はそれぞれ孔5,6に侵入
し、その結果それぞれ補正輪13は軸動シヤフト輪7と
そして補正輪14は軸動シヤフト輪8と噛み合う。断面
において判るように、さらにそれぞれ2つの補正輪1
3,14間の噛み合い係合は軸動シヤフト輪の間の軸方
向中心区域において設けられる。軸動シヤフト輪のまわ
りの補正輪の回転対称分布に基づいて、軸動シヤフトは
技術水準により心出しされかつ接触なしにケース孔5,
6内に保持される。
【0017】図3および図4において対応する部分は図
1および図2おけるようにそれぞれ30だけ引き上げら
れた符号により示される。ここに示した実施例において
異なる大きさからなる軸動シヤフト輪37,38が異な
る円弧上に補正輪43,44をそれに応じて横たえられ
かつ異なる長さを有し、その結果その反対側の歯係合が
軸方向に見て小さい軸動シヤフト輪37の区域内に横た
わる。差動装置バスケツト31の駆動のためのフランジ
に代えてこれは内方噛み合い34を備え、この噛み合い
に駆動管軸が係合することができ、これは第2の軸動シ
ヤフト40に対して同軸に横たわる。軸動シヤフト3
9,40は鎖線でのみ示される。差動装置バスケツトに
は第2の取り付けが言及された、図示してない駆動軸を
介して間接的に行われる軸受座32のみが示される。図
4において、均一な周部分布の補正輪43,44の配置
およびポケツト41,42内へのその取り付けを見るこ
とができ、それにより断面で示された軸動シヤフト輪3
7および点線でのみ示した軸動シヤフト輪38が技術水
準に応じてそれぞれ心出しされかつ接触なしでそのケー
ス孔35,36内に保持される。
【0018】図5において、図4に関連して対角線区域
が2つの補正輪44,44’およびそれらの間でその孔
36内で心出しされて保持される軸動シヤフト輪38と
ともに示される。鎖線により互いに押しつける上述した
輪の円弧T4 4 ,T3 8 が示され、補正輪はそのさい実
質上対角線I−Kの方向に歯頭部とともにその孔または
ポケツト42,42’内に支持される。
【0019】図6において実質上図5におけると同一の
構造が示される。対応する部分はそれぞれ10だけ引き
上げられた符号により示される。簡単化のために歯頭部
との噛み合いに代えてその中心点MK を有する頭部円が
再現される。補正輪54において円弧円T5 4 の中心点
T は頭部円K5 4 の中心点に対して量ep だけずらさ
れる。軸動シヤフト輪48は軸動シヤフト輪38に完全
に対応する。全く同様に補正輪54’は補正輪44’に
対応する。DB により孔46の直径が示されそしてDK
により軸動シヤフト48の頭部円直径が示される。偏心
度ep が軸線I−Kに横たわる図示端位置において、条
件(DB −DK )<ep が満たされるとき、頭部円K
4 8 が孔内に配置される。軸動シヤフト輪48の偏心延
長はその場合にep /2となる。
【0020】図7において図6におけると同一部分は同
一符号により示される。頭部円K53 の中心点MK に関
連して円弧T5 4 の中心点MT の偏心ずれはさらに対角
線I−Kの方向に横たわるが、頭部円中心MK に対して
軸動シヤフト輪48の方向に横たわる対向側のポケツト
46での軸動シヤフト輪48の頭部円K4 8 の設置は場
合によつては再び、(DB −DK )<ep であることの
条件によりり行われる。軸動シヤフト48自体の偏心延
長はそのさい再びep /2である。
【0021】図6および図7から、本発明により実施さ
れた補正輪の回転に際して補正輪48の摺動配置が2度
その孔46において生じることが明らかである。
【0022】図8において図6および図7に比して対応
する詳細は1だけ引き上げられた符号により示される。
対角線I−Kにおいて補正輪64,64’は通常の形状
からなり、すなわちその円弧T6 3 はその頭部円K6 3
に対して同中心的に置かれる。それに対して軸動シヤフ
ト輪58は本発明によれば、その円弧T5 8 の中心MT
がその頭部円K5 8 の中心MK に対してずらされる。偏
心移動はes により示されかつ対角線I−Kの方向に置
かれる。DK により頭部円の直径が、DT により円弧の
直径がそして孔56の直径が示される。軸動シヤフト輪
58の孔またはポケツト56との頭部円K5 8 の摩擦接
触がそこで、条件(DB −DK )<2es が認められる
とき行われる。これらの摩擦接触はポケツト内での軸動
シヤフト輪58の回転運動により回転する。
【0023】図9において図8に比して対応する詳細は
それぞれ10だけ引き上げられた符号により示される。
補正輪74の実施例は図6および図7による補正輪54
の実施例に対応する。円弧T7 4 の中心MT の偏心度e
p は対角線I−Kの方向において頭部円K7 4 の中心M
K に対してこのさい図6の位置にしたがつて半径方向外
方に移動させられる。
【0024】軸動シヤフト輪68は図8による実施例に
対応する、すなわち、頭部円K6 8の中心と円弧T6 8
の中心との間に偏心度es が設けられる。これはしかし
ながら対角線I−K上に反対方向につまり補正輪74’
に対して水平に受容される。図示された位置において軸
動シヤフト輪68の頭部円はその孔66において接触す
る。そのように配置するための条件は(DB −DK )<
p +2es により示される。頭部円K6 8 の中心はこ
のさいサイクロイドにより循環し、その結果軸動シヤフ
ト輪の回転の間中孔66との頭部円K6 8 の接触が多数
回生じる。
【0025】図10は本発明による歯車を示す。該歯車
の前面の頭部円中心MK 1 ,MK 2は真っ直ぐな関連線
により互いに接続される。これからずらして局部的な円
弧中心MT n を互いに接続する屈曲された軸線AT が延
在する。歯車を通る少なくとも1断面に関して局部的な
頭部円中心点MK n と局部的な円弧中心点MT n との間
に偏心ずれep ,es が設けられねばならない。
【0026】図11において図10におけると同様な概
念が利用される。ここで関連軸線AB は頭部円中心点M
K 1 およびMK 2 および局部的な円弧中心点MT n を有
する軸線A−Tによりそれに対して平行に延在し、その
結果偏心ずれep ,es が歯車の前面においてかつ歯車
を通るそれぞれ任意の断面において同一の大きさにあ
る。
【0027】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、差動装置ケー
ス内に回転可能に取り付けられた差動装置支持体、該差
動装置支持体内でシリンダ孔に回転可能に取り付けられ
た、2つの互いに同軸の軸動シヤフト輪および前記差動
装置支持体内に軸なしで孔に取り付けられた軸平行配置
の多数の補正輪を備え、そのさい前記補正輪が一方の部
分で前記軸動シヤフトの一方とかつ他方の部分で軸動輪
の他方とそして重なり合ってそれぞれ補正輪のそれぞれ
他方の部分の少なくとも1つと係合している差動歯車装
置において、軸動シヤフト輪の少なくとも1つおよび/
またはそれと歯係合にある補正輪が前記一方の軸動シヤ
フト輪と前記一方の補正輪との間のその歯係合領域の少
なくとも1部分で噛み合いの両前面の頭部円直径DK
中心点MK1 ,MK 2 の真っ直ぐな接続線AB から噛み
合いの局部的な円弧直径の中心点DT n の半径方向のず
れを有しそして上述した軸動シヤフト輪のシリンダ孔の
直径DB とその頭部円直径DK との間の差が前記軸動シ
ヤフト輪のそれぞれの大きい半径方向のずれes の2倍
の量および前記軸動シヤフト輪と歯係合にある前記一方
の補正輪のそれぞれの大きい半径方向のずれep の単一
の量からの合計より小さい構成であるので、軸動シヤフ
ト輪がそのシリンダ孔内で心出しされかつ補正輪からそ
のシリンダ孔に遊びを持って保持されるだけでなく、ど
のような回転数補正運動に際しても、すなわち差動装置
支持体内の軸動シヤフト輪の相対的な回転に際して、摩
擦を発生する平滑運動がその孔内で軸動シヤフトの歯頭
部において生じることが保証され、それにより差動歯車
装置の係止作用をかなり増大することができる差動歯車
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用することができる同一の回転モー
メント分布を有する軸差動装置を歯車箱なしで示す長手
方向断面図である。
【図2】切断線E−Fに沿う図1による差動装置を示す
横断面図である。
【図3】鎖線のみで示した歯車箱を有する本発明を利用
することができる不均一な回転モーメント分布を備えた
中心差動装置を示す長手方向断面図である。
【図4】図3による切断線G−Hに沿う差動装置を示す
横断面図である。
【図5】技術水準により図4による差動装置において例
えば対角線I−Kに沿う噛み合い装置を示す説明図であ
る。
【図6】第1端位置において本発明による第1実施例に
おける図5と同様な噛み合い装置を示す説明図である。
【図7】第2端位置において図5による噛み合い装置を
示す説明図である。
【図8】端位置において本発明による第2実施例におけ
る図5と同様な噛み合い装置を示す説明図である。
【図9】端位置において本発明による第3実施例におけ
る図5と同様な噛み合い装置を示す説明図である。
【図10】第1実施例において本発明による軸動シヤフ
ト輪または補正輪を示す説明図である。
【図11】第2実施例による本発明による軸動シヤフト
輪または補正輪を示す説明図である。
【符号の説明】
1 差動装置バスケツト(支持体) 5 孔(ポケツト) 6 孔(ポケツト) 7 軸動シヤフト輪 8 軸動シヤフト輪 11 孔(ポケツト) 12 孔(ポケツト) 13 補正輪 14 補正輪 31 差動装置バスケツト(支持体) 35 ケース孔 36 ケース孔 37 軸動シヤフト輪 38 軸動シヤフト輪 41 ポケツト 42 ポケツト 43 補正輪 44 補正輪 46 ポケツト 48 軸動シヤフト輪 56 補正輪 58 軸動シヤフト輪 64 補正輪 66 孔 68 軸動シヤフト輪 74 補正輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング・ヒルデブラント ドイツ連邦共和国 ローマール 1、アウ フ・デム・ショイエル 12 (72)発明者 クラウス・グロイリッヒ ドイツ連邦共和国 ホーリヒ、ミューレン シュトラーセ 1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差動装置ケース内に回転可能に取り付け
    られた差動装置支持体(1,31)、該差動装置支持体
    内でシリンダ孔(5,6;35,36;46;56;6
    6)に回転可能に取り付けられた、2つの互いに同軸の
    軸動シヤフト輪(7,8;37,38;48;58;6
    8)および前記差動装置支持体内に軸なしで孔(11,
    12;41,42;52;62;72)に取り付けられ
    た軸平行配置の多数の補正輪(13,14;43,4
    4;54;64;74)を備え、そのさい前記補正輪が
    一方の部分で前記軸動シヤフトの一方とかつ他方の部分
    で軸動シヤフト輪の他方とそして重なり合ってそれぞれ
    補正輪のそれぞれ他方の部分の少なくとも1つと係合し
    ている差動歯車装置において、 前記軸動シヤフト輪(7,8;37,38;48;5
    8;68)の少なくとも1つおよび/またはそれと歯係
    合にある補正輪(13,14;43,44;54;6
    4;74)が前記一方の軸動シヤフト輪と前記一方の補
    正輪との間のその歯係合領域の少なくとも1部分で噛み
    合いの両前面の頭部円直径DK の中心点MK1 ,MK 2
    の真っ直ぐな接続線AB から噛み合いの局部的な円弧直
    径の中心点DT n の半径方向のずれを有しそして上述し
    た軸動シヤフト輪のシリンダ孔(5,6;35,36;
    46;56;66)の直径DB とその頭部円直径DK
    の間の差が前記軸動シヤフト輪のそれぞれの大きい半径
    方向のずれes の2倍の量および前記軸動シヤフト輪と
    歯係合にある前記一方の補正輪のそれぞれの大きい半径
    方向のずれep の単一の量からの合計より小さいことを
    特徴とする差動歯車装置。
  2. 【請求項2】 前記した半径方向のずれep , s によ
    る前記軸動シヤフト輪または補正輪での噛み合いの局部
    的な円弧直径の中心点MT n の前記接続線AT は屈曲さ
    れた線を描くことを特徴とする請求項1に記載の差動歯
    車装置。
  3. 【請求項3】 前記軸動シヤフト輪または補正輪での噛
    み合いの局部的な円弧直径の中心点MT n の前記接続線
    T が前記噛み合いの両前面の頭部円直径の中心点の上
    記真っ直ぐな接続線AB に対して平行に延びることを特
    徴とする請求項1に記載の差動歯車装置。
JP4177764A 1991-06-12 1992-06-12 差動歯車装置 Expired - Lifetime JP2520820B2 (ja)

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DE41-19-314-8 1991-06-12

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